【R18】LOVERS GAME 〜ホントの恋を知りたくて

響 陵

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HOTEL

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遥斗が降りた場所はホテル街の近くだった。

「遥斗?」

「今日はホテル行こ。」

いつもより顔が怖い。

「遥斗、怒ってるの?」

「怒ってないと言えば嘘だけど、俺に腹立ててるの!」

「わたしじゃなくて…?」

あたしは不安そうに質問する。

「そう!あんな事でイライラして、美咲さんの事、すっごく大切なのに。
腕、引っ張っちゃうし。」

「でも、なんでホテル?」

「美咲さんと気を使わずにイチャイチャしたいから!」

「え?」

「だから、声とかも近所とか、隣とか気にしなくていいし、たまには大きいお風呂入るのもいいかなぁーって。」

「てっきり怒ってホテルなんて言い出したと思った。」

「今日、俺の中で決めてたから。」

遥斗が照れくさそうに笑う。

「やっと笑った!」

「じゃあ、喧嘩してないけど、仲直りだね。」

遥斗が手を差し出す。

あたしは遥斗の手をとって指を絡める。

遥斗がニコッと笑う。

あたしはこの人が大好きだ。



遥斗と手を繋いで、ホテルに入る。

ホテルに入るとカップルが楽しそうに部屋を選んでいる。

この人達も、そう言う目的なんだって思っちゃう。

あたし達もきっとそう思われてるんだ。

顔が真っ赤になり、下を向く。

東京に出てきて一人暮らしだったし、入った事がないから緊張する。

遥斗はどこがいい?と聞くけど、違いなんて、じっくり見るほど部屋を直視出来ない。

「美咲さん?」

「えっと…わたし、よくわかんなくて…」

「じゃあ、俺が選ぶね。」

遥斗が手慣れて部屋を選ぶ。

誰と来てたんだろう。

優しく、手を引かれ部屋に入る。

ガチャっと部屋のドアがしまった途端、遥斗が後ろから抱きしめる。

遥斗の息が首筋にかかる。

いつもしている事なのに、心臓がドキドキする。

「お風呂入れてくるね。」

遥斗がスルッと離れバスルームに行く。

部屋を見渡すと大きなダブルベットと自販機。

自販機を覗き込む。

お酒も入ってるけど、大人の玩具も!

まさか、今日使っちゃうの?!

自販機の前で固まってしまっていると、

「使いたい?」

「わぁー!いつから居たの。」

まさか後ろにいるなんて!

真っ赤になり、慌ててるせいか手がバタバタ動いてしまった。

「ぷっ…アッハッハッハッハッ」

遥斗がお腹を抱えて笑う。

「そんなに笑わなくても…」

「だって、超真剣に見てるから。結構長かったし、見てる時間。」

「そ、そんなに見てないよ!」

「ハイハイ。」

遥斗は涙を拭きながら、あたしを抱きかかえて、大きなベットに運んで寝かせた。

遥斗があたしの上に乗る。

ブラウスのボタンを優しく外す。

「遥斗…」

あたしは服を脱がす遥斗を見つめる。

「そんな顔されて名前呼ばれたら、直ぐに襲いたくなっちゃうでしょ?」

あたしは遥斗の首に抱きつく。

「何?今日は甘えん坊さんなの?」

「うん。たまにはいいでしょ?」

「最近、たまにじゃないような?」

「いーじゃん。」

最近はあたしの方が甘えてる。

素をだいぶ出せるようになったんだと思う。

最初は年上だし、しっかりしなきゃと思っていたけど、それを遥斗に見破られて、素を出して欲しいと言われ、最近では素が出てしまう。

「どうしよっかなぁ~」

遥斗はチラっと自販機を見る。

「使わないよ!」

「クスッ…わかってる。お風呂入ろっか。」

遥斗はあたしの服を脱がせてバスルームまでまた抱きかかえた。

バブルバスを入れ、ジャクジーの電源を入れる。

泡がみるみる多くなる。

「シャワーで泡立てなくていいんだ。」

「ジャクジーがついてるからね。俺も脱いで行くから先に入ってて。」

あたしは先に湯船に浸かる。

広い浴槽なので気持ちがいい。

遥斗もあたしの背中を抱きしめるように入ってきた。

「美咲さんとずっとこうやって幸せな時間が過ごせたらいいなぁ。」

「うん。」

遥斗が優しく背中にキスをする。
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