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次の日、玖音は少しの息苦しさを感じ目を覚ました。
秋人に膝枕をされ、腰に手を添えられ、脚も秋人の両脚に挟まれるような形でピッタリと秋人にくっつくようにされていた。
自らも秋人に抱きついて寝ていたようで秋人の胸部に顔を押し当てていたのが息苦しさの原因だったようだ。
1ヶ月も1人で寝ていたせいか久々に感じる温かさにじわりと涙が出る。
隣に秋人さんがいる。俺に触ってくれてる、嬉しい。
秋人さんに触れるのも秋人さんの寝顔を見るのも1ヶ月ぶりだ。
今までの寝付きの悪さからは想像も出来ないほどにぐっすりと眠れた。今日は悪夢も見なかった。
秋人さんが隣にいてくれるだけで俺は幸せだ……。
「好きだ……」
秋人さんを見ていると感情が溢れてしまって口から好きが零れた。
まだ寝ているから聞こえていないだろうけど恥ずかしくなってしまってまた秋人さんの胸に顔を埋めて眠りに入る。
秋人さんの心音を聴いているととても落ち着けていつの間にかまた眠ってしまった。
一方で秋人は少し早く起きて玖音を眺めていた。
すやすやと俺のシャツを掴みながら胸に埋まって寝る玖音がとても可愛い。
玖音の高めの体温はこの時期には湯たんぽの代わりにもなるぐらい暖かい。
玖音の寝顔を眺めていると「んんっ…」ともぞもぞしだして玖音が目覚めようとしていた。
咄嗟に目をつぶって狸寝入りをする。
まだウトウトとしているのかとても静かだ。
また寝たのかな、?と目を開けようとした時に
「好きだ……」
と静かに声が聞こえた。
え、今玖音が好きって……
心臓が跳ね上がりそうになるのを抑える。
落ち着け……落ち着け…………
気づかれないように深呼吸をしながら心を落ち着かせる。
すぐにまた胸に顔を埋めてきた。
寝息が聞こえてきたところでうっすらと目を開ける。
「……はぁ~、 …」
可愛すぎて思わずため息が出る。
恥ずかしくてあまり好きと言えない玖音が、俺に好きと言ってくれた。
あんな事をした俺をまだ好きと言ってくれた玖音にもう悲しい思いはさせないとまた深く心に決めた。
1度時間も見たいからと起き上がろうとすると強くシャツを引っ張られ「行かないで…」と小さく呟く玖音には逆らえず、そのまま玖音の寝顔を見続けていた。
秋人に膝枕をされ、腰に手を添えられ、脚も秋人の両脚に挟まれるような形でピッタリと秋人にくっつくようにされていた。
自らも秋人に抱きついて寝ていたようで秋人の胸部に顔を押し当てていたのが息苦しさの原因だったようだ。
1ヶ月も1人で寝ていたせいか久々に感じる温かさにじわりと涙が出る。
隣に秋人さんがいる。俺に触ってくれてる、嬉しい。
秋人さんに触れるのも秋人さんの寝顔を見るのも1ヶ月ぶりだ。
今までの寝付きの悪さからは想像も出来ないほどにぐっすりと眠れた。今日は悪夢も見なかった。
秋人さんが隣にいてくれるだけで俺は幸せだ……。
「好きだ……」
秋人さんを見ていると感情が溢れてしまって口から好きが零れた。
まだ寝ているから聞こえていないだろうけど恥ずかしくなってしまってまた秋人さんの胸に顔を埋めて眠りに入る。
秋人さんの心音を聴いているととても落ち着けていつの間にかまた眠ってしまった。
一方で秋人は少し早く起きて玖音を眺めていた。
すやすやと俺のシャツを掴みながら胸に埋まって寝る玖音がとても可愛い。
玖音の高めの体温はこの時期には湯たんぽの代わりにもなるぐらい暖かい。
玖音の寝顔を眺めていると「んんっ…」ともぞもぞしだして玖音が目覚めようとしていた。
咄嗟に目をつぶって狸寝入りをする。
まだウトウトとしているのかとても静かだ。
また寝たのかな、?と目を開けようとした時に
「好きだ……」
と静かに声が聞こえた。
え、今玖音が好きって……
心臓が跳ね上がりそうになるのを抑える。
落ち着け……落ち着け…………
気づかれないように深呼吸をしながら心を落ち着かせる。
すぐにまた胸に顔を埋めてきた。
寝息が聞こえてきたところでうっすらと目を開ける。
「……はぁ~、 …」
可愛すぎて思わずため息が出る。
恥ずかしくてあまり好きと言えない玖音が、俺に好きと言ってくれた。
あんな事をした俺をまだ好きと言ってくれた玖音にもう悲しい思いはさせないとまた深く心に決めた。
1度時間も見たいからと起き上がろうとすると強くシャツを引っ張られ「行かないで…」と小さく呟く玖音には逆らえず、そのまま玖音の寝顔を見続けていた。
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