149 / 156
迫り来る脅威
第149話 そして……
しおりを挟む
何年か前にAiの発達により、ソフトウェア開発などが簡単になり、Aiに置き換えられると騒がれて、テック企業の株価が暴落した事があった。
だが、それどころではない事態が、世界中の企業を震撼させた。
極東から出てきた技術。
錬金術と言っても良いだろう。
新型の魔導具は材料を流し込み、配合比を設定する。
それだけで、素材や合金が創られる。
その製錬速度は速く、各種金属の価値は暴落をした。
一時期帝国が発展途上時に需給を考えずに製品を造り、暴落をさせたのだが、それどころではない。
原理は判らないのだが、材料は何でも良く、その辺りの土が金属に変わる恐怖。
建築の残土が原料となるのだ……
それを知ったとき関連企業は跪き、天を仰いで祈ったという。
文明の終焉を迎えたのだと……
旧文明はこれで終わり、新しい人類と共に新しい世界がやって来たのだと……
だがその事実は、同盟国以外にはさらなる悲劇としておそい掛かる。
価格の下落。
それは、経済の終焉を意味する。
「くそう。すべての技術は長年にわたりすべて盗み、我が国のものとしたはずなのに。それがすべて過去の物となっただと?」
「はい。完全に終わらせたはずでした」
「鉄鋼も液晶も家電も果物も半導体もぉ。高速列車も車もだ。すべて我が国の物として、安価に供給をして日本企業は潰したではないか」
かの国が発展する中で、日本は良いよと言って愚かにも技術を教えた。
だがその御礼は、日本企業の敗北という形で、多くの企業が破産。そして分解された。
「大きな国と仲良くしないと、戦争になったら国民が困るだろう」
その当時の政治家達はそんな事を言っていたのだが、彼等は稼いだ金で軍備を整えて、言いがかりをつけて国土を乗っ取りに来はじめた。
それは幻想ではない。
すぐ側のルシアン帝国すら経済的に土地を買われて国土を減らし続けている。
その元になったのは、旧連邦時代に自国だった国を、独立なんか許さない。などと言いがかりをつけて、武力により取り返そうとしたのだが、思った以上に抵抗が大きく経済的な困窮が発生。
その金を援助して貰い、結局自国が削られていく矛盾。
愚かとしか思えない。
事の始まりは、小惑星群を技術者と共に探査中の出来事だった。
「どれもこれも、単なる鉄ばかりですね」
サンプルを採取して、希少金属などがあれば採掘用の魔導具を放つ。
「ええっ? もしかしてこの宙域全部なのか?」
「このベルトが発生した、要因を考えるとそうかもしれませんね」
普段は宇宙軍の予算稼ぎに行っている行動ではあるのだが、暇つぶしに司が乗っていた。その目が光る。
もう少し運転に慣れれば、船を民間企業に貸し出して、勝手に採掘を行って貰うことになっている。
すでに、獣人の星ムンダス=ビスタリウム星と精霊族のプアネタウ・ビィスピリ・タスビビュント星については民間が入っている。ただ一般の搭乗は出来ずに自衛隊と政府関係者。そして、指定企業の関係者のみではある。
ただし、船自体は攻撃用装備を搭載しているため、自衛隊員は必ず乗っている。
言わば移行期と言えるだろう。
これは勝手に進めたわけではなく民間企業との話し合いの中で出てきた希望で、国だけが独占するのはズルいなどと言われたためだ。
「じゃあ。自分たちで船を造れば良いじゃん」
などという意見もどこかから出てきたのだが、安保も含めて管理上それもまずいということで、貸与することとなった。その結果、一部の関係者だけが星を渡り始めることになる。
そして、その発展に便乗する形で商社が家電などを売り、鉱物資源を買って帰るという商売が始まった。
その中で敏感な者達が感じ取った異変。
「採掘量が異常です」
「そうだよな」
すでに、日本の商社関係者には、獣人国における採掘量は把握されてデータ管理されている。
自分たちが現在輸入している量は、ストック分を含めてかなりの量だ。
地球では、資源を政治に使う国がいるために、安定的に製品を造ろうと思えば年単位の材料ストックが必要となる。
この世の中には、浅はかな者達が存在をする。彼等は、嫌いだから輸出しないなどと平気で言ってくる。
そのたびに、技術革新や他国での採掘や精錬を日本は行ってきた。
それは日本だけではなく、アメリカなどもグリーンランドを帝国依存から脱却させるために騒ぎを起こしたりした。
そんな世の中で、ソーマを飲みながらのトップ会談が行われた。
まあ、ダンジョン六階にある社での茶飲み話。
「なあダンジョン内にさあ、宝石とか金とかあるじゃん。あれってどこかから持ってくるの?」
司がシンに聞いた内容だが、実は寝物語に亜矢から聞かれたこと。
彼女達が貧乏な頃、河原で石を積みながら、宝石を集めていた。
当然ながら、どこから流れてくるのか気になって、上流へ行くのだが、普通の赤土から宝石の粒が路頭していた。赤土は地殻変動により酸化した証拠。地質学的にはおかしなことではないのだが。
「それでな。やっぱり欲をかいて掘ったんだよ。貧乏だったし、結衣達と一緒に」
「そうなのか?」
「うん。あの頃はとにかく貧乏だったし、欲しいものも沢山あったし」
彼女達の実家はそんなに裕福では無く、下宿代と学費それだけで精一杯だったし、そのために高校生の時もお小遣いは少なかった。
大学に入ってからアルバイトをして、少しずつ買い物が出来るようになると、やはり綺麗な物やかわいいものが目に付くと買ってしまう。
今までほしくても買えなかった反動なのか、おかげで少しくらい稼いでも貧乏だったのだ。
「掘り尽くしても、翌日には宝石が出てきてたんだ。それで、ひょっとしたら、赤土が宝石にかわってないかって思って? ずっと不思議だったんだよね」
「あーまあ、聞いてみる」
そんな事があった。
「なんだ。そんな事か。この世界の存在する物、すべて素材は一つ。どのように変化をさせるかはその条件さえ知ればたやすい。お前なら魔法で変化出来るだろう。試してみるが良い」
そんな事があり、試した。
出来た。
小惑星がじゃまなら、錬金すれば良いじゃん。
魔導具創った。
今ここである。
そんな安易に創った物が、いま、世界の常識を破壊する。
だが、それどころではない事態が、世界中の企業を震撼させた。
極東から出てきた技術。
錬金術と言っても良いだろう。
新型の魔導具は材料を流し込み、配合比を設定する。
それだけで、素材や合金が創られる。
その製錬速度は速く、各種金属の価値は暴落をした。
一時期帝国が発展途上時に需給を考えずに製品を造り、暴落をさせたのだが、それどころではない。
原理は判らないのだが、材料は何でも良く、その辺りの土が金属に変わる恐怖。
建築の残土が原料となるのだ……
それを知ったとき関連企業は跪き、天を仰いで祈ったという。
文明の終焉を迎えたのだと……
旧文明はこれで終わり、新しい人類と共に新しい世界がやって来たのだと……
だがその事実は、同盟国以外にはさらなる悲劇としておそい掛かる。
価格の下落。
それは、経済の終焉を意味する。
「くそう。すべての技術は長年にわたりすべて盗み、我が国のものとしたはずなのに。それがすべて過去の物となっただと?」
「はい。完全に終わらせたはずでした」
「鉄鋼も液晶も家電も果物も半導体もぉ。高速列車も車もだ。すべて我が国の物として、安価に供給をして日本企業は潰したではないか」
かの国が発展する中で、日本は良いよと言って愚かにも技術を教えた。
だがその御礼は、日本企業の敗北という形で、多くの企業が破産。そして分解された。
「大きな国と仲良くしないと、戦争になったら国民が困るだろう」
その当時の政治家達はそんな事を言っていたのだが、彼等は稼いだ金で軍備を整えて、言いがかりをつけて国土を乗っ取りに来はじめた。
それは幻想ではない。
すぐ側のルシアン帝国すら経済的に土地を買われて国土を減らし続けている。
その元になったのは、旧連邦時代に自国だった国を、独立なんか許さない。などと言いがかりをつけて、武力により取り返そうとしたのだが、思った以上に抵抗が大きく経済的な困窮が発生。
その金を援助して貰い、結局自国が削られていく矛盾。
愚かとしか思えない。
事の始まりは、小惑星群を技術者と共に探査中の出来事だった。
「どれもこれも、単なる鉄ばかりですね」
サンプルを採取して、希少金属などがあれば採掘用の魔導具を放つ。
「ええっ? もしかしてこの宙域全部なのか?」
「このベルトが発生した、要因を考えるとそうかもしれませんね」
普段は宇宙軍の予算稼ぎに行っている行動ではあるのだが、暇つぶしに司が乗っていた。その目が光る。
もう少し運転に慣れれば、船を民間企業に貸し出して、勝手に採掘を行って貰うことになっている。
すでに、獣人の星ムンダス=ビスタリウム星と精霊族のプアネタウ・ビィスピリ・タスビビュント星については民間が入っている。ただ一般の搭乗は出来ずに自衛隊と政府関係者。そして、指定企業の関係者のみではある。
ただし、船自体は攻撃用装備を搭載しているため、自衛隊員は必ず乗っている。
言わば移行期と言えるだろう。
これは勝手に進めたわけではなく民間企業との話し合いの中で出てきた希望で、国だけが独占するのはズルいなどと言われたためだ。
「じゃあ。自分たちで船を造れば良いじゃん」
などという意見もどこかから出てきたのだが、安保も含めて管理上それもまずいということで、貸与することとなった。その結果、一部の関係者だけが星を渡り始めることになる。
そして、その発展に便乗する形で商社が家電などを売り、鉱物資源を買って帰るという商売が始まった。
その中で敏感な者達が感じ取った異変。
「採掘量が異常です」
「そうだよな」
すでに、日本の商社関係者には、獣人国における採掘量は把握されてデータ管理されている。
自分たちが現在輸入している量は、ストック分を含めてかなりの量だ。
地球では、資源を政治に使う国がいるために、安定的に製品を造ろうと思えば年単位の材料ストックが必要となる。
この世の中には、浅はかな者達が存在をする。彼等は、嫌いだから輸出しないなどと平気で言ってくる。
そのたびに、技術革新や他国での採掘や精錬を日本は行ってきた。
それは日本だけではなく、アメリカなどもグリーンランドを帝国依存から脱却させるために騒ぎを起こしたりした。
そんな世の中で、ソーマを飲みながらのトップ会談が行われた。
まあ、ダンジョン六階にある社での茶飲み話。
「なあダンジョン内にさあ、宝石とか金とかあるじゃん。あれってどこかから持ってくるの?」
司がシンに聞いた内容だが、実は寝物語に亜矢から聞かれたこと。
彼女達が貧乏な頃、河原で石を積みながら、宝石を集めていた。
当然ながら、どこから流れてくるのか気になって、上流へ行くのだが、普通の赤土から宝石の粒が路頭していた。赤土は地殻変動により酸化した証拠。地質学的にはおかしなことではないのだが。
「それでな。やっぱり欲をかいて掘ったんだよ。貧乏だったし、結衣達と一緒に」
「そうなのか?」
「うん。あの頃はとにかく貧乏だったし、欲しいものも沢山あったし」
彼女達の実家はそんなに裕福では無く、下宿代と学費それだけで精一杯だったし、そのために高校生の時もお小遣いは少なかった。
大学に入ってからアルバイトをして、少しずつ買い物が出来るようになると、やはり綺麗な物やかわいいものが目に付くと買ってしまう。
今までほしくても買えなかった反動なのか、おかげで少しくらい稼いでも貧乏だったのだ。
「掘り尽くしても、翌日には宝石が出てきてたんだ。それで、ひょっとしたら、赤土が宝石にかわってないかって思って? ずっと不思議だったんだよね」
「あーまあ、聞いてみる」
そんな事があった。
「なんだ。そんな事か。この世界の存在する物、すべて素材は一つ。どのように変化をさせるかはその条件さえ知ればたやすい。お前なら魔法で変化出来るだろう。試してみるが良い」
そんな事があり、試した。
出来た。
小惑星がじゃまなら、錬金すれば良いじゃん。
魔導具創った。
今ここである。
そんな安易に創った物が、いま、世界の常識を破壊する。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる