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プロローグ
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―お前なんでいつも怪我してるの?ー
ーあんたなんて産まなきゃ良かったー
ーお前 最近ずっとここにいるよなー
ーあんたがいるからお父さんは死んだのよー
ー俺 " "!お前は?ー
ーあんたが…死ねばよかったのよー
ーまゆず…み??難しいな!ー
ーかえして…お父さんをかえしてー
ーお前のこと傷物って呼ぶな!ー
ー死ね…死ね死ね死ね死ね死ね死ね!ー
ー傷物 お前誰かにいじめられてるのか?ー
ーお前なんていらないー
ー傷物!お前15歳になったら青大付属高校にこい!!ー
ー 殺してやる ー
ー 俺がお前を守ってやる! ー
ひどく懐かしい夢を見た。
母の悲痛な声、そして俺を守ると言った少年の声。
母から虐待を受けていた俺は、13のとき父方の祖父母に引き取られた。
「(こんなに小さな体なのに…たくさんアザや傷を作って……)」
「(たくさん我慢してきたんだね)」
「(気づいてあげられなくて……ごめんなさい)」
「(もう…大丈夫だから、安心しなさい)」
祖父母の優しい言葉に、優しい声に、初めて声を上げ大泣きしたのを今でも忘れない。
そして顔も名前も覚えてないです夢の中の男の子。
何年も前のことだ…きっとあの子も俺のことを覚えてないはずだ。
「はぁ…アホらしい…。もう一回寝よ」
現在午前3時20分。次に目を覚ました時。
俺は、青大付属高校の生徒として目を覚ますこととなる。
なぁんて……シリアスな雰囲気はここで終わりだと思ってください。
ーあんたなんて産まなきゃ良かったー
ーお前 最近ずっとここにいるよなー
ーあんたがいるからお父さんは死んだのよー
ー俺 " "!お前は?ー
ーあんたが…死ねばよかったのよー
ーまゆず…み??難しいな!ー
ーかえして…お父さんをかえしてー
ーお前のこと傷物って呼ぶな!ー
ー死ね…死ね死ね死ね死ね死ね死ね!ー
ー傷物 お前誰かにいじめられてるのか?ー
ーお前なんていらないー
ー傷物!お前15歳になったら青大付属高校にこい!!ー
ー 殺してやる ー
ー 俺がお前を守ってやる! ー
ひどく懐かしい夢を見た。
母の悲痛な声、そして俺を守ると言った少年の声。
母から虐待を受けていた俺は、13のとき父方の祖父母に引き取られた。
「(こんなに小さな体なのに…たくさんアザや傷を作って……)」
「(たくさん我慢してきたんだね)」
「(気づいてあげられなくて……ごめんなさい)」
「(もう…大丈夫だから、安心しなさい)」
祖父母の優しい言葉に、優しい声に、初めて声を上げ大泣きしたのを今でも忘れない。
そして顔も名前も覚えてないです夢の中の男の子。
何年も前のことだ…きっとあの子も俺のことを覚えてないはずだ。
「はぁ…アホらしい…。もう一回寝よ」
現在午前3時20分。次に目を覚ました時。
俺は、青大付属高校の生徒として目を覚ますこととなる。
なぁんて……シリアスな雰囲気はここで終わりだと思ってください。
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