夢ノコリ

hachijam

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文句を言われる夢

3.

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気が付くと八月も終わりという時期になっていた。残暑は続いているけど、朝とか夕方とか時折感じる涼しさと言うのもあり、秋も近いのかなと少しだけ思ったりする。夏休みは九月いっぱいまであるので、まだ一カ月ある。八月の頭から始まっているので、一カ月が経過したという感じだ。

いろいろとあったような気がするけど、大学の授業がある時に比べれば、時間があるという状況は間違いなかった。後半の夏休みはどうなんだろうと思ったりするけど、割と用事が入っていない事に気が付く。

大学生以外で夏休みと言えば、社会人の人たちは、もう終わっているだろうし、小学生、中学生、高校生と言うのも八月で終わりだろうから、夏のイベントとしては、そんなところかもしれない。

例年に比べれば充実した夏休みを送っている気もするけど、人によっては、もっと、びっしりと予定を入れて充実させているんだろうなと思ったりする。恐らく、そうだろうなと思うのが、充だった。

その充から呼び出しを受けたのが昨日だった。海に行って以来会っていない。大学に行っている時は、一緒にいる事が多いし、その流れで遊んだりするが、こういう休みの期間だとわざわざ連絡を取って会う事は意外と少なかったりする。充が忙しくしているというのもあるけど、そういう距離感が僕には心地よいところもある。三ヶ嶋君との距離感もそんな感じだろうなと僕は思う。

だから、充から連絡があった事に少し驚いた。しかも、急な呼び出しだ。そういうのは珍しい。もしかしたら、始めてではないかなと思ったりした。何の用事か詳しくは説明されなかったけど、別に断る理由も無かった。バイトも入っていなかったし、特別な用事もなかった。何となく暇を持て余している事もあって、丁度良いとさえ感じた。

でも、一夜明けて、少し面倒くさいと思い始めていた。呼び出された理由が良く分からないと思ったからだ、何か目的、例えば、遊びにいくのであれば、その内容を告げるだろう、でも、それが無かった。加えて、というか、もしかしたら、そちらの理由の方が大きいのかもしれないけど、夢の事があった。

何か不吉な事を言われたりするんだろうか。いや、逆でそういう不安をどこかで感じていたから、あんな夢を見たのかもしれないと思う。今から、断る理由とか無いかなと考えてしまう。でも、今更断ったら、後が面倒な気もする。充だったら大丈夫だろうと思うところもあるんだけど、そう思ってしまうのも夢を見た影響かもしれない。
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