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76話
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少なくとも体に支障はないと分かり、なるべく普段通りにという主治医の言葉に従い、ウィルフレッドは兄姉たちからもようやく解放された。それまではずっとそばを離れない勢いでとにかく戸惑うばかりだった。
ようやくがらんとした部屋で今も尚、落ち込んでいる様子の青年をウィルフレッドはおずおずと見る。
レッドという名前らしい。しかもウィルフレッドが小さな頃からずっとそばについてくれていた側近なのだという。いつだってそばで支えて守ってくれていた相手にしかも自分はとても上から目線だったようだ。さすがに誰もそのようには説明してこなかったが、話を聞いていると自分に対しての知識がない分むしろ否応なしに想像がつく。そもそも自分が大きな国の王子であるということすらいまいち信じられない。鏡で見た自分の顔を思うと尚更だ。瞳と髪の色を除けば普通に考えてその辺で料理人の手伝いでもしている下男あたりが妥当ではないだろうか。
とりあえずウィルフレッドは落ち着かなげにレッドに話しかけた。
「その、ごめんなさい」
「王子が何故謝るのです」
「多分あなたを悲しませた?」
「……謝るのは俺のほうです」
「俺が階段から落ちたらしい時にそばにいなかったことを言ってるなら、何が悪いのか分からない。むしろ謝られても俺、困ります。もう謝らないでください」
「……御意」
御意、と聞いてふと何やら浮かんだ気がしたが一瞬のことで、怪訝に思いつつもウィルフレッドは流すことにした。
「ただ、あともう一回だけ謝らせてください」
「え、ああ、はい」
「記憶をなくして混乱し不安でしかないはずの王子をむしろ困らせてしまい申し訳ありません。記憶がなくてもあなたはあなただ。俺を頼ってください。何でも致します」
何この人。
おもわずウィルフレッドはドキドキと胸を高鳴らせてしまった。同性ではあるが男らしく恰好がよくそして包容力もありそうなおそらく年上の相手に胸が高鳴らない訳がない。とりあえずこの人は自分の側近だからそう言ってくれるのだとウィルフレッドは自分に言い聞かせた。
自分に関しての記憶はごっそり抜け落ちているが、一般常識や基本的な動作に関しては幸い失っていない。例えばドアを見てそれが出入りするためのものだと把握しているし、王子というものが何かも分かっている。分かってはいても自分がそうだとは到底思えないため威厳もへったくれもなくむしろ頭を低くして過ごしたい勢いではあるが。そして側近という存在に関しても理解している。この国が同性同士の恋愛に関して特におかしなことと見なしていないことも知っている。基本的には異性愛が多いようだが、同性愛であっても異質ではない。
それでも先ほど手鏡で自分の顔を嫌というほど目の当たりにしたウィルフレッドは分かっていた。目の前にいるハイスペックであろう男は何をどう間違っても自分に対してそういう意味で好意を寄せ、言ってくれているのではない、と。
──側近だから。レッドさんは側近だから。側近だから。
「王子?」
「は、はい!」
「本当に頼ってください」
「はい、あの、ありがとうございます。それに俺、戸惑いは確かにありますが意外なほどあまり不安は感じてません。先ほどまでいてくれた兄や姉たちがいい人そうなのとえっと、き……レッドさんも優しいです、し」
つい「騎士様」などと言いそうになり、なんとか留まってレッドの名前を呼んだ。だがレッドは先ほどからようやく悲壮的な顔つきがなくなり無表情になっていた顔をそのままに小さく首を振りながらじっとウィルフレッドを見てきた。
「呼び捨ててください」
「え。あの、でも」
「俺はあなたの側近です」
「わ、分かりました。その、レッド……」
無表情というか、微妙そうというのだろうか。
「……あと俺に敬語はやめてください……」
「え、あ、すみま……わ、悪い。つい」
駄目だ。
ウィルフレッドは目を合わさないようにしながらそっと息を吐いた。
とてつもなく緊張する。本当に自分はこの人と四六時中一緒にいたのだろうか。しかも記憶のあった自分はいったいどれほど剛毛が生えた心臓をしていたのだろうか。
この人を前に上からな態度? 心臓に毛が生えているというより、そう、馬鹿なのか?
先ほどまで一緒にいてくれた兄姉たちに対しても緊張はしたが、いくらあまりに美形でも兄弟なのだと知れたからか安心する気持ちもあったし、何というか騒がしくておかしな人たち過ぎてむしろ問題なかった。だがレッドは違う。目つきは少し怖いが整った顔や男らしいのに優しさも感じる性格だけでなく、おそらく基本的に寡黙なのだろう。そのせいで何をどう会話していいかも分からずやたら落ち着かない。
挙句、顔が熱く感じてきてどうしたらいいのかと困惑しているとノックが聞こえた。
「はい」
ウィルフレッドが答えようとする前にレッドが返事をした。
「クライドだ。ルイ王子に言われて様子を見にきた」
「……クライド殿。ありがとうございます」
どこか浮かない表情のレッドがドアを開け、また新しい人が部屋に入ってきた。
ここには自分以外美形しか存在しないのかとウィルフレッドは微妙になる。入ってきた男もまた、とても美しい顔立ちとスラリとした体躯の持ち主だった。肌や髪の色素がとても薄く、瞳の色は赤いからか、余計に目立つ。ちなみにレッドは髪も瞳も漆黒で、それがまた本人に似合っている。
レッドを見てまた顔が熱くなり、ウィルフレッドは慌てて今入ってきた相手に視線を向け直した。そしてふと懐かしさを覚える。
もちろん記憶はない。思い出していないので誰かも全く分からない。だが何故か妙に懐かしい。
「……あなたは?」
「クライドだ。この国専属の術者であり、今もお前の様子を窺いに来た」
何だろう。
ぞんざいな言動に優しさの欠片もなさそうだというのに、どうにも馴染みを感じてしまいホッとする。今までレッドに対して変に緊張していたから余計かもしれない。ウィルフレッドは思わずクライドにしがみついた。
「どうした?」
「……何かホッとする」
「そうか」
しばらくそのままでいると、ウィルフレッドはようやくクライドから離れた。
「すみません」
「いや、構わん。だがしおらしいお前は気持ちが悪い。好き勝手してるといい。私も今から勝手にお前を診る。……レッド、何故固まっているのか分からないがこいつをベッドへ連れていってくれないか」
「……は、はい」
「だ、大丈夫で、大丈夫だレッド。えっとクライド? とりあえずベッドに横になればいいのか?」
敬語じゃない話し方もクライド相手だとやりやすい。ウィルフレッドは言われるままベッドに入り、クライドが目や舌を調べたり質問してくることに対して答えていった。
ようやくがらんとした部屋で今も尚、落ち込んでいる様子の青年をウィルフレッドはおずおずと見る。
レッドという名前らしい。しかもウィルフレッドが小さな頃からずっとそばについてくれていた側近なのだという。いつだってそばで支えて守ってくれていた相手にしかも自分はとても上から目線だったようだ。さすがに誰もそのようには説明してこなかったが、話を聞いていると自分に対しての知識がない分むしろ否応なしに想像がつく。そもそも自分が大きな国の王子であるということすらいまいち信じられない。鏡で見た自分の顔を思うと尚更だ。瞳と髪の色を除けば普通に考えてその辺で料理人の手伝いでもしている下男あたりが妥当ではないだろうか。
とりあえずウィルフレッドは落ち着かなげにレッドに話しかけた。
「その、ごめんなさい」
「王子が何故謝るのです」
「多分あなたを悲しませた?」
「……謝るのは俺のほうです」
「俺が階段から落ちたらしい時にそばにいなかったことを言ってるなら、何が悪いのか分からない。むしろ謝られても俺、困ります。もう謝らないでください」
「……御意」
御意、と聞いてふと何やら浮かんだ気がしたが一瞬のことで、怪訝に思いつつもウィルフレッドは流すことにした。
「ただ、あともう一回だけ謝らせてください」
「え、ああ、はい」
「記憶をなくして混乱し不安でしかないはずの王子をむしろ困らせてしまい申し訳ありません。記憶がなくてもあなたはあなただ。俺を頼ってください。何でも致します」
何この人。
おもわずウィルフレッドはドキドキと胸を高鳴らせてしまった。同性ではあるが男らしく恰好がよくそして包容力もありそうなおそらく年上の相手に胸が高鳴らない訳がない。とりあえずこの人は自分の側近だからそう言ってくれるのだとウィルフレッドは自分に言い聞かせた。
自分に関しての記憶はごっそり抜け落ちているが、一般常識や基本的な動作に関しては幸い失っていない。例えばドアを見てそれが出入りするためのものだと把握しているし、王子というものが何かも分かっている。分かってはいても自分がそうだとは到底思えないため威厳もへったくれもなくむしろ頭を低くして過ごしたい勢いではあるが。そして側近という存在に関しても理解している。この国が同性同士の恋愛に関して特におかしなことと見なしていないことも知っている。基本的には異性愛が多いようだが、同性愛であっても異質ではない。
それでも先ほど手鏡で自分の顔を嫌というほど目の当たりにしたウィルフレッドは分かっていた。目の前にいるハイスペックであろう男は何をどう間違っても自分に対してそういう意味で好意を寄せ、言ってくれているのではない、と。
──側近だから。レッドさんは側近だから。側近だから。
「王子?」
「は、はい!」
「本当に頼ってください」
「はい、あの、ありがとうございます。それに俺、戸惑いは確かにありますが意外なほどあまり不安は感じてません。先ほどまでいてくれた兄や姉たちがいい人そうなのとえっと、き……レッドさんも優しいです、し」
つい「騎士様」などと言いそうになり、なんとか留まってレッドの名前を呼んだ。だがレッドは先ほどからようやく悲壮的な顔つきがなくなり無表情になっていた顔をそのままに小さく首を振りながらじっとウィルフレッドを見てきた。
「呼び捨ててください」
「え。あの、でも」
「俺はあなたの側近です」
「わ、分かりました。その、レッド……」
無表情というか、微妙そうというのだろうか。
「……あと俺に敬語はやめてください……」
「え、あ、すみま……わ、悪い。つい」
駄目だ。
ウィルフレッドは目を合わさないようにしながらそっと息を吐いた。
とてつもなく緊張する。本当に自分はこの人と四六時中一緒にいたのだろうか。しかも記憶のあった自分はいったいどれほど剛毛が生えた心臓をしていたのだろうか。
この人を前に上からな態度? 心臓に毛が生えているというより、そう、馬鹿なのか?
先ほどまで一緒にいてくれた兄姉たちに対しても緊張はしたが、いくらあまりに美形でも兄弟なのだと知れたからか安心する気持ちもあったし、何というか騒がしくておかしな人たち過ぎてむしろ問題なかった。だがレッドは違う。目つきは少し怖いが整った顔や男らしいのに優しさも感じる性格だけでなく、おそらく基本的に寡黙なのだろう。そのせいで何をどう会話していいかも分からずやたら落ち着かない。
挙句、顔が熱く感じてきてどうしたらいいのかと困惑しているとノックが聞こえた。
「はい」
ウィルフレッドが答えようとする前にレッドが返事をした。
「クライドだ。ルイ王子に言われて様子を見にきた」
「……クライド殿。ありがとうございます」
どこか浮かない表情のレッドがドアを開け、また新しい人が部屋に入ってきた。
ここには自分以外美形しか存在しないのかとウィルフレッドは微妙になる。入ってきた男もまた、とても美しい顔立ちとスラリとした体躯の持ち主だった。肌や髪の色素がとても薄く、瞳の色は赤いからか、余計に目立つ。ちなみにレッドは髪も瞳も漆黒で、それがまた本人に似合っている。
レッドを見てまた顔が熱くなり、ウィルフレッドは慌てて今入ってきた相手に視線を向け直した。そしてふと懐かしさを覚える。
もちろん記憶はない。思い出していないので誰かも全く分からない。だが何故か妙に懐かしい。
「……あなたは?」
「クライドだ。この国専属の術者であり、今もお前の様子を窺いに来た」
何だろう。
ぞんざいな言動に優しさの欠片もなさそうだというのに、どうにも馴染みを感じてしまいホッとする。今までレッドに対して変に緊張していたから余計かもしれない。ウィルフレッドは思わずクライドにしがみついた。
「どうした?」
「……何かホッとする」
「そうか」
しばらくそのままでいると、ウィルフレッドはようやくクライドから離れた。
「すみません」
「いや、構わん。だがしおらしいお前は気持ちが悪い。好き勝手してるといい。私も今から勝手にお前を診る。……レッド、何故固まっているのか分からないがこいつをベッドへ連れていってくれないか」
「……は、はい」
「だ、大丈夫で、大丈夫だレッド。えっとクライド? とりあえずベッドに横になればいいのか?」
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