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その8『新しい生活』編
第伍話 イジワルな答え
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第伍話 イジワルな答え
「もう、ムリ。降参。俺には難しかった。マキちゃん答え教えて」
「んー。あとでね、いま美味しいカレー食べてる最中だから、忙しい」
絶対に食べながらでも教えられるだろと思ったけど、俺は大人しく待つことにした。やっぱり悔しいし、マキがカレーライスを食べ終わるまではもう一度考えてみようと思う。
……とは言え、ムリなもんはムリなんだよな。どうしても3面待ちの時点で高め安めはできてしまうから。ピンフなんて役が存在しなければなー。
「ハルト、本当に思い付かないの? ひとつひとつ試せば答え出ると思うけどな。カレーうまッ!」
「いやだって、六七加えて六七七七だと六でピンフつかないから点数違うでしょ。七八加えて七七七八でも八でピンフつかないから点数違くなるじゃん。1七加えて147だと47が一気通貫にならないし。9七加えて369も36が一気通貫ならずでしょ。23加えて147や78加えて369も結局高め安めあるじゃんか」
「モグモグ……それだけたくさん考えたのに答えにたどり着かなかったんだ。惜しいトコまでいってるけどね。……カレーがウマいけどっ…~~~カラいっ! あやのぉ~、お水もう一杯ちょうだい」
「はーい」
ゴクッゴクッ
「プハッ。結局は冷たい水が一番うまいよね」
それは言えてる、と思った。
「でさ、あやののヒント思い出してみなよ。材料はあるけど揃えてないんでしょ。それはつまりさ……」
「あっ、あっ、待って! わかった! わかりましたコレ! 3索7索だ!」
「そゆことー。やーっとわかってくれたね。このクイズは一気通貫を見せてるのが罠だってこと」
そう、つまりこの手は一気通貫の素材はあるけど揃え方は一気通貫の並びにしてないのだ。答えは456に37を加えたピンフのみの3面待ち。問題の手牌に赤をわざわざいれてるのが実はヒントになってる。あれを黒にしてしまうと最終形に赤黒という高め安めが出てしまうので最初から持たせておくしかなかったのだ。
正解の牌姿
七七12334567789
「いや、トンチとかじゃないけど何かこれひっかけ問題じゃない? ずるいですよー。あやのさん」
「うふふ。クイズってそういうモンよ」
「たしかに」
「とは言え、ギリ自力で解けたじゃん。良かったね」
「まあ、本当ギリですが。しかし、わかってしまえばなんてことない答えでした」
しかしすごいのはあやのさんだ。ヒントは? と聞かれて咄嗟に今出した刺身定食を利用したりできるものだろうか。しかし、前もってそのヒントを用意していたとも思えない。やはり麻雀が強い人はアタマがいいなと、この時あらためて思った。
「さて、麻雀やるかー。あやのもやるでしょー?」
「やるやる」
クイズを解いたあとは、あやのさん、マキ、メタさん、俺の4人で麻雀をやることにした。
今日こそ勝つぞ!
第伍話 イジワルな答え
「もう、ムリ。降参。俺には難しかった。マキちゃん答え教えて」
「んー。あとでね、いま美味しいカレー食べてる最中だから、忙しい」
絶対に食べながらでも教えられるだろと思ったけど、俺は大人しく待つことにした。やっぱり悔しいし、マキがカレーライスを食べ終わるまではもう一度考えてみようと思う。
……とは言え、ムリなもんはムリなんだよな。どうしても3面待ちの時点で高め安めはできてしまうから。ピンフなんて役が存在しなければなー。
「ハルト、本当に思い付かないの? ひとつひとつ試せば答え出ると思うけどな。カレーうまッ!」
「いやだって、六七加えて六七七七だと六でピンフつかないから点数違うでしょ。七八加えて七七七八でも八でピンフつかないから点数違くなるじゃん。1七加えて147だと47が一気通貫にならないし。9七加えて369も36が一気通貫ならずでしょ。23加えて147や78加えて369も結局高め安めあるじゃんか」
「モグモグ……それだけたくさん考えたのに答えにたどり着かなかったんだ。惜しいトコまでいってるけどね。……カレーがウマいけどっ…~~~カラいっ! あやのぉ~、お水もう一杯ちょうだい」
「はーい」
ゴクッゴクッ
「プハッ。結局は冷たい水が一番うまいよね」
それは言えてる、と思った。
「でさ、あやののヒント思い出してみなよ。材料はあるけど揃えてないんでしょ。それはつまりさ……」
「あっ、あっ、待って! わかった! わかりましたコレ! 3索7索だ!」
「そゆことー。やーっとわかってくれたね。このクイズは一気通貫を見せてるのが罠だってこと」
そう、つまりこの手は一気通貫の素材はあるけど揃え方は一気通貫の並びにしてないのだ。答えは456に37を加えたピンフのみの3面待ち。問題の手牌に赤をわざわざいれてるのが実はヒントになってる。あれを黒にしてしまうと最終形に赤黒という高め安めが出てしまうので最初から持たせておくしかなかったのだ。
正解の牌姿
七七12334567789
「いや、トンチとかじゃないけど何かこれひっかけ問題じゃない? ずるいですよー。あやのさん」
「うふふ。クイズってそういうモンよ」
「たしかに」
「とは言え、ギリ自力で解けたじゃん。良かったね」
「まあ、本当ギリですが。しかし、わかってしまえばなんてことない答えでした」
しかしすごいのはあやのさんだ。ヒントは? と聞かれて咄嗟に今出した刺身定食を利用したりできるものだろうか。しかし、前もってそのヒントを用意していたとも思えない。やはり麻雀が強い人はアタマがいいなと、この時あらためて思った。
「さて、麻雀やるかー。あやのもやるでしょー?」
「やるやる」
クイズを解いたあとは、あやのさん、マキ、メタさん、俺の4人で麻雀をやることにした。
今日こそ勝つぞ!
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