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お昼の過ごし方
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さて荷物も部屋に置き、昼食も終えたシエリルはこの後をどう過ごすか悩んでいた。
「うーんどうしようかな?この後暇なのよね・・・。ミリア―ノ何かいい案ある?」
「そうですね・・、折角宰相家でもあるライルミナ公爵家に来ているのですから図書館に行ってみるてみるのはいかがでしょうか?」
「あら、それはいいわね!そうしましょう。でもそうなるとカイルに許可を取りにいかないといけないわね。」
「はいそうですね。私が行ってきますよ。」
「あ、私が自分で行くからカイルの居場所聞いてきてくれる?」
「承知しました。」
しばらくして、ミリアーノが戻ってきた。
「2階にあるカイル様の自室にいるようです。」
「分かったわ。ありがとう。」
「いいえ、侍女として当然のことをしたまでですよ。」
「じゃあ行ってくるわね。図書室にいる間は一人でいたいからミリアーノはついて来ないでね?」
「・・承知しました。」
「何か不満そうね。」
「いいえ。何でありません。」
「そうならいいわ。」
ミリアーノが不満げだったのが少し気になるものの、彼女は大丈夫であろうと思いそのままカイルの自室へと足を進めた。
シエリルは、カイルの部屋の前につくと扉を2回ノックし、声をかけた。
「カイル、いるかしら。入ってもいい?」
「え、リル?ちょ、ちょっと待ってください。」
何やら慌てた様子のカイルにシエリルは、タイミングの悪い時にきてしまったのかとおもい、もう一度カイルに声をかけた。
「もし、忙しのなら後でも構わないのだけれども、」
「大丈夫です。リエルと話をしていただけなので。」
カイルは、そういうと同時に部屋の扉を開けた。
「お待たしましたね、中へどうぞ。」
「ありがとう」
中に入ると、カイルが先ほど言っていたようにガブリエルがいた。
「さっきぶりね、ガブリエル。」
「あぁ、そうだねシエリル。」
「あなたもカイルみたいに“リル”って呼んでいいのよ?」
「じゃあ、俺のことも”リエル”って呼んで?」
なんとも言えない雰囲気の中で一人だけ置いてけぼりにされているカイルが口を開いた。
「、コホン。」
「あ、ごめんねカイル。かまってやれなくて。」
「そ、そうゆうことではありません!」
「あと敬語」
「あ、」
カイルは今まで、といっても10歳くらいからではあるがシエリルに対して敬語を使ってきたのでその癖が抜けない様子だ。
「まあ、これから頑張って慣れてね。」
「・・善処します。」
なんなく戸惑った様子のカイルが珍しいのか、シエリルは楽しそうに見えた。
「で、リルは何の用事で来たんですか。」
「いや、暇だから図書室でほんをよむうかとおもったけどやめた。」
「どうして?」
「カイルとリエルだけ何か面白そうなことしているみたいだから私も混ざる!」
「はぁ~~!?何言ってるの、おふざけじゃないんだよ。」
「分かっているよそんなことくらい。でも今話していた内容は私に関することとこの国こと、そして私がこれから行くことになっている国のことでしょ?」
カイルとガブリエルは、シエリルがまるで見ていたかのようにすべて言い当てたので驚愕していた。
「な、なぜそうだと?」
「だって、今まで使っていたであろう資料がまだ机の上に残っているし、それにさっきのカイルの慌てっぷりをふまえて考えるとそうかな、って思ってね。」
「はぁ、さすが月の巫女だね。リルに隠し事はできないよ。わかった、リルにも話してあげるよ」
「うーんどうしようかな?この後暇なのよね・・・。ミリア―ノ何かいい案ある?」
「そうですね・・、折角宰相家でもあるライルミナ公爵家に来ているのですから図書館に行ってみるてみるのはいかがでしょうか?」
「あら、それはいいわね!そうしましょう。でもそうなるとカイルに許可を取りにいかないといけないわね。」
「はいそうですね。私が行ってきますよ。」
「あ、私が自分で行くからカイルの居場所聞いてきてくれる?」
「承知しました。」
しばらくして、ミリアーノが戻ってきた。
「2階にあるカイル様の自室にいるようです。」
「分かったわ。ありがとう。」
「いいえ、侍女として当然のことをしたまでですよ。」
「じゃあ行ってくるわね。図書室にいる間は一人でいたいからミリアーノはついて来ないでね?」
「・・承知しました。」
「何か不満そうね。」
「いいえ。何でありません。」
「そうならいいわ。」
ミリアーノが不満げだったのが少し気になるものの、彼女は大丈夫であろうと思いそのままカイルの自室へと足を進めた。
シエリルは、カイルの部屋の前につくと扉を2回ノックし、声をかけた。
「カイル、いるかしら。入ってもいい?」
「え、リル?ちょ、ちょっと待ってください。」
何やら慌てた様子のカイルにシエリルは、タイミングの悪い時にきてしまったのかとおもい、もう一度カイルに声をかけた。
「もし、忙しのなら後でも構わないのだけれども、」
「大丈夫です。リエルと話をしていただけなので。」
カイルは、そういうと同時に部屋の扉を開けた。
「お待たしましたね、中へどうぞ。」
「ありがとう」
中に入ると、カイルが先ほど言っていたようにガブリエルがいた。
「さっきぶりね、ガブリエル。」
「あぁ、そうだねシエリル。」
「あなたもカイルみたいに“リル”って呼んでいいのよ?」
「じゃあ、俺のことも”リエル”って呼んで?」
なんとも言えない雰囲気の中で一人だけ置いてけぼりにされているカイルが口を開いた。
「、コホン。」
「あ、ごめんねカイル。かまってやれなくて。」
「そ、そうゆうことではありません!」
「あと敬語」
「あ、」
カイルは今まで、といっても10歳くらいからではあるがシエリルに対して敬語を使ってきたのでその癖が抜けない様子だ。
「まあ、これから頑張って慣れてね。」
「・・善処します。」
なんなく戸惑った様子のカイルが珍しいのか、シエリルは楽しそうに見えた。
「で、リルは何の用事で来たんですか。」
「いや、暇だから図書室でほんをよむうかとおもったけどやめた。」
「どうして?」
「カイルとリエルだけ何か面白そうなことしているみたいだから私も混ざる!」
「はぁ~~!?何言ってるの、おふざけじゃないんだよ。」
「分かっているよそんなことくらい。でも今話していた内容は私に関することとこの国こと、そして私がこれから行くことになっている国のことでしょ?」
カイルとガブリエルは、シエリルがまるで見ていたかのようにすべて言い当てたので驚愕していた。
「な、なぜそうだと?」
「だって、今まで使っていたであろう資料がまだ机の上に残っているし、それにさっきのカイルの慌てっぷりをふまえて考えるとそうかな、って思ってね。」
「はぁ、さすが月の巫女だね。リルに隠し事はできないよ。わかった、リルにも話してあげるよ」
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