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第四話
大人だから嘘を吐く
しおりを挟む◇ グリーンこと楠木先生の場合
教職とは教えるためだけの存在だ。身体的な接触は最低限でいいし、必要な感情は教える喜びと教わる喜びだけだ。
「先生、すきなんです」
なのにどういうわけかわたしはこういうことになることが多い。
この件についてはレッドから「だってグリーンの雰囲気、未亡人だもん。そりゃ男子高校生ホイホイでしょ」と恐ろしいことを言われたことがあるが……もしそうなら御払いとかではどうにもならないのだろうか……。
いや、告白されること自体は年に十回はあるし、断れば済むからこの際それはいいとしよう。問題は押し倒されているというこの状況だ。
襲われているにもかかわらずアウトなのはわたしである。理不尽すぎるこの世界。免職ぎりぎりを歩くこの人生。イエローことすーさんから習った護身術を思い返す。
「先生が悪いんですよ、いつも思わせ振りで……」
人体の急所はどこだったかなと考えながら、しかしこれ殴ったら殴ったでやはりわたしが捕まるのではなかろうかという恐怖。とはいえさすがにこのまま流されるわけにもいかない。
生徒の足をつかみ押し上げるようにして引きはがし、上下を入れ換えて、相手の股間を膝で潰すと「ギャン!」と相手が鳴いた。さすがにこのぐらいなら教育的指導で済むだろう。
立ち上がり、衣服の乱れを直し、ため息を吐く。
「卒業してまだそんな気持ちがあれば聞きます。とにかくきみには他に学ばなきゃいけないことがあるでしょう?」
「俺じゃ駄目ですか?」
「駄目ですよ。少なくとも今のきみじゃ全く駄目です」
泣いている生徒を見ながら、泣きたいのはわたしの方なんだけどなと思った。彼をおいて教室を抜け出して息を吐く。今日は絶対に彼らと飲もうと決めて国語準備室に向かった。
◇
「思わせ振りってなんなんでしょうか?」
「授業で源氏物語やったとか?」
「わたしの担当古文漢文なんですよ? 源氏物語は避けられないでしょう」
「若紫との初夜は最高にかわいいじゃん。どう解説しても興奮するでしょそんなの」
「そんな過激なことはさすがにやってませんよ。空蝉ぐらいです」
「寝取られ未遂のやつか。あれはあれで興奮する」
「クズブルー……きみに相談したのが間違いでした」
けたけた笑いながら水戸は酒を飲む。
彼との初対面もこんな風だった。生徒から告白されて断った一週間後にその生徒が援助交際に手を出し警察の厄介になり、警察と親御さんに頭を下げたあとに泣きながら屋台で飲んでいたわたしに話しかけてきたのがブルーこと水戸だった。
人生最悪の時に出会った最悪の男だと今でも思うが、もう過ぎてしまったことはどうにもならない。この出会いは今更消せはしない。あまりにもこの人生に与えたインパクトが大きすぎるからだ。
「習っておいてよかったな、護身術。すーさんも喜ぶでしょ」
「さっきお礼のメールを送ったら、爆笑って返ってきましたよ」
「爆笑されてよかったじゃん」
「……なんでみんな、わたしが襲われてると笑います?」
「面白いから」
「そっか……面白い……」
世界の理不尽を噛み締めてうつむくと、水戸が手を握ってきた。見ればにんまりと笑っている。
「慰めてやろうか?」
「いや、きみとは友達でいたいから」
「セフレは友達の範疇でしょ。知っているか、先生。友人も恋人も家族もオナニーでなれるけどセフレはセックスができないとなれないんだぞ?」
「言いたいことはわからないでもないですが職業倫理に引っ掛かります」
「あらそう。ざーんねん」
「そんなこと思ってないくせに……」
「そうでもねえよ。俺は先生って生き物を一回抱いてみたいとは思ってる。マァ、でも先生だからそういうのは駄目なんだろうな」
水戸がクスクスと笑う。わたしとしては肩をすくめるしかない。
「先生をちゃんとやっている人は生きていくの大変だろうな。やりがいだけでよくそこまで働けるよ」
「タケノコみたいに成長していく子どもを間近で見られる仕事は他にありませんから」
「……高校の時にグリーンみたいな先生いたら手出してた自信しかねえわ」
「やめなさい、本当に。先生が可哀想でしょう。きみは本当に節操がない」
「コンビニで売ってないもんは持たない主義なんでね」
「子宮の時点で節度ぐらい身に付けてきなさい」
水戸は欠伸をしてから「グリーンは女もすきになれんだったら楽だったのにね」と言うので「そんなものはわたしが決められることじゃありません」としか言いようがない。あるもので生きていくしかないのだ。彼は「そりゃそうだ」と笑った。
「マァ、無事でよかったよ先生。バージンと童貞死守おめでとう」
「それについては死守したいわけじゃないんですよ……機会が……そういう機会がないだけで……」
「だから抱いてやるっつってんのに」
「職業上そういうのは駄目です」
「残念。引退したら言って」
「きみは断れば引くところだけが長所ですよ」
「節操はなくても常識はあるから」
「常識ある人は他人を脳イキさせないって知ってます?」
「ワタシニホンゴワカリマセン」
「……一と仲直りしたんですか?」
水戸は嫌そうに目を細めるとスマホを取り出して、操作をしてからその画面をわたしに見せた。どうやら一とのメッセージのやり取りだ。水戸の謝罪に、一が要求していたのは売り切れが続出しているという最新ゲーム機だった。
「買ってあげたんですか?」
「あげた……この年になると友達つくるの大変だからさー……なくさないでいるので精一杯だわ……」
「セフレは作れるんでしょう?」
「そりゃセックスができりゃセフレはできるよ。でも友達はオナニーに付き合ってくれるやつなんだから作るのはもっと大変なわけ。先生、そんなことも知らないの?」
無茶苦茶な理論だが笑ってしまった。わたしがケタケタ笑うと水戸は驚いたようだったが、つられたのかクスクスと笑う。
「要するに、きみは反省したんだな。なら結構。先生から言うことはありません」
「……先生ってやつはいっつもそう。つれないやつだよ」
水戸がそんなことを言った時に扉が開き、レッドが入ってきた。
「お疲れ、続木」
「お疲れ様です、レッド」
「おうよ、お疲れ。調子はどうだい未亡人とクズ」
レッドの開口一番が最高に切れがあって笑ってしまった。自分で招集かけておきながらなんだけど、今日はきっと帰れないだろうし、わたしは明日は二日酔いに苦しむのだろう。なのに楽しくて仕方ない。たしかにこんな馬鹿なことができる友人がこの年になってできるなんて奇跡みたいなことだし、失くさないだけで精一杯だと思ってしまって、涙が出るくらい笑ってしまった。
◇
「だからお前にはこの色似合わないって、顔色悪く見えるだろ」
「顔色悪く見えたら早退できるでしょ、頭つかってー?」
「天才かお前」
「褒め称えてもっとー、……いや、でも探してんのはデート服なのよねー、これとかは? オフショルダー」
「痴女じゃん。そんな出さなくていいだろ。この辺でいいよ」
「えー似合わないでしょ、私にこんなの」
などと目の前で若者ふたりがひとつのスマホを覗き込みながら話している。
「お前に似合うもんは俺のがわかるから。これも似合ってるじゃん? 着けてきてくれるなんて健気ー」
「はー? 謎のどや顔ー、私がなんでも似合うだけだし」
「天才か、お前」
「もっと語彙力使って誉めて」
ふたりとも酔っているから続木は水戸の胸にもたれて話しているし、水戸は続木の腰に手を回している。ここまでしているのに彼らは両思いですらないのだ。水戸は可愛くて可愛くて仕方ないと言う目で続木を見ているのに、続木は恐ろしいことにそれに気がつかないのだ。ラブコメの主人公かというぐらい鈍感。水戸も報われないなと思いながら、わたしは酒を飲む。
「このスカートは?」
「んー……短くね?」
「短いのがいいんでしょー?」
「エッチなお姉さんじゃん」
「モテそうでしょ?」
「痴漢にあいそう」
「ぶっとばすぞ」
彼らの会話を聞いているとむず痒いような、叫びたくなるような、なんともいえない気持ちになるのだが、それはそれで癒されるし酒も進む。
続木がスマホをおいて「あ」と声をあげた。
「そういやグリーン、うちの職場にグリーンの元教え子が入ってきたよ。あそこでしょグリーンの職場って、市立の男子校のー、そこ出身って言うから、多分教え子だと思うんだけどー……鮫島って子、わかる?」
むせたら鼻からハイボールが出た。
「おいおい大丈夫かよ、死ぬのか?」
「ごほっ、ぐふっ……」
「この反応からして鮫島はゲイだな。デート誘う前でよかったわ」
「げほっ、うえっ……」
「なに? 新卒とのデート用だったのかよ。だったら肩出せよ」
おしぼりで顔を拭きながら「ちがう」と彼らの会話を止めると、「ちがくないだろ」「どうせゲイよ」と冷たい返事。
「違いますよ、鮫島は……あー、その! ……いいこですよ」
「条例違反?」
「してません! 失礼な! わたしは身も心も潔白です!!」
◇
鮫島は少しヤンチャなタイプだったのだが、いきなり学校に登校しなくなった。ということをわたしが知ったのは、彼が一週間休んだあと、彼の担任から相談されたときだった。
「どうしたらいいんでしょう、楠木先生」
「とにかく話を聞いて……」
「怖いんですよ、鮫島くん!」
「えっ」
「私には難易度が高くて……お願いします!」
「えっ」
生徒に難易度はなかろうと思いつつ、結局鮫島の家に行く仕事はわたしに押し付けられることになった。
わたしとしては、鮫島のことは古文の授業中に爆睡している姿しか知らないため、わたしが行ったところでわかるかなと思いながらの訪問だった。
インターフォンを鳴らすと、出てきたのは鮫島本人だった。
「古文の先生だ」
「はい、楠木です」
「……なにしに来たんだ?」
「家庭訪問です」
「担任が来るんじゃないのか、普通」
「響先生は女性なので夜に出歩くの危ないでしょう?」
「……ビビって逃げただけだろ」
「今お話しできますか?」
彼は扉を大きく開けて「入れよ」と言った。わたしは「失礼いたします」と言って彼の家に足を踏み入れた。古い団地の一室にあった彼の家は古く懐かしい匂いがした。
「ひとりなんですか? 親御さんは?」
「そこ」
「ああ、……ご挨拶しても?」
彼が曖昧にうなずくのでわたしはその仏壇の前に座り挨拶をした。彼はそんなわたしの後ろに座って、「そんなことも知らないで来たのか?」と聞いてきた。
「そうですね。わたしはきみの寝顔しか知りませんね」
「古文つまんないんだよ。終わった言語なんか習ってなんになんの?」
「そうですか……終わった言語……」
わたしが落ち込むと鮫島は慌てた様子で「先生だからつまんないわけじゃないよ。誰がやってもつまんないよ」とフォローになっていないことを言った。しかし優しい子なのだろうとわたしはうつむくのはやめる。
「それでなんで学校来ないんです?」
「それも聞いてないのかよ」
「そうなんですよ」
「響に仕事押し付けられてるだけだろ。若い女にバカにされて情けなくないの?」
「……わたしは情けないですか……」
「いちいち落ち込むなよ! そもそもなんで落ち込むんだよ!?」
鮫島は「なにしに来たんだよ、あんた」と言いながらお茶をだしてくれた。欠けた湯呑みが歴史を感じさせる。
「なにがあったんです?」
「うちのクラスでちょっともめて、ちょっとこう、口だしたら面倒なことになって……」
「もっと、ゆっくりちゃんと説明してくれますか? わたしそこまで読解力ないので」
「国語の先生なのに?」
「すいません……」
「謝んなよ、大人の男がよ」
「大人の男は何よりも先に謝らなきゃいけませんよ。力がありますからね」
わたしの言葉に鮫島は目を丸くした。それから気まずそうにぽりぽりと頭をかいて「喧嘩だよ」と言い出した。
「響が若い女だからうちのクラスのバカどもが色めき立っちまって、告白するぐらいならいいんだけどよ、襲うみたいな話になっててよー……」
「襲う!?」
「やめろって止めてたら、その内別件でもめてた連中も殺気立っちまって、全員ぐちゃぐちゃの喧嘩になりそうで……」
「喧嘩!?」
「いちいち驚くなって……んでちょっとみんな頭に血がのぼってるから、切れたらヤベーやつはクールダウンさせようってことになったの。俺が一番ヤベーから、俺は来週まで休むかっつーこと。……あと家賃もやばかったからバイトしたかった、って感じ」
「……なるほど。じゃあ教師が介入しなくても解決できそうですか?」
鮫島は「んー」と呻いた。
「正直なんとも言えない。うちの学校に向いてないよ、響は。あいつなんで新卒でうちにきたんだ? 本人の希望なのか?」
「えーっと……、……ここだけの話ですが、響先生はうちの卒業生です」
鮫島はゲラゲラと笑いだした。
「あいつ男だったのか?! それ言えよ!」
「いえ、昔からずっと女性でしたよ、響は」
「……担任だったとか?」
「わたしが新人のときに彼女は生徒でした。いいこですよ。……でも、そういう問題があるなら少しこちらも話し合います」
「ウン……そうしてもらえると助かるな」
「ところで鮫島は響先生のことどう思ってます?」
「どうって……どうもこうも、別に、先生だろ……」
青い恋の片鱗を感じてわたしが笑うと「うるせえ、ジジイ」と罵られた。わたしはとりあえず「条例があるのでそれだけは守ってくださいね」と頼むと鮫島は「先生がそれでいいのかよ」と笑った。それから紆余曲折いろいろあって、彼らは彼らの選択をしたのをわたしは見届けている。
のに、このタイミングでまさかレッドからその名前を聞くとは思わなかった。とことん彼女は選ぶのがパートナー持ちの男である。
「鮫島は、えー、パートナーがいるはずですよ。わたしが仲人したので」
「ほーら、ゲイ」
「いやゲイというか……大体日本の法律が悪いんですよ……」
「なんでもいいー。はー、うちの職場は女すきの男がいない……」
続木はフンと鼻を慣らすと当然のように水戸にもたれた。水戸も彼女を抱き止めて「しゃーねえな、切り替えていこう」と言っている。
「というか、きみたちが付き合えばいいじゃないか」
「水戸はゲイだから」
「俺はゲイではないけど」
「外道だから」
「俺は俺の王道しか歩いてねえよ」
「なに? 私と付き合いたいの?」
水戸はビクリと体を動かしたが「んなわけねえだろ」と強がった。これであと三年は延びたなと思いながらわたしは酒を飲む。
「とにかく……みんなしあわせになってくださいね。わたしはなれないから」
「なんでだよ。生徒に手出されて免職くらって養ってもらえよ、グリーン」
「いやですよ。わたしは教師がすきなんです。これがわたしの生涯の恋なんです」
「嘘つきだな」
水戸が笑う。その通りだとはわかった。だから「嘘じゃないですよ」と笑った。「そうだね」と続木は笑った。
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