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その4『初デート』編
第九話 これが答えだ!
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38.
第九話 これが答えだ!
「ロン!」
機嫌悪そうな顔してマキがメタからダマ満貫を直撃した。
マキ手牌 ドラ②
三四伍六七八②②⑤⑥⑦34 2ロン
「な、それ最終形じゃないか。東1局からその手をダマかよ。おかしくないか?」
「ちょっとダマでハルトをびっくりさせてやろうかなと思ったらアンタが出しちゃったのよ。邪魔しないでよねー」
「不満あるなら見逃せよ! 点棒返せちくしょう」
「それはできませんー。アハハ!」
(あ、やっぱなんか優柔不断なのがムカついてるのかな。とは言え結局はアガって楽しそうに笑ってるし、大丈夫か)
あまり余計なことは考えないで今は麻雀に集中しようと思う。遊びってのは真剣にやるから楽しいんだ。いつだって俺の遊びは真剣勝負!
────
俺にはその後、何局かいい手が来たが、加点が出来ずにいた。
(くそー、みんな強いな。イーシャンテンから先に進めない。必ず誰かに先を越されてる)
そうこうしていたらもうオーラス。放銃こそしてないが俺は跳満条件の三着目だった。
そこで受け取った配牌がこれ。
イヌイ手牌
一①②②③③1233東南中
そこそこいい。今の条件である跳満が見える配牌だ。そこで俺の脳内にピン! とヒラメキの閃光が見えた。
(そうか! これが答えだ! チャンタ三色と甲乙つけがたい美しい手役!)
その後
ツモ東
ツモ1!
ツモ2!!
と引いてきて(六月のクイズの答え2の通りのテンパイをした! が、落ち着け、跳満出アガリならどこからでもいいんだ。リーチはいらない。捨て牌に迷彩もなにもない三着目なわけだからリーチは損)
俺はダマを選択。
イヌイ手牌
①②②③③112233東東
するとそこに僅差でラス目のメタさんから気合いのアタックが来た!
「リーチ!」
打④
(④! 当たりだ! けど、2000)
俺は当たり前だが、この時一瞬たりとも反応しなかった。覚悟を決めていたからだ。安めが出ても当たらない。それはリーチされてもだ! と。それを実行出来た自分を褒めてあげたい気分だった。
(誰か見ててくれたらいいんだけどな、誰かに今の華麗なスルー褒めて欲しいな)
ピクリとも動かず俺はメタさんから出た安めを見逃した。狙うはトップ! ここまで作れたならもうそれにしか興味はない!
しかし、出ない。①筒は④筒をスルーしてるから出ても良さそうなものだが。このままだと超危険牌だろうとなんだろうと押すことになって次第にテンパイがバレてしまう。
と、思った矢先のことだった――
メタ
打①
「ロン! 12000! できました。六月のクイズの答えその2――」
①②②③③112233東東 ①ロン
「お見事! 御名答」
そう言って後ろの方からあやのさんの拍手があった。
第九話 これが答えだ!
「ロン!」
機嫌悪そうな顔してマキがメタからダマ満貫を直撃した。
マキ手牌 ドラ②
三四伍六七八②②⑤⑥⑦34 2ロン
「な、それ最終形じゃないか。東1局からその手をダマかよ。おかしくないか?」
「ちょっとダマでハルトをびっくりさせてやろうかなと思ったらアンタが出しちゃったのよ。邪魔しないでよねー」
「不満あるなら見逃せよ! 点棒返せちくしょう」
「それはできませんー。アハハ!」
(あ、やっぱなんか優柔不断なのがムカついてるのかな。とは言え結局はアガって楽しそうに笑ってるし、大丈夫か)
あまり余計なことは考えないで今は麻雀に集中しようと思う。遊びってのは真剣にやるから楽しいんだ。いつだって俺の遊びは真剣勝負!
────
俺にはその後、何局かいい手が来たが、加点が出来ずにいた。
(くそー、みんな強いな。イーシャンテンから先に進めない。必ず誰かに先を越されてる)
そうこうしていたらもうオーラス。放銃こそしてないが俺は跳満条件の三着目だった。
そこで受け取った配牌がこれ。
イヌイ手牌
一①②②③③1233東南中
そこそこいい。今の条件である跳満が見える配牌だ。そこで俺の脳内にピン! とヒラメキの閃光が見えた。
(そうか! これが答えだ! チャンタ三色と甲乙つけがたい美しい手役!)
その後
ツモ東
ツモ1!
ツモ2!!
と引いてきて(六月のクイズの答え2の通りのテンパイをした! が、落ち着け、跳満出アガリならどこからでもいいんだ。リーチはいらない。捨て牌に迷彩もなにもない三着目なわけだからリーチは損)
俺はダマを選択。
イヌイ手牌
①②②③③112233東東
するとそこに僅差でラス目のメタさんから気合いのアタックが来た!
「リーチ!」
打④
(④! 当たりだ! けど、2000)
俺は当たり前だが、この時一瞬たりとも反応しなかった。覚悟を決めていたからだ。安めが出ても当たらない。それはリーチされてもだ! と。それを実行出来た自分を褒めてあげたい気分だった。
(誰か見ててくれたらいいんだけどな、誰かに今の華麗なスルー褒めて欲しいな)
ピクリとも動かず俺はメタさんから出た安めを見逃した。狙うはトップ! ここまで作れたならもうそれにしか興味はない!
しかし、出ない。①筒は④筒をスルーしてるから出ても良さそうなものだが。このままだと超危険牌だろうとなんだろうと押すことになって次第にテンパイがバレてしまう。
と、思った矢先のことだった――
メタ
打①
「ロン! 12000! できました。六月のクイズの答えその2――」
①②②③③112233東東 ①ロン
「お見事! 御名答」
そう言って後ろの方からあやのさんの拍手があった。
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