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第五章 姫様と宰相
屋台の準備とファプール大量収穫計画♡
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権利局で権利書が発行されると、権利書の所持者に許可なく全く同じ物を作るのは違法になるらしく、作って販売したいなら権利者へお金を払わないといけないと言われた。
やはり著作権と同じみたいだ。
ただマヨネーズに関しては、自分で研究して似たような物を作るのは大丈夫だが、全く同じ物をるのは違法になるので、似たようなマヨネーズ紛いのソースはその内出てくるだろうという。
料理のレシピなんて再現レシピがたくさんあったし、それまで禁止にしてしまうと料理業界が発展しないだろう。
元の世界にも、いろんなメーカーのマヨネーズがあったしな。
料理以外は権利の効果が明確で、同じ発想の物を許可無く作っただけでも違法になるらしい。
要は早い者勝ちなんだろう。
権利局を出てグーテンベルクへ向かった。
応接室に通されたので、フライドポテトと唐揚げの写真を渡すと、俺が作ったカメラの魔道具を是非見せて欲しいとお願いされたので、収納からカメラとタブレットを出して説明した。
ハイデルベルク社長は、動画まで撮影出来る事は知っていたみたいだが、その魔道具を俺が簡単に作ってしまった事に驚いて、エルノールさんは欲情した声を上げた。
ハイデルベルク「す、凄い⋯! こんなキャメラの魔道具を作れてしまうなんて⋯」
エルノール「はぁぁ、タカシ様⋯♡ あっ、失礼しました!」
西区の印刷会社の事務員なので、やはり客である人間男性に欲情してしまうのは問題らしく、エルノールさんが申し訳なさそうに謝罪してきた。
混血種の女性をすぐに欲情させてしまうから、罪悪感が湧いてしまうな。
調子に乗っている気はするが仕方ない。
メニュー表の打ち合わせの続きをして、値段や高級肉を使った限定メニューも追加し、メニュー表の原型が出来たので、早速1000枚ほど印刷してもらう事になった。
メニュー表を配っておけば、次は違うメニューを食べようと考えてもらえるから、お客の食欲を煽る事が出来るだろう。
打ち合わせが終わると、ハイデルベルク社長は「早速印刷に取り掛かります!」と言って、やる気満々で作業場へ行ってしまった。
トランプの時もそうだったが、仕事の事になると他の事が見えなくなる人みたいだ。
またエルノールさんに社長の事を謝られたが、気にしないように言ってグーテンベルクを後にした。
路地に入ってセドム村の家屋へ「転移」すると、みんなが一生懸命パン生地を作ってくれていた。
ユナ「あっ、タカシさん♪ お帰りなさい」
みんな「「「お帰りなさ~い♪」」」
ユナに釣られて、みんな嬉しそうにお帰りを言ってくる。
「ただいま。凄く頑張ってくれてありがとう。ちゃんと休憩もしてね」
みんな「「「はい♪」」」
焼く前の丸いパン生地が山ほど出来ているので詳しく聞くと、ユナが小麦粉を大量に仕入れてくれていたらしく、みんなで丸いパン生地やフライドポテトを作りまくっていたらしい。
ユナ「東区のキッチンへ運べるように、『転移』魔法を付与してくれませんか?」
王都の東区へは、休憩所からニーナさんかナナさんにお願いして運んでもらうしかないからな。
ユナは「転移」が付与されたブレスレットを持っているが、東区に行ったことがないから「転移」できないし、あれはあまり使わないで欲しい。
「分かった。東区のキッチンには、パンを大量に焼ける魔道具を設置したから、みんなはパン生地やフライドポテトを作ってくれるだけでいいよ」
みんな「「「はい♪」」」
みんな俺の役に立てるからなのか、嬉しそうに返事をしてくれた。
寺院の子供達が作ってくれた笹籠にハンバーガーを入れるから、東区と寺院も「転移」で繋げておいた方がいいな。
子供達が「転移」してしまうのは危険だから、ミランさんだけ「転移」出来るように「設定」しよう。
家屋のキッチン横の柱に東区のキッチンへ「転移」出来るように魔法を付与し、俺は寺院へと「転移」した。
ミラン「あっ、タカシさん♪ ラルフさんのお陰で笹籠の生産は順調です。もう300個ほど出来ているんですが、どうしたらいいですか?」
もう300個も作ってくれたのか!?
いくらこの世界の子供が器用とはいえ、笹を編むのも大変だろうと思っていたのに⋯。
エマ「ラルフさんが作ってくれた道具のお陰で、凄くスムーズに作れるんです。だから無理してる訳じゃないですよ?」
俺が心配した事をエマちゃんが慌ててフォローしてきた。
ユナの妹だからなのか、俺の表情から察してくれたみたいだな。
俺は愛する女性に支えられいるんだと、改めて感謝しかない。
「ハンバーガーの生産を王都の東区で始めたので、早速笹籠を貰って行きますね。一応ミランさんだけが『転移』出来るように魔法を付与しておくので、出来た笹籠を運んでもらえますか?」
ミラン「はい♪ お任せください!」
「追加で申し訳ないのですが、笹の葉でこういう入れ物も作ってもらえますか?」
俺がフライドポテトと唐揚げのサンプルを出して説明すると、すでに何個か作ってあった。
ミラン「エマちゃんに聞いたので、すでに作り始めてます。これは笹籠より更に簡単なのでお任せください」
エマちゃんが頼んでいてくれたみたいだ。
「ありがとう、エマちゃん。じゃあお願いします。木曜日までに出来ればいいですから、無理だけはしないでください。後で子供達が遊べる物を持ってくるので、夜はみんなで遊んでくださいね」
ミラン「ありがとうございます」
完成した笹籠を収納して、東区のキッチンへ「転移」した。
「笹籠を貰ってきたので、ハンバーガーを入れて収納していきましょう」
サム、アイネ「「はい!」」
やる気満々だから、ちょっと心配だな。
「販売まで4日ありますから、無理だけはしないでくださいね」
サム「はい。みんなが手伝ってくれるので、このペースなら大丈夫です」
アイネ「凄くワクワクしてきました♪」
2人とも笑顔で、凄く楽しみな感じだ。
このペースなら、500個は今日中に出来そうだな。
でもフライドポテトと唐揚げもあるし、金、土、日曜日の3日分欲しい。
3日で500個じゃ足りない気もするから、作り過ぎても大丈夫だろう。
全て順調に進んでいるのは、みんなが頑張ってくれているお陰だ。
俺は本当にいい人達に巡り会えたな。
途中でランさんが精肉してくれた魔物肉が届いたので、俺も揚げ物やハンバーグ作りを手伝う。
リカさんやリタ達、ミリアちゃんやサラちゃんまで手伝いに来てくれた。
ミリアちゃんには久しぶりに会うので、いつものように腰に抱き付かれ、それを見たサラちゃんにも同じように抱き付かれた。
どうやらミリアちゃんは、俺が父親のジョーイさんに渡したキラービーのハチミツを食べて凄く感激したらしく、それを俺が「ミリアちゃんにも食べさせてあげて」と言ってジョーイさんに渡した事が嬉しかったみたいだ。
サラちゃんはミリアちゃんに釣られて抱き付いたみたいだが、ちょっと欲情したような表情をしているな。
2人のケモ耳を優しく撫でているのを、微笑ましくも羨ましそうに獣人女性達が見ているのが気まずい。
リカ「このジャガイモの皮を剥く道具は凄いですね!」
リカさんはピーラーに感激している。
「俺は包丁で皮を剥くのが苦手だがら、これがあった方がいいと思ってね」
本当は「転移」で皮と芽だけ取ってしまえばいいけど、それは間に合わない時の最終手段にしよう。
魔法で料理を簡単に作っては、食べてもらう人に悪い気がするし、やはり気持ちが籠っていない。
みんなでハンバーガーを作っていると、マミさんから「念話」が入った。
マミ『タカシさん、ファプールの芽が出ました~♪』
おおっ!
今日はいろんな事が上手くいく日だな。
『凄い凄い! ありがとう、頑張ってくれて』
マミ『凄いのはタカシさんですぅ♪ この暑い季節にファプールの芽が出る建物を思い付くなんて⋯』
少し舞い上がっているようで、「念話」の声が凄く嬉しそうだ。
『ちょっと様子を見に行くよ』
マミ『はい♪』
ハンバーガーの生産が一段落したので、みんなに言ってからビニールハウスに「転移」した。
ビニールハウスの中へ入ると、暑くも寒くもない丁度過ごしやすい春の日のような温度だった。
マミ「ああ、タカシさん♪」
マミさんとビーフさんが嬉しそうに俺を見ている。
ビーフ「芽が出ましたよ。やっぱりタカシさんが作ってくれたシャワーの水をあげたら、翌日には芽が出ました」
う~ん⋯やはり俺が魔法を付与したから、水も普通じゃないみたいだな。
川の水の方がいいと思うが、俺の精子の効果はもう無いだろう。
いや、俺が精子をかけたら⋯⋯いやいや、食べる物だから⋯⋯いやそれなら、さっき収穫したお米も⋯⋯。
あまり考えないようにしよう。
「理由はよく分からないですが、植物が育つなら良かったです」
ビーフ「ただファプールは球根植物なので、一旦栄養を球根に蓄えて、それから実が出来ますから、早くても冬くらいにならないと収穫出来ないと思います」
そうか。
球根植物だから、夏に葉を実らせ光合成をして冬は冬眠状態。
それから春に花が咲いたり、実が生ったりするんだった。
ビニールハウスだから冬は無いが、最低4ヶ月くらいは収穫出来ないだろうな。
「それは仕方ないですよ。冬にファプールが食べられると思って待ちましょう」
マミ「はい。この芽が最後の希望なので頑張ります!」
最後?
ビーフ「ああ、ファプールは傷みやすいので、最適な室温を調べるのが大変でした。だからここに埋めたのがタカシさんに貰った最後のファプールなんです」
ファプールは美味しいが、かなり傷みやすいと聞いている。
それでも16個で最適な温度を探り当ててしまうのは、流石ビーフさんやマミさんだと尊敬する。
でも芽が出て嬉しそうだったマミさんが、少し神妙な表情なのが気になるな。
理由は察しが付くが⋯。
「芽が出る最適な温度が分かっただけでも凄いですよ。始めに言いましたけど、失敗しても大丈夫ですから、無理だけはしないでくださいね」
ビーフ、マミ「「はい!」」
ビーフさんにはハンバーガー屋台やポップコーン用のトウモロコシの生産もお願いしているし、始めて作るから失敗は付き物だと言ってあるので大丈夫そうだが、マミさんは余計プレッシャーになったみたいで、ちょっと焦りが混じった表情をしている。
だが何を言っても焦らせてしまうだけだろうし、失敗しそうなら夜中にビニールハウスへ忍び込んで精子をかけてみよう。
拐われて酷い目に遭ってきたマミさんが落ち込んだ顔は見たくない。
ハンバーガー屋台の野菜やポップコーンが大量に必要なので、俺が土魔法で空いている土地を耕すから、その為の畑を増やして欲しいとビーフさんにお願いすると、田んぼの世話が俺の魔法で終わってしまったし、俺が魔法を付与した水遣りシャワーのお陰で野菜の収穫も早いので、俺が魔法で土地を耕してくれるなら、いくらでも増やして欲しいと逆にお願いされた。
本当に農業が好きというか、もう農業オタクなんだろう。
2人にお礼を言ってビニールハウスを出て、リカさんの飲食店の様子を見に行くと、ベンさんと作業員が内装の仕上げをしていた。
厨房が広めでカウンターは6席、テーブル席は7つ作ってあるようだ。
「お疲れ様です」
ベン「ああ、タカシさん。夕方までには完成するので、魔法の付与をお願いします」
厨房には換気扇やお湯と水の出る水道、オーブンやコンロもあるし、店の天井に大きなエアコンがあるので、俺は順番に魔法を付与していき、ベンさん達に冷えたジュースを差し入れて、また東区のキッチンへ「転移」して戻った。
かなり忙しいが気もするが、実際働いてくれているのはみんなだし、俺は魔法を念じているだけだ。
東区のキッチンへ戻って調理済み収納箱を起動すると、ハンバーガーが500個以上出来ていた。
予想を上回る早さだな。
でも無理だけはしないでくださいと言ったし、エアコンも効いているから、みんな楽しそうにハンバーガーを作っているみたいだ。
「凄い早さですね! もう500個以上出来ているじゃないですか!」
サム「みんなが手伝ってくれますし、セドム村の家屋と分担して作っているので、かなり効率がいいんですよ」
パン生地は別の場所で作った方が効率いいみたいだから、しばらくは家屋のみんなに手伝ってもらおう。
また俺も手伝って、夕方までハンバーガーや唐揚げを作り続けた。
魔物の肉が多いから、高級ハンバーガーが多めになってしまったな。
真似されて、似たようなハンバーガーを売るライバル店がすぐに出てくるだろうから、開店セールという事で、しばらくは高級ハンバーガーの値段を下げて売り出すか。
夕方になったので、まだ作りたがっているみんなに言い聞かせて、今日の仕事を終了してもらった。
ブラック企業にならないように気を付けているし、有給やボーナス制度も考えておこう。
セドム村に「転移」して、ユナ達にもパン生地作りを終了してもらい、俺は休憩所へ向かった。
ラルフ「お願いされた50インチのタブレットは出来ていますよ」
大画面タブレット、いや大画面テレビが4台ある。
何も言っていないのに、枠を黒く塗ってあるのは凄いセンスだな。
理由を聞くと、ニールさんのアイデアだと言われた。
「ありがとうございます。みんなの家屋の寝室と、カルシェ村のアミさん達の家屋の壁に取り付けをお願いします。 後2台は持って帰るので、棚の上に置けるように台座を付けてください」
壁に設置してしまうより、台座を付けてテレビ台に置けるようにしておけば、寝室に持っていって撮影したエッチな動画も観られる。
ラルフ「はい、お任せください」
そう言ってラルフさんは、すぐに立派な台座を取り付けてくれた。
かなりしっかりしているから、簡単に倒れたりしないだろう。
「取り付けが終わったら、今日はもう上がってください」
俺が魔法を付与し終えると、ラルフさんが「念話」でベンさんを呼び、家屋へ大画面テレビを取り付けに行った。
俺は大画面テレビを2台と、ラルフさんが暇潰しのように作ったというジェンガを収納し、寺院へ「転移」した。
トランプの在庫は収納にあるから大丈夫だが、寺院の子供達が遊べる物を考えておかないとな。
けん玉とか駒、ガラスが安く手に入るならビー玉とか⋯⋯。
あっ! 人生ゲームのようなボードゲームもいいな。
俺もユナ達やエリダさん達と遊んでみたいから、グーテンベルクへ印刷をお願いしてみよう。
夕方なので作業員達に寺院の修繕工事を終えてもらい、俺は寺院の中へ入った。
俺がお願いしていた通り、もう笹籠やフライドポテトの入れ物作りは終了して、今から子供達はお風呂へ入るところだった。
夕食はお風呂から上がってからみたいだな。
ポップコーンやプリンを用意しておけば良かった。
ミラン「あっ、タカシさん♪ どうされたんですか?」
「ちょっと子供達にプレゼントがあって来たんです」
ペルセウスの演劇を子供達に見せていいのか分からないので、ミランさんに50インチテレビの説明をした。
「王都で公演されている、ペ、ペルセウス様の演劇を⋯!? 凄いです♪ あの⋯⋯え、エッチな内容があったりしますか?♡」
子供達に見せるなら教育上良くないみたいで、ミランさんが心配そうな、それでいて欲情した表情で聞いてきた。
「俺が観た感じでは大丈夫でしたが、一応ミランさんが1人で先に観て、子供達に観せていいか判断は任せます」
この世界の教育が分からないし、そういう事はプロのミランさんに任せた方がいいだろう。
「分かりました。子供達がお風呂へ入っている内に、私が1人で観てみます!」
エッチな内容では無いが、何故かペルセウスの演劇を観ると獣人女性は欲情するみたいなので、俺はトランプとジェンガを渡すついでに震えるクリボーも収納から取り出した。
「これはトランプとジェンガという遊び道具で、こっちはその⋯⋯俺が魔法を付与したクリボーで、魔力を込めると震えます」
「く、クリボーを!? ありがとうございます♡ タカシさんって本当に⋯⋯♡♡」
かなり嬉しかったようで、ミランさんが満面の笑みを浮かべた。
子供達が居るから、オナニーする場所には困るだろうけど、ミランさんの部屋もあるから大丈夫だろう。
ジェンガも渡して遊び方を説明し、少しだけ遊んでみると、ミランさんは凄く喜んでくれた。
子供達がお風呂へ入っている内にと、ミランさんが演劇をチェックしに行ったので、キッチンを借りてポップコーンを大量に作って渡しておいた。
寺院の子供達にも、俺に出来る事は何でもして幸せにしてあげたい。
寺院からユナの家に「転移」すると、ユナがキッチンで夕食を作っていた。
今日はコーンクリームシチューだったな。
お米も手に入ったし、唐揚げや大きなツレナイもあるから、俺も隣で料理をしよう。
「あっ、タカシさん。お帰りなさい♪」
「ただいま、ユナ。お米が手に入ったから、俺も料理を手伝うよ」
「はい」
お米が一晩で実った話をしたが、ユナはお米がどれくらいで収穫出来るのか知らないみたいで、あまりピンと来ていない感じだった。
粘土鍋にお米を3合分入れて、簡単に洗って炊き始める。
「このお米は俺が魔法で精米したから、あまり洗わなくていいんだ」
「そうなんですね。なら私も今日はお米を食べます」
ユナもお米が気に入ったみたいだが、今日のお米は新米で、しかも粒も少し大きいから、前に食べたお米より美味しいだろう。
お米が炊き上がったので、蒸らした後にかき混ぜてから収納し、次はツレナイを焼いていく。
ユナのコーンクリームシチューも、もうすぐ完成するみたいだ。
5キロくらいのツレナイを収納から出すと、ユナが凄く驚いていた。
元の世界で毎年寒ブリを送ってくれる知り合いが居たので大きな魚を捌く事は出来るが、これは大きくてもツレナイという鮎だし、内臓だけ取って塩焼きにしよう。
骨は太くなっているから食えないが、鱗は川魚って感じだから、弱火でじっくり火を通そう。
メグちゃんに差し入れしてあげたいので、内臓を取ったツレナイ2匹に太い串を刺し、庭で串焼きにして大きなツレナイの塩焼きが完成した。
夕食が完成したが、エマちゃんが帰って来ないな。
「エマちゃんは?」
「エリダさん達に用事があるみたいで残ったんですが、もうすぐ帰って来ると思います」
「じゃあメグちゃんにツレナイを差し入れしてくるよ」
「はい。行ってらっしゃい、タカシさん♪」
キャロ達の家の前に「転移」して玄関をノックすると、ターニャがドアを開けてくれた。
「大きなツレナイが捕れたから、みんなで食べて」
焼き立てのツレナイを収納から出す。
ターニャ「ありがとうござ⋯⋯えぇっ! 凄く大きいですね! 美味しそう⋯♪♪」
メグ「ツレナイにゃん♪」
キャロ「わぁぁぁ、凄い♪」
リリ「ありがとうございますぅ♪」
みんな出て来て大きなツレナイの塩焼きに釘付けになった。
メグちゃんはヨダレが垂れてしまっている。
流石に足りると思うが、メグちゃんがたくさん食べるだろうから、まだ焼いていないツレナイも渡してユナの家に帰った。
「お帰りなさい♪」
「ただいま」
ただいまのキスをしたくなったので、そのままユナを抱き締めてキスをした。
「あっ⋯んちゅっ、はむっちゅるるっ⋯タカシさん♡」
「ちゅっ、んぢゅるるっ、ただいまのキスだよ」
「嬉しい⋯♡」
ちょっと欲情してしまったみたいだ。
「エマから連絡があって、もう少し帰るのが遅くなるみたいです」
まだ夕食には少し早いし、何か大事な用事かも知れないな。
催促するのは可哀想だから待っていよう。
「今日はミーシャ達は来ないの?」
コーンクリームシチューを楽しみにしていたから、来るんじゃないか?
「それが、ミーシャとアイリが受けた依頼はヘイラスの街まで荷物を運ぶ業者の護衛で、明後日まで帰れないそうです」
盗賊や魔物に困ってる人も居るから、2日に1度は依頼を受けると言っていたな。
それよりヘイラスは俺も1度行ってみたい。
ユーリは仕事が終わったら来るらしいので、今はユナと2人っきりだな。
ちょっとムラムラしてきた。
作り終えた料理を収納して、俺は50インチタブレットをリビングの棚に設置した。
明日、換気扇とかも取り付けてもらおう。
「凄く大きなタブレットですね!」
「うん。壁よりこれの方が綺麗に映るから、建築会社の人に頼んで作ってもらったんだ。エッチな動画も大きな画面で観られるよ」
「はぁぁぁ♡」
大画面でエロ動画を観たら最高だろう。
ユナが欲情してしまったので、俺は1つ試してみたいお願いをする事にした。
「ちょっとお願いがあるんだけど、聞いてくれる?」
「はい、もちろん! 何でも言ってください」
俺にお願いされる事が嬉しいみたいだ。
「前にユナがファプールを採った場所は覚えてる?」
「はい。タカシさんが魔法の練習をした場所の近くです」
まだ外は暗くなっていないから、ユナが欲情しているなら行ってみよう。
「ちょっと試したい事があるから、今から連れて行って欲しい」
ユナのおっぱいを優しく揉んで、「転移」と念じて魔法の練習をした広場に「転移」した。
この近くにも「魔物避けの木」が生えているらしく、「探索魔法」で調べても魔物は居なかった。
「家の方に少し戻りますが、あの岩の間を抜けて少し歩いた所です」
ユナに以前教えてもらった広場の、岩が2つ並んでいる間を通った先にあるらしいので、ユナと手を繋いで向かう。
恋人繋ぎが嬉しいらしく、ユナは鼻歌を唄っている。
最近、自分だけ気持ちが先走っているみたいで、凄くイチャイチャした事を自然にしてしまうが、ユナ達は逆にそれが嬉しいみたいだな。
「確かこの木に蔓が絡まっていたんですが、ファプールは春を過ぎると蔓が枯れてしまうので⋯⋯」
春にファプールが実るまでは見分けが付かない植物みたいだ。
「探索魔法」で「ファプールの根」を探し、近くにそれらしい枯れた蔓と緑の葉があったので「鑑定」すると、「ファプールの葉」と出た。
夏だから葉を茂らせて光合成をしているんだろう。
「もう夏だから分かりにくいけど、これがファプールの葉だよ」
「そうなんですね! 来年の春が楽しみです♪」
ファプールの葉は、今は雑草にしか見えないな。
「エマちゃんが帰って来て、ユーリも仕事が終わって来たら、みんなで美味しい夕食を食べて、それから一緒にお風呂へ入ろう。でもその前に、このファプールの葉に俺の精子を掛けてみたいから、今からここでパイズリフェラをしてもらっていいか?」
自分の精子の効果を知りたいし、ファプールの在庫がもう無いから、もし精子を掛けて植物を成長させられるなら、追加のファプールが早く欲しい。
ビニールハウスにたくさん植えて俺の精子を掛けたら、この暑い季節にファプールを食べ放題になるし、少し焦っていたマミさんが喜んでくれるだろう。
「パイズリフェラは今すぐしたいですけど、精子を葉に掛けちゃうんですか?」
葉に精子を掛けたいと言ったから、ユナが残念そうな表情で言ってきた。
ユナ達は俺の精子が好きだから、葉に射精される事が嫌みたいだ。
「さっきセドム村のお米が一晩で実ったって言っただろう? たぶん俺の精子の影響なんだ。だから精子を掛けたら、明日にはファプールが採れるかも知れないから、それを確かめたいんだ。後で口にもオマンコにも、おっぱいにもたくさん出してあげるから、今はパイズリフェラで気持ち良くして、最後は俺の後ろからチンポを扱いて葉に射精させて欲しい」
そうお願いすると一瞬凄く嬉しそうなスケベ顔になったユナだが、俺の精子が植物の成長に影響がある事より、夜の1回目の射精は飲みたいとお願いされたので、パイズリフェラで口内射精した。
──ドピュッ! ドクドクッ! ビュルルルッ!
「ううっ! あっ、はぁぁ、気持ちいい! んっ、あはぁぁぁ⋯⋯」
「んくっ、ごくんぅ、ぢゅるるるっ、んふっ、いっぱい♡」
嬉しそうに精子を飲むユナ。
どれだけ俺の精子が好きなんだ。
「もう1回パイズリフェラしますか?♡」
俺が喜ぶから、何度でもパイズリフェラしてくれそうだな。
「んっ、はぁ⋯はぁ、いや、ユナも濡れちゃっただろうから、その木に手を突いてお尻を突き出して」
「はい♡」
木の根元くらいからファプールの葉が生えているから、このままバックで素股しよう。
ユナがお尻を突き出してくれたので、スカートを捲り上げてTバックの下着を太ももまで下ろすと、オマンコはビチャビチャに濡れていた。
いつもこんなになってしまうなら、フェラやパイズリだけお願いするのは悪い気がするな。
そのままプルプルのお尻を掴み、モフモフの尻尾を背中の方へ倒して、チンポがヌルヌルのオマンコに擦り付くように股に挿入する。
「んっ、あっ、あはぁぁぁ♡ さっきいっぱい出したのに、おチンチン凄く硬い♡」
俺は絶倫だから、ユナの生尻を見ただけでビンビンだ。
お尻をムニムニと揉みながら、初めから激しくバック素股をしていく。
「あっあっああんっ、激しい♡ あんっ、また⋯オマンコに擦り付けるの、気持ちいい♡」
ユナも素股が気に入ったみたいだ。
「んっ、ああっうっ! オマンコがヌルヌルで気持ちいいっ!」
──パンッパンッパンッパンッパンッ!
下腹部を激しくお尻に打ち付けているので、イヤらしい音が夕暮れの森に響く。
一応誰も居ないか「探索魔法」で確認すると、動物は居るが人も魔物も近くには居なかった。
「んふっ、あっあっ、クリトリスに擦れて⋯ああんっ、あふっいいっ♡」
クリトリスが勃起して、亀頭にクリクリと擦れる。
しかし大きく前後に腰を動かしていると、ヌルッとオマンコに入ってしまった。
「あうっ、うふぅぅんっ♡ あんっ、おチンチン来たぁ♡ あっ、ああんっ、気持ちいいっ♡」
「うっ! ああっ、はぁ⋯中がヌルヌルで熱いっ! はぁ⋯ユナ! んっああっ、ユナ!」
ユナの名を呼びながら、手を伸ばして両手でおっぱいを鷲掴みしてムニムニと揉む。
「あっ、あはぁぁんっ、タカシさん♡ あんっ、タカシさん♡ いいっ⋯⋯んっ、素敵♡ もっと⋯もっと激しくしてください♡」
乳首を人差し指と中指で挟んで揉んだまま、ユナを後ろから抱き締めて、更にチンポを激しくオマンコに突き挿れる。
「んんっ、ああっ、ユナごめん! もう⋯んっ、はぁ⋯イキそうだ!」
「ああんっ、イッてぇぇ♡ ユナのオマンコで気持ち良くなって、いっぱい出してください♡ あっあっあっ、イクッ、イッちゃうぅぅぅ♡」
やはり俺がイキそうになると、ユナも釣られてイッてしまうみたいだな。
俺もそうだが、一緒にイキたいという気持ちが強いからだろう。
「んああっ、くっ⋯はぁ⋯イクよ? もう⋯んっ⋯ああっイクッ! んふっ、ううっ!!」
イク瞬間に慌ててチンポを引き抜き、ユナの股の間にチンポを滑り挿れて、オマンコに擦り付けながら射精した。
──ドビュルルッ! ビュッビュルルルッ! ビュッ! ドクドクッ!
「ああんっ、はぁ⋯んっ⋯イクゥゥッ♡ あっ、はぁぁぁんっんぐぅぅん♡♡♡」
──ピュルッ! ピシュッ、ショワァァァァ⋯⋯⋯
ユナがイッて潮を噴いたのか、股に挟んで射精しているチンポが温かい感触に包まれた。
気持ちいいっ!
おっぱいを揉みながらユナの肩越しにファプールの葉を見ると、慌てて射精した割りには精子が上手く掛かっていた。
「ううっ、はぁ⋯はぁ⋯ユナ」
「あはぁんっ、んっ、はぁ⋯タカシさん♡」
振り向いたユナと抱き合ってキスをする。
今の俺には賢者タイムが無いから、射精した後はイチャイチャしたくなる。
ユナと舌を絡め合って濃厚なキスをした後、唇を離すとユナが慌てだした。
「あっ、やぁぁんっ、私⋯⋯漏らしちゃったみたいです。ごめんなさい、タカシさん⋯」
ん?
よく見ると、ユナは潮を噴いたのではなく漏らしていたようで、少しアンモニア臭がするし、膝まで下げていた俺のスボンが黄色く染まっていた。
だが何だろう。
ユナのオシッコだと思うと嫌悪感は無いし、流石に舐めようとは思わないが、身体や服に掛かっても嫌じゃない。
「うっ、ごめんなさい⋯⋯ごめんなさい⋯タカシさん。ユナの事、嫌いに⋯⋯」
「なる訳ないから。俺はユナを愛してる。漏らしちゃう程気持ち良くなってくれて、寧ろ嬉しいよ」
ユナが泣きそうな顔で俺が心配していた事を言いかけたので、言い切る前に否定してフォローした。
「あはぁぁんっ、タカシさん♡ ユナも⋯愛してます♡」
一瞬で笑顔になったユナと自分に「洗浄」を掛けて、2人とも服を着直した。
早く帰らないとエマちゃんやユーリが変に思うし、流石に腹が減った。
ファプールの様子は明日の朝に見に来る事にして、抱き付いて俺の腕をおっぱいで挟んだユナと家のリビングに「転移」した。
やはり著作権と同じみたいだ。
ただマヨネーズに関しては、自分で研究して似たような物を作るのは大丈夫だが、全く同じ物をるのは違法になるので、似たようなマヨネーズ紛いのソースはその内出てくるだろうという。
料理のレシピなんて再現レシピがたくさんあったし、それまで禁止にしてしまうと料理業界が発展しないだろう。
元の世界にも、いろんなメーカーのマヨネーズがあったしな。
料理以外は権利の効果が明確で、同じ発想の物を許可無く作っただけでも違法になるらしい。
要は早い者勝ちなんだろう。
権利局を出てグーテンベルクへ向かった。
応接室に通されたので、フライドポテトと唐揚げの写真を渡すと、俺が作ったカメラの魔道具を是非見せて欲しいとお願いされたので、収納からカメラとタブレットを出して説明した。
ハイデルベルク社長は、動画まで撮影出来る事は知っていたみたいだが、その魔道具を俺が簡単に作ってしまった事に驚いて、エルノールさんは欲情した声を上げた。
ハイデルベルク「す、凄い⋯! こんなキャメラの魔道具を作れてしまうなんて⋯」
エルノール「はぁぁ、タカシ様⋯♡ あっ、失礼しました!」
西区の印刷会社の事務員なので、やはり客である人間男性に欲情してしまうのは問題らしく、エルノールさんが申し訳なさそうに謝罪してきた。
混血種の女性をすぐに欲情させてしまうから、罪悪感が湧いてしまうな。
調子に乗っている気はするが仕方ない。
メニュー表の打ち合わせの続きをして、値段や高級肉を使った限定メニューも追加し、メニュー表の原型が出来たので、早速1000枚ほど印刷してもらう事になった。
メニュー表を配っておけば、次は違うメニューを食べようと考えてもらえるから、お客の食欲を煽る事が出来るだろう。
打ち合わせが終わると、ハイデルベルク社長は「早速印刷に取り掛かります!」と言って、やる気満々で作業場へ行ってしまった。
トランプの時もそうだったが、仕事の事になると他の事が見えなくなる人みたいだ。
またエルノールさんに社長の事を謝られたが、気にしないように言ってグーテンベルクを後にした。
路地に入ってセドム村の家屋へ「転移」すると、みんなが一生懸命パン生地を作ってくれていた。
ユナ「あっ、タカシさん♪ お帰りなさい」
みんな「「「お帰りなさ~い♪」」」
ユナに釣られて、みんな嬉しそうにお帰りを言ってくる。
「ただいま。凄く頑張ってくれてありがとう。ちゃんと休憩もしてね」
みんな「「「はい♪」」」
焼く前の丸いパン生地が山ほど出来ているので詳しく聞くと、ユナが小麦粉を大量に仕入れてくれていたらしく、みんなで丸いパン生地やフライドポテトを作りまくっていたらしい。
ユナ「東区のキッチンへ運べるように、『転移』魔法を付与してくれませんか?」
王都の東区へは、休憩所からニーナさんかナナさんにお願いして運んでもらうしかないからな。
ユナは「転移」が付与されたブレスレットを持っているが、東区に行ったことがないから「転移」できないし、あれはあまり使わないで欲しい。
「分かった。東区のキッチンには、パンを大量に焼ける魔道具を設置したから、みんなはパン生地やフライドポテトを作ってくれるだけでいいよ」
みんな「「「はい♪」」」
みんな俺の役に立てるからなのか、嬉しそうに返事をしてくれた。
寺院の子供達が作ってくれた笹籠にハンバーガーを入れるから、東区と寺院も「転移」で繋げておいた方がいいな。
子供達が「転移」してしまうのは危険だから、ミランさんだけ「転移」出来るように「設定」しよう。
家屋のキッチン横の柱に東区のキッチンへ「転移」出来るように魔法を付与し、俺は寺院へと「転移」した。
ミラン「あっ、タカシさん♪ ラルフさんのお陰で笹籠の生産は順調です。もう300個ほど出来ているんですが、どうしたらいいですか?」
もう300個も作ってくれたのか!?
いくらこの世界の子供が器用とはいえ、笹を編むのも大変だろうと思っていたのに⋯。
エマ「ラルフさんが作ってくれた道具のお陰で、凄くスムーズに作れるんです。だから無理してる訳じゃないですよ?」
俺が心配した事をエマちゃんが慌ててフォローしてきた。
ユナの妹だからなのか、俺の表情から察してくれたみたいだな。
俺は愛する女性に支えられいるんだと、改めて感謝しかない。
「ハンバーガーの生産を王都の東区で始めたので、早速笹籠を貰って行きますね。一応ミランさんだけが『転移』出来るように魔法を付与しておくので、出来た笹籠を運んでもらえますか?」
ミラン「はい♪ お任せください!」
「追加で申し訳ないのですが、笹の葉でこういう入れ物も作ってもらえますか?」
俺がフライドポテトと唐揚げのサンプルを出して説明すると、すでに何個か作ってあった。
ミラン「エマちゃんに聞いたので、すでに作り始めてます。これは笹籠より更に簡単なのでお任せください」
エマちゃんが頼んでいてくれたみたいだ。
「ありがとう、エマちゃん。じゃあお願いします。木曜日までに出来ればいいですから、無理だけはしないでください。後で子供達が遊べる物を持ってくるので、夜はみんなで遊んでくださいね」
ミラン「ありがとうございます」
完成した笹籠を収納して、東区のキッチンへ「転移」した。
「笹籠を貰ってきたので、ハンバーガーを入れて収納していきましょう」
サム、アイネ「「はい!」」
やる気満々だから、ちょっと心配だな。
「販売まで4日ありますから、無理だけはしないでくださいね」
サム「はい。みんなが手伝ってくれるので、このペースなら大丈夫です」
アイネ「凄くワクワクしてきました♪」
2人とも笑顔で、凄く楽しみな感じだ。
このペースなら、500個は今日中に出来そうだな。
でもフライドポテトと唐揚げもあるし、金、土、日曜日の3日分欲しい。
3日で500個じゃ足りない気もするから、作り過ぎても大丈夫だろう。
全て順調に進んでいるのは、みんなが頑張ってくれているお陰だ。
俺は本当にいい人達に巡り会えたな。
途中でランさんが精肉してくれた魔物肉が届いたので、俺も揚げ物やハンバーグ作りを手伝う。
リカさんやリタ達、ミリアちゃんやサラちゃんまで手伝いに来てくれた。
ミリアちゃんには久しぶりに会うので、いつものように腰に抱き付かれ、それを見たサラちゃんにも同じように抱き付かれた。
どうやらミリアちゃんは、俺が父親のジョーイさんに渡したキラービーのハチミツを食べて凄く感激したらしく、それを俺が「ミリアちゃんにも食べさせてあげて」と言ってジョーイさんに渡した事が嬉しかったみたいだ。
サラちゃんはミリアちゃんに釣られて抱き付いたみたいだが、ちょっと欲情したような表情をしているな。
2人のケモ耳を優しく撫でているのを、微笑ましくも羨ましそうに獣人女性達が見ているのが気まずい。
リカ「このジャガイモの皮を剥く道具は凄いですね!」
リカさんはピーラーに感激している。
「俺は包丁で皮を剥くのが苦手だがら、これがあった方がいいと思ってね」
本当は「転移」で皮と芽だけ取ってしまえばいいけど、それは間に合わない時の最終手段にしよう。
魔法で料理を簡単に作っては、食べてもらう人に悪い気がするし、やはり気持ちが籠っていない。
みんなでハンバーガーを作っていると、マミさんから「念話」が入った。
マミ『タカシさん、ファプールの芽が出ました~♪』
おおっ!
今日はいろんな事が上手くいく日だな。
『凄い凄い! ありがとう、頑張ってくれて』
マミ『凄いのはタカシさんですぅ♪ この暑い季節にファプールの芽が出る建物を思い付くなんて⋯』
少し舞い上がっているようで、「念話」の声が凄く嬉しそうだ。
『ちょっと様子を見に行くよ』
マミ『はい♪』
ハンバーガーの生産が一段落したので、みんなに言ってからビニールハウスに「転移」した。
ビニールハウスの中へ入ると、暑くも寒くもない丁度過ごしやすい春の日のような温度だった。
マミ「ああ、タカシさん♪」
マミさんとビーフさんが嬉しそうに俺を見ている。
ビーフ「芽が出ましたよ。やっぱりタカシさんが作ってくれたシャワーの水をあげたら、翌日には芽が出ました」
う~ん⋯やはり俺が魔法を付与したから、水も普通じゃないみたいだな。
川の水の方がいいと思うが、俺の精子の効果はもう無いだろう。
いや、俺が精子をかけたら⋯⋯いやいや、食べる物だから⋯⋯いやそれなら、さっき収穫したお米も⋯⋯。
あまり考えないようにしよう。
「理由はよく分からないですが、植物が育つなら良かったです」
ビーフ「ただファプールは球根植物なので、一旦栄養を球根に蓄えて、それから実が出来ますから、早くても冬くらいにならないと収穫出来ないと思います」
そうか。
球根植物だから、夏に葉を実らせ光合成をして冬は冬眠状態。
それから春に花が咲いたり、実が生ったりするんだった。
ビニールハウスだから冬は無いが、最低4ヶ月くらいは収穫出来ないだろうな。
「それは仕方ないですよ。冬にファプールが食べられると思って待ちましょう」
マミ「はい。この芽が最後の希望なので頑張ります!」
最後?
ビーフ「ああ、ファプールは傷みやすいので、最適な室温を調べるのが大変でした。だからここに埋めたのがタカシさんに貰った最後のファプールなんです」
ファプールは美味しいが、かなり傷みやすいと聞いている。
それでも16個で最適な温度を探り当ててしまうのは、流石ビーフさんやマミさんだと尊敬する。
でも芽が出て嬉しそうだったマミさんが、少し神妙な表情なのが気になるな。
理由は察しが付くが⋯。
「芽が出る最適な温度が分かっただけでも凄いですよ。始めに言いましたけど、失敗しても大丈夫ですから、無理だけはしないでくださいね」
ビーフ、マミ「「はい!」」
ビーフさんにはハンバーガー屋台やポップコーン用のトウモロコシの生産もお願いしているし、始めて作るから失敗は付き物だと言ってあるので大丈夫そうだが、マミさんは余計プレッシャーになったみたいで、ちょっと焦りが混じった表情をしている。
だが何を言っても焦らせてしまうだけだろうし、失敗しそうなら夜中にビニールハウスへ忍び込んで精子をかけてみよう。
拐われて酷い目に遭ってきたマミさんが落ち込んだ顔は見たくない。
ハンバーガー屋台の野菜やポップコーンが大量に必要なので、俺が土魔法で空いている土地を耕すから、その為の畑を増やして欲しいとビーフさんにお願いすると、田んぼの世話が俺の魔法で終わってしまったし、俺が魔法を付与した水遣りシャワーのお陰で野菜の収穫も早いので、俺が魔法で土地を耕してくれるなら、いくらでも増やして欲しいと逆にお願いされた。
本当に農業が好きというか、もう農業オタクなんだろう。
2人にお礼を言ってビニールハウスを出て、リカさんの飲食店の様子を見に行くと、ベンさんと作業員が内装の仕上げをしていた。
厨房が広めでカウンターは6席、テーブル席は7つ作ってあるようだ。
「お疲れ様です」
ベン「ああ、タカシさん。夕方までには完成するので、魔法の付与をお願いします」
厨房には換気扇やお湯と水の出る水道、オーブンやコンロもあるし、店の天井に大きなエアコンがあるので、俺は順番に魔法を付与していき、ベンさん達に冷えたジュースを差し入れて、また東区のキッチンへ「転移」して戻った。
かなり忙しいが気もするが、実際働いてくれているのはみんなだし、俺は魔法を念じているだけだ。
東区のキッチンへ戻って調理済み収納箱を起動すると、ハンバーガーが500個以上出来ていた。
予想を上回る早さだな。
でも無理だけはしないでくださいと言ったし、エアコンも効いているから、みんな楽しそうにハンバーガーを作っているみたいだ。
「凄い早さですね! もう500個以上出来ているじゃないですか!」
サム「みんなが手伝ってくれますし、セドム村の家屋と分担して作っているので、かなり効率がいいんですよ」
パン生地は別の場所で作った方が効率いいみたいだから、しばらくは家屋のみんなに手伝ってもらおう。
また俺も手伝って、夕方までハンバーガーや唐揚げを作り続けた。
魔物の肉が多いから、高級ハンバーガーが多めになってしまったな。
真似されて、似たようなハンバーガーを売るライバル店がすぐに出てくるだろうから、開店セールという事で、しばらくは高級ハンバーガーの値段を下げて売り出すか。
夕方になったので、まだ作りたがっているみんなに言い聞かせて、今日の仕事を終了してもらった。
ブラック企業にならないように気を付けているし、有給やボーナス制度も考えておこう。
セドム村に「転移」して、ユナ達にもパン生地作りを終了してもらい、俺は休憩所へ向かった。
ラルフ「お願いされた50インチのタブレットは出来ていますよ」
大画面タブレット、いや大画面テレビが4台ある。
何も言っていないのに、枠を黒く塗ってあるのは凄いセンスだな。
理由を聞くと、ニールさんのアイデアだと言われた。
「ありがとうございます。みんなの家屋の寝室と、カルシェ村のアミさん達の家屋の壁に取り付けをお願いします。 後2台は持って帰るので、棚の上に置けるように台座を付けてください」
壁に設置してしまうより、台座を付けてテレビ台に置けるようにしておけば、寝室に持っていって撮影したエッチな動画も観られる。
ラルフ「はい、お任せください」
そう言ってラルフさんは、すぐに立派な台座を取り付けてくれた。
かなりしっかりしているから、簡単に倒れたりしないだろう。
「取り付けが終わったら、今日はもう上がってください」
俺が魔法を付与し終えると、ラルフさんが「念話」でベンさんを呼び、家屋へ大画面テレビを取り付けに行った。
俺は大画面テレビを2台と、ラルフさんが暇潰しのように作ったというジェンガを収納し、寺院へ「転移」した。
トランプの在庫は収納にあるから大丈夫だが、寺院の子供達が遊べる物を考えておかないとな。
けん玉とか駒、ガラスが安く手に入るならビー玉とか⋯⋯。
あっ! 人生ゲームのようなボードゲームもいいな。
俺もユナ達やエリダさん達と遊んでみたいから、グーテンベルクへ印刷をお願いしてみよう。
夕方なので作業員達に寺院の修繕工事を終えてもらい、俺は寺院の中へ入った。
俺がお願いしていた通り、もう笹籠やフライドポテトの入れ物作りは終了して、今から子供達はお風呂へ入るところだった。
夕食はお風呂から上がってからみたいだな。
ポップコーンやプリンを用意しておけば良かった。
ミラン「あっ、タカシさん♪ どうされたんですか?」
「ちょっと子供達にプレゼントがあって来たんです」
ペルセウスの演劇を子供達に見せていいのか分からないので、ミランさんに50インチテレビの説明をした。
「王都で公演されている、ペ、ペルセウス様の演劇を⋯!? 凄いです♪ あの⋯⋯え、エッチな内容があったりしますか?♡」
子供達に見せるなら教育上良くないみたいで、ミランさんが心配そうな、それでいて欲情した表情で聞いてきた。
「俺が観た感じでは大丈夫でしたが、一応ミランさんが1人で先に観て、子供達に観せていいか判断は任せます」
この世界の教育が分からないし、そういう事はプロのミランさんに任せた方がいいだろう。
「分かりました。子供達がお風呂へ入っている内に、私が1人で観てみます!」
エッチな内容では無いが、何故かペルセウスの演劇を観ると獣人女性は欲情するみたいなので、俺はトランプとジェンガを渡すついでに震えるクリボーも収納から取り出した。
「これはトランプとジェンガという遊び道具で、こっちはその⋯⋯俺が魔法を付与したクリボーで、魔力を込めると震えます」
「く、クリボーを!? ありがとうございます♡ タカシさんって本当に⋯⋯♡♡」
かなり嬉しかったようで、ミランさんが満面の笑みを浮かべた。
子供達が居るから、オナニーする場所には困るだろうけど、ミランさんの部屋もあるから大丈夫だろう。
ジェンガも渡して遊び方を説明し、少しだけ遊んでみると、ミランさんは凄く喜んでくれた。
子供達がお風呂へ入っている内にと、ミランさんが演劇をチェックしに行ったので、キッチンを借りてポップコーンを大量に作って渡しておいた。
寺院の子供達にも、俺に出来る事は何でもして幸せにしてあげたい。
寺院からユナの家に「転移」すると、ユナがキッチンで夕食を作っていた。
今日はコーンクリームシチューだったな。
お米も手に入ったし、唐揚げや大きなツレナイもあるから、俺も隣で料理をしよう。
「あっ、タカシさん。お帰りなさい♪」
「ただいま、ユナ。お米が手に入ったから、俺も料理を手伝うよ」
「はい」
お米が一晩で実った話をしたが、ユナはお米がどれくらいで収穫出来るのか知らないみたいで、あまりピンと来ていない感じだった。
粘土鍋にお米を3合分入れて、簡単に洗って炊き始める。
「このお米は俺が魔法で精米したから、あまり洗わなくていいんだ」
「そうなんですね。なら私も今日はお米を食べます」
ユナもお米が気に入ったみたいだが、今日のお米は新米で、しかも粒も少し大きいから、前に食べたお米より美味しいだろう。
お米が炊き上がったので、蒸らした後にかき混ぜてから収納し、次はツレナイを焼いていく。
ユナのコーンクリームシチューも、もうすぐ完成するみたいだ。
5キロくらいのツレナイを収納から出すと、ユナが凄く驚いていた。
元の世界で毎年寒ブリを送ってくれる知り合いが居たので大きな魚を捌く事は出来るが、これは大きくてもツレナイという鮎だし、内臓だけ取って塩焼きにしよう。
骨は太くなっているから食えないが、鱗は川魚って感じだから、弱火でじっくり火を通そう。
メグちゃんに差し入れしてあげたいので、内臓を取ったツレナイ2匹に太い串を刺し、庭で串焼きにして大きなツレナイの塩焼きが完成した。
夕食が完成したが、エマちゃんが帰って来ないな。
「エマちゃんは?」
「エリダさん達に用事があるみたいで残ったんですが、もうすぐ帰って来ると思います」
「じゃあメグちゃんにツレナイを差し入れしてくるよ」
「はい。行ってらっしゃい、タカシさん♪」
キャロ達の家の前に「転移」して玄関をノックすると、ターニャがドアを開けてくれた。
「大きなツレナイが捕れたから、みんなで食べて」
焼き立てのツレナイを収納から出す。
ターニャ「ありがとうござ⋯⋯えぇっ! 凄く大きいですね! 美味しそう⋯♪♪」
メグ「ツレナイにゃん♪」
キャロ「わぁぁぁ、凄い♪」
リリ「ありがとうございますぅ♪」
みんな出て来て大きなツレナイの塩焼きに釘付けになった。
メグちゃんはヨダレが垂れてしまっている。
流石に足りると思うが、メグちゃんがたくさん食べるだろうから、まだ焼いていないツレナイも渡してユナの家に帰った。
「お帰りなさい♪」
「ただいま」
ただいまのキスをしたくなったので、そのままユナを抱き締めてキスをした。
「あっ⋯んちゅっ、はむっちゅるるっ⋯タカシさん♡」
「ちゅっ、んぢゅるるっ、ただいまのキスだよ」
「嬉しい⋯♡」
ちょっと欲情してしまったみたいだ。
「エマから連絡があって、もう少し帰るのが遅くなるみたいです」
まだ夕食には少し早いし、何か大事な用事かも知れないな。
催促するのは可哀想だから待っていよう。
「今日はミーシャ達は来ないの?」
コーンクリームシチューを楽しみにしていたから、来るんじゃないか?
「それが、ミーシャとアイリが受けた依頼はヘイラスの街まで荷物を運ぶ業者の護衛で、明後日まで帰れないそうです」
盗賊や魔物に困ってる人も居るから、2日に1度は依頼を受けると言っていたな。
それよりヘイラスは俺も1度行ってみたい。
ユーリは仕事が終わったら来るらしいので、今はユナと2人っきりだな。
ちょっとムラムラしてきた。
作り終えた料理を収納して、俺は50インチタブレットをリビングの棚に設置した。
明日、換気扇とかも取り付けてもらおう。
「凄く大きなタブレットですね!」
「うん。壁よりこれの方が綺麗に映るから、建築会社の人に頼んで作ってもらったんだ。エッチな動画も大きな画面で観られるよ」
「はぁぁぁ♡」
大画面でエロ動画を観たら最高だろう。
ユナが欲情してしまったので、俺は1つ試してみたいお願いをする事にした。
「ちょっとお願いがあるんだけど、聞いてくれる?」
「はい、もちろん! 何でも言ってください」
俺にお願いされる事が嬉しいみたいだ。
「前にユナがファプールを採った場所は覚えてる?」
「はい。タカシさんが魔法の練習をした場所の近くです」
まだ外は暗くなっていないから、ユナが欲情しているなら行ってみよう。
「ちょっと試したい事があるから、今から連れて行って欲しい」
ユナのおっぱいを優しく揉んで、「転移」と念じて魔法の練習をした広場に「転移」した。
この近くにも「魔物避けの木」が生えているらしく、「探索魔法」で調べても魔物は居なかった。
「家の方に少し戻りますが、あの岩の間を抜けて少し歩いた所です」
ユナに以前教えてもらった広場の、岩が2つ並んでいる間を通った先にあるらしいので、ユナと手を繋いで向かう。
恋人繋ぎが嬉しいらしく、ユナは鼻歌を唄っている。
最近、自分だけ気持ちが先走っているみたいで、凄くイチャイチャした事を自然にしてしまうが、ユナ達は逆にそれが嬉しいみたいだな。
「確かこの木に蔓が絡まっていたんですが、ファプールは春を過ぎると蔓が枯れてしまうので⋯⋯」
春にファプールが実るまでは見分けが付かない植物みたいだ。
「探索魔法」で「ファプールの根」を探し、近くにそれらしい枯れた蔓と緑の葉があったので「鑑定」すると、「ファプールの葉」と出た。
夏だから葉を茂らせて光合成をしているんだろう。
「もう夏だから分かりにくいけど、これがファプールの葉だよ」
「そうなんですね! 来年の春が楽しみです♪」
ファプールの葉は、今は雑草にしか見えないな。
「エマちゃんが帰って来て、ユーリも仕事が終わって来たら、みんなで美味しい夕食を食べて、それから一緒にお風呂へ入ろう。でもその前に、このファプールの葉に俺の精子を掛けてみたいから、今からここでパイズリフェラをしてもらっていいか?」
自分の精子の効果を知りたいし、ファプールの在庫がもう無いから、もし精子を掛けて植物を成長させられるなら、追加のファプールが早く欲しい。
ビニールハウスにたくさん植えて俺の精子を掛けたら、この暑い季節にファプールを食べ放題になるし、少し焦っていたマミさんが喜んでくれるだろう。
「パイズリフェラは今すぐしたいですけど、精子を葉に掛けちゃうんですか?」
葉に精子を掛けたいと言ったから、ユナが残念そうな表情で言ってきた。
ユナ達は俺の精子が好きだから、葉に射精される事が嫌みたいだ。
「さっきセドム村のお米が一晩で実ったって言っただろう? たぶん俺の精子の影響なんだ。だから精子を掛けたら、明日にはファプールが採れるかも知れないから、それを確かめたいんだ。後で口にもオマンコにも、おっぱいにもたくさん出してあげるから、今はパイズリフェラで気持ち良くして、最後は俺の後ろからチンポを扱いて葉に射精させて欲しい」
そうお願いすると一瞬凄く嬉しそうなスケベ顔になったユナだが、俺の精子が植物の成長に影響がある事より、夜の1回目の射精は飲みたいとお願いされたので、パイズリフェラで口内射精した。
──ドピュッ! ドクドクッ! ビュルルルッ!
「ううっ! あっ、はぁぁ、気持ちいい! んっ、あはぁぁぁ⋯⋯」
「んくっ、ごくんぅ、ぢゅるるるっ、んふっ、いっぱい♡」
嬉しそうに精子を飲むユナ。
どれだけ俺の精子が好きなんだ。
「もう1回パイズリフェラしますか?♡」
俺が喜ぶから、何度でもパイズリフェラしてくれそうだな。
「んっ、はぁ⋯はぁ、いや、ユナも濡れちゃっただろうから、その木に手を突いてお尻を突き出して」
「はい♡」
木の根元くらいからファプールの葉が生えているから、このままバックで素股しよう。
ユナがお尻を突き出してくれたので、スカートを捲り上げてTバックの下着を太ももまで下ろすと、オマンコはビチャビチャに濡れていた。
いつもこんなになってしまうなら、フェラやパイズリだけお願いするのは悪い気がするな。
そのままプルプルのお尻を掴み、モフモフの尻尾を背中の方へ倒して、チンポがヌルヌルのオマンコに擦り付くように股に挿入する。
「んっ、あっ、あはぁぁぁ♡ さっきいっぱい出したのに、おチンチン凄く硬い♡」
俺は絶倫だから、ユナの生尻を見ただけでビンビンだ。
お尻をムニムニと揉みながら、初めから激しくバック素股をしていく。
「あっあっああんっ、激しい♡ あんっ、また⋯オマンコに擦り付けるの、気持ちいい♡」
ユナも素股が気に入ったみたいだ。
「んっ、ああっうっ! オマンコがヌルヌルで気持ちいいっ!」
──パンッパンッパンッパンッパンッ!
下腹部を激しくお尻に打ち付けているので、イヤらしい音が夕暮れの森に響く。
一応誰も居ないか「探索魔法」で確認すると、動物は居るが人も魔物も近くには居なかった。
「んふっ、あっあっ、クリトリスに擦れて⋯ああんっ、あふっいいっ♡」
クリトリスが勃起して、亀頭にクリクリと擦れる。
しかし大きく前後に腰を動かしていると、ヌルッとオマンコに入ってしまった。
「あうっ、うふぅぅんっ♡ あんっ、おチンチン来たぁ♡ あっ、ああんっ、気持ちいいっ♡」
「うっ! ああっ、はぁ⋯中がヌルヌルで熱いっ! はぁ⋯ユナ! んっああっ、ユナ!」
ユナの名を呼びながら、手を伸ばして両手でおっぱいを鷲掴みしてムニムニと揉む。
「あっ、あはぁぁんっ、タカシさん♡ あんっ、タカシさん♡ いいっ⋯⋯んっ、素敵♡ もっと⋯もっと激しくしてください♡」
乳首を人差し指と中指で挟んで揉んだまま、ユナを後ろから抱き締めて、更にチンポを激しくオマンコに突き挿れる。
「んんっ、ああっ、ユナごめん! もう⋯んっ、はぁ⋯イキそうだ!」
「ああんっ、イッてぇぇ♡ ユナのオマンコで気持ち良くなって、いっぱい出してください♡ あっあっあっ、イクッ、イッちゃうぅぅぅ♡」
やはり俺がイキそうになると、ユナも釣られてイッてしまうみたいだな。
俺もそうだが、一緒にイキたいという気持ちが強いからだろう。
「んああっ、くっ⋯はぁ⋯イクよ? もう⋯んっ⋯ああっイクッ! んふっ、ううっ!!」
イク瞬間に慌ててチンポを引き抜き、ユナの股の間にチンポを滑り挿れて、オマンコに擦り付けながら射精した。
──ドビュルルッ! ビュッビュルルルッ! ビュッ! ドクドクッ!
「ああんっ、はぁ⋯んっ⋯イクゥゥッ♡ あっ、はぁぁぁんっんぐぅぅん♡♡♡」
──ピュルッ! ピシュッ、ショワァァァァ⋯⋯⋯
ユナがイッて潮を噴いたのか、股に挟んで射精しているチンポが温かい感触に包まれた。
気持ちいいっ!
おっぱいを揉みながらユナの肩越しにファプールの葉を見ると、慌てて射精した割りには精子が上手く掛かっていた。
「ううっ、はぁ⋯はぁ⋯ユナ」
「あはぁんっ、んっ、はぁ⋯タカシさん♡」
振り向いたユナと抱き合ってキスをする。
今の俺には賢者タイムが無いから、射精した後はイチャイチャしたくなる。
ユナと舌を絡め合って濃厚なキスをした後、唇を離すとユナが慌てだした。
「あっ、やぁぁんっ、私⋯⋯漏らしちゃったみたいです。ごめんなさい、タカシさん⋯」
ん?
よく見ると、ユナは潮を噴いたのではなく漏らしていたようで、少しアンモニア臭がするし、膝まで下げていた俺のスボンが黄色く染まっていた。
だが何だろう。
ユナのオシッコだと思うと嫌悪感は無いし、流石に舐めようとは思わないが、身体や服に掛かっても嫌じゃない。
「うっ、ごめんなさい⋯⋯ごめんなさい⋯タカシさん。ユナの事、嫌いに⋯⋯」
「なる訳ないから。俺はユナを愛してる。漏らしちゃう程気持ち良くなってくれて、寧ろ嬉しいよ」
ユナが泣きそうな顔で俺が心配していた事を言いかけたので、言い切る前に否定してフォローした。
「あはぁぁんっ、タカシさん♡ ユナも⋯愛してます♡」
一瞬で笑顔になったユナと自分に「洗浄」を掛けて、2人とも服を着直した。
早く帰らないとエマちゃんやユーリが変に思うし、流石に腹が減った。
ファプールの様子は明日の朝に見に来る事にして、抱き付いて俺の腕をおっぱいで挟んだユナと家のリビングに「転移」した。
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