4 / 44
慌てる虎
しおりを挟む
「……ん、渉……」
「そうちゃん……」
目の前の颯一は頬を赤らめながら潤ませた目を逸らし、俯く。
「そうちゃん、かわいい……。もっと、見せて」
「……っぁ。だって、恥ずかしい……」
「そう、ちゃ……」
「……けど仕方ないから見せてやるよこの豚野郎。ていうか見るよりしゃぶれよクソが。……だいたいまずこの俺のが、お前のそのクソぎたねぇ口に収まるならな……っ」
「っそ、そうちゃん?」
渉は青くなって起き上がった。心臓が激しくドキドキしている。
「ああああそんな! そんなことが! おかしい! だめだ俺は行くしかない……!」
「……朝からうるせぇ……渉……どこでもいいから逝ってこい……」
ルームメイトが心底恨めしげに、そして投げ捨てるように言ってきた。
「ありがとう、俺行ってくる」
とてつもない勢いで支度し、渉は見た目だけは本当に見惚れる男前の顔を、既にまた眠りの世界に入ったルームメイトへ爽やかに向けると部屋を出た。そのまま同じくとてつもない勢いで颯一の部屋を目指す。なぜこんなに離れているのだとイライラ思いながら。
ただ、こういうところに理事長息子権限を全くもって発揮しようとしない辺りが渉らしいのかもしれない。やろうと思えば権力に幅を利かせ部屋の位置を変えさせるくらいできるかもしれないが、まずやろうと思いつきもしなかった。
「そうちゃん!」
颯一(とそして友悠)の部屋を勢いよく開け「ああ、いけない」と律儀にそっと閉めた後、渉はまた気持ちを立て直してまだぐっすりと眠っている颯一の元へ駆けつけた。勢いよく胸倉をつかむとゆさゆさ揺さぶった。
「……ん、ぁ……? も、はいんな……い」
「っそうちゃん! 俺の、咥えてくれるの?」
渉のすさまじい勢いにより既に目が覚めていた友悠は、唖然として壁に背を付けてベッドの上に座り込み口を引きつらせている。
「……ぁ? な、に……、……っ? ぎゃあ……っ! おまっ! 何でここにいんだよっ? つか何の話だ? ちょ、離せ、つか離れろボケェ!」
あまりの揺さぶりに、完全に眠りこけていた颯一がようやく目を覚ました。覚ました途端、渉に気づき青くなって吐血しそうな勢いでドン引きしている。
「だってそうちゃんが……、そうちゃんが余りにも口汚くて……俺は、俺は……!」
「は?」
「俺を豚野郎呼ばわりした上に、そうちゃんのを『しゃぶれよクソが』なんて言ってきた! いつからそんな口汚く……? 普段から確かに照れかくしで死ねとかバカとか言ってくるけど、クソとかそんな! 俺はそうちゃんをそんな言葉づかい悪い嫁にした覚えは……」
「その前に嫁じゃねぇ、上に照れかくしじゃねぇマジきもい……っていうか何の話だよ本気で死ね……っ」
颯一は心底ドン引きしながら渉を何とか引き離そうとしてくる。渉はと言えばそんな颯一がまたかわいくてならない。笑みを浮かべ、頬を軽く染めながらさらに迫る。引き離そうとする颯一の力などものともしない。
「冷静に考えればそうちゃんがそんな口のきき方するわけなかったと気づいたよ」
「……っそこだけか? 色々おかしいだろうが! だいたい冷静にならなくても明らかにテメェが見た夢の話だろうがこの変態……っ! ちょ、マジ離……っ」
「いやしかし冷静になった今、新たな疑問が」
必死になって引きはがそうとする颯一を押し倒す勢いで、渉は真面目な表情を渉に近づけた。
「って聞けよ!」
「だってそうちゃんって、あんなデカかったっけ? 昔お風呂に一緒に入ってた時はそんなデカかったような記憶がなくてだな……? そうだ、ちょっとそうちゃん見せ……っぐ、は……っ」
喋りながらも、いいこと思いついたと渉が颯一の部屋着のズボンに手をかけようとしたその隙に、颯一が何とか自分の足を振り上げてきた。それは確実に渉の大事な部分にヒットしてきた。
「……っ」
渉は颯一をつかんでいた手を思わず股間へもっていき、布団の上に撃沈する。
「……っひ、ど……い……じゃ……」
「うるさい自業自得だろうが変態……! とりあえず百回死ね!」
「……そ、れは一般の人間、である俺、には……基本、的に……、む、りだ……」
「っ普通に返してくんなよ……」
颯一は逃げるのも忘れて呆れたように、まだ撃沈している渉を見た。
無視して自分のすることをすればいいものの、颯一が心配な友悠はとりあえず離れようともせず留まっている。というか動けないのか、先ほどからほんのり引きつらせた口元以外まったくもって動いていない。
「照れるのは、わかる、が。ちょっと……確認、させてもらう、だけ……であって、だな……。まだ結婚もしていない、のに俺がそうちゃんの大事な童貞と処女を……そんな、気軽に奪うと……」
「照れじゃねぇマジ死ねよ! っていうか俺ど、童貞だなんてお前に言った覚えは……」
颯一が言いかけた途端、今まで撃沈していた渉が即座に起き上がって颯一の肩をつかんだ。
「何だと、誰だ相手の男はっ? とりあえずそいつを地獄に叩き込んで……いやそれよりもいっそ殺してくださいというような……」
「っすみません童貞です……! 童貞だから!」
許しがたいという気持ちが全面的に出たのか、物凄く恐ろしげな勢いでとんでもないこと言い出したと言わんばかりに、颯一は泣きそうになりながら首を振る。もはや「相手、男ってどういうことだよ」などと反論するのも忘れているようだ。
「何だ、もう。そうちゃんったら」
途端、渉はニッコリ微笑んだ。口汚かった件も何かの大きさについても忘れて「こいつぅ」などと言いながら颯一のおでこをつつく。
何となく疲労困憊気味といった颯一は、うろうろ彷徨っていた目線がようやく友悠に定まったのか、ハッとなり渉から慌てて離れるとベッドから出て、友悠の方へ駆けだした。それに気づいた友悠は本気で泣きそうな顔している。
「とも……! こいつマジおかしい! 俺もう嫌だ……」
俺も嫌です。
そんな言葉が顔中に書いてある友悠だが、その誰もが読み取れそうな簡単な文字を読み取れる者は残念ながら今ここにいない。本気で逃げてきている颯一は渉から離れることに必死で、既に友悠のベッドに乗り上げ壁に背をつけていたはずの友悠の背中に隠れている。もちろん渉にそんな文字など読み取れるはずもなく。
「てめぇ……俺のそうちゃんに何しやがる。いい度胸だな友人……!」
「え、ちょ、今の流れでそうなるんですか……っ?」
「いっつもいっつも俺とそうちゃんの邪魔ばかりしやがって。死にたいようだな……?」
「いやいやいやちょっと待ってください、おかしい……!」
「そうだよ本気でおかしんだよ、こいつまじおかしい」
颯一が友悠の背中から吐き捨てるように言う。
「酷いな、そうちゃん。照れてばかりだと上手くいくものも行かなくなるぞ?」
「お前が日々いい感じに過ごしている俺の邪魔してるんだよ馬鹿! いつもいつも! っは。……ていうか、お前何でここ、入ってこれたんだ?」
「? ドアを開けてだが」
渉は怪訝な表情を浮かべて首を傾げた。
「ざけんなボケ! そうじゃなくて! 部屋に鍵、かかってただろうが! まさかお前、理事長の息子だからって、その力悪用して寮の色んな鍵持ってるとかじゃないだろうな……?」
「……俺もちょっと気になってた……」
相変わらずドン引きしたまま友悠の背中から颯一が言うと、友悠も微妙な顔をしながら呟くように後に続いた。
「何だと友人、ふざけんな! 俺を馬鹿にする気か?」
「っえ? 俺だけ?」
渉がとてつもなく恐ろしい表情を友悠に向けると、友悠が青くなってその微妙な表情をさらに歪めた。
「俺がそんな歪んだことするはずがないだろうが」
「じゃ、じゃあ何で入ってこれたんだよ」
言いすぎたかなと少々頬を赤らめながら颯一が聞いてくる。友悠も「その辺は本当に真面目だな」とソッと呟いた。
「そうちゃんの鞄の中、隙きみて漁って、たまたま鍵を見つけてだな。いい機会だからと、たまたま持っていた型取りで型を取ってだな……」
「そんなたまたまがあるか! っつか十分歪んでんだよボケェ! 死ね!」
途端颯一が心の底からの憤怒を込めたように罵倒してきた。友悠も「真面目」について考えるかのように俯きつつ、胃の辺りを抑えていた。
鍵はその後、颯一により速攻でつけ変えられていた。
「そうちゃん……」
目の前の颯一は頬を赤らめながら潤ませた目を逸らし、俯く。
「そうちゃん、かわいい……。もっと、見せて」
「……っぁ。だって、恥ずかしい……」
「そう、ちゃ……」
「……けど仕方ないから見せてやるよこの豚野郎。ていうか見るよりしゃぶれよクソが。……だいたいまずこの俺のが、お前のそのクソぎたねぇ口に収まるならな……っ」
「っそ、そうちゃん?」
渉は青くなって起き上がった。心臓が激しくドキドキしている。
「ああああそんな! そんなことが! おかしい! だめだ俺は行くしかない……!」
「……朝からうるせぇ……渉……どこでもいいから逝ってこい……」
ルームメイトが心底恨めしげに、そして投げ捨てるように言ってきた。
「ありがとう、俺行ってくる」
とてつもない勢いで支度し、渉は見た目だけは本当に見惚れる男前の顔を、既にまた眠りの世界に入ったルームメイトへ爽やかに向けると部屋を出た。そのまま同じくとてつもない勢いで颯一の部屋を目指す。なぜこんなに離れているのだとイライラ思いながら。
ただ、こういうところに理事長息子権限を全くもって発揮しようとしない辺りが渉らしいのかもしれない。やろうと思えば権力に幅を利かせ部屋の位置を変えさせるくらいできるかもしれないが、まずやろうと思いつきもしなかった。
「そうちゃん!」
颯一(とそして友悠)の部屋を勢いよく開け「ああ、いけない」と律儀にそっと閉めた後、渉はまた気持ちを立て直してまだぐっすりと眠っている颯一の元へ駆けつけた。勢いよく胸倉をつかむとゆさゆさ揺さぶった。
「……ん、ぁ……? も、はいんな……い」
「っそうちゃん! 俺の、咥えてくれるの?」
渉のすさまじい勢いにより既に目が覚めていた友悠は、唖然として壁に背を付けてベッドの上に座り込み口を引きつらせている。
「……ぁ? な、に……、……っ? ぎゃあ……っ! おまっ! 何でここにいんだよっ? つか何の話だ? ちょ、離せ、つか離れろボケェ!」
あまりの揺さぶりに、完全に眠りこけていた颯一がようやく目を覚ました。覚ました途端、渉に気づき青くなって吐血しそうな勢いでドン引きしている。
「だってそうちゃんが……、そうちゃんが余りにも口汚くて……俺は、俺は……!」
「は?」
「俺を豚野郎呼ばわりした上に、そうちゃんのを『しゃぶれよクソが』なんて言ってきた! いつからそんな口汚く……? 普段から確かに照れかくしで死ねとかバカとか言ってくるけど、クソとかそんな! 俺はそうちゃんをそんな言葉づかい悪い嫁にした覚えは……」
「その前に嫁じゃねぇ、上に照れかくしじゃねぇマジきもい……っていうか何の話だよ本気で死ね……っ」
颯一は心底ドン引きしながら渉を何とか引き離そうとしてくる。渉はと言えばそんな颯一がまたかわいくてならない。笑みを浮かべ、頬を軽く染めながらさらに迫る。引き離そうとする颯一の力などものともしない。
「冷静に考えればそうちゃんがそんな口のきき方するわけなかったと気づいたよ」
「……っそこだけか? 色々おかしいだろうが! だいたい冷静にならなくても明らかにテメェが見た夢の話だろうがこの変態……っ! ちょ、マジ離……っ」
「いやしかし冷静になった今、新たな疑問が」
必死になって引きはがそうとする颯一を押し倒す勢いで、渉は真面目な表情を渉に近づけた。
「って聞けよ!」
「だってそうちゃんって、あんなデカかったっけ? 昔お風呂に一緒に入ってた時はそんなデカかったような記憶がなくてだな……? そうだ、ちょっとそうちゃん見せ……っぐ、は……っ」
喋りながらも、いいこと思いついたと渉が颯一の部屋着のズボンに手をかけようとしたその隙に、颯一が何とか自分の足を振り上げてきた。それは確実に渉の大事な部分にヒットしてきた。
「……っ」
渉は颯一をつかんでいた手を思わず股間へもっていき、布団の上に撃沈する。
「……っひ、ど……い……じゃ……」
「うるさい自業自得だろうが変態……! とりあえず百回死ね!」
「……そ、れは一般の人間、である俺、には……基本、的に……、む、りだ……」
「っ普通に返してくんなよ……」
颯一は逃げるのも忘れて呆れたように、まだ撃沈している渉を見た。
無視して自分のすることをすればいいものの、颯一が心配な友悠はとりあえず離れようともせず留まっている。というか動けないのか、先ほどからほんのり引きつらせた口元以外まったくもって動いていない。
「照れるのは、わかる、が。ちょっと……確認、させてもらう、だけ……であって、だな……。まだ結婚もしていない、のに俺がそうちゃんの大事な童貞と処女を……そんな、気軽に奪うと……」
「照れじゃねぇマジ死ねよ! っていうか俺ど、童貞だなんてお前に言った覚えは……」
颯一が言いかけた途端、今まで撃沈していた渉が即座に起き上がって颯一の肩をつかんだ。
「何だと、誰だ相手の男はっ? とりあえずそいつを地獄に叩き込んで……いやそれよりもいっそ殺してくださいというような……」
「っすみません童貞です……! 童貞だから!」
許しがたいという気持ちが全面的に出たのか、物凄く恐ろしげな勢いでとんでもないこと言い出したと言わんばかりに、颯一は泣きそうになりながら首を振る。もはや「相手、男ってどういうことだよ」などと反論するのも忘れているようだ。
「何だ、もう。そうちゃんったら」
途端、渉はニッコリ微笑んだ。口汚かった件も何かの大きさについても忘れて「こいつぅ」などと言いながら颯一のおでこをつつく。
何となく疲労困憊気味といった颯一は、うろうろ彷徨っていた目線がようやく友悠に定まったのか、ハッとなり渉から慌てて離れるとベッドから出て、友悠の方へ駆けだした。それに気づいた友悠は本気で泣きそうな顔している。
「とも……! こいつマジおかしい! 俺もう嫌だ……」
俺も嫌です。
そんな言葉が顔中に書いてある友悠だが、その誰もが読み取れそうな簡単な文字を読み取れる者は残念ながら今ここにいない。本気で逃げてきている颯一は渉から離れることに必死で、既に友悠のベッドに乗り上げ壁に背をつけていたはずの友悠の背中に隠れている。もちろん渉にそんな文字など読み取れるはずもなく。
「てめぇ……俺のそうちゃんに何しやがる。いい度胸だな友人……!」
「え、ちょ、今の流れでそうなるんですか……っ?」
「いっつもいっつも俺とそうちゃんの邪魔ばかりしやがって。死にたいようだな……?」
「いやいやいやちょっと待ってください、おかしい……!」
「そうだよ本気でおかしんだよ、こいつまじおかしい」
颯一が友悠の背中から吐き捨てるように言う。
「酷いな、そうちゃん。照れてばかりだと上手くいくものも行かなくなるぞ?」
「お前が日々いい感じに過ごしている俺の邪魔してるんだよ馬鹿! いつもいつも! っは。……ていうか、お前何でここ、入ってこれたんだ?」
「? ドアを開けてだが」
渉は怪訝な表情を浮かべて首を傾げた。
「ざけんなボケ! そうじゃなくて! 部屋に鍵、かかってただろうが! まさかお前、理事長の息子だからって、その力悪用して寮の色んな鍵持ってるとかじゃないだろうな……?」
「……俺もちょっと気になってた……」
相変わらずドン引きしたまま友悠の背中から颯一が言うと、友悠も微妙な顔をしながら呟くように後に続いた。
「何だと友人、ふざけんな! 俺を馬鹿にする気か?」
「っえ? 俺だけ?」
渉がとてつもなく恐ろしい表情を友悠に向けると、友悠が青くなってその微妙な表情をさらに歪めた。
「俺がそんな歪んだことするはずがないだろうが」
「じゃ、じゃあ何で入ってこれたんだよ」
言いすぎたかなと少々頬を赤らめながら颯一が聞いてくる。友悠も「その辺は本当に真面目だな」とソッと呟いた。
「そうちゃんの鞄の中、隙きみて漁って、たまたま鍵を見つけてだな。いい機会だからと、たまたま持っていた型取りで型を取ってだな……」
「そんなたまたまがあるか! っつか十分歪んでんだよボケェ! 死ね!」
途端颯一が心の底からの憤怒を込めたように罵倒してきた。友悠も「真面目」について考えるかのように俯きつつ、胃の辺りを抑えていた。
鍵はその後、颯一により速攻でつけ変えられていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。
陽七 葵
BL
主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。
しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。
蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。
だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。
そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。
そこから物語は始まるのだが——。
実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。
素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
【完結】男の後輩に告白されたオレと、様子のおかしくなった幼なじみの話
須宮りんこ
BL
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
胎児の頃から執着されていたらしい
夜鳥すぱり
BL
好きでも嫌いでもない幼馴染みの鉄堅(てっけん)は、葉月(はづき)と結婚してツガイになりたいらしい。しかし、どうしても鉄堅のねばつくような想いを受け入れられない葉月は、しつこく求愛してくる鉄堅から逃げる事にした。オメガバース執着です。
◆完結済みです。いつもながら読んで下さった皆様に感謝です。
◆表紙絵を、花々緒さんが描いて下さいました(*^^*)。葉月を常に守りたい一途な鉄堅と、ひたすら逃げたい意地っぱりな葉月。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる