シロツメクサと兄弟
『黒宮 利央』と『黒宮 律』の両親は8年前に事故で亡くなった。
当時二人はまだ中学生と小学生だったこともあり、親戚が引き取る話も出ていたが、まだ幼い8歳の利央が嫌がる姿が可哀そうで無理強いなどできなかった。
結局律は高校進学を諦め工場へ就職し、利央のため必死に働いた。
それから8年、律は23歳。
利央は16歳。
「大きくなったら俺が兄ちゃんを守る!」
両親を亡くした後、幼い利央はシロツメクサを詰んで兄である律へプレゼントし、そう誓っていた。
その記憶を今も胸に刻んでいる―― 。
* この物語は近親愛表現がメインとなります。
苦手な方はご注意ください。
(R指定の話には話数の後に※印)
当時二人はまだ中学生と小学生だったこともあり、親戚が引き取る話も出ていたが、まだ幼い8歳の利央が嫌がる姿が可哀そうで無理強いなどできなかった。
結局律は高校進学を諦め工場へ就職し、利央のため必死に働いた。
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