恋愛短編小説集

uribou

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鏡の向こうの君

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大学生の佳織は、ある日、アパートの部屋で古い鏡を見つける。埃を拭き取ると、そこには見慣れない景色が広がっていた。混乱する佳織の前に、鏡の中から一人の青年が現れる。優しげな笑顔を浮かべるその青年は、自分の名を隼人だと名乗った。
隼人によれば、彼は異世界から来たのだという。佳織の世界に興味を持ち、鏡を通して旅をしているのだと語る隼人に、佳織は不思議な魅力を感じずにはいられなかった。
それから、佳織と隼人は鏡越しに毎日のように会話を交わすようになる。隼人は佳織の悩みを聞いてくれ、時には異世界の話で佳織を魅了した。次第に、佳織は隼人に惹かれていくのを感じていた。
しかし、現実の世界では佳織に想いを寄せる同級生の亮太がいた。亮太は真面目で優しい性格で、佳織のことを大切に想っていた。佳織は亮太に対しても徐々に惹かれるようになっていく。
ある日、隼人から衝撃の告白を受ける。隼人は佳織に、自分の世界に来ないかと提案したのだ。隼人の世界では、二人は誰にも邪魔されることなく、自由に愛し合うことができると言う。佳織は戸惑いを隠せなかった。
現実の世界で亮太への想いが芽生え始めていた佳織は、隼人の提案に答えを出せずにいた。悩み続ける佳織の前に、再び隼人が現れる。しかし、その隼人の姿は以前とは異なり、憔悴しきっていた。
隼人は佳織に、自分の世界が崩壊の危機に瀕していることを告げる。異世界を救うには、佳織の力が必要だと言うのだ。佳織は、現実の世界と異世界、そして亮太と隼人の間で揺れ動く。
佳織は、亮太に自分の気持ちを打ち明けることを決意する。真実を知った亮太は、佳織の選択を尊重すると言う。佳織は、隼人のいる異世界へ旅立つ決心をする。
鏡の前に立った佳織は、隼人に手を差し伸べられ、光に包まれる。次の瞬間、佳織は異世界に降り立っていた。そこで佳織を待っていたのは、愛する隼人の姿だった。佳織は隼人と手を取り合い、新しい世界で幸せに生きることを誓うのだった。
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