日本のママはこわーい魔女〜ママでも魔女でも恋はしたい

むる

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恋人達の会話part.2

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「鴎吏…お前連絡取れなくなるのやめろよ。心配すんだろ」
「…わりぃ」
「今まで何してたの~」
「…高校卒業してすぐ結婚した」
「「!!?」」「えぇっ!?」
「…んで離婚して、あちこちバイトして事務所建てた」
「待ってよ!結婚!?お祝いくらいさせてよ!!」
「そんな良いもんじゃねぇよ…親が決めた結婚だったし、仮面の生活で最悪だっただけだわ。」
「社長バツ1だったんすね」
「でも学生時代、同級生達に3童貞って馬鹿にされてたんだし?そこだけは良かったんじゃん?ww」
「…ってねぇ」
「「「??」」」
「…やってねぇ」
「えぇぇぇっ!?!?」
「うるせぇな!勃たなかったんだよッ!」
「「……」」「…ぷッッww」
「おまww不能のくせに紀香ちゃんと恋人になる気だったのかよwww」
「あ"ぁ!?不能じゃねぇッッ!アイツになら勃つわッ!隆てめぇ表出ろやッ」
「紀香ちゃん可愛いもんねぇ♡さっきも可愛かったんだよ~?声もすんごぃ」
「隆、惚気けたら可哀想だろ……ふw不能ww」

不能ネタで鴎吏がブチ切れ大爆笑が起き
10年以上も会ってなかった穴を埋めるように
時間が過ぎていく

「でもまぁ、僕らはお前ならいいと思ってるよ」
「あ?いきなりなんの話だよ」
「ん?紀香ちゃんの恋人になる話♪」
「!!勝手に決めるもんじゃねぇだろ」
「あのさ、隆くんと皇治くんも薄々気付いてると思うんだけど…紀香って馬鹿なんだよ」
「「「知ってる」」」
「ww常識を知らないっていうか、抜けてるというか、天然というか」

3人とも確かに、と頷く

「……んでタイプの男にチョロい」
「えっ」「…なるほど」「!!?」
「あと多分だけど…タイプじゃなくても本気で告白されたら断れないと思う」
「……それは困るな」
「咄嗟にだったら断れるんだろうけど…スカウトされた時1回目だけ断れてたから。でも、実際紀香が何かを断ったのを見たことがない。」
「「たしかに」」「…」
「それで俺から提案なんだけど……」
「「同意」」「??」
「まだ何も言ってないのに」
「あれでしょ?僕達で断っちゃお~♪って話でしょ?僕は賛成♪」
「私も賛成だな」
「おい!俺はどうなんだよ!?」
「だから最初に、鴎吏ならいいって言ったじゃん」
「…ならいい」

「紀香ちゃんと比べるとさ、この世界の女性ってすごい太ってるし我儘だし…お堅い話ばっかじゃん?だから紀香ちゃんのお馬鹿さとかツボなわけ。絶対、てか無限に男が群がるの想像出来ちゃうし仕方ないよね♪」
「旦那の数って法律で決まってたりする?」
「決まってないけど15人…少なくても10人が平均かな?」
「俺これ以上は嫌なんすけど…紀香には何人でもいいって言ってあるけどッでもッッ」
「落ち着け大雅。そこで紀香さんの名案があるんだろう?」
「っ!そうじゃん!明日さっそく掛け合ってみるよ!任せて♪」
「……おい」
「あぁごめんごめん♪実はね…」

鴎吏以外全員が紀香は絶対鴎吏を選ぶ前提で
話をする
名案の所で話が分からなくなった鴎吏に
紀香の過去の話ごと全てを話す

「チッ…胸糞わりぃ話だな」
「でもまぁ復讐の許可も出てるし♪鴎吏はどうする?♪」
「あ"?行くに決まってんだろ」
「まずは恋人になってからだな」
「っ!ふっ、余裕」
「今決まった話は明日紀香さんに伝えよう」



本人知らぬ所で恋人が増えたのでした…まる
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