31 / 91
90度は日本ならでは?
しおりを挟む「あのッ魔女様ですか!!?」
綺麗な七三で眼鏡のThe営業みたいな人が
いきなり正面に来て話しかけてくるとか
ちょっと怖いわ
『??そうですけど…』
噂の?プロポーズですかね?
無意識に大雅くんの手を強く握って
身構える
「げっ、げいのっかいに!!興味ないですか!!?じょッ女優とか!!」
スカウトかーい!!!
ぜんっぜん違ったwww
恥ずかし!自意識過剰かよ!!
『あ、興味ないです』
いくら私が断るの苦手でも咄嗟にだったら
断れるのだっ!どや!
どや顔で通りすぎ…
「モデルはどうでしょう!?他は興味出てからでも構いません!!お願いします!!」
通りすぎたかった!!!!
すんごい押してくるじゃんこの人…押しにもお願いにも弱いのよ私…
100歩譲って歌なら、まぁ好きだし…
んでもモデルかぁ、んー
『いや、ほんとポーズとかも出来ないと思いますし…えっと、その…』
「全然ポーズなくても大丈夫です!!お願いします!!」
頭下げすぎて自分の足しか見えてないよね
腰痛めない?笑
まぁそれは置いといて…
こういうのは好きな人に流されるのが1番!
『たっ大雅くんは?どう思う??』
「…とりあえず名刺見てからじゃね?」
はっ!すっかり忘れてたわ!
私、こういう者です…サッ
が定番だったわ
「はッ!すみません!!よろしくお願いします!!」サッ
いや、スカウトさんや…
私に渡すんじゃないんかい…
しかも頭下げながらって器用ね…
大雅くんの顔すら見えてないけど大丈夫そ?笑
「いいんじゃないか?モデルなら」
『「えっ!?」』
「ッッ!?……あ、えっと…旦那様でしょう…か…」
私の旦那に文句かこの人
ちょっとイラッとしたけど動揺は見えても嫌悪はないから黙っといてあげる
『旦那です♡♡』―ドサッ―バタッ
「あ、あの、あっ!ありがとうございます!後日いや、明日連絡ください!失礼します!」
ペコペコ頭下げながら去って行ったスカウトマン…
逃げたと思うが感謝を大雅くんに対して頭下げてしていった所はまぁ高ポイント
差別があるって話だし、前に読んだ美醜逆転の小説だともっと扱いひどいもんね
これくらいならまだ許容範囲だわ
『大雅くん良かったの?モデルとかその名刺の会社とか…』
「あぁ、その会社の清掃やってた事あるんだよ。社長は見た目で決めずに雇ってくれるくらいには良い人だったから」
ところで旦那です発言の後の音は……
見渡すとチラホラ崩れ落ちてる人がいる…
え、こわ、なに
よく見ると泣いてる!?!?
『な、なんか、泣いて…』
「くっ、ははっ旦那がこんなんで泣いてんだろ」
『笑いながらネガティブ発言しないで、全然こんなんとかじゃないんだから、ふん!』
「ふっ、すまんすまん。んで?お腹空いたんだっけ?虹牙は?」
『帰って虹くんと食べるけどその前になんか食べたいなぁって♪あ!アイスあるよ!食べていい?一緒に食べよ♪』
とぼとぼ歩きながら話してれば
目の前にソフトクリーム屋さん!
10月って肌寒かったり歩くと暑くなるかな?
くらいの気温だしベンチもそばにあるし丁度よすぎるッ
『バニラください♪大雅くんは?』
「チョコで」
「はっはひ!!」
~2分後
「あでぃっ…ん"ん"っ!ありがとうございました!美味しかったらサインください!」
『えー、んー…はぁい』
サインならいっか。魔法でスタンプみたいにポンッとしちゃえ
―パチンッポンッ
『はい、どうぞ~』
サインあげなかったら美味しくなかったみたいになっちゃうもんね
嘘は嫌だし、なら最初からあげちゃえってね
『座ろ!溶けちゃう!』
2人並んで座りチラッと大雅くんを見ると
横顔がカッコよすぎね死ねるッッ
ソフトクリームなのに舐めるんじゃなく
かぶりつく感じで歯をたてて食べるの
可愛いがすぎるッッ
「ん?どした?」
やっば見すぎた!
勢いよく前向いたせいか首が痛い気がするが
とりあえず食べよう、うん
「ふっ…くっ…くくっ」
笑ってる気がするが無視だ無視
『いただきまーす♪』
―ペロッ
『ん~~!んま!』
―パクッ
夢中で食べてると
「うっ」「っっ」「ふぐっ」「う"っ」
なんかみなさん…いや、もうギャラリーかな
ギャラリー達が囲む様な形でこっちに向かって頭を下げてるではありませんか
『いや怖いよ普通に……なんなの今日、お辞儀の日?』
「いや、くっ…ぷっあっはははは!」
みんなに聞こえない様に小声で言ったのに!
『そんな笑う事ないじゃん!』
「ははっ、くっ、ほっといてやれ。皆真っ直ぐ立てない事情があんだよ。………くっくくッ」
??
『ふ~ん???』
20
あなたにおすすめの小説
残念女子高生、実は伝説の白猫族でした。
具なっしー
恋愛
高校2年生!葉山空が一妻多夫制の男女比が20:1の世界に召喚される話。そしてなんやかんやあって自分が伝説の存在だったことが判明して…て!そんなことしるかぁ!残念女子高生がイケメンに甘やかされながらマイペースにだらだら生きてついでに世界を救っちゃう話。シリアス嫌いです。
※表紙はAI画像です
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
『推しに転生したら、攻略対象が全員ヤンデレ化した件』
春夜夢
ファンタジー
「推しキャラが死ぬバッドエンドなんて認めない──だったら、私が推しになる!」
ゲーム好き女子高生の私が転生したのは、乙女ゲームの中の“推しキャラ”本人だった!
しかも、攻略対象たちがみんなルート無視で私に執着しはじめて……!?
「君が他の男を見るなんて、耐えられない」
「俺だけを見てくれなきゃ、壊れちゃうよ?」
推しキャラ(自分)への愛が暴走する、
ヤンデレ王子・俺様騎士・病み系幼なじみとの、危険すぎる恋愛バトルが今、始まる──!
👧主人公紹介
望月 ひより(もちづき ひより) / 転生後:ヒロイン「シエル=フェリシア」
・現代ではゲームオタクな平凡女子高生
・推しキャラの「シエル」に転生
・記憶保持型の転生で、攻略対象全員のヤンデレ化ルートを熟知している
・ただし、“自分が推される側”になることは想定外で、超戸惑い中
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
召しませ、私の旦那さまっ!〜美醜逆転の世界でイケメン男性を召喚します〜
紗幸
恋愛
「醜い怪物」こそ、私の理想の旦那さま!
聖女ミリアは、魔王を倒す力を持つ「勇者」を召喚する大役を担う。だけど、ミリアの願いはただ一つ。日本基準の超絶イケメンを召喚し、魔王討伐の旅を通して結婚することだった。召喚されたゼインは、この国の美醜の基準では「醜悪な怪物」扱い。しかしミリアの目には、彼は完璧な最強イケメンに映っていた。ミリアは魔王討伐の旅を「イケメン旦那さまゲットのためのアピールタイム」と称し、ゼインの心を掴もうと画策する。しかし、ゼインは冷酷な仮面を崩さないまま、旅が終わる。
イケメン勇者と美少女聖女が織りなす、勘違いと愛が暴走する異世界ラブコメディ。果たして、二人の「愛の旅」は、最高の結末を迎えるのか?
※短編用に書いたのですが、少し長くなったので連載にしています
※この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
美醜逆転の世界に間違って召喚されてしまいました!
エトカ
恋愛
続きを書くことを断念した供養ネタ作品です。
間違えて召喚されてしまった倉見舞は、美醜逆転の世界で最強の醜男(イケメン)を救うことができるのか……。よろしくお願いします。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる