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第3章 アミサム王国 動乱
第78話 お城の真実と疑問
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「勇者が弱い? それはどうして。確かに召喚されてすぐは普通ですが、短期間で近衛すら圧倒できるほどになる」
「それでもですわ。人として普通の範囲。松田様と真一。この二人は、人でなし。言わば、天より使わされた者という表現がぴったりですわね。何せ、魔王すら弱いと仰っていますから」
とうとう、人でなしになった。
「魔王が、弱いと?」
宰相が、顔を引きつりながら聞いてくる。
もう顔面が、筋肉痛になりそうだ。
「あーあの感じ。強くは無いな」
ぼそっと、真一がつぶやく。
「さすがでございます。真一ぃぃ」
何か姫さんのツボに入ったのか、必死で頬や胸を擦り付けている。マーキング?がひどくなった。
「ああさっき、カリーネの説明にあったが、プローペの外で会ったとき。飲みながら話しをしたが、魔王はそんなに強くない。実はその後、もう一度会ったが。あまり変わらなかったからな」
「でも。あの魔法。連合軍の兵士を、一瞬で消滅させたと聞き及んでおります。その規模の魔法。とても普通の使い手で、使える物ではありません」
「あれなあ。実はおかしいんだ。普通。大規模魔法を使うと、周辺の魔素は枯渇し。薄くなるのだそうだ。ところが、あのときのプローペ周辺は、俺たちでも倒れるくらい、魔素が高濃度になっていた。分かるか」
俺が説明すると、宰相さんが悩み始める。
「魔素が上昇? すると魔法では無く。そう例えば。大量の魔石を破壊したとかですかな」
「多分そんなところだろう。ひょっとすると、魔石に対し、もっとギリギリまで魔力を詰め込んで、使ったのかもしれないが」
「たしかに。昔。魔道具用の魔石に魔力を注ぎ。爆発を起こした事故。そのようなことがあり、錬金術師が亡くなったことがあったはず」
そう言って考え始める。
「まあ。と言うことで、魔王は強くない。以上だ」
なぜか周りは、首を横に振っている。
「魔王が弱いといえるのは、あなたたちだけです」
カリーネに叱られる。
「ひょっとして。この場の、不思議な感じは、お二人の力が影響をしているのでしょうか?」
宰相さんが、少し弱腰になった。ご要望に応え、少し力を解放してあげよう。
「普段は、かなり抑えているからな」
その瞬間。部屋の圧力が高まった感じがして、まるで空気が液体のように感じる。
松田様の体が、金色の光を発して、ずっと感じていた、生物としての自身の弱さを再認識する。ああ。カリーネが言っていたとおり、神か。それが自身の納得できる。唯一の答え。
宰相さん、失禁。
「「「あっ」」」
「やり過ぎたか。最近、微妙な調節が出来ないな」
浄化魔法で、綺麗にする。
「どうしよう?」
「そのままほっといて、大丈夫でしょう」
カリーネ。お父さんに冷たいな。
その頃。力を感じた王城内は、大騒ぎになっていた。
「なんだ。さっきの力。魔王か。それともドラゴンか」
「不明です。一階の詰め所にいた、兵たち。多数失神」
「ええい。周辺に何者かがいないか調査をしろ」
「えっ。調査ですか。先ほどの力を持った相手を?」
「そうだ。見つけないと駄目だろうが」
「いえ。それでは、遺書をしたためますので、しばしお時間を」
「…… なるべく早くな」
その兵は、毅然とした態度で、部屋から退出後。
一目散に逃げ出し、姿を消す。
「さて、王城とはいえ。マリアーナ。真一さんに甘えすぎです。はしたない」
「だってぇ。この後、お父様にもお会いになってくれるのでしょう?それを考えると嬉しくて」
まるで、甘えんぼのわんこだな。
「ねえ。今晩のご飯どうするの?」
腹ぺこ美咲、発動。
「あたし、ここの料理。食べたくない」
「そうだな。買ってきたストックもあるが、何を食べたい?」
「ピザ」「唐揚げ」「餃子」
女性陣からの意見。
「家系ラーメン」
外務省の、植村さん。
「さっきの話を聞いて、焼き鳥が食いたくなった」
土門さん。
「そうですね」
平林さん。
「なんだか、王宮での晩餐会と言うより。フードコートかビアホールのメニューだな」
「マリアーナ。普段、どんな物を出しているんだ?」
「午餐は、あっさりとした料理が多い。パンやチーズ。軽いメニューだが、パーティなら肉も用意される。肉類は豚、家禽、牛、羊。他にも狩りにいって捕まえることが出来れば、それが追加される。調理は、まずロースト。シチューやスープ。パイ包みなどもある。調味料には、ハーブやワイン。スパイスなどが使われるが、これがきつい物は、早く用意されたものだから、腹を壊すかもしれない。これらの肉料理は、皿の代わりに厚切りのパンの上に乗せて食べるのだが、大皿で出され、適当に誰かが持ち寄ったナイフで切り分け、手で食べる。汚れた手は、フィンガーボールで洗い。テーブルクロスで拭う。今考えると最悪だが、それが普通だ」
指折り数えながら、説明される。
うん。クスティにも聞いたが、まじまじと聞かされると、中世ヨーロッパだな。
ヨーロッパでは、寝転がって食うとか、部屋の隅にあるツボは、トイレだったとか聞くが、同じだろうか?
「まああれだな、後でまねをされるとまずいから、野菜系も生はやめて、肉もローストビーフ系は、レアだと駄目だな。ビュッフェ風の居酒屋メニューか? 手掴みなあ。ナイフやフォーク。スプーンなど、最低限のカトラリーは出すか」
ざっと、頭の中で考え。最も重要な案件に、はっと気がつく。
「ところで、人数は?」
とうぜん。皆が首を振る。
「それでもですわ。人として普通の範囲。松田様と真一。この二人は、人でなし。言わば、天より使わされた者という表現がぴったりですわね。何せ、魔王すら弱いと仰っていますから」
とうとう、人でなしになった。
「魔王が、弱いと?」
宰相が、顔を引きつりながら聞いてくる。
もう顔面が、筋肉痛になりそうだ。
「あーあの感じ。強くは無いな」
ぼそっと、真一がつぶやく。
「さすがでございます。真一ぃぃ」
何か姫さんのツボに入ったのか、必死で頬や胸を擦り付けている。マーキング?がひどくなった。
「ああさっき、カリーネの説明にあったが、プローペの外で会ったとき。飲みながら話しをしたが、魔王はそんなに強くない。実はその後、もう一度会ったが。あまり変わらなかったからな」
「でも。あの魔法。連合軍の兵士を、一瞬で消滅させたと聞き及んでおります。その規模の魔法。とても普通の使い手で、使える物ではありません」
「あれなあ。実はおかしいんだ。普通。大規模魔法を使うと、周辺の魔素は枯渇し。薄くなるのだそうだ。ところが、あのときのプローペ周辺は、俺たちでも倒れるくらい、魔素が高濃度になっていた。分かるか」
俺が説明すると、宰相さんが悩み始める。
「魔素が上昇? すると魔法では無く。そう例えば。大量の魔石を破壊したとかですかな」
「多分そんなところだろう。ひょっとすると、魔石に対し、もっとギリギリまで魔力を詰め込んで、使ったのかもしれないが」
「たしかに。昔。魔道具用の魔石に魔力を注ぎ。爆発を起こした事故。そのようなことがあり、錬金術師が亡くなったことがあったはず」
そう言って考え始める。
「まあ。と言うことで、魔王は強くない。以上だ」
なぜか周りは、首を横に振っている。
「魔王が弱いといえるのは、あなたたちだけです」
カリーネに叱られる。
「ひょっとして。この場の、不思議な感じは、お二人の力が影響をしているのでしょうか?」
宰相さんが、少し弱腰になった。ご要望に応え、少し力を解放してあげよう。
「普段は、かなり抑えているからな」
その瞬間。部屋の圧力が高まった感じがして、まるで空気が液体のように感じる。
松田様の体が、金色の光を発して、ずっと感じていた、生物としての自身の弱さを再認識する。ああ。カリーネが言っていたとおり、神か。それが自身の納得できる。唯一の答え。
宰相さん、失禁。
「「「あっ」」」
「やり過ぎたか。最近、微妙な調節が出来ないな」
浄化魔法で、綺麗にする。
「どうしよう?」
「そのままほっといて、大丈夫でしょう」
カリーネ。お父さんに冷たいな。
その頃。力を感じた王城内は、大騒ぎになっていた。
「なんだ。さっきの力。魔王か。それともドラゴンか」
「不明です。一階の詰め所にいた、兵たち。多数失神」
「ええい。周辺に何者かがいないか調査をしろ」
「えっ。調査ですか。先ほどの力を持った相手を?」
「そうだ。見つけないと駄目だろうが」
「いえ。それでは、遺書をしたためますので、しばしお時間を」
「…… なるべく早くな」
その兵は、毅然とした態度で、部屋から退出後。
一目散に逃げ出し、姿を消す。
「さて、王城とはいえ。マリアーナ。真一さんに甘えすぎです。はしたない」
「だってぇ。この後、お父様にもお会いになってくれるのでしょう?それを考えると嬉しくて」
まるで、甘えんぼのわんこだな。
「ねえ。今晩のご飯どうするの?」
腹ぺこ美咲、発動。
「あたし、ここの料理。食べたくない」
「そうだな。買ってきたストックもあるが、何を食べたい?」
「ピザ」「唐揚げ」「餃子」
女性陣からの意見。
「家系ラーメン」
外務省の、植村さん。
「さっきの話を聞いて、焼き鳥が食いたくなった」
土門さん。
「そうですね」
平林さん。
「なんだか、王宮での晩餐会と言うより。フードコートかビアホールのメニューだな」
「マリアーナ。普段、どんな物を出しているんだ?」
「午餐は、あっさりとした料理が多い。パンやチーズ。軽いメニューだが、パーティなら肉も用意される。肉類は豚、家禽、牛、羊。他にも狩りにいって捕まえることが出来れば、それが追加される。調理は、まずロースト。シチューやスープ。パイ包みなどもある。調味料には、ハーブやワイン。スパイスなどが使われるが、これがきつい物は、早く用意されたものだから、腹を壊すかもしれない。これらの肉料理は、皿の代わりに厚切りのパンの上に乗せて食べるのだが、大皿で出され、適当に誰かが持ち寄ったナイフで切り分け、手で食べる。汚れた手は、フィンガーボールで洗い。テーブルクロスで拭う。今考えると最悪だが、それが普通だ」
指折り数えながら、説明される。
うん。クスティにも聞いたが、まじまじと聞かされると、中世ヨーロッパだな。
ヨーロッパでは、寝転がって食うとか、部屋の隅にあるツボは、トイレだったとか聞くが、同じだろうか?
「まああれだな、後でまねをされるとまずいから、野菜系も生はやめて、肉もローストビーフ系は、レアだと駄目だな。ビュッフェ風の居酒屋メニューか? 手掴みなあ。ナイフやフォーク。スプーンなど、最低限のカトラリーは出すか」
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