夢ノコリ

hachijam

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怒られる夢

4.

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花火大会が行われるのは、割と有名な川で、その近くは大きな観光地となっている。でも、僕はそこに行った記憶が無い。有名な観光地だから、小さい頃に連れて来られた可能性はあるけど、はっきりとした記憶は無いから、初めて訪れたと言っても良いと思う。ただ、有名な観光地なので、テレビとか雑誌とか、そういうのでは良く取り上げられていて、行った記憶は無いけど、良く知っている場所だったりもする。

だから待ち合わせ場所として、指定された場所も良く分かっていて、迷うことなく着く事が出来た。有名な観光地らしく、人がとても多いのが気になった。ちゃんと見つける事が出来るだろうか。

予定していた時間よりも少し早く着いていた。試験終わりで、乗れる電車で予定を組んだのだが、想定したよりも少し前の電車に乗れて、その分、早く着いたという感じだ。とりあえず、予定より前の時間に着いた事にホッとする。周囲を見渡してみると、たくさんの人がいるが、充たちは見当たらなかった。大勢の人がいたので、見落としている可能性も無くは無いけど、とりあえず、時間前である事を考えれば、もう少し待っていた方が良いのかなと思う。

ここに来るまでは少しでも早くたどり着いてみんなに合流したいと考えていて、少しテンションも上がっていたが、ちょっと落ち着くと、途端に不安になる。ひとりでポツンと待っているのが自分だけなのではないかとか思ってしまう。そんなわけないのだが、大勢の人がいる分、余計にそう感じてしまうのかもしれない。気が付くと、頻繁に時間を気にしていて、なかなか待ち合わせの時間にならない事にイライラし始める。

この場所で良かったのかな、時間とか間違っていないよな、あれもしかして予定勘違いしているとか、まさか、騙されたとか、そういうところまで考えてしまった。でも、まだ予定の時間にはなっていない。頭の中で数字をカウントしていたりするけど、数えるのが早くてちっとも時間が進まなかった。

それでも、ようやくと言う感じで、予定の時間になった。でも、誰も現れなかった。改めて、場所と時間が間違えていないかを考えるけど、その他に心当り無かった。まさか、全く違う花火大会と勘違いしているとか、そういう事はないだろうと思ったりする。少しずつ不安が増してきて、気が付くと5分ほど時間が経っていた。こういう時、何分ぐらい待って行動するのが正しいのだろうと思ったりする。5分だろうか、10分だろうか、30分、それとも1時間、そんな不毛な事を考えていたら

「おっいたいた」

と充に声を掛けられた。
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