俺の魔力は悠々自適 〜精霊達と気ままな旅路〜

かなちょろ

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第26話 妖精の迷い森

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 アイゼスト城にたどり着いた俺はマリウさんと別れ、城の門番にレリアさんからもらった小さいレリーフを見せる。
 門番の兵士はレリーフを見ると直ぐに通してくれた。

 城は大きく、初めて見る城に心が踊った。
 皆んなと見たかったなぁ……。
 そんな事を考えながら門から城までの道を1人で歩く……。
 広い庭を抜けやっと城の正門前に着いた。
 門の前には1人の兵士が立っている。

「お、やっと着いたようだな。 途中色々あったようだが、とりあえず案内してやるぜ。 こっち来な」
 
 兵士のくせに喋り方が随分とぶっきらぼうだな。
 でも顔を良く見ると、船に乗る時にいた男だ。
 城の中の豪華な内装を見ながら着いていくと、王の間に案内された。

 まさか国王に謁見出来るなんてレリアからもらったレリーフ凄いな。 と感心していると「カケル様をお連れ致しました!」と男が声を上げる。
王の間の扉が開き、王の前まで通される。
 一国の王様の前での挨拶なんて俺知らないぞ……。
 とりあえずしゃがんでそれっぽくすればいいのか?
 俺は映画とかで観た事あるような片膝をついて剣を床に置き顔を伏せる。
 これで大丈夫か?
 不敬罪とかにならないだろうな……。

「ふむ、そなたが大精霊を探している冒険者か。 なにようで大精霊を探す?」
 
 王様が声をかけて来た。

「はい、仲間を……、大切な仲間を助けるためです!」
「大精霊に会うには危険な森を抜けて行かなければならない。 それでも行くか?」
「もちろんです!」
「仲間のためか……、合格だ。 私がしてやれるのは海賊退治の報酬だけだがそれで良いな?」
 
 海賊退治をした事も知っているのか。

「はい、ありがとうございます」
「そろそろ顔を上げたらどうだ?」
 
 国王に言われ、顔を上げ顔を見上げると……あれ? レリア?
 俺があっけにとられているとレリアは笑い出した。

「すまんすまん、これが本当の私だ。 名は【レイランド・リム・アイゼスト】と言う。 海賊退治では世話になったな。 まずはその報酬だ、受け取ってくれ」
 
 近くにいた男が大きな袋を2つ渡してきた。
 ズッシリとした袋で、これが報酬だと聞いていた額より遥かに多い。

「あの、これは?」
「仲間の為に危険な森に行くとなれば準備が必要だろう? 私が気に入ったのでな、気にするな」
「ありがとうございます」
 
 好意は素直に受け取っておくべきだよな。

「それで、大精霊の居場所は?」
「そうだな。 教えてやってくれ」
「かしこまりました……」
「うわっ!」

 1人の老人がいつの間にか俺の隣にいてビビった。

「あれ?マリウさんじゃないですか?」
 
 その老人はローブを身につけて、杖をついているマリウさんだった。

「ほっほ、驚かせたかの?」
「もしかしてマリウさんが場所を?」
「そうじゃよ」
「馬車では知らないって言ってませんでしたか?」
「どこの誰かも分からんやつには簡単に教えられん場所なんじゃよ」
「そうだったんですか……、でも俺達まだ会ったばかりですよ?」
「それについては問題あるまい」

 レイランド王が察して話してくる。

「カケルの冒険者としての活躍は調べさせてもらった。 実際に私やマリウが直接確かめたしな。 海賊退治はそのついでだ」

 国王自ら?

「それだけ大事な場所なんじゃよ。 しかし国王、海賊退治はいつものヤンチャじゃろ?」

 マリウさんはにやにやしながら髭をいじっている。

「ちょっと! マリウさん! 相手は国王様ですよ!」

 気軽に話すマリウさんに声をかけると、フォッフォと笑っている。

「その者は良いのだ。 それにな、その者の名は【マリウス】、この世界でも殆どいないG級の冒険者さ」

 G級!!
 それを聞いてあの強さには納得した。

「では話そうかの?」

 俺とマリウスさんは王の間を後にし、別の部屋に案内された。

「まず大精霊に会う為には妖精の迷い森を抜けねばならん」
「迷い森?」
「そうじゃ、その森では悪戯好きな妖精が侵入者を拒む為に魔法を森にかけておる」

 マリウスさんは髭を弄りながら話を続ける。

「迷い森を抜けたら、精霊の森に着くわけじゃが、結界がはってあって簡単に入ることは出来ん。 その結界を抜ければ大精霊に会えると言うわけじゃよ」
「なるほど、まずは妖精の迷い森を抜けないとダメって事か……、そしてその先の精霊の結界をどうすれば……」

『結界なら大丈夫ですよ』
 頭の中で声がする。 ラジュナか。
 ラジュナ久しぶりじゃないか。
『申し訳ないです。 ですが、結界なら私が解きますよ』
 それは助かる。
 これで少しは先が見えてきたか。

 マリウスさんにお礼を言って、城を後にし、城下町の宿に泊まる事にした。
 なぁ、ラジュナ?
『はい、なんでしょう?』
 俺、皆んなを助けられるかな?
『翔さんならきっと出来ますよ』
 大精霊に頼んでも皆んなが復活出来なかったらと思うとな……。
『それは私にはわかりませんが、翔さんの想いが有れば大丈夫です!』
 ラジュナの言葉を信じるよ。
『はい』
 俺はそのまま眠りについた。

 次の日、俺は早速妖精の迷い森に向けて旅立った。
 起きてからラジュナに声をかけたが、音信不通だ。
 妖精の迷い森はアイゼスト城から北西にある大森林の一角らしい。
 まずは迷い森に入らないとな。
 アイゼスト城を出てから2日後、やっと大森林の前にたどり着いた。
 ここまで来るのに魔物と何度か戦って既にぼろぼろだ。
 魔物と戦闘中ラジュナの力を借りようと声をかけたが、音沙汰無し……。

 大深林に踏み出す前に一泊。
 体調を万全にして挑まないとな。
 その夜は魔物避けの結界糸けっかいしを焚き火を中心にして円を書くように張り、剣を支えにして眠りについた。
 夢の中では皆んなと旅して来た思い出が蘇る……。
『翔さん、良い夢を……』

「よし、行くぞ」
 
 大深林の中は背の高い木々が多い茂っているせいか、日の光があまり届いていなく、薄暗く少し肌寒い。
 精霊の森は大深林の中心にあるんだったよな。
 ズンズン進むが、周りの景色が変わらない為に自分が何処を歩いているのか分からなくなってくる。
 一応通って来た木々には目印をつけているけど……。
 そして気になる事がもう一つ。
 魔物が出ない。
 こんな大きな森なら魔物の巣があってもおかしくないはず。
 それに魔物どころか鳥の声や虫の鳴き声すらも聞こえない……。
 まさか……、もう迷い森に入ってたのか?

 目印を付け森を進む。
 そして最初に付けた目印の場所に戻って来てしまった。

 この坂を少し登れば森の入り口だぞ……、本当にどうなってんだ?
 だけど進むしかない。
 どんどん進んで行くと、2つ3つ目の目印が過ぎて行く。
 別の道を通ってみる。
 そしてまた最初の目印にたどり着く。

 くそっ!!

 俺は焦りと、苛立ちでその場に座り込む。
 上を見上げると木々がざわつき、クスクスと言う笑い声が森の中にこだまする。

「おい! 俺は仲間を助ける為に大精霊に会わなけりゃいけないんだ! 邪魔をしないでくれ!!」
 
 誰もいない空に向かって叫んだ。
 そんな時、茂みが僅かにガサっと動いた。
 魔物か!?
 俺は剣を構えると、刀身が青鈍色に輝いている。

「なんだこれ?」

 俺が刀身が輝いている事に驚いていると、茂みから小さく羽が生えている小さな【妖精】が3人飛び出して来た。

「見て見て、あれって」
「そうだよ、そうだよ」
「妖精の剣じゃない?」

 飛び出して来た妖精の3人は俺の周りと剣の周りをグルグル回り出した。

「君達は妖精か?」
「そうだよ」

 青い服を着た青髪短髪の妖精が返事をする。

「妖精の剣を持ってるなんて」

 白い服を着ている白髪の妖精が答える。

「あんたやるじゃない」

 赤い服を着た赤髪ショートの妖精が俺の顔の前で腕を組んでドヤっている。

「なぁ、頼みがあるんだ。 精霊の森に行きたいんだけど……」

 3人の妖精に頼んでみた。

「どうする、どうする?」
「剣持ってるしなぁ……」
「良いんじゃない?」

 3人は集まって話し込んでいる。

「頼むよ。 大精霊に会わないといけないんだ」
「長老様に聞いて来ましょ」
「そうだな」
「私はここで待ってるわ」

 青い服と白い服の妖精は飛んで何処かに行ってしまった。
 赤い服の子だけが残っている。

「君は行かないの?」
「いやよ、だって疲れるじゃない……、あ、私は【ルマ】って言うの。 覚えといてね」
「あの2人はなんて言うの?」

 待っている間、ルマに話しを聞いてみる事にした。

「白い服の子が【ピピ】、青い服の子が【ンパ】よ」
「そうか、ありがとう。 で、この剣の事なんだけど?」
「私は良く知らないわ。 ただ遥か昔に盗まれた剣と聞いてるわよ」

 盗まれた物がドラゴンに取られ、ドラゴンから鍛冶屋が取り、そして俺の元に来たわけか。 そして俺は妖精の迷い森にいる。
 こう言う事もあるんだな……。

 ルマと話しをして長老に会いに行った2人を待つ事数十分。
 茂みがガサっと動いた。
 2人が戻って来たか?
 出て来たのは熊サイズの蜘蛛。

「きゃあ!!マンイーターマよ!!」
「ルマは俺の後ろから逃げるんだ!」

 俺は剣を構えジリジリと間合いを詰める。

「私に任せて!」

 ルマはいきなりマンイーターマに向かって突進して行く。
 マンイーターマが口から糸を吐いてきた。

「危ないっ!」

 咄嗟にルマに向けてマンイーターマの放つ糸の前に飛び出した。
 糸が絡まり身動きがとれな……い?

「あれ?」

 受けたはずの糸が絡んでいない。
 それどころかマンイーターマの姿が無い。

「合格じゃな」

 茂みからピピ、ンパともう1人、年老いた妖精が現れた。

「驚かせてすまんかったの。 わしは妖精の長老【レホ】と言うんじゃ」
「どう言う事?」

 ルマに聞いてみた。

「テストよテスト。 妖精の剣を持ってたって怪しい奴かもしれないじゃん」
「そうです、そうです。 あそこでルマを置いて逃げちゃったら失格でした」

 白い服の子ピピが話しを繋げる。

「そ、逃げずにルマを庇うなんてやるじゃん」

 青い服の子ンパが俺の前に来て話す。

「でもルマの演技凄かったです」

 ピピはルマに抱きついている。

「でもキャー!って……、ルマが……、ぷぷ」
「なによ! これも仕事なんだから仕方ないでしょ! どうせンパには出来ないんだから!」
「なにおぅ!」
「なによ!」
「喧嘩はダメです」
「仕方ない子達ですいませんな」
「いえ、それはいいんですが……」

 妖精も喧嘩とかするんだな。 なんか懐かしい感じがするよ。

「さて、妖精の剣を持つ者よ」
「カケルと言います」
「そうか、ではカケル殿、大精霊様の森に案内して差し上げましょう」
「お願いします!」
「ピピ、ルマ、ンパ、誰か1人を案内として付けますぞ」
「う~ん……、ならピピか……」
「え!! な~に! 良く聞こえなかったわ!」
 
 ルマが俺の声を遮って叫び、腰に手を当て睨んでくる。

「わ、わかったよ……、ルマでお願いします」
「当然ね」
「ルマずりーぞ!」
「そうですよ」
「そんな事無いわよ。 だって私、カケルと契約するから」
「「えー!!」」
「契約したらこの森に帰って来れなくなるかも知れないんですよ!」
「外の世界は危ないんだぞ!!」
「こんな退屈な森にいるより良いわ。 それより案内するから……。 こっちこっち!!」
 
 ルマは俺の袖をグイグイ引っ張り早く行こうと急かす。

「あの、この剣はどうすれば?」
「精霊の森へ入るにはその剣も必要じゃ! 持って行って構わんぞ!」
「ありがとうございます!」

 ルマに連れられレホ、ンパ、ピピにお礼を言うと既に3人の姿は消えてしまっていた。

 精霊の森までは後少し……、待ってろ皆んな!
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