6 / 45
第一章 異変の始まり
第6話 理不尽と新属性
しおりを挟む
「君だね? 通報をしてくれたのは」
「はい。そうです。ここが、ゴブリンの巣で。中で、こいつらを助けました」
俺の横に立つ、ボロボロの服を着ている。高校生達。
「君達、先日から、行方不明になっていた子達だね」
「えっと。多分そうです」
一人が、答える
「事情を教えてくれたまえ」
「はい」
そう言って、彼らが連れて行かれる。
ぼーっと見送る俺に、もう一人の警官がそっとつぶやく。
「君。完全に巣を潰したの?」
「はい」
「それはご苦労さんだね。でもね、ゴブリンの巣は、見つけたときに、連絡をくれると懸賞金が出るんだ。潰しちゃうと、もう単なる洞窟だから、ご苦労様で終わりだよ」
「えっ?」
「もしかすると、あの子達の親から、謝礼くらいは来るかもだけど。当てにはしないでね。今度からは、見つけたらすぐ連絡頂戴。そうか、潰したのか、それも一人で。いやあ。それは凄いね。いやあまあ。うん。君は凄い。はっはっは」
そう言って、肩を叩いてくる。地味に痛い。
「いや。ご教示ありがとうございます」
俺は思わず、膝をつく。
「理不尽だぁぁ」
どこかの主人公のように叫ぶ。
俺は、疲れ果て。しかし、嬉しそうに手を振る高校生達が、どなどなされていくのを見送る。
取り残された俺は、バスに乗るため、駅方面へ下っていく。
すると、高らかにファンファーレが鳴る。
無論、悠翔からの着信だ。
おうまさん少女が、スマホの中でにこやかに手を振っている。
無論。悠翔と、優勝をかけてある。読みは、はるとなんだが。
これは俺の趣味ではなく、悠翔の趣味だから。そこは重要だからな。
〈おう。悠翔どうした?〉
〈どうしたじゃない。今どこにいるんだ? 皆ミーティングで、居酒屋に集合しているぞ〉
〈ああ。それなら、もうない〉
〈はっ? 無い? 何だそれ〉
〈俺が潰した〉
〈潰した? それはそれで凄いが、賞金はまさか独り占めか?〉
〈賞金もなかった。完全に潰すと駄目だそうだ〉
〈何やってんだよおまえ。とにかく来い〉
〈分かった〉
無論行ったら、口々に責められ、俺のおごりでとなった。
「畜生ぐれてやる。皆よってたかって。今朝から、凄くついていない。おい万結。俺の背中に、鎌を持った死に神とか、貧乏神とか引っ付いていないか?」
「うん? 背中? リンゴでも、置いておこうか?」
「馬鹿野郎。撒き餌をするな」
そう言って、ジョッキをあおる。
「あーもう」
そう言って愚痴っているのは、万結。
「ほら起きて、重いよ」
「大丈夫だ、真っ直ぐ歩いている。俺の中ではな。歪んでいるのは道だ。ふにゃふにゃしやがって」
そうくだを巻きながら驚いていた。
うーむ。世界が明るい。夜なのに。
ビールも、13杯ほど飲んだが、すでに冷めてきている。
何だこれ。足はまだふらついているが、うーん。
「うちのマンションへたどり着き、部屋へ上がる」
当然だが、玄関から上がり、ソファーへ倒れ込む。
「あーもう。ほらお水。飲み過ぎだよ。それじゃあ。あたし帰るからね。ちゃんとお布団で寝るのよ」
そう言って、帰ろうとした、万結の手首を掴む。
「だめだ。万結。ここにいろ」
「えっ」
万結が、それを聞き。嬉しそうな顔になる。
その時、俺の目じゃなく、頭の中に見えた景色。
文句を言いながら、帰っている万結の前に。ゴブリン達が現れ、さらわれる。
巣の中には、変異種がいて、立派なもので貫かれ。喜んでいる万結が見えた。
「あっ。元気になっている」
その声で、予知? 明晰夢? とにかく。それから目が覚めた。
「やっと、受け入れる気になったんだ」
そう言って、万結が覆い被さってくる。
知らなかった。俺NTR属性があったのか?
そして、あのじいさんから、力をもらった俺の才能は。
完全に開花してきたようで、凄かった。
歯止めがきかず。
あの元気な、万結が。限界を超え。かっくんかっくんしていた。
抱きしめた彼女は、思ったよりも小さく。か弱かった。
「もう許して」
とうとう、泣きが入った。
そして。悲劇は起こる。
「ねえ、改。やばい。腰が。力が入らない。私トイレに行きたい。漏れる。連れて行って」
仕方が無いので、連れて行く。
だが、本気で力が入らないようで。座らせるが、倒れてくる。
「うー仕方が無い。歩坂万結。新世改に、すべてを見せます」
顔が凄く赤くなっているが、勢いよく済ませると、命令してくる。
「はいビデ洗浄。そして拭いて。すごい。ビデで感じた。普段は痛いのに。はい抱っこ」
そして、寝室へ運ぶ。
「お水。飲ませて。んんっ。ぷはっ。しかし凄いね。それ」
そうずっとギンギン。
「俺も分からないが、おかしいなこれ」
「えーそこは素直に、万結が魅力的だからだよ、とか言ってよ」
「あーまあ。そうかもな。魅力的、魅力的」
「ひど。んーチュウして。んんっ。んあっ」
結局、翌日。昼過ぎになるまで、万結は動けなかった。
ところがだ、復活した万結は、元気いっぱいになっていた。
慢性的な腰痛や、肩こりが治ったらしい。
「ストレスが、念願叶って飛んだのかな。いや、相手をしてくれないのがストレスだったのか? 難しい問題だ」
訳の分からないことを言って、万結はうむむと、首をひねっている。
もう授業は諦め、夢で見た用水路に行く。
すると中から声が聞こえ。今度は無事通報。
当然横にいた、万結に、懸賞金半分を取られる。
おれは、昨日のファミリーレストランと、居酒屋分がチャラになった。振り出しに戻る状態。
警察が潰すのを見物していると、一匹。上位種に変異したやつが、警官を蹴散らし、こちらへやってくる。こいつは、夢の中で万結を喜ばせていた奴。
ついむかっとして、殴ってしまう。
認めたくないが、おれは、万結のことが好きだったようだ。
起こってもいない。NTRに対する焼き餅で、首から上が吹っ飛ばされ、奴は消失して消えていく。
「ねえ。今、何をしたの?」
「さあ。愛の力?」
万結が聞いてくるが、とぼけながら、魔石を拾う。
「はい。そうです。ここが、ゴブリンの巣で。中で、こいつらを助けました」
俺の横に立つ、ボロボロの服を着ている。高校生達。
「君達、先日から、行方不明になっていた子達だね」
「えっと。多分そうです」
一人が、答える
「事情を教えてくれたまえ」
「はい」
そう言って、彼らが連れて行かれる。
ぼーっと見送る俺に、もう一人の警官がそっとつぶやく。
「君。完全に巣を潰したの?」
「はい」
「それはご苦労さんだね。でもね、ゴブリンの巣は、見つけたときに、連絡をくれると懸賞金が出るんだ。潰しちゃうと、もう単なる洞窟だから、ご苦労様で終わりだよ」
「えっ?」
「もしかすると、あの子達の親から、謝礼くらいは来るかもだけど。当てにはしないでね。今度からは、見つけたらすぐ連絡頂戴。そうか、潰したのか、それも一人で。いやあ。それは凄いね。いやあまあ。うん。君は凄い。はっはっは」
そう言って、肩を叩いてくる。地味に痛い。
「いや。ご教示ありがとうございます」
俺は思わず、膝をつく。
「理不尽だぁぁ」
どこかの主人公のように叫ぶ。
俺は、疲れ果て。しかし、嬉しそうに手を振る高校生達が、どなどなされていくのを見送る。
取り残された俺は、バスに乗るため、駅方面へ下っていく。
すると、高らかにファンファーレが鳴る。
無論、悠翔からの着信だ。
おうまさん少女が、スマホの中でにこやかに手を振っている。
無論。悠翔と、優勝をかけてある。読みは、はるとなんだが。
これは俺の趣味ではなく、悠翔の趣味だから。そこは重要だからな。
〈おう。悠翔どうした?〉
〈どうしたじゃない。今どこにいるんだ? 皆ミーティングで、居酒屋に集合しているぞ〉
〈ああ。それなら、もうない〉
〈はっ? 無い? 何だそれ〉
〈俺が潰した〉
〈潰した? それはそれで凄いが、賞金はまさか独り占めか?〉
〈賞金もなかった。完全に潰すと駄目だそうだ〉
〈何やってんだよおまえ。とにかく来い〉
〈分かった〉
無論行ったら、口々に責められ、俺のおごりでとなった。
「畜生ぐれてやる。皆よってたかって。今朝から、凄くついていない。おい万結。俺の背中に、鎌を持った死に神とか、貧乏神とか引っ付いていないか?」
「うん? 背中? リンゴでも、置いておこうか?」
「馬鹿野郎。撒き餌をするな」
そう言って、ジョッキをあおる。
「あーもう」
そう言って愚痴っているのは、万結。
「ほら起きて、重いよ」
「大丈夫だ、真っ直ぐ歩いている。俺の中ではな。歪んでいるのは道だ。ふにゃふにゃしやがって」
そうくだを巻きながら驚いていた。
うーむ。世界が明るい。夜なのに。
ビールも、13杯ほど飲んだが、すでに冷めてきている。
何だこれ。足はまだふらついているが、うーん。
「うちのマンションへたどり着き、部屋へ上がる」
当然だが、玄関から上がり、ソファーへ倒れ込む。
「あーもう。ほらお水。飲み過ぎだよ。それじゃあ。あたし帰るからね。ちゃんとお布団で寝るのよ」
そう言って、帰ろうとした、万結の手首を掴む。
「だめだ。万結。ここにいろ」
「えっ」
万結が、それを聞き。嬉しそうな顔になる。
その時、俺の目じゃなく、頭の中に見えた景色。
文句を言いながら、帰っている万結の前に。ゴブリン達が現れ、さらわれる。
巣の中には、変異種がいて、立派なもので貫かれ。喜んでいる万結が見えた。
「あっ。元気になっている」
その声で、予知? 明晰夢? とにかく。それから目が覚めた。
「やっと、受け入れる気になったんだ」
そう言って、万結が覆い被さってくる。
知らなかった。俺NTR属性があったのか?
そして、あのじいさんから、力をもらった俺の才能は。
完全に開花してきたようで、凄かった。
歯止めがきかず。
あの元気な、万結が。限界を超え。かっくんかっくんしていた。
抱きしめた彼女は、思ったよりも小さく。か弱かった。
「もう許して」
とうとう、泣きが入った。
そして。悲劇は起こる。
「ねえ、改。やばい。腰が。力が入らない。私トイレに行きたい。漏れる。連れて行って」
仕方が無いので、連れて行く。
だが、本気で力が入らないようで。座らせるが、倒れてくる。
「うー仕方が無い。歩坂万結。新世改に、すべてを見せます」
顔が凄く赤くなっているが、勢いよく済ませると、命令してくる。
「はいビデ洗浄。そして拭いて。すごい。ビデで感じた。普段は痛いのに。はい抱っこ」
そして、寝室へ運ぶ。
「お水。飲ませて。んんっ。ぷはっ。しかし凄いね。それ」
そうずっとギンギン。
「俺も分からないが、おかしいなこれ」
「えーそこは素直に、万結が魅力的だからだよ、とか言ってよ」
「あーまあ。そうかもな。魅力的、魅力的」
「ひど。んーチュウして。んんっ。んあっ」
結局、翌日。昼過ぎになるまで、万結は動けなかった。
ところがだ、復活した万結は、元気いっぱいになっていた。
慢性的な腰痛や、肩こりが治ったらしい。
「ストレスが、念願叶って飛んだのかな。いや、相手をしてくれないのがストレスだったのか? 難しい問題だ」
訳の分からないことを言って、万結はうむむと、首をひねっている。
もう授業は諦め、夢で見た用水路に行く。
すると中から声が聞こえ。今度は無事通報。
当然横にいた、万結に、懸賞金半分を取られる。
おれは、昨日のファミリーレストランと、居酒屋分がチャラになった。振り出しに戻る状態。
警察が潰すのを見物していると、一匹。上位種に変異したやつが、警官を蹴散らし、こちらへやってくる。こいつは、夢の中で万結を喜ばせていた奴。
ついむかっとして、殴ってしまう。
認めたくないが、おれは、万結のことが好きだったようだ。
起こってもいない。NTRに対する焼き餅で、首から上が吹っ飛ばされ、奴は消失して消えていく。
「ねえ。今、何をしたの?」
「さあ。愛の力?」
万結が聞いてくるが、とぼけながら、魔石を拾う。
0
あなたにおすすめの小説
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
☆ほしい
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる