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30.悩み相談
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律にとって利央はいつまでも弟であり子どものつもりだった。兄であり、そして親代わりのつもりでいた。
「……キス……す、好き、とは」
ぼそりと呟いてしまったのが聞こえた翔が怪訝な顔になる。
「何だ? しりとりか? それとも哲学か?」
「違うし」
消毒等と言われて改めてキスされ、さすがに律も弟がしてくることがちょっとした弟からの挨拶とも思えなくなった。
「キス……何でするの」
恐る恐る聞くと「兄貴が好きだからだよ」とサラリと返ってくる。
ああそうか、と律は思った。利央がいつもあまりにサラリと簡単に言うから自分はピンとこなかったのかもしれない。
「俺はりおのお兄ちゃんだよ……?」
「知ってる」
「兄弟だよ」
「知ってるよ」
兄弟だと言うと利央は優しく微笑んできた。だけれどもその笑顔がどこか痛々しそうに見えて律は唇をそっと噛みしめた。
利央を悲しませたい訳が、ない。昔から大好きで大切な弟なのだ。そんな顔などさせたくなかった。だからと言ってどうすればいいというのだ。兄弟だということに変わりはない。そして律は利央を当然のように弟として見ているのに。
「りお、まだ高校生だし、その、あれだよ、兄ちゃんを慕ってくれるのは嬉しいけど、その、その気持ちをちょっと勘違いしてるんじゃ、ないかな。それにりおの高校、かわいい女の子、一杯いたし……」
とりあえず言える精一杯のことを何とか口にした。だが利央は余計に寂しげな顔をしてきただけだった。
「兄貴、それは……ないよ」
俺が自分の兄をそういう意味で好きだと言い切る前に勘違いしたままだと思う? 自分の、兄に対して。
囁くように言うと利央はまたそっと律の唇にキスをしてきた。
「あまり唇、噛んじゃだめだよ」
そしてまた優しく笑ったのだ。
「あああどうしよう……りおが……りおが……!」
律は頭を抱えるようにして叫んだ。
休みの日だが予定は何もない、とだらけていたところへ珍しく連絡もなくやってきた律は来た時から確かに少し変だったと翔は思う。それでも「最近は休みによく会ってる気がするな、お前と。まるで彼氏かよ」とバカみたいに言っていると律がわけのわからないことを呟いた後に突然頭を抱え始めた。これは少しどころじゃないなと翔もさすがに焦った。
「どうした律……! ご乱心か? お、落ち着け!」
「だって! だって俺の天使が……! もうほんっとどうしていいのか……俺の小宇宙が崩壊したかもしれない!」
「いやもう俺がどうしていいんだか……! 意味わからねぇしとりあえず一旦落ち着け! 宇宙はまだ助かるかもしれん!」
何とか落ち着かせようと、翔までわけのわからない言い方になってしまった。
「ほら、あれだ、とりあえず深呼吸してみろよ」
「う、うん」
翔に両腕をがっちりホールドされ、律は目を瞑って言われた通り大きく息を吸い込んでからゆっくりと吐いた。
「……あ、取込み中? わりぃ」
その時いきなり部屋のドアが開いて翔の兄である亨が入ってこようとしてやめてきた。
「っちげぇし! 俺と律が、んなわけねぇだろうが!」
ドアが閉まる前に翔が文句を言うも、笑い声だけ聞こえてそのままドアは締まった。
「ったく。ろくでもねぇな、兄ちゃんめ」
「……そういや翔は弟だったよね」
翔が呆れてため息をついていると、律がジッとそんな翔を見てくる。
「あ? 今さら……? そうだけど」
「亨兄を好きになったら、お前どうする? もしくは亨兄がお前、好きになったら……」
「………………は?」
聞き間違いかと思って翔はポカンと律を見る。だが律は真面目な顔をして同じく翔を見ていた。
「……ほんとお前どうしたんだよ。つかどうするも何も、お互い好きになるわけねぇだろ」
「それは、何で」
何でもへったくれもあるかと言おうとして、だが律は真剣な顔で聞いているのに気づき、翔は一旦口を閉じる。
「……はぁ。何なのお前。もしかしてりおに好きとでも言われた?」
ため息をつきながら翔が聞くと「な、何でわかるの?」と律は驚いたように翔を見ている。
「……お前ってほんと嘘、つけなさそうな? つか、はーっ、そうか……りお、マジか」
律と利央の兄弟は翔から見ても普通じゃないほどお互い大切に大事に思い合っている。だが律が利央を本当に弟として愛しく思っているのと違い、利央のそれは翔からしても何となく違う感じに思えることは今までも確かにあった。あったが、だが兄弟だし、あるわけないと思い込んでいた。
「俺……どうしたらいいかわからなくて……」
「どうしたら、って?」
受け入れる気があるのか、と翔が少し唖然と律を見ると「だって……りおがどんなこと言おうがしようが、りおはりおで、俺の大事な弟なんだ。無視もできない、かと言ってどうすることもできない」と俯きながらたどたどしく説明してきた。
「は、は……」
翔はそっと律の肩にポンと手をやった。
真面目でいい兄だと翔は思う。だが半面、利央にとってはとてつもなく辛い対応だろうなとも思う。もちろんあの利央だから、律の意に反してでも無理やりどうこうしたいとは思わないだろう。だからと言って、こんな風にある意味「弟としか見られないし無理」と気遣いながら言われているようなものだし、きっと悩んでいるだろうなとも思う。
ずっとこの兄弟の傍にいたからわかる。大変な思いをして弟を支えてきた兄だけに、いつも悩みを抱えていそうなイメージあるが、律は案外あっけらかんとしている。だからこそ、こうして今までがんばってこられたのかもしれないが。
反面、利央は大人ぽくてしっかりしていそうだが、案外繊細で悩みを抱えやすい。幸い男らしい性格もあって切りぬけてきたのだろうが、きっと子どもの頃から色々と悩んでいたのではと翔は思っている。
とはいえ、こればかりは翔もどうすることもできない。兄弟仲がいいのは本当にいいと思うから、丸く収まればればいいとは思う。だがさすがに本当の兄弟同士での恋愛は、気安く応援できるものではない。おまけに今現在、兄の律にその気はない。かといって全面的に律を庇って利央に説教をする、という気持ちにもなれない。
俺の小宇宙も崩壊しそうだ。
そう思いながらもふと浮かんだことが気になり、翔は律に聞いた。
「つか、その何つーかまあ、兄弟ってのを置いておいたとしてな?」
「置いとけないよ……!」
「いやまあそうなんだけどさ。そのあれだ、兄弟っつーのがインパクト強すぎて忘れがちだけどな? お前、男同士って、いけたっけ……?」
律は自分と同じくノンケだったはずだと翔は思う。だが先ほどから「弟」である利央について言うが、「男」であることに対して全く言及していない気がした。
「え……? い、いや、それはその、経験ないし、多分無理なんじゃないかなぁ、とは思うんだけど……、多分亨兄とかの影響受けたのかもしれない……。ちょっとそれは気にしてなかった……」
翔に言われて律も初めてそういえば相手は男だったと気づいたようだ。海と亨は律たちを気にすることなくお互い仲いいし、翔もそれに対して気にしたことない。利央も二人に対して特にそれらしい反応はない。
それらが重なってか、知らない内に男同士という事に違和感がなくなってしまったのかもしれない、と律は言う。
「って、そういえばりおってどうなんだろ……! 俺、りおの恋愛事情ぜんっぜん知らない! りお、い、今までも男性と付き合ったりしたこと、あるのかな? どうしよう、俺もうほんっとどうしていいか……!」
何だかんだでやはり利央の事が一番気になり心配らしく、そこへ行きつく。翔はまたご乱心し始めた律を宥めるところから始めないといけなくなった。
「……キス……す、好き、とは」
ぼそりと呟いてしまったのが聞こえた翔が怪訝な顔になる。
「何だ? しりとりか? それとも哲学か?」
「違うし」
消毒等と言われて改めてキスされ、さすがに律も弟がしてくることがちょっとした弟からの挨拶とも思えなくなった。
「キス……何でするの」
恐る恐る聞くと「兄貴が好きだからだよ」とサラリと返ってくる。
ああそうか、と律は思った。利央がいつもあまりにサラリと簡単に言うから自分はピンとこなかったのかもしれない。
「俺はりおのお兄ちゃんだよ……?」
「知ってる」
「兄弟だよ」
「知ってるよ」
兄弟だと言うと利央は優しく微笑んできた。だけれどもその笑顔がどこか痛々しそうに見えて律は唇をそっと噛みしめた。
利央を悲しませたい訳が、ない。昔から大好きで大切な弟なのだ。そんな顔などさせたくなかった。だからと言ってどうすればいいというのだ。兄弟だということに変わりはない。そして律は利央を当然のように弟として見ているのに。
「りお、まだ高校生だし、その、あれだよ、兄ちゃんを慕ってくれるのは嬉しいけど、その、その気持ちをちょっと勘違いしてるんじゃ、ないかな。それにりおの高校、かわいい女の子、一杯いたし……」
とりあえず言える精一杯のことを何とか口にした。だが利央は余計に寂しげな顔をしてきただけだった。
「兄貴、それは……ないよ」
俺が自分の兄をそういう意味で好きだと言い切る前に勘違いしたままだと思う? 自分の、兄に対して。
囁くように言うと利央はまたそっと律の唇にキスをしてきた。
「あまり唇、噛んじゃだめだよ」
そしてまた優しく笑ったのだ。
「あああどうしよう……りおが……りおが……!」
律は頭を抱えるようにして叫んだ。
休みの日だが予定は何もない、とだらけていたところへ珍しく連絡もなくやってきた律は来た時から確かに少し変だったと翔は思う。それでも「最近は休みによく会ってる気がするな、お前と。まるで彼氏かよ」とバカみたいに言っていると律がわけのわからないことを呟いた後に突然頭を抱え始めた。これは少しどころじゃないなと翔もさすがに焦った。
「どうした律……! ご乱心か? お、落ち着け!」
「だって! だって俺の天使が……! もうほんっとどうしていいのか……俺の小宇宙が崩壊したかもしれない!」
「いやもう俺がどうしていいんだか……! 意味わからねぇしとりあえず一旦落ち着け! 宇宙はまだ助かるかもしれん!」
何とか落ち着かせようと、翔までわけのわからない言い方になってしまった。
「ほら、あれだ、とりあえず深呼吸してみろよ」
「う、うん」
翔に両腕をがっちりホールドされ、律は目を瞑って言われた通り大きく息を吸い込んでからゆっくりと吐いた。
「……あ、取込み中? わりぃ」
その時いきなり部屋のドアが開いて翔の兄である亨が入ってこようとしてやめてきた。
「っちげぇし! 俺と律が、んなわけねぇだろうが!」
ドアが閉まる前に翔が文句を言うも、笑い声だけ聞こえてそのままドアは締まった。
「ったく。ろくでもねぇな、兄ちゃんめ」
「……そういや翔は弟だったよね」
翔が呆れてため息をついていると、律がジッとそんな翔を見てくる。
「あ? 今さら……? そうだけど」
「亨兄を好きになったら、お前どうする? もしくは亨兄がお前、好きになったら……」
「………………は?」
聞き間違いかと思って翔はポカンと律を見る。だが律は真面目な顔をして同じく翔を見ていた。
「……ほんとお前どうしたんだよ。つかどうするも何も、お互い好きになるわけねぇだろ」
「それは、何で」
何でもへったくれもあるかと言おうとして、だが律は真剣な顔で聞いているのに気づき、翔は一旦口を閉じる。
「……はぁ。何なのお前。もしかしてりおに好きとでも言われた?」
ため息をつきながら翔が聞くと「な、何でわかるの?」と律は驚いたように翔を見ている。
「……お前ってほんと嘘、つけなさそうな? つか、はーっ、そうか……りお、マジか」
律と利央の兄弟は翔から見ても普通じゃないほどお互い大切に大事に思い合っている。だが律が利央を本当に弟として愛しく思っているのと違い、利央のそれは翔からしても何となく違う感じに思えることは今までも確かにあった。あったが、だが兄弟だし、あるわけないと思い込んでいた。
「俺……どうしたらいいかわからなくて……」
「どうしたら、って?」
受け入れる気があるのか、と翔が少し唖然と律を見ると「だって……りおがどんなこと言おうがしようが、りおはりおで、俺の大事な弟なんだ。無視もできない、かと言ってどうすることもできない」と俯きながらたどたどしく説明してきた。
「は、は……」
翔はそっと律の肩にポンと手をやった。
真面目でいい兄だと翔は思う。だが半面、利央にとってはとてつもなく辛い対応だろうなとも思う。もちろんあの利央だから、律の意に反してでも無理やりどうこうしたいとは思わないだろう。だからと言って、こんな風にある意味「弟としか見られないし無理」と気遣いながら言われているようなものだし、きっと悩んでいるだろうなとも思う。
ずっとこの兄弟の傍にいたからわかる。大変な思いをして弟を支えてきた兄だけに、いつも悩みを抱えていそうなイメージあるが、律は案外あっけらかんとしている。だからこそ、こうして今までがんばってこられたのかもしれないが。
反面、利央は大人ぽくてしっかりしていそうだが、案外繊細で悩みを抱えやすい。幸い男らしい性格もあって切りぬけてきたのだろうが、きっと子どもの頃から色々と悩んでいたのではと翔は思っている。
とはいえ、こればかりは翔もどうすることもできない。兄弟仲がいいのは本当にいいと思うから、丸く収まればればいいとは思う。だがさすがに本当の兄弟同士での恋愛は、気安く応援できるものではない。おまけに今現在、兄の律にその気はない。かといって全面的に律を庇って利央に説教をする、という気持ちにもなれない。
俺の小宇宙も崩壊しそうだ。
そう思いながらもふと浮かんだことが気になり、翔は律に聞いた。
「つか、その何つーかまあ、兄弟ってのを置いておいたとしてな?」
「置いとけないよ……!」
「いやまあそうなんだけどさ。そのあれだ、兄弟っつーのがインパクト強すぎて忘れがちだけどな? お前、男同士って、いけたっけ……?」
律は自分と同じくノンケだったはずだと翔は思う。だが先ほどから「弟」である利央について言うが、「男」であることに対して全く言及していない気がした。
「え……? い、いや、それはその、経験ないし、多分無理なんじゃないかなぁ、とは思うんだけど……、多分亨兄とかの影響受けたのかもしれない……。ちょっとそれは気にしてなかった……」
翔に言われて律も初めてそういえば相手は男だったと気づいたようだ。海と亨は律たちを気にすることなくお互い仲いいし、翔もそれに対して気にしたことない。利央も二人に対して特にそれらしい反応はない。
それらが重なってか、知らない内に男同士という事に違和感がなくなってしまったのかもしれない、と律は言う。
「って、そういえばりおってどうなんだろ……! 俺、りおの恋愛事情ぜんっぜん知らない! りお、い、今までも男性と付き合ったりしたこと、あるのかな? どうしよう、俺もうほんっとどうしていいか……!」
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