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ダンジョンができた世界。
第12話 諦めない
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「えっ? 嫌です」
彼はあっさり見つけられた。
それでまあ、警察側の言い分はこうだ。
「今、世界は、未曾有の危機に瀕している。日本国民なら国のために働こうとは思わんかね」
でまあ、嫌ですと素直に返事をした。
いや、まあ。
警察官は良いんだけどね。
なんか国会議員がくっ付いて来て、何じゃかんじゃと……
わしが口をきいてやるから、今なら非常勤だが公務員にしてやるとか、色々言われた。
どうやら、中学校もまともに出ていないことを、知られているようだ。
「中学校卒業程度認定試験は、すでに合格しています。今度は高等学校卒業程度認定試験を受けます」
言う必要も無いのだが、なんとなく報告をしてみる。
「そんな事に、無駄な努力をしなくとも。君は素直に、あの変な生き物を倒せば良いじゃ無いか。何か力があるのだろう?」
「いやです。勉強して、東大へ入ります」
別にそんな気もないのだが、なんとなくそう言ってみた。
とっさには、ほかの大学が思い浮かばなかっただけだけれど。
すると、それを聞いておっさんの顔が…… 少し驚いた? いや呆れたのか?
そして、一見すると狸のような変な顔を、さらに変な顔にして、やれやれという感じで語り始める。
「人というのは、生まれながらに役割というものがあるんだ。君みたいなものは、素直にあの怪物を倒していれば良いのだ。政治的なものや計画は、わしらが立てる。君はこれからの時間を無駄な勉強に使わなくてもすむんだぞ。君はもう二十歳だろう。今からその試験を受けて、その後受験勉強? そんな事をしておれば、現役で入学をした世代はもう卒業じゃないか」
「だから、なんです?」
そう答えると真っ赤になってくる。
「国立大学法人系は税金も使っておるのだ、生徒一人を教育するのに幾らかかると思っている?」
「知りません。ご教授ください」
なんかいい加減、気分が悪くなってきた。
感情を出さずに、無表情で聞いてみる。
「ぐっ。自分で調べろ」
とまあ、話が出来ない。
ギャアギャア言い合っていると、警察関係者の方が申し訳ないという感じで、受け入れ態勢も含めてもう少し具体的に決めてから、また出直すと言ってくれた。
「貴様など、協力をせんのなら逮捕してやる」
おっさんは、帰り際にそんな事を言いやがった。
「なんの罪で?」
「そんな物、どうとでもできる」
とまあ、ダレ得かわからない言葉を垂れ流す……
相変わらず能面のような顔の俺。無表情だが、一応お見送りをする。
その後、見張っている人達に初コンタクト。
録音をしていた音声を聞かせる。
スマホって便利。
「これって、脅迫ですよね。起訴できますか?」
「ちょっと待ってくれたまえ」
いい加減、見張っていた対象者に、いきなり声をかけられて焦っている捜査員。
なんか無線で話し始めた。
「この政治家。名刺はあるかね」
きっと、本人のことは知っているのだが、提示する証拠が欲しいのだろう。
「これですね」
名刺には日本保革推進党。久仁瓜 勧と書かれていた。
「わかった。悪いようにはしない。それで、何時から我々に気がついていた?」
「帰ってきてすぐ。もう半年ですかね」
そう言うと、なんだか落ち込まれた。
「よろしくお願いをします」
なんか辛そうだから、その場をそそくさと後にした。
千尋は、考えていた。
あの時、いきなり抱きつかれて、焦ったのは一瞬。
楓が、嬉しそうな顔をしたのを見た。
きゃっとか、いやんとか言っていたけれど、絶対喜んでいた。
「むう。そんなに顔がいいわけでもないのに」
兄妹なので兄の顔を悪く評すると、自分もたいした事が無いことになるのだが、当然本人はそう思っていない。
なんとなく、他の女に喜ばれるのが許せない。
「はっ。違う違う」
彼女は、一体何が起こったのかを考察していたのだが、つい、焼き餅を焼いてしまう。
だけど、考えても、わかるわけなどない。
あのとき聞いた、「魔法だ」の言葉がすべてなのだ。
「むう…… 楓は良い子だけど、お姉ちゃんと呼ぶのはいやね」
女の子同士の、複雑な人間関係が発動。
結構面倒なのだ。
女同士と言うのは、笑顔で握手をしながら、足元で蹴り合うという事をするらしい。
男とは違い、なかなか面倒な人間関係のようだ。
そして……
「むう。あのガキめ、ただの脳筋のくせに調子に乗りおって。平民は黙っていうことを聞けば良いのだ」
久仁瓜が激怒中だった。
司の態度。
人を完全に舐めた態度を取られたのが気に食わない。
秘技無表情は、地味に相手に対してダメージを与える。
司本人は、そこまで馬鹿にしたつもりは…… あったんだけどね。
だけど、普段から尊大で高圧的。横柄であり居丈高で高飛車かつ傲慢な彼は、過剰に反応をした様だ。
この仕事。舐められれば終わり。
どうしてくれようかと、思案をする。
だが数日後、それどころではなくなる。
「久仁瓜議員。公開されていない寄付がありますよね」
「そんなものは無い」
記者達に囲まれていた。
「これって、この前の人だな」
司は、リビングでぼーっとテレビを見ていた。
この前きたオッサンが、カメラから逃げ回っていた。
この所、ダンジョンの話題一辺倒だったのに、このオッサンの話だけはきっちり放送されていた。
「ああ。もしかして、お願いが効いたのかな?」
そうすると、罪がなくとも逮捕ができると言った言葉は、本当だったのかと少し不安になる。
司はそこまでで、その先を考えていなかったのだが、国の中で彼の重要度が上がった証拠だという事に、思いが及ばなかった。
「彼は、キーマンだな。この発見時の調書が本当なら、七年間の経験と知識があるはずだ」
「中学生で、今の状況を生き抜いてきたのだよな」
「そうだろうな。もっと詳しく聞いてくれれば良かったのに、彼の妄言だと決めつけた文章だな」
司の調書を前に、怪しい男達が密会をしていた。
たった一人の、小卒男子のために。
彼はあっさり見つけられた。
それでまあ、警察側の言い分はこうだ。
「今、世界は、未曾有の危機に瀕している。日本国民なら国のために働こうとは思わんかね」
でまあ、嫌ですと素直に返事をした。
いや、まあ。
警察官は良いんだけどね。
なんか国会議員がくっ付いて来て、何じゃかんじゃと……
わしが口をきいてやるから、今なら非常勤だが公務員にしてやるとか、色々言われた。
どうやら、中学校もまともに出ていないことを、知られているようだ。
「中学校卒業程度認定試験は、すでに合格しています。今度は高等学校卒業程度認定試験を受けます」
言う必要も無いのだが、なんとなく報告をしてみる。
「そんな事に、無駄な努力をしなくとも。君は素直に、あの変な生き物を倒せば良いじゃ無いか。何か力があるのだろう?」
「いやです。勉強して、東大へ入ります」
別にそんな気もないのだが、なんとなくそう言ってみた。
とっさには、ほかの大学が思い浮かばなかっただけだけれど。
すると、それを聞いておっさんの顔が…… 少し驚いた? いや呆れたのか?
そして、一見すると狸のような変な顔を、さらに変な顔にして、やれやれという感じで語り始める。
「人というのは、生まれながらに役割というものがあるんだ。君みたいなものは、素直にあの怪物を倒していれば良いのだ。政治的なものや計画は、わしらが立てる。君はこれからの時間を無駄な勉強に使わなくてもすむんだぞ。君はもう二十歳だろう。今からその試験を受けて、その後受験勉強? そんな事をしておれば、現役で入学をした世代はもう卒業じゃないか」
「だから、なんです?」
そう答えると真っ赤になってくる。
「国立大学法人系は税金も使っておるのだ、生徒一人を教育するのに幾らかかると思っている?」
「知りません。ご教授ください」
なんかいい加減、気分が悪くなってきた。
感情を出さずに、無表情で聞いてみる。
「ぐっ。自分で調べろ」
とまあ、話が出来ない。
ギャアギャア言い合っていると、警察関係者の方が申し訳ないという感じで、受け入れ態勢も含めてもう少し具体的に決めてから、また出直すと言ってくれた。
「貴様など、協力をせんのなら逮捕してやる」
おっさんは、帰り際にそんな事を言いやがった。
「なんの罪で?」
「そんな物、どうとでもできる」
とまあ、ダレ得かわからない言葉を垂れ流す……
相変わらず能面のような顔の俺。無表情だが、一応お見送りをする。
その後、見張っている人達に初コンタクト。
録音をしていた音声を聞かせる。
スマホって便利。
「これって、脅迫ですよね。起訴できますか?」
「ちょっと待ってくれたまえ」
いい加減、見張っていた対象者に、いきなり声をかけられて焦っている捜査員。
なんか無線で話し始めた。
「この政治家。名刺はあるかね」
きっと、本人のことは知っているのだが、提示する証拠が欲しいのだろう。
「これですね」
名刺には日本保革推進党。久仁瓜 勧と書かれていた。
「わかった。悪いようにはしない。それで、何時から我々に気がついていた?」
「帰ってきてすぐ。もう半年ですかね」
そう言うと、なんだか落ち込まれた。
「よろしくお願いをします」
なんか辛そうだから、その場をそそくさと後にした。
千尋は、考えていた。
あの時、いきなり抱きつかれて、焦ったのは一瞬。
楓が、嬉しそうな顔をしたのを見た。
きゃっとか、いやんとか言っていたけれど、絶対喜んでいた。
「むう。そんなに顔がいいわけでもないのに」
兄妹なので兄の顔を悪く評すると、自分もたいした事が無いことになるのだが、当然本人はそう思っていない。
なんとなく、他の女に喜ばれるのが許せない。
「はっ。違う違う」
彼女は、一体何が起こったのかを考察していたのだが、つい、焼き餅を焼いてしまう。
だけど、考えても、わかるわけなどない。
あのとき聞いた、「魔法だ」の言葉がすべてなのだ。
「むう…… 楓は良い子だけど、お姉ちゃんと呼ぶのはいやね」
女の子同士の、複雑な人間関係が発動。
結構面倒なのだ。
女同士と言うのは、笑顔で握手をしながら、足元で蹴り合うという事をするらしい。
男とは違い、なかなか面倒な人間関係のようだ。
そして……
「むう。あのガキめ、ただの脳筋のくせに調子に乗りおって。平民は黙っていうことを聞けば良いのだ」
久仁瓜が激怒中だった。
司の態度。
人を完全に舐めた態度を取られたのが気に食わない。
秘技無表情は、地味に相手に対してダメージを与える。
司本人は、そこまで馬鹿にしたつもりは…… あったんだけどね。
だけど、普段から尊大で高圧的。横柄であり居丈高で高飛車かつ傲慢な彼は、過剰に反応をした様だ。
この仕事。舐められれば終わり。
どうしてくれようかと、思案をする。
だが数日後、それどころではなくなる。
「久仁瓜議員。公開されていない寄付がありますよね」
「そんなものは無い」
記者達に囲まれていた。
「これって、この前の人だな」
司は、リビングでぼーっとテレビを見ていた。
この前きたオッサンが、カメラから逃げ回っていた。
この所、ダンジョンの話題一辺倒だったのに、このオッサンの話だけはきっちり放送されていた。
「ああ。もしかして、お願いが効いたのかな?」
そうすると、罪がなくとも逮捕ができると言った言葉は、本当だったのかと少し不安になる。
司はそこまでで、その先を考えていなかったのだが、国の中で彼の重要度が上がった証拠だという事に、思いが及ばなかった。
「彼は、キーマンだな。この発見時の調書が本当なら、七年間の経験と知識があるはずだ」
「中学生で、今の状況を生き抜いてきたのだよな」
「そうだろうな。もっと詳しく聞いてくれれば良かったのに、彼の妄言だと決めつけた文章だな」
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