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王都襲撃
回想
しおりを挟む王都はモンスターに突如襲撃され
それを必死に食い止めたトーカ。
が…下水道に潜伏していた知能種との戦いで
瀕死の怪我をおってしまう。そこへミキモトが現れ、トーカを救出。しかし、トーカは疑問に思う。「なぜ、ミキモトは強敵相手に勝利できたのだろうか…と」
トーカ「お、おはよう…」
ミキモト「おはようございます。もう、3日間も寝込んでいたんですよ。傷は、ギルドの方に治してもらったですが、やはり疲労などが原因なんでしょうかね」
トーカ「だろうね…。それより、あの時に助けてくれたの、ミキモトでしょ。私、意識半分くらい飛んじゃっていて、ぼんやりとしか覚えてないけど…」
ミキモトは、沈黙した。
トーカ「…もしかして、違うの?」
ミキモト「いや、あれは私です。ただ、あの戦い時は、私であって私ではないんです」
トーカ「え、どういうこと?」
ミキモト「トーカさん、窓をあけて観てください」
トーカは、宿泊するギルドの寝室の窓を開けた。すると、城壁の外には紅い湖ができていた
トーカ「これ、ミキモトがやったの?嘘でしょ」
ミキモト「そう…みたいなんです…」
@@@@@
これは、ある王国騎士の伝記より参照したものだ。
時は遡り
王国は、地上。そして地下とモンスター達の戦い時に戻る。
王国騎士のニメは、城内にいる地上のモンスター討伐をしていた。
いくら討伐しても、減らないモンスター。
そこに現れたのは、「ミキモト」と名乗る中年男性だった。
彼の魔法により、戦いは一時的に優勢に。
しかし…
騎兵に紛れていた知能種により、ミキモトは不意打ちをつかれ、胸部を剣で背後から貫かれてしまったのだった。
と、その瞬間
空気が変わった。
それは、無透明で肌や臓器を内側から切り破るような空気だった。
ミキモト「自動化、開始。敵、全滅。」
幾千のモンスターが、宙に上がった。
そして、そのモンスター達は巨大な球体に圧縮。それは、黒く巨大で、誰もが怖れを抱くものだった。
ミキモト「デリート」
巨大な黒い球体は、城外へ移動し
地上へ落ちた。
と、同時に…まるで水風船の水が勢いよく外へ流れ出るように、モンスター達の血肉が一斉に地上へ流れ出た。
騎兵は、唖然とした。
喜びよりも、驚きの感情しか芽生えなかった。
ミキモト「自動、治癒開始。ヒストリーブラシ」
あれほど重症だった傷は、みるみる治癒されていった。
そして、空気が戻った。
ミキモト「あ、あれ…俺は一体…」
ニメはミキモトに、自分が見たことをありのままに伝えた。モンスター達を黒い球にして、倒したこと、ミキモトが突然変異したこと。
ミキモトは、理解したようにニメの話を聞いていた。
兵士「た、大変です!!ち、地下の下水道にモンスターが潜んでました!い、今…トーカと言う魔法使いが応戦しているですが…もう…」
ミキモト「す、すみません。私の大切な友人なんです!すぐに助けに行かないと」
そして、ミキモトは去っていった
@@@@@
つづく
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