黒狐さまと創作狂の高校生

フゥル

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第7話 妖狐ミュニケーション

二者断絶

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 そのあとのやり取りはよく聞こえなかった。ただ、自分を侮辱しているのは確かだった。
 ツキは奥歯をぎりぎりと噛みしめて、黙って聞いていた。下を向き、目をつぶって、どうにか耐えようとした。
 が、限界だった。
「いい加減に、しろッ!」
 バンという痛々しい音が教室にこだました。机に振り下ろした拳は、未だに震えている。力が抜けない。
 全身の筋肉に力が入っていた。呼吸が荒い。体が熱くなって、腹の底で、怒りの塊が燃え盛っている。
 両手を机に押し付け、力任せに立ち上がった。膝裏に当たった椅子が、倒れる音がする。
 さらに、机を右手で強払いのて前を向いた。
 黒狐さまは、
 歯を食いしばりながら、一歩踏み出す。
「ツキ! 待って!」
 後ろから羽交い絞めにされた。無視してもう一歩前に出た時、それが女子の手だという事に気付いた。
「気持ちはわかるけど!」
 後ろを向く。自分を止めたのは、住良木さんだった。
 その時、扉を開けて、複数人の生徒がなだれ込んできた。自分と黒狐さまの間に割って入る男子。相手の手を引く女子。両手が男子生徒につかまれる。
「このッ!」
 その状態でさらに一歩踏み出した。しかし、相手は遠くに行ってしまった。
 どこからか、声が聞こえた。
『おぬしなんか、もうしらん!!』
 急激に頭が冷めて、全身の力が抜けた。同時に、拘束からも解放された。
 息切れして苦しい。涙まで出てきた。両ひざに手をつき、頭を下げる。
 深呼吸しようとする。できない。どうしても呼吸が乱れる。嗚咽があふれて、言葉も話せない。
 椅子が差し出された。住良木さんが気を聞かせてくれたのだ。
「あんたが怒るのも、無理ないよ」
 そう言う住良木さんの声は、沈み切っていた。
 様子が気になり、顔を上げる。
 住良木さんは、申し訳なさそうな、すねているような、あきれているような、なんとも言えない表情をしていた。
 他の生徒たちも次々と、同情の言葉をかけてきた。
 答えようとした。でも、「ああ」「うぅ」など、言葉にならない声しか、発せなかった。
 着席し、顔を伏せ、呼吸を整える。どれくらいの時間が経ったかわからない。
 周囲の生徒たちは、もうすでに散らばっていた。
「少しは落ち着いた?」
 住良木さんは、ポカリを机に起きながら言った。いつの間に、買ってきたのやら。
 肩で呼吸をしながら、ツキは答えた。
「お陰、さま、で」
「もうそろそろ席戻んな。授業始まるから。気張ってけ」
 住良木さんはそう言って背中を叩いてきた。
 自分の机に戻る。
 黒狐さまは、机に伏せていた。
 結局、その日の午後の授業は、お互い一切目を合わせることなく終わった。

 放課後の掃除が終わった後、ツキは椅子に座ってボーっとしていた。
 肩の力を抜き、ゆっくり腹式呼吸。判断を止めて、自分の呼吸に集中する。『息を吸っている』『息を吐いている』。田中先生に習った『止想』という技術だ。途中で妄想してしまったとしても『僕は今、○○を考えていた』とただ認め、再び呼吸に集中する。集中する対象は、呼吸ではなくてもいいのだが、ツキは呼吸が向いていた。
 なぜこんなことをしているのか。それは、こうでもしないと、さっきの出来事を脳内で反復してしまい、正気ではいられないからだった。
 ちなみに、黒狐さまは、目にもとまらぬ速さで、既に下校している。
 黒狐さま、という単語を思い浮かべただけで、瞼の裏に悪夢がよみがえった。『さっきの妄想をした』『息を吸っている』『息を吐いている』……。
「よう、ツキ」
「おう」
 不安そうに原田が近づいてきた。
「落ち着いたか?」
「原田よりは」
 原田の表情が幾分か柔らかくなった。
「九条から話、聞いたぜ」
「だろうな」
 気の利いた返事はできなかった。脳が妄想に引き戻され、さっきの出来事が脳内に反復して頭が回らない。
 話の内容が全く入ってこなかった。
 スタディーキャンプ以来、最悪の精神不調だった。
 それでも止想のお陰で、何とか原田の話を消化できた。
「お前は悪くない。はたから見ても、九条はひどかった。怒って正解だよ。これで九条も少しはこりればいいんだが」
「そうだなぁ」
「九条も相当落ち込んでる。まあ、落ち込んでもらわなきゃ困るけどな」
 クラスメイトの反応は、ツキに対して同情的だった。黒狐さまとのやりとりは、自分の思っている以上に、酷い物に見えていたらしい。中には、黒狐さまをいさめた生徒もいたらしい。
 ただ、何なのだろう。この罪悪感は。『怒って当然』が、周囲の見解なのに、なぜかもやもやが止まらない。わけのわからない罪悪感が、胸を締め付けていた。
 原田が去って言った後、自由帳に心境をぶちまけてみた。少しはましになったが、自己嫌悪の正体はつかめなかった。

 田中先生は夕日の強さに顔をしかめながら、生徒相談室のカーテンを閉めた。
 スキンヘッドの反射光が消えたことで、幾分か田中先生の顔を拝みやすくなった。
 田中先生は、いつも通り、穏やかな口調だった。
「君の言い分はわかった。では、今回の出来事を引き起こした原因はわかるか?」
「黒狐さまが僕に対して、嫌がらせをしたから」
「九条の嫌がらせを、なんで君は止められなかったのか」
 ツキはハッとした。
「君が九条や俺、他の人に『九条さんに弄られたり、無視されたりするのが辛い』ということを相談しなかったからじゃないのか? 他人から気にかけられても、自分の心を圧し殺し、『大丈夫です』と答えてしまったからじゃないのか?」
「そう……ですね……。何でだろう?」
 痛いところをつかれた。他の誰かにこの事を相談していれば、黒狐さまを傷つけず、自分の気持ちを伝える手段を得られたかもしれない。
 今までの問題は、スタディキャンプの時を初めとして、複数の要因が重なりあい、問題の根本原因すら把握できない状況だった。何を相談すればいいのかもわからなかった。
 しかし、今回の場合、問題点が明確だった。何を相談すればいいかわかっているのに、相談しなかった。黒狐さま当人ならともかく、それ以外のの友達や先生であれば、いくらでも相談する機会があった。
 ウンウン悩んでいると、田中先生が助け船を出してくれた。
「『迷惑をかけるかもしれない』、『場の雰囲気を壊したくない』という優しさや配慮。『それくらい察してくれるだろう』という怠惰。嫌われるかもしれない』、『怒られるかもしれない』『理解されないかも知れない』という恐怖心。そう言ったものが産み出した君の『我慢』──」
「それです! それが原因です」
 思わず、話を遮ってしまった。
「すいません、話を最後まで聞かなくて」
「気にしなくていい」
 田中先生は、微笑みを浮かべながら、間を置いてくれた。
 ツキはしばらく頭の中を整理してから、自分の考えを述べた。
「『住良木さんとは、長い付き合いだから、過度の弄りを許容している』。黒狐さまならこの前提を察してくれるだろうと勝手に思い込んでいました。だから、黒狐さまの言葉を我慢したんです。『そのうち気づくだろう』と」
「暗黙の了解のズレだな。人は親しくなればなるほど、コミュニケーションをさぼる。相手との口数は少なくなる。その結果、互いの『言わなくてもわかること』が、どんどんずれていく。今の事例なら、九条は『これくらいならツキは許容してくれるはずだ』、君は『九条さんなら僕の辛さをわかって当然だ』。互いに甘えあった結果、すれ違ってしまう」
 高次の暗黙知を共有していると、コミュ障同士でも会話が成立する。お互いの足りない文をお互いの頭で補えるからだ。同級生とは話せないけど、友達とは普通に話せる、というのもこれが原因らしい。だから、いつも話している友達にたいしては饒舌だが、初対面に絶望的に弱い人間が量産される。
 ツキのSNS仲間との距離感も、まさにそれだった。互いのディープな趣味に敬意を払い、相手の話を聞いてあげる。その代わり、お互いに距離感を測り合い、無理な布教はしない。
「しかし、黒狐さまはコミュニケーションが得意で場数を積んでるし、心理学にも精通しています。こんな初歩的なミスを犯すなんて……」
「彼女が直面しているのが、技術的な問題ではなく、精神的な問題だったとしたら?」
 ツキは、胸に動悸を感じながら、言葉をつづけた。
「二人で一緒にいる時の黒狐さまは、優しいんです。表面上冷たい態度をとっていても、嫌ってはいないとわかっているんです。本人も悪気があって、治す努力をしている。僕が『辛い』と言ってしまうことは、本人が自覚していることを、もう一度指摘することになります。今まさに勉強しようとしている生徒に『勉強しろ』と言うのが、どれほど本人の気持ちを削ぐか、知っているでしょう?」
「その考え方は、君や九条、クラスのみんながプラスになる考え方か?」
 思考が止まった。
 もし、この考え方を続けたら、自分は延々と我慢することになる。今回はよくても、時間が経つにつれて自分のストレスは蓄積し、遠くない未来、心を病むだろう。スタディキャンプの時のように、心を病んだ状態の自分を、友達や黒狐さまが歓迎するとは思えなかった。
「いいえ」
「君にとって、その考え方は当たり前で、常識なのかもしれない。でも、それは周りの人にとっても当たり前で、常識の事なのか?」
 少なくとも、クラスメイトの様子を見る限り、自分の考え方は常識的とはいいがたそうだった。
「それも違います」
「では、次にこういう局面に接した時、どういう考え方をすればいいと思う?」
 しばらく考えた後、ツキは答えた。
「『それぐらい察してくれるだろう』、『そのうち気づくだろう』。そういった言い訳をして、コミュニケーションを怠けない」
「その考え方を使って、自分も周りもプラスになるような状態にするには、どう行動すればいいと思う?」
「辛いときは辛いと、相手にちゃんと伝える」
「それでいい」
 ツキの脳裏に、以前の黒狐さまとのやりとりがリフレインされた。『もし、黒狐さまの事で傷ついたら、当人に相談する』。
「でも、以前に同じ約束を黒狐さまと……」
 途中で言葉が詰まった。
「……自分がしました。何度も話し合って、対策も立てた。でも、実践できませんでした」
 そうだ。罪悪感の正体はこれだったのだ。
 彼女の期待に答えられない申し訳なさ。これ以上一切の迷惑や、不快感を感じさせたくない。だから、『いやだ』と伝えるよりも、沈黙することを選んだ。
 全ては、黒狐さまに嫌われないために。
「破りたくて破ったわけじゃないんだろう?」
「断じて」
「全力で力を尽くしたのなら、何らかの出来事で、目標を達成できなくとも、俺たちは確実に成長できる。失敗や逆境にも、必ず深い意味を見出せる。『自分のせいじゃない』、『自分は変わりたくない』、『自分にできるはすがない』と、言い訳しなければな」
 ドキリとしてしまった。今まさに自分は、約束をなかったことにして、黒狐さまに責任転嫁しようとしていた。
「『私はこう感じている』、『こう考えている』と伝えること、説明すること。相手に理解してもらうようにすること。そして、自分も相手がどう感じ、どう考えているか興味を持ち、理解しようとすること。これが、相互理解の基本だ。理解し合うことは、時間がかかる。急ぐ必要はない。『いつかわかりあえる』と信頼して、気長に向き合うこと。これが大切だ」
「信頼とは?」
「無条件に相手を信じるという事だ」
「もし、裏切られたら? 素直な気持ちを伝えた瞬間、絶縁されたら?」
「自分を嫌うか嫌わないかを決めるのは、相手だ」
 田中先生は大きく間をとってから語った。
「同じように、俺の言葉を君が信じているか、俺にはわからない。でも、俺は信じている。君が俺のことを信じようと信じまいと、俺は君のことを信じている。なぜなら、人は自分のことを信じてくれている人しか、信じようとしないからだ。だから誰かとつながりを持ちたいのなら、自分から相手を信じ、手を差し伸べるしかない」
 田中先生は物理的にも手を差し伸べてきた。ツキは手を取り、軽く握手しながら聞き返した。
「具体的にはどうすればいいんですか?」
「まず、すべきことは、謝ることだ。今、すぐに」
「謝る……」
「違う。『今、すぐに、謝る』、だ。今晩でも明日でもない。すぐにだ。事態は一刻を争う。恐らく、九条の頭の中は、今日の事件を思い出して悩み、その悩みが別の悩みを生み出し、それがきっかけでまた今日の事件を思い出し……という風に、悩みをジャグリングしてる状態だ。反芻回数が増えれば増えるほど、九条の心は傷ついていく」
 そうだ。悩みを反芻してしまうのは、自分だけではない。なぜこのことに気付かなかったのだ。自分の事しか考えない自分に対して、むかっ腹がたってきた。
「今、すぐに……謝る」
 自分声は想像以上にか細かった。
「なんとか失態をなかったことにしたい気持ちも、責任転嫁して楽になりたい気持ちも、少しでも罪が軽くなるよう言い訳したい気持ちもわかる。でも、自らの失態で迷惑をかけ、傷つけた人がいるなら、謝罪するのが最優先だ。心から自分の落ち度を認め、謝まること。これはとても勇気がいることだし、大変なことだ」
 田中先生はゆっくりと頷いた。
「相手に謝り、相手を許し、思いやる。大人でも出来ない人は沢山いる。でも──」
 そして、ツキの両肩を掴んで、頷く。
「──君ならできると、先生は信じている」
「ありがとうございます」
「謝ったら、今度こそ、素直に自分の気持ちを伝えるんだ。傷つくことを、恐れずに」
 扉の取っ手に手をかけた時、背後から声が聞えた。
「失敗した時に落ち込むのは、悪い事じゃない。それは理想の高さの裏返しだ。成長へのエネルギーになる。ツキ、人が大きく成長する時は決まって、逆境に直面している時だ。逆境こそ、君の可能性を引き出す、大成長の機会だ。自分に嘘をつかず、目標へ向けて精いっぱい努力し、挑戦してみろ。結果は問わない。先生に、成長した君を見せてくれ」
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