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第六話 最高ランククエスト その5「烈戦!トマズvsマァチ」
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一方魔法使いメガネ、いや魔法使いトマズが入った部屋に入ると、彼と同じ魔法使いメガネ、いや魔法使いマァチが気だるそうに待っていた。
「あなたがお相手でしたか。同じ魔法使い同士、是非とも手合わせしたいと思っていたところです」
トマズはメガネのレンズの繋ぎ目を人差し指で上げながら言う。
「言っておきますが、僕はそこら辺の魔法学校出のペーペーとは違いますからね。あまり舐めないほうが身のた」
そこに放たれるマァチの稲妻。
「めえええええ!?」
間一髪で避けるトマズ。
「いつの間に詠唱を!? いや、戦いは始まっているんだ。こっちも行きますよ!」
自身の体の半分以上の長さもある杖を掲げ、集中し始めるトマズ。そして口を開いて呪文を詠唱を始める。
「エレンガ・エレンガ・エレガ・・・・・」
しかし詠唱が終わる前に、またしてもマァチの雷が飛んでくる。
「エレガぁあああ!?」
間一髪、ギリギリで避けるトマズ。
「ま、まさかあなた無詠唱の魔法使い!?そんな馬鹿な。ただの伝説だとばかり」
しかしまたしても放たれる雷。しかも二連続で。それでもなんとかギリギリで避けるトマズ。
「詠唱しなくていいのはわかったからさ! せめて、せめて何か言いましょう!? さっきから自分しか喋ってないんですよ?!」
「え?やだ。無理。そういうの・・・・・無理」
無理の返事と共に放たれる雷。またしてもギリで避けるトマズ
「じゃ、じゃあせめて一回。一回だけだから。一回だけでもいいからこっちにも魔法使わせてください。このままじゃ私、ただの雷避けるだけの人になっちゃうから」
「え、じゃあいいよ」
いいよの返事と共にまたしても放たれる雷。今度は顔に掠めた。
「今"いいよ"って言ったのに!?」
「さっきのは、なんか発言がセクハラぽかったから。本当無理だなーってなって。なんか放ってた。
とりあえず、もう魔法使っていいよ」
「え、あ、じゃあ、行きます!」
しかし、トマズが呪文を唱えると同時に、マァチの杖から何か音楽が流れ始める。それはラップだった。
【エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ、永遠のボーイ、君に恋】
「エレンガ・エレンガ・エレガエレガ」
【エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ、マジすごーい、池の鯉】
「エレンガ・エレンジャあ、違う。エレンガエレ」
【エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ、顔が濃ーい、髭も濃い】
「エンジョ、いやエレガ、違う違うエレンガエレガ? あ、エレンガエレンガエンジョ、エレンガ】
【エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ】
「ああもう!」
顔を真っ赤にして床に杖を叩きつけるトマズ。
「どうした?」
「どうしたもこうしたも、うるせえんだよその音楽! ていうか何その歌?!」
「私の真の力は、相手への尋常じゃない嫌がらせ」
「そんな真の力嫌だ! お願いだから詠唱の邪魔しないで!」
「じゃあ、もう切る」
マァチは杖から出る音楽を止めた。そして再度トマズは呪文を唱え始める。
「エレンガ・エレンガ・エレガエレガ・エレレンガ」
しかし、マァチはトマズの背後に周り、先程の歌を歌い始める。
「エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ」
「んああああい!!」
怒りに任せて杖を振り回すトマズ。その一撃がマァチの頭にクリティカルヒットする。
「いったぁ・・・・・」
「もうなんなのもう! 言わせてくれるって言ったじゃん! 全然できないじゃんもうやだぁ! そんなに無詠唱が偉いのねえ! もう嫌い!!」
トマズは駄々こねる子供のように、顔をぐしゃぐしゃにしながら激しい地団駄を踏む。常に無表情なマァチも流石にオロオロし始めた。
「ご、ごめん。ちょっとふざけ過ぎたごめん。今度は邪魔しないから、ね?」
「いいもん! もう魔法とかいいもん! 僕もう帰るもん!」
「じゃ、じゃあ魔法言えたらそっちの勝ちでいいから。だからもう一回頑張ろう?」
「ほんとに邪魔しない?」
「うん、しないから。だからもう一回チャレンジしようね」
「うん!」
トマズはしゃっくり混じりの呪文を唱え始める。
「ひっく。え、エレンガ、ひっく」
「落ち着いて。できるから」
「エレンガ・エレンガ・エレガエレガ・エレレンガ!
エレンガ・エレンガ・エレガエレガ・エレレンガ!」
そうするとトマズの杖から小さい雷が放たれた。
「や、やったー! できたー!」
「おめでとう。これでそっちの勝ちだから、さっさと出てって」
「僕の勝ち! 僕の勝ちー!」
嬉しそうに入り口から出ていくトマズ。そしてそれを見送ったマァチはこう呟く。
「無理」
「あなたがお相手でしたか。同じ魔法使い同士、是非とも手合わせしたいと思っていたところです」
トマズはメガネのレンズの繋ぎ目を人差し指で上げながら言う。
「言っておきますが、僕はそこら辺の魔法学校出のペーペーとは違いますからね。あまり舐めないほうが身のた」
そこに放たれるマァチの稲妻。
「めえええええ!?」
間一髪で避けるトマズ。
「いつの間に詠唱を!? いや、戦いは始まっているんだ。こっちも行きますよ!」
自身の体の半分以上の長さもある杖を掲げ、集中し始めるトマズ。そして口を開いて呪文を詠唱を始める。
「エレンガ・エレンガ・エレガ・・・・・」
しかし詠唱が終わる前に、またしてもマァチの雷が飛んでくる。
「エレガぁあああ!?」
間一髪、ギリギリで避けるトマズ。
「ま、まさかあなた無詠唱の魔法使い!?そんな馬鹿な。ただの伝説だとばかり」
しかしまたしても放たれる雷。しかも二連続で。それでもなんとかギリギリで避けるトマズ。
「詠唱しなくていいのはわかったからさ! せめて、せめて何か言いましょう!? さっきから自分しか喋ってないんですよ?!」
「え?やだ。無理。そういうの・・・・・無理」
無理の返事と共に放たれる雷。またしてもギリで避けるトマズ
「じゃ、じゃあせめて一回。一回だけだから。一回だけでもいいからこっちにも魔法使わせてください。このままじゃ私、ただの雷避けるだけの人になっちゃうから」
「え、じゃあいいよ」
いいよの返事と共にまたしても放たれる雷。今度は顔に掠めた。
「今"いいよ"って言ったのに!?」
「さっきのは、なんか発言がセクハラぽかったから。本当無理だなーってなって。なんか放ってた。
とりあえず、もう魔法使っていいよ」
「え、あ、じゃあ、行きます!」
しかし、トマズが呪文を唱えると同時に、マァチの杖から何か音楽が流れ始める。それはラップだった。
【エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ、永遠のボーイ、君に恋】
「エレンガ・エレンガ・エレガエレガ」
【エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ、マジすごーい、池の鯉】
「エレンガ・エレンジャあ、違う。エレンガエレ」
【エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ、顔が濃ーい、髭も濃い】
「エンジョ、いやエレガ、違う違うエレンガエレガ? あ、エレンガエレンガエンジョ、エレンガ】
【エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ、エンジョイ】
「ああもう!」
顔を真っ赤にして床に杖を叩きつけるトマズ。
「どうした?」
「どうしたもこうしたも、うるせえんだよその音楽! ていうか何その歌?!」
「私の真の力は、相手への尋常じゃない嫌がらせ」
「そんな真の力嫌だ! お願いだから詠唱の邪魔しないで!」
「じゃあ、もう切る」
マァチは杖から出る音楽を止めた。そして再度トマズは呪文を唱え始める。
「エレンガ・エレンガ・エレガエレガ・エレレンガ」
しかし、マァチはトマズの背後に周り、先程の歌を歌い始める。
「エンジョイ、エンジョイ、俺はジョーイ」
「んああああい!!」
怒りに任せて杖を振り回すトマズ。その一撃がマァチの頭にクリティカルヒットする。
「いったぁ・・・・・」
「もうなんなのもう! 言わせてくれるって言ったじゃん! 全然できないじゃんもうやだぁ! そんなに無詠唱が偉いのねえ! もう嫌い!!」
トマズは駄々こねる子供のように、顔をぐしゃぐしゃにしながら激しい地団駄を踏む。常に無表情なマァチも流石にオロオロし始めた。
「ご、ごめん。ちょっとふざけ過ぎたごめん。今度は邪魔しないから、ね?」
「いいもん! もう魔法とかいいもん! 僕もう帰るもん!」
「じゃ、じゃあ魔法言えたらそっちの勝ちでいいから。だからもう一回頑張ろう?」
「ほんとに邪魔しない?」
「うん、しないから。だからもう一回チャレンジしようね」
「うん!」
トマズはしゃっくり混じりの呪文を唱え始める。
「ひっく。え、エレンガ、ひっく」
「落ち着いて。できるから」
「エレンガ・エレンガ・エレガエレガ・エレレンガ!
エレンガ・エレンガ・エレガエレガ・エレレンガ!」
そうするとトマズの杖から小さい雷が放たれた。
「や、やったー! できたー!」
「おめでとう。これでそっちの勝ちだから、さっさと出てって」
「僕の勝ち! 僕の勝ちー!」
嬉しそうに入り口から出ていくトマズ。そしてそれを見送ったマァチはこう呟く。
「無理」
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