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1話 成長早すぎる件
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あのオルディナの神との会話の後の記憶から覚えているのは、生まれて三ヶ月ほど経った頃だろう。たぶん。
現在1歳になった。体の大きさは5歳児ほどだが、近所の子供の精神はもっと幼い。
けれども知識の成長も早いらしく、既に喋れるものや、遊ぶもの、文字の読み書き……は流石にまだだけれど出来るやつもいる。
父さんことランドルフ、母さんことミラはそれはもう絶世の美男美女です。
たまに外国の13歳ぐらいのもの凄い美少年いるじゃん?それが村人全員なんだよね。
大体この歳だと外でみんなで遊んだり、チャンバラしたりしてるね。
この歳からもう闘い始めてるのだから、遺伝子的に戦闘狂は間違っていない。
女の子だろうが闘っている。
ちなみにこの村はカンナ大陸にある。はず。
なので他の種族との交流もないため、交易品というものがない。
なにしろ、ご先祖さまがこの地に来たのって数百年前だからね。
それ以来プロ族のみで繁栄してきた。血が近いような気がするけど気にしない。
たまに、この大陸から出ていってるプロ族が海を渡って帰ってくる。その際にお土産話しや、お土産を持ってくる。
週に二、三回ほど村に魔物が襲ってくるが、見張りの人が発見次第、非番の戦士たちが群がり夕食のおかずとなる。
この非番の戦士という存在。皆が皆、狩りに行きたがり村を守る存在がいなくなるため、できた制度だそうだ。
バッカじゃねーの。
うちの父さん母さんも当然戦闘狂だ。
しかし、母になると仕事が出来るそう。布を縫ったり、食事を作ったりなど家庭的なことだ。
ちなみに布は当然買う場所がないため、糸から作っている。
糸は蚕?のようなものからでる糸で作られていて、「布」と呼ばれているが絹っぽい。
俺はなにをしているかというと、ナイフで木を削って矢を作っている。
もちろん『複製』のためであり、ついでに弓を練習しようと思ったのだ。
プロ族では戦闘方法は「何でもあり」な考えだ。奇襲や不意打ちはどんとこいというスタイル。
なのに弓矢を使っているのは、自称狩人のサザナミだけだ。
自称の理由は狩人なのに正面突破で獲物に近づき、弓矢は最初の一本を放ったら放り捨て背中にに挿してある大剣で挑むのだ。
どこが狩人だと?狩人に謝ってほしい。
ああ、カンナ大陸にいる獲物とは当然魔物のことであり、弓矢を一射放って結果が決まるアベル大陸とは訳が違う。
そもそも獲物(恐竜のようなもの)が獲物なのだ。
っと、これで今日ノルマの50本目と。
矢は羽根を手に入れるにはまだまだ時間がかかりそうなので、木の部分だけを作っている。
にしてもこのナイフ、「鉄」製と言っていたけど切れ味が凄くいい。
シャッ!シャッ!っとリズムよく削れていたが、この木は前世の木とは比べ物にならないほど大きく堅い。それをスパッと切れるこのナイフは凄いと思う。
さて、次は「リオン、遊ぼう」
後ろを振り向くとそこにはお隣さんの幼馴染のアイリスがいた。当然の如くめちゃくちゃ美少女だ。どちらかというと美人タイプ。
ちなみに俺の名前はリオンです。
前世の名前は理緒だったから、最後にンがついただけになった。変わらなくて分かりやすい。
「アイリス、なにして遊ぶの?」
「……戦士ごっこ?」
「嫌だ」
戦士ごっことはチャンバラみたいなもので、どちらかが降参するか気絶するまで闘うのだ。まだ1歳だよ?
それにアイリスは闘い方が脳筋スタイルだから、闘いやすいけどめっちゃ怖い。
あの、罠を堂々と突き進んで何事もなく突っ込んでくるのはやめてほしい。本当に心臓に悪い。
「じゃあ、なにするの?」
「隠れんぼとかは?」
「なにそれ?」
「一人が隠れて、もう一人がそれを探すの。大人数でも出来る遊びだよ」
「とりあえず、やってみる」
地球の遊びを提案してやってみる。じゃんけん(元々あった)をして、俺が隠れることに。
数が数えれないので、太陽がちょっと傾くまでと大雑把な時間測定をしてもらう。
家から離れすぎると魔物がいて危ないので、家の中に隠れることに。
部屋のベッドに人がいるように見えるよう、布を詰め、自分はベッドの下に隠れる。
少し待つとアイリスが入ってきた。布団の膨らみを見ると一目散に近づいてきて蹴飛ばした。
……雑に隠れてたらあの蹴りが当たってたのか。
アイリスの猪突振りに戦々恐々しながら隠れていると、アイリスが鼻をスンスンし始めベッドの下を覗いた。
犬かよ。
「リオン、見つけた」
「はい、見つけられた。どうする?役割を逆にしてやって見る?」
すると首を縦に振ったので、今度は逆にしてやった。その日はずっとやらされる羽目になった。
◇
2歳になり、サザナミに森の歩き方やナイフの使い方、解体の仕方などを教えてもらった。
実際の狩りは、村の決まりで5歳にならないと子供は魔物を狩ってはいけないそうだ。
だからといって魔物を見たことがないわけではない。
各家族それぞれ移動手段を持っている。
陸で使う「馬」か、空を飛ぶ鷲獅子か、または両方だ。
うちは両方飼っており、2歳の誕生日に鷲獅子の背中に乗らせてもらい、父さんと一緒に空を飛んでもらったことがある。
空からの景色は良く、風も気持ち良かった。村の全体像を見たのもその時だ。
「馬」にも乗せてもらったが、さすが異世界、俺の知っている馬と違った。
なんていったって脚が8本ある。
駆けるスピードも速く、自動車並みの速度は出てたと思う。それが普通のスピードだそうだ。
父さんの闘い方は長剣と体術の組み合わせだ。
なのである程度動けるようになり始める2歳から、稽古が始まる。
「長剣の型は基礎だけ覚えていれば十分だ。後は父さんとの実戦で身につけろ。体術も同じだ」
というスパルタ方式だった。だけど流石戦闘狂種族プロ族の体。前世と違って思ったように体を動かせる。それでも父さんとの稽古はボロボロになって、汚れまくるけど。
母さんは珍しいプロ族の魔法戦闘を得意として、魔法の使い方や魔力の扱いを中心に教えてくれる。
「基本となる魔力を増やすには、沢山使うしかないの。だから時間があればいつでも使いなさい。人によって限界が異なるけれど、貴方なら多いと思うわ」
との言葉に従って、毎日空いてる時間や暇な時になるべく魔法を使っている。
魔法は火・水・風・地があって、火は温度、水は液体、風は気体、地は固体を操ることが出来る。他にはオルディナの神さまが言っていた空間魔法は伝説上のものだそうだ。すごいものを教えてくれた神に感謝。
あとは物凄く少ないけれど雷もあるそうだ。
この雷にも適性があり、母さんに褒められた。
なんでも5つ全てに適性あるのは100年に1人並みだそう。プロ族でこれって……
魔法は想像すれば大体なんでも出来るそうだ。
火が出ろと思えば火が付く、水が出ろと思えば水が出る、風が吹けと思えば風が吹く、土が出ろと思えば土が出る。
思っていたより簡単でびっくりした。
でも、なにもないところから出したものは時間経過で消えた。
あれ?これなんか見覚えが……
父さんとの闘い稽古、母さんとの魔法稽古、アゲットとの遊び、『複製』のための矢作り、一年はあっという間に過ぎていく。
現在1歳になった。体の大きさは5歳児ほどだが、近所の子供の精神はもっと幼い。
けれども知識の成長も早いらしく、既に喋れるものや、遊ぶもの、文字の読み書き……は流石にまだだけれど出来るやつもいる。
父さんことランドルフ、母さんことミラはそれはもう絶世の美男美女です。
たまに外国の13歳ぐらいのもの凄い美少年いるじゃん?それが村人全員なんだよね。
大体この歳だと外でみんなで遊んだり、チャンバラしたりしてるね。
この歳からもう闘い始めてるのだから、遺伝子的に戦闘狂は間違っていない。
女の子だろうが闘っている。
ちなみにこの村はカンナ大陸にある。はず。
なので他の種族との交流もないため、交易品というものがない。
なにしろ、ご先祖さまがこの地に来たのって数百年前だからね。
それ以来プロ族のみで繁栄してきた。血が近いような気がするけど気にしない。
たまに、この大陸から出ていってるプロ族が海を渡って帰ってくる。その際にお土産話しや、お土産を持ってくる。
週に二、三回ほど村に魔物が襲ってくるが、見張りの人が発見次第、非番の戦士たちが群がり夕食のおかずとなる。
この非番の戦士という存在。皆が皆、狩りに行きたがり村を守る存在がいなくなるため、できた制度だそうだ。
バッカじゃねーの。
うちの父さん母さんも当然戦闘狂だ。
しかし、母になると仕事が出来るそう。布を縫ったり、食事を作ったりなど家庭的なことだ。
ちなみに布は当然買う場所がないため、糸から作っている。
糸は蚕?のようなものからでる糸で作られていて、「布」と呼ばれているが絹っぽい。
俺はなにをしているかというと、ナイフで木を削って矢を作っている。
もちろん『複製』のためであり、ついでに弓を練習しようと思ったのだ。
プロ族では戦闘方法は「何でもあり」な考えだ。奇襲や不意打ちはどんとこいというスタイル。
なのに弓矢を使っているのは、自称狩人のサザナミだけだ。
自称の理由は狩人なのに正面突破で獲物に近づき、弓矢は最初の一本を放ったら放り捨て背中にに挿してある大剣で挑むのだ。
どこが狩人だと?狩人に謝ってほしい。
ああ、カンナ大陸にいる獲物とは当然魔物のことであり、弓矢を一射放って結果が決まるアベル大陸とは訳が違う。
そもそも獲物(恐竜のようなもの)が獲物なのだ。
っと、これで今日ノルマの50本目と。
矢は羽根を手に入れるにはまだまだ時間がかかりそうなので、木の部分だけを作っている。
にしてもこのナイフ、「鉄」製と言っていたけど切れ味が凄くいい。
シャッ!シャッ!っとリズムよく削れていたが、この木は前世の木とは比べ物にならないほど大きく堅い。それをスパッと切れるこのナイフは凄いと思う。
さて、次は「リオン、遊ぼう」
後ろを振り向くとそこにはお隣さんの幼馴染のアイリスがいた。当然の如くめちゃくちゃ美少女だ。どちらかというと美人タイプ。
ちなみに俺の名前はリオンです。
前世の名前は理緒だったから、最後にンがついただけになった。変わらなくて分かりやすい。
「アイリス、なにして遊ぶの?」
「……戦士ごっこ?」
「嫌だ」
戦士ごっことはチャンバラみたいなもので、どちらかが降参するか気絶するまで闘うのだ。まだ1歳だよ?
それにアイリスは闘い方が脳筋スタイルだから、闘いやすいけどめっちゃ怖い。
あの、罠を堂々と突き進んで何事もなく突っ込んでくるのはやめてほしい。本当に心臓に悪い。
「じゃあ、なにするの?」
「隠れんぼとかは?」
「なにそれ?」
「一人が隠れて、もう一人がそれを探すの。大人数でも出来る遊びだよ」
「とりあえず、やってみる」
地球の遊びを提案してやってみる。じゃんけん(元々あった)をして、俺が隠れることに。
数が数えれないので、太陽がちょっと傾くまでと大雑把な時間測定をしてもらう。
家から離れすぎると魔物がいて危ないので、家の中に隠れることに。
部屋のベッドに人がいるように見えるよう、布を詰め、自分はベッドの下に隠れる。
少し待つとアイリスが入ってきた。布団の膨らみを見ると一目散に近づいてきて蹴飛ばした。
……雑に隠れてたらあの蹴りが当たってたのか。
アイリスの猪突振りに戦々恐々しながら隠れていると、アイリスが鼻をスンスンし始めベッドの下を覗いた。
犬かよ。
「リオン、見つけた」
「はい、見つけられた。どうする?役割を逆にしてやって見る?」
すると首を縦に振ったので、今度は逆にしてやった。その日はずっとやらされる羽目になった。
◇
2歳になり、サザナミに森の歩き方やナイフの使い方、解体の仕方などを教えてもらった。
実際の狩りは、村の決まりで5歳にならないと子供は魔物を狩ってはいけないそうだ。
だからといって魔物を見たことがないわけではない。
各家族それぞれ移動手段を持っている。
陸で使う「馬」か、空を飛ぶ鷲獅子か、または両方だ。
うちは両方飼っており、2歳の誕生日に鷲獅子の背中に乗らせてもらい、父さんと一緒に空を飛んでもらったことがある。
空からの景色は良く、風も気持ち良かった。村の全体像を見たのもその時だ。
「馬」にも乗せてもらったが、さすが異世界、俺の知っている馬と違った。
なんていったって脚が8本ある。
駆けるスピードも速く、自動車並みの速度は出てたと思う。それが普通のスピードだそうだ。
父さんの闘い方は長剣と体術の組み合わせだ。
なのである程度動けるようになり始める2歳から、稽古が始まる。
「長剣の型は基礎だけ覚えていれば十分だ。後は父さんとの実戦で身につけろ。体術も同じだ」
というスパルタ方式だった。だけど流石戦闘狂種族プロ族の体。前世と違って思ったように体を動かせる。それでも父さんとの稽古はボロボロになって、汚れまくるけど。
母さんは珍しいプロ族の魔法戦闘を得意として、魔法の使い方や魔力の扱いを中心に教えてくれる。
「基本となる魔力を増やすには、沢山使うしかないの。だから時間があればいつでも使いなさい。人によって限界が異なるけれど、貴方なら多いと思うわ」
との言葉に従って、毎日空いてる時間や暇な時になるべく魔法を使っている。
魔法は火・水・風・地があって、火は温度、水は液体、風は気体、地は固体を操ることが出来る。他にはオルディナの神さまが言っていた空間魔法は伝説上のものだそうだ。すごいものを教えてくれた神に感謝。
あとは物凄く少ないけれど雷もあるそうだ。
この雷にも適性があり、母さんに褒められた。
なんでも5つ全てに適性あるのは100年に1人並みだそう。プロ族でこれって……
魔法は想像すれば大体なんでも出来るそうだ。
火が出ろと思えば火が付く、水が出ろと思えば水が出る、風が吹けと思えば風が吹く、土が出ろと思えば土が出る。
思っていたより簡単でびっくりした。
でも、なにもないところから出したものは時間経過で消えた。
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