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3.恋人
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「ご、めん……」
律がふらふらとした体を何とかまっすぐにしようとしながら謝ってきた。そんな様子を見て海は苦笑する。
元気がなさそうだと思って飲みに誘ったのはいいが、律のお酒の弱さを考えていなかった。どこか居酒屋の方がよかったのだろうなと思いつつ、ビールが苦手な律を思い出しまた苦笑する。たまに会社の付き合いで居酒屋へ行っても、律は大抵ウーロン茶か、飲んでもジュースのようなチュウハイを飲んでいた。
「気にしなくていいよ。誘って飲ませたのは俺だしね」
カクテルは居酒屋のチュウハイより美味しいが、アルコール度数も高い。自分が途中で止めるべきだったと海はタクシーを降りた後でフラフラしている律を支えながら「ごめんね」とその髪をくしゃりと撫でた。
「……兄貴?」
律の家近くで降ろしてもらった後、待ってもらうのもと思いタクシーには行ってもらった。無事律を送った後にまたどこかで捕まえるか、いっそ恋人に連絡を取ってもいいかなどと思っていると、前に誰かが立っていてこちらに向かって声をかけてきた。
「……ん、と。もしかして弟くん? 利央くん?」
律がいつも心配し、大切にしている弟に今まで海は会った事がなかった。職場で律と親しくしているが、大抵仕事が終わると律は飛ぶようにして家に帰る。律が未成年だった頃はもちろん、成人してからも弟の利央がまだ子どもだろうから心配なんだなと、海も特に付き合いに誘うことはなかった。
「……そうですが、あんた、誰……」
海は背が高い。だが目の前でこちらを訝しげに、というよりはむしろ睨むようにして立っている利央はそんな海の身長とあまり変わらなさそうだった。律も低い訳ではないが、至って普通の身長だ。その律の年が離れた弟というイメージだからか、海は小柄な少年を何となく想像していた。
夜なのではっきりは見えないが、見た目も律が大人しそうでどこかおっとりした感じなのに対し、利央はもう少し垢ぬけた感じがするのはやはり今時の若者だからだろうか。勝手に抱いていた「弟」というイメージで想像していたのと違う、大人びた様子に海は何となくおかしくなってしまった。
実は自分の恋人がこの兄弟をよく知っているのだが、海が「弟ってどんな感じ?」と聞いても「会えばわかるよ」としか教えてくれなかった。なので本当に利央へのイメージは海が勝手想像したものでしかない。
ふと自分の恋人の弟を思う。彼もそういえば弟だけれども兄より背は高いし大人っぽかったよなと顔がさらに綻ぶ。
「何がおかしい? とりあえず兄を預かります」
相変わらずどこか睨むように見てくる利央は警戒心丸出しにして近づいてきた。
「ああ、ごめんね。その、いつもこいつ、利央くんをやたら心配してるからどんな弟くんだろうなと思ってたんだけど、思ってた以上にしっかりしてそうだからさ。俺は藤堂だよ。藤堂海。君に電話した時、お兄さん言ってなかった?」
飲みに行く前に律は律儀に弟に連絡を取っていた。そして帰る前にも「今から帰る」とわざわざ連絡を入れていた。
「……ああ、同僚の方ですか。兄がご迷惑をかけました、すみません」
海があえて言った「こいつ」呼ばわりにまんまとカチンと来たようで、ちっともすまなさそうじゃない様子で利央が言いながら律を受け取る。
その様子もおかしくて、海はまた笑ってしまった。そしてジロリと利央に睨まれる。
面白い……。
海は一旦手放した律に近づき話しかけた。
「じゃあ、弟くんが外に迎えに来てくれてたみたいだから俺は帰るよ。また職場でね」
「……ぁ、うん……。きょぉはありが、と……」
律は酔いと慣れない飲酒の疲れか、ぼんやり眠そうにしながらニッコリ笑いかけてきた。利央をからかうためこうして今、近づいた海ではある。だが律のこういった素直でかわいいところは本当に好きだ。
「ほんとお前はかわいいねえ。じゃあ、またね」
利央が見ているそばで海はニッコリ律の髪を撫でた後その額にキスする。もちろん今までしたことないし、そういう扱いをしたいと思ったこともない。律はただ単に仲よくてかわいい職場の後輩だった。
だがそんなことなど利央にわかる訳がないしね、と内心ほくそ笑む。
利央はと言えば、案の定今にもぶち殺すと言いそうな勢いで海を睨みつけてきた後そのまま律を抱え、すぐ傍にあった自宅の門を開けて振り返りもせずに玄関の中へ入ってしまった。
一人になった後も海はおかしくて笑いを漏らしていた。その後恋人に迎えに来てもらう。
「律と飲んでたなら俺も誘ってくれたらいいのに。俺のいない時に俺の職場で飲むとか何だよ。それに俺、律のこと昔から知ってるわりに一緒に飲んだことないんだからな」
連絡するとすぐに迎えに来てくれた同い年の恋人、志水 享(しみず とおる)が残念そうに言ってきた。
車で来てくれたが、亨の家は律の近くだ。亨の弟が律と中学まで学校が同じで未だに律の親友として仲がいい。
亨は実家に弟と共にまだ一緒に住んでいる。だが仕事柄不規則だしそろそろ家を出ようかと考えているようで、海は「じゃあ一緒に住もうよ」と言うタイミングを計っているところでもあった。
「ごめんごめん。でもそれを言うなら律に何も俺のこと、未だに言ってくれてないお前もお前じゃない」
「それは海が気にするかと思って言ってないに決まってるだろ、空気読めよ」
「ふふ、ホントはわかってるよ、ありがと」
海のマンションに着き、家にあがると海はキスをしながら礼を言う。
「でも今日、俺の恋人が男だって打ち明けちゃったよ。まだ亨だとは言ってないけど」
「そうなの? じゃあ俺も堂々と、律や利央の前でもお前とイチャイチャできる訳だ?」
亨は背伸びしながら海の首に腕を回してくる。
「むしろバンバンしてもいいんじゃないかな」
「何で?」
キスをした後で亨が首を傾げて見上げてきた。その鼻に軽くキスをまた返すと「弟くんの前でイチャイチャしたら面白そう」と答える。
「性少年からかう気?」
「ふふ、あの弟くん、面白いよね」
「利央が? どっちかと言うと真面目だと思ってたけど?」
もう一度しっかりキスをすると一旦離れながら亨が首を傾げる。
「あー、うん、真面目そうだね。律も真面目だし弟思いでさ。弟くんもあれお兄ちゃん大好きだよね? ていうかほんと大好きだよね、大好き」
言いながら海はおかしく思う。むしろこれからは利央が文句を言ってくる位、律を遊びに誘おうとも思った。
利央をからかう意味もある。だか全然しっかりしてそうな弟に未だかかりきりな律に、もっと様々な楽しみを知ってもらうためにもだ。
「何回好きって言うんだよ。どうせなら俺に言えよ」
そんなこと言いながら寝室までスタスタと歩く亨に苦笑しつつ海もその後を追う。
「好きだよ好き。亨のこと大好き」
「俺も」
海が好きだと言うと、ニッコリ満足そうに笑ってきた後で海のベッドに乗り上げ、亨は服を脱いでいく。
「享、シャワーくらい浴びさせてよ」
「後で。先にしよ?」
「仕事帰りにバーだよ? 汗臭いだろし煙草や酒臭いよ?」
そう言いながらも海もベッドへ近づき、既にシャツ以外脱いでいる亨の首筋にキスを落とす。
「海の汗なら俺、全然。むしろ舐めるね」
「俺の恋人はほんと肉食だなぁ」
「そんな俺が好きなくせに。だいたい食うっていうか突っ込むのは海だろ。それに海だって肉食」
茶化して言う海に、亨はニヤリと笑いかけてそのまま海をベッドへ押し倒してきた。
「そうだけど、この流れだとほんともう、俺が食われそうな勢い」
「ある意味食ってやるよ。しっかり、ね」
亨は言いながら海のシャツのボタンを上へ乗ったまま外していく。
「いいね。じゃあとりあえずは前菜を味わってよ。その間に俺がお前の後ろ、よくしてあげる」
ベッドに常備しているローションに手を伸ばすと、海は上に乗っている亨にニッコリ笑いかけた。
「ん」
亨がはだけた海の上半身に舌を這わせていく。腰を浮かしてきたそんな亨の後ろに、たっぷりとローションをつけた手を、海は伸ばしていった。
律がふらふらとした体を何とかまっすぐにしようとしながら謝ってきた。そんな様子を見て海は苦笑する。
元気がなさそうだと思って飲みに誘ったのはいいが、律のお酒の弱さを考えていなかった。どこか居酒屋の方がよかったのだろうなと思いつつ、ビールが苦手な律を思い出しまた苦笑する。たまに会社の付き合いで居酒屋へ行っても、律は大抵ウーロン茶か、飲んでもジュースのようなチュウハイを飲んでいた。
「気にしなくていいよ。誘って飲ませたのは俺だしね」
カクテルは居酒屋のチュウハイより美味しいが、アルコール度数も高い。自分が途中で止めるべきだったと海はタクシーを降りた後でフラフラしている律を支えながら「ごめんね」とその髪をくしゃりと撫でた。
「……兄貴?」
律の家近くで降ろしてもらった後、待ってもらうのもと思いタクシーには行ってもらった。無事律を送った後にまたどこかで捕まえるか、いっそ恋人に連絡を取ってもいいかなどと思っていると、前に誰かが立っていてこちらに向かって声をかけてきた。
「……ん、と。もしかして弟くん? 利央くん?」
律がいつも心配し、大切にしている弟に今まで海は会った事がなかった。職場で律と親しくしているが、大抵仕事が終わると律は飛ぶようにして家に帰る。律が未成年だった頃はもちろん、成人してからも弟の利央がまだ子どもだろうから心配なんだなと、海も特に付き合いに誘うことはなかった。
「……そうですが、あんた、誰……」
海は背が高い。だが目の前でこちらを訝しげに、というよりはむしろ睨むようにして立っている利央はそんな海の身長とあまり変わらなさそうだった。律も低い訳ではないが、至って普通の身長だ。その律の年が離れた弟というイメージだからか、海は小柄な少年を何となく想像していた。
夜なのではっきりは見えないが、見た目も律が大人しそうでどこかおっとりした感じなのに対し、利央はもう少し垢ぬけた感じがするのはやはり今時の若者だからだろうか。勝手に抱いていた「弟」というイメージで想像していたのと違う、大人びた様子に海は何となくおかしくなってしまった。
実は自分の恋人がこの兄弟をよく知っているのだが、海が「弟ってどんな感じ?」と聞いても「会えばわかるよ」としか教えてくれなかった。なので本当に利央へのイメージは海が勝手想像したものでしかない。
ふと自分の恋人の弟を思う。彼もそういえば弟だけれども兄より背は高いし大人っぽかったよなと顔がさらに綻ぶ。
「何がおかしい? とりあえず兄を預かります」
相変わらずどこか睨むように見てくる利央は警戒心丸出しにして近づいてきた。
「ああ、ごめんね。その、いつもこいつ、利央くんをやたら心配してるからどんな弟くんだろうなと思ってたんだけど、思ってた以上にしっかりしてそうだからさ。俺は藤堂だよ。藤堂海。君に電話した時、お兄さん言ってなかった?」
飲みに行く前に律は律儀に弟に連絡を取っていた。そして帰る前にも「今から帰る」とわざわざ連絡を入れていた。
「……ああ、同僚の方ですか。兄がご迷惑をかけました、すみません」
海があえて言った「こいつ」呼ばわりにまんまとカチンと来たようで、ちっともすまなさそうじゃない様子で利央が言いながら律を受け取る。
その様子もおかしくて、海はまた笑ってしまった。そしてジロリと利央に睨まれる。
面白い……。
海は一旦手放した律に近づき話しかけた。
「じゃあ、弟くんが外に迎えに来てくれてたみたいだから俺は帰るよ。また職場でね」
「……ぁ、うん……。きょぉはありが、と……」
律は酔いと慣れない飲酒の疲れか、ぼんやり眠そうにしながらニッコリ笑いかけてきた。利央をからかうためこうして今、近づいた海ではある。だが律のこういった素直でかわいいところは本当に好きだ。
「ほんとお前はかわいいねえ。じゃあ、またね」
利央が見ているそばで海はニッコリ律の髪を撫でた後その額にキスする。もちろん今までしたことないし、そういう扱いをしたいと思ったこともない。律はただ単に仲よくてかわいい職場の後輩だった。
だがそんなことなど利央にわかる訳がないしね、と内心ほくそ笑む。
利央はと言えば、案の定今にもぶち殺すと言いそうな勢いで海を睨みつけてきた後そのまま律を抱え、すぐ傍にあった自宅の門を開けて振り返りもせずに玄関の中へ入ってしまった。
一人になった後も海はおかしくて笑いを漏らしていた。その後恋人に迎えに来てもらう。
「律と飲んでたなら俺も誘ってくれたらいいのに。俺のいない時に俺の職場で飲むとか何だよ。それに俺、律のこと昔から知ってるわりに一緒に飲んだことないんだからな」
連絡するとすぐに迎えに来てくれた同い年の恋人、志水 享(しみず とおる)が残念そうに言ってきた。
車で来てくれたが、亨の家は律の近くだ。亨の弟が律と中学まで学校が同じで未だに律の親友として仲がいい。
亨は実家に弟と共にまだ一緒に住んでいる。だが仕事柄不規則だしそろそろ家を出ようかと考えているようで、海は「じゃあ一緒に住もうよ」と言うタイミングを計っているところでもあった。
「ごめんごめん。でもそれを言うなら律に何も俺のこと、未だに言ってくれてないお前もお前じゃない」
「それは海が気にするかと思って言ってないに決まってるだろ、空気読めよ」
「ふふ、ホントはわかってるよ、ありがと」
海のマンションに着き、家にあがると海はキスをしながら礼を言う。
「でも今日、俺の恋人が男だって打ち明けちゃったよ。まだ亨だとは言ってないけど」
「そうなの? じゃあ俺も堂々と、律や利央の前でもお前とイチャイチャできる訳だ?」
亨は背伸びしながら海の首に腕を回してくる。
「むしろバンバンしてもいいんじゃないかな」
「何で?」
キスをした後で亨が首を傾げて見上げてきた。その鼻に軽くキスをまた返すと「弟くんの前でイチャイチャしたら面白そう」と答える。
「性少年からかう気?」
「ふふ、あの弟くん、面白いよね」
「利央が? どっちかと言うと真面目だと思ってたけど?」
もう一度しっかりキスをすると一旦離れながら亨が首を傾げる。
「あー、うん、真面目そうだね。律も真面目だし弟思いでさ。弟くんもあれお兄ちゃん大好きだよね? ていうかほんと大好きだよね、大好き」
言いながら海はおかしく思う。むしろこれからは利央が文句を言ってくる位、律を遊びに誘おうとも思った。
利央をからかう意味もある。だか全然しっかりしてそうな弟に未だかかりきりな律に、もっと様々な楽しみを知ってもらうためにもだ。
「何回好きって言うんだよ。どうせなら俺に言えよ」
そんなこと言いながら寝室までスタスタと歩く亨に苦笑しつつ海もその後を追う。
「好きだよ好き。亨のこと大好き」
「俺も」
海が好きだと言うと、ニッコリ満足そうに笑ってきた後で海のベッドに乗り上げ、亨は服を脱いでいく。
「享、シャワーくらい浴びさせてよ」
「後で。先にしよ?」
「仕事帰りにバーだよ? 汗臭いだろし煙草や酒臭いよ?」
そう言いながらも海もベッドへ近づき、既にシャツ以外脱いでいる亨の首筋にキスを落とす。
「海の汗なら俺、全然。むしろ舐めるね」
「俺の恋人はほんと肉食だなぁ」
「そんな俺が好きなくせに。だいたい食うっていうか突っ込むのは海だろ。それに海だって肉食」
茶化して言う海に、亨はニヤリと笑いかけてそのまま海をベッドへ押し倒してきた。
「そうだけど、この流れだとほんともう、俺が食われそうな勢い」
「ある意味食ってやるよ。しっかり、ね」
亨は言いながら海のシャツのボタンを上へ乗ったまま外していく。
「いいね。じゃあとりあえずは前菜を味わってよ。その間に俺がお前の後ろ、よくしてあげる」
ベッドに常備しているローションに手を伸ばすと、海は上に乗っている亨にニッコリ笑いかけた。
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亨がはだけた海の上半身に舌を這わせていく。腰を浮かしてきたそんな亨の後ろに、たっぷりとローションをつけた手を、海は伸ばしていった。
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