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レプスウィークス編
兎、友人を得る。
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アルバとは以来、よく遊ぶようになった。
この世界にきて初めての友達だ。
俺が半魔なのは見た目でわかるだろうし、どうしてここまで仲良くしてくれるのか疑問に思い、一度聴いてみたこともあった。
「馬鹿おまえ、お前が半魔なのは最初からわかってたよ」
「じゃあなんで」
「でもそれは、お前の親父の遺伝だろ?なら仕方ねーじゃねぇか。子供は生まれてくる場所を選べねーわけだしよ、イチイチそれを子供に文句言ってても時間の無駄ってやつよ」
そんなことを言われたもんだから、最初は呆気にとられた。
が、今ではすっかり俺とアルバの仲は深まり、今では親友とお互いに言い合うようになった。
アルバの人間性は俺からすれば、めちゃくちゃいい奴って評価であり、それ以上はあっても以下になることはなかった。
けれども、村の兎人たちからの評価は違った。
どうやらアルバは有名な悪ガキらしく、人の目を盗んではスリやったり、食事処に入ってはこっそり腹を満たしたりと色々なことをしていた。
俺も付き合わされたおかげで元々あった悪名高い「半端の悪魔」が、いつしか「災厄の悪魔」なんて呼ばれるようになってしまった。俺ではなく、すべて悪戯はアルバがやっていたにも関わらずだ。
中二病くさくて嫌だっ、とアルバに文句を言ったこともあったが、対するアルバの反応が「かっけーっ!」とか「俺も通り名ほしぃー!!」などと言い出す始末である。
正直俺もあまり盗みなどはしたくなかったが、貧しいこの村では珍しくもないことらしい。
だからなのかアルバも俺ほど話題にのぼることも少なく、俺が悪の元凶と思われている節があった。
アルバに悪戯をやめさせたいと思う気持ちもあったが、どうやら生活のためにやってる節があるらしく、なかなか言い出せなかった。
なにせ時折俺の家に来ては食事をせがみにくるほどだし、よほどシビアな家庭の事情を抱えているのだろう。
両親のことを聞いてもアルバは話そうとしなかった。
なにか事情があるらしいし、無理には聞いていない。
けれども、いつか話してくれるだろうと俺は信じている。
***
アルバは格闘技に興味があるようで、よく俺を連れては「兎武式闘術」とやらを教えている道場を覗き見することが多々あった。
もちろん俺も毎回無理やり連れていかれては、実験台にされている。
彼らの武術は若干《合気道》と似ているところがあり、護身術的なものだ。
アルバは技を見よう見真似で俺に仕掛けては、「どうだ、効いてるか?」と聞いてきた。
その度に俺は「痛い痛いっ、ギブギブ」と呻いて見せるのだった。
ほんとうはアルバが心配しすぎて加減がかなりされているので、ちっとも痛みはないのだが。
それでもアルバは「マジでわりぃ!大丈夫だったか?どこが痛いんだ?」と本気で聞いてくるものだから、俺はそれが楽しくてもっと痛がって見せたりもするのだ。
意地悪に思われるかもしれないが、毎回アルバの練習台になっているのだからこれくらい許されるだろう。
「あ、見ろよ。ガモスが出てきたぞ!」
「え?誰?」
「知らないのか?兎武式闘術の継承者で、兎武館の館長兼師範だよ」
「ふーん」
俺も父から多少の武術は教わっているが、ガモスなんて聞いたことなかったし、すごさもよくわからない。
そんな俺の淡泊な反応に、アルバは信じられないと驚愕していた。
「ふーんてお前……お、ガモスが今日は稽古つけるみたいだぞ」
視線を向けると、ガモスという初老の前に弟子たちの列ができていた。
お願いします、というと次々に弟子たちがガモスへと殴り掛かる。
それをガモスは華麗な足さばきで躱すと、相手の力を利用してうまく投げ飛ばしていた。
次々に弟子たちが投げ飛ばされていくその光景は、まさに圧巻だった。
「すげぇ……」
「だろ?カイも多少武術をかじってんだから、ガモスの動きをよくみといた方がいいぞ。なにせ、滅多に見れるもんあじゃないからな」
「その通りです。あなたたちがこうして見ているものは本来、有料なのですよ」
「「うわっ!」」
いつの間にやら背後に一人の兎人が立っていた。
がっちりした体格で、どこかガモスという初老の面影がある。
「シシモス!」
アルバはどうやら眼前の男を知っているようで、シシモスと呼んだ。
しかし俺もどこかで見たような気がする。
もしかして会ったことがあるのだろうか。
「アルバ、知ってるのか?」
「ばか。シシモスはガモスの息子で、師範代だよ。いつも道場で稽古つけてる人、昨日もみただろ?」
言われて、ぴんと脳裏で顔と人物が結びついた。
師範代ということは、この人がいつも道場で弟子に武術を教えている人か。
「どうやら君たちは今日昨日だけじゃなく、何度も盗み見ているようですねぇ」
「気づいていたか」
「ええもちろん」
ほぼ毎日のように盗み見ていたわけだが、どうやらバレていたらしい。
いやそれも当たり前か。
こんだけ来ていれば、いつかはバレるだろうと思っていた。
「本来武術を学ぶには金銭を支払う義務があります。もちろん知っていますよね?」
道場の盗み見は禁止されていて、罰金などの処罰が設けられているのだ。
道場を見学するためには毎回お金が必要だし、兎武館に入り武術を習うためにはさらに大金が必要なのだ。
それを無料で見ているわけだから、違法行為に相当することは明白であり、俺たちも重々承知のうえでやっていることだった。
「君たちはまだ子供ですから、いつも見逃していました」
「だけど今回は見逃してくれないんだな」
アルバが牙剥き出しでそう言いつつ、戦闘態勢に入る。
といってもアルバは傍から見れば自然体なのだが、俺にはアルバが戦うモードになったのがはっきり伝わったのだ。
「ええ。さすがに師範の技術は秘匿させてもらいます。あの人と私とでは、情報の価値が違いますからね」
刹那、アルバがシシモスへと飛び掛かる。
アルバの得意な跳び蹴りがシシモスの顔面へと放たれる。
大抵の大人ならここで終わりだが、シシモスは見事に反応しアルバの足をつかむと、そのまま投げ飛ばす。
地面へと打ち付けられるアルバだが、うまく受け身をとると、すぐさま反撃にでる。
素早い動きで一直線にシシモスの下へ接近すると、回し蹴りで太ももを狙う。
が、これもうまくいなされる。
そこから目にも止まらぬ攻防が繰り返される。
アルバも負けていないが、シシモスの表情には余裕がでていた。
「ぐはっ!」
直後、アルバが猛烈な勢いで弾き飛ばされる。
なにが起きてたのか、俺にはさっぱりわからない。
「なかなか筋がいいようですね。しかし、私に勝つにはまだまだ修行不足と言わざるを得ない」
「くそっ!」
アルバが立ち上がるが、息は荒々しく、額にはびっしり汗をかいていた。
対してシシモスは涼しい顔で、汗の一滴もかいてはいないようだ。
「さ、これで私に敵わないとわかったでしょう。大人しく罰をうけなさい」
「うっせ、まだまだこっか、ら……だ……ぉ」
シシモスは音もなくアルバの背後へと回ると、その首筋に手刀をあびせた。
アルバは気を失い、膝から崩れ落ちた。
シシモスはこちらへと向き直ると、思わず全身が硬直する。
(強すぎる……俺じゃ勝てない)
「きみ、カイセル君だよね。あの有名な」
「……はい」
「やはりそうですか。では罰与えるの、来週あたりにこの子と道場まで来てくださいね。言っておきますけど、すっぽかそうとしても無駄ですよ、あなたの家は有名ですからね」
どうやら逃げられないようだ。
俺は小さくうなずくと、アルバを揺すって起こそうとする。
「その子の名はなんというのですか?」
「……アルバです」
「あー、その子がアルバ君でしたか。わかりました。では来週会いましょう」
そう言い残すと、シシモスは姿を一瞬で消した。
どうやら俺はまた大変なことに巻き込まれたようだった。
この世界にきて初めての友達だ。
俺が半魔なのは見た目でわかるだろうし、どうしてここまで仲良くしてくれるのか疑問に思い、一度聴いてみたこともあった。
「馬鹿おまえ、お前が半魔なのは最初からわかってたよ」
「じゃあなんで」
「でもそれは、お前の親父の遺伝だろ?なら仕方ねーじゃねぇか。子供は生まれてくる場所を選べねーわけだしよ、イチイチそれを子供に文句言ってても時間の無駄ってやつよ」
そんなことを言われたもんだから、最初は呆気にとられた。
が、今ではすっかり俺とアルバの仲は深まり、今では親友とお互いに言い合うようになった。
アルバの人間性は俺からすれば、めちゃくちゃいい奴って評価であり、それ以上はあっても以下になることはなかった。
けれども、村の兎人たちからの評価は違った。
どうやらアルバは有名な悪ガキらしく、人の目を盗んではスリやったり、食事処に入ってはこっそり腹を満たしたりと色々なことをしていた。
俺も付き合わされたおかげで元々あった悪名高い「半端の悪魔」が、いつしか「災厄の悪魔」なんて呼ばれるようになってしまった。俺ではなく、すべて悪戯はアルバがやっていたにも関わらずだ。
中二病くさくて嫌だっ、とアルバに文句を言ったこともあったが、対するアルバの反応が「かっけーっ!」とか「俺も通り名ほしぃー!!」などと言い出す始末である。
正直俺もあまり盗みなどはしたくなかったが、貧しいこの村では珍しくもないことらしい。
だからなのかアルバも俺ほど話題にのぼることも少なく、俺が悪の元凶と思われている節があった。
アルバに悪戯をやめさせたいと思う気持ちもあったが、どうやら生活のためにやってる節があるらしく、なかなか言い出せなかった。
なにせ時折俺の家に来ては食事をせがみにくるほどだし、よほどシビアな家庭の事情を抱えているのだろう。
両親のことを聞いてもアルバは話そうとしなかった。
なにか事情があるらしいし、無理には聞いていない。
けれども、いつか話してくれるだろうと俺は信じている。
***
アルバは格闘技に興味があるようで、よく俺を連れては「兎武式闘術」とやらを教えている道場を覗き見することが多々あった。
もちろん俺も毎回無理やり連れていかれては、実験台にされている。
彼らの武術は若干《合気道》と似ているところがあり、護身術的なものだ。
アルバは技を見よう見真似で俺に仕掛けては、「どうだ、効いてるか?」と聞いてきた。
その度に俺は「痛い痛いっ、ギブギブ」と呻いて見せるのだった。
ほんとうはアルバが心配しすぎて加減がかなりされているので、ちっとも痛みはないのだが。
それでもアルバは「マジでわりぃ!大丈夫だったか?どこが痛いんだ?」と本気で聞いてくるものだから、俺はそれが楽しくてもっと痛がって見せたりもするのだ。
意地悪に思われるかもしれないが、毎回アルバの練習台になっているのだからこれくらい許されるだろう。
「あ、見ろよ。ガモスが出てきたぞ!」
「え?誰?」
「知らないのか?兎武式闘術の継承者で、兎武館の館長兼師範だよ」
「ふーん」
俺も父から多少の武術は教わっているが、ガモスなんて聞いたことなかったし、すごさもよくわからない。
そんな俺の淡泊な反応に、アルバは信じられないと驚愕していた。
「ふーんてお前……お、ガモスが今日は稽古つけるみたいだぞ」
視線を向けると、ガモスという初老の前に弟子たちの列ができていた。
お願いします、というと次々に弟子たちがガモスへと殴り掛かる。
それをガモスは華麗な足さばきで躱すと、相手の力を利用してうまく投げ飛ばしていた。
次々に弟子たちが投げ飛ばされていくその光景は、まさに圧巻だった。
「すげぇ……」
「だろ?カイも多少武術をかじってんだから、ガモスの動きをよくみといた方がいいぞ。なにせ、滅多に見れるもんあじゃないからな」
「その通りです。あなたたちがこうして見ているものは本来、有料なのですよ」
「「うわっ!」」
いつの間にやら背後に一人の兎人が立っていた。
がっちりした体格で、どこかガモスという初老の面影がある。
「シシモス!」
アルバはどうやら眼前の男を知っているようで、シシモスと呼んだ。
しかし俺もどこかで見たような気がする。
もしかして会ったことがあるのだろうか。
「アルバ、知ってるのか?」
「ばか。シシモスはガモスの息子で、師範代だよ。いつも道場で稽古つけてる人、昨日もみただろ?」
言われて、ぴんと脳裏で顔と人物が結びついた。
師範代ということは、この人がいつも道場で弟子に武術を教えている人か。
「どうやら君たちは今日昨日だけじゃなく、何度も盗み見ているようですねぇ」
「気づいていたか」
「ええもちろん」
ほぼ毎日のように盗み見ていたわけだが、どうやらバレていたらしい。
いやそれも当たり前か。
こんだけ来ていれば、いつかはバレるだろうと思っていた。
「本来武術を学ぶには金銭を支払う義務があります。もちろん知っていますよね?」
道場の盗み見は禁止されていて、罰金などの処罰が設けられているのだ。
道場を見学するためには毎回お金が必要だし、兎武館に入り武術を習うためにはさらに大金が必要なのだ。
それを無料で見ているわけだから、違法行為に相当することは明白であり、俺たちも重々承知のうえでやっていることだった。
「君たちはまだ子供ですから、いつも見逃していました」
「だけど今回は見逃してくれないんだな」
アルバが牙剥き出しでそう言いつつ、戦闘態勢に入る。
といってもアルバは傍から見れば自然体なのだが、俺にはアルバが戦うモードになったのがはっきり伝わったのだ。
「ええ。さすがに師範の技術は秘匿させてもらいます。あの人と私とでは、情報の価値が違いますからね」
刹那、アルバがシシモスへと飛び掛かる。
アルバの得意な跳び蹴りがシシモスの顔面へと放たれる。
大抵の大人ならここで終わりだが、シシモスは見事に反応しアルバの足をつかむと、そのまま投げ飛ばす。
地面へと打ち付けられるアルバだが、うまく受け身をとると、すぐさま反撃にでる。
素早い動きで一直線にシシモスの下へ接近すると、回し蹴りで太ももを狙う。
が、これもうまくいなされる。
そこから目にも止まらぬ攻防が繰り返される。
アルバも負けていないが、シシモスの表情には余裕がでていた。
「ぐはっ!」
直後、アルバが猛烈な勢いで弾き飛ばされる。
なにが起きてたのか、俺にはさっぱりわからない。
「なかなか筋がいいようですね。しかし、私に勝つにはまだまだ修行不足と言わざるを得ない」
「くそっ!」
アルバが立ち上がるが、息は荒々しく、額にはびっしり汗をかいていた。
対してシシモスは涼しい顔で、汗の一滴もかいてはいないようだ。
「さ、これで私に敵わないとわかったでしょう。大人しく罰をうけなさい」
「うっせ、まだまだこっか、ら……だ……ぉ」
シシモスは音もなくアルバの背後へと回ると、その首筋に手刀をあびせた。
アルバは気を失い、膝から崩れ落ちた。
シシモスはこちらへと向き直ると、思わず全身が硬直する。
(強すぎる……俺じゃ勝てない)
「きみ、カイセル君だよね。あの有名な」
「……はい」
「やはりそうですか。では罰与えるの、来週あたりにこの子と道場まで来てくださいね。言っておきますけど、すっぽかそうとしても無駄ですよ、あなたの家は有名ですからね」
どうやら逃げられないようだ。
俺は小さくうなずくと、アルバを揺すって起こそうとする。
「その子の名はなんというのですか?」
「……アルバです」
「あー、その子がアルバ君でしたか。わかりました。では来週会いましょう」
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