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季節編
秋の使用人、冬の使用人
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1
「……」
黙ったままの千秋がふと視線を動かした。
「……はい、秋様。筆をお持ちしました」
途端、千秋の専属使用人であるハクがいつのまにか筆を何やら箱のようなものの上に乗せ、千秋に差し出している。千秋はただコクリと頷くと、その筆を手に取った。
千秋のところへ遊びにきていた知夏と冬耶は、今のやり取りを見てポカンと首を傾げている。
「今の、何ー? ナツ」
「いや、俺もわかんねーよ。でもあれじゃね、以心伝心ってやつ。何かハクって『ブシ』みたいだよな、昔のニホンのさ」
「ブシー」
知夏は「武士」のようだと表現したが、けっしてハクの見た目は千秋と違ってニホン人ぽくない。背も専属使用人の中ではシュウの次に高い。
とはいえ少し長めでこげ茶色の髪をゆったり後ろでしばっている様子は、千秋のようにどこか儚げにも見え、そして知夏の中では専属使用人として一番格好よく見えていた。
ちなみに使用人皆それぞれ武器を持っているのだが、ハクの持つ武器は遠い昔のニホンの武士が持っていたような刀のようだった。それもあり、夏にしてみればハクは『ブシ』のように見えていた。
そんなハクは古風で真面目な性格をしている。千秋の専属使用人としてとても合っていると思われるが、ある意味似た者同士すぎて、周りからすればたまに大丈夫だろうかと思うこともあった。
初めて千秋が秋になった時、ハクは千秋の様子を暫く伺っていた。代々の秋に務めてきたハクは、いつも最初は新たに主人となった人の様子を側に仕えながら伺う。それは相手の性格などを把握した上で、主人に合わせるというハクなりの仕え方だった。
そしてその際、千秋が春那と夜を共にし出したのを知った。
「秋様」
とある夜、ハクは千秋の寝室を訪れた。
「私は代々の秋様にご奉仕して参りましたが、どうやら秋様は春様とご関係を持たれていらっしゃると失礼ながら知りました。ですので私めが出るべきではないと思った次第でございます」
「……?」
本来、専属使用人が季節の相手もしていた。あまり何もわかっていないであろう千秋も、もしハクがそういったことをしてきていれば、そのまま委ねていたと思われる。ハクも春那との関係を知らなければ、そのまま千秋の相手になっていただろう。
「秋様。愛しい方には、たまには引いてみるのも駆け引きらしいです」
そして最近、何かの本を読んでいたのかハクが千秋にそんなことを言ってきた。
「……引く?」
千秋は怪訝そうに首を傾げる。
古風で真面目なハクは、春那と千秋の関係を知り、どうやら恋人同士であると思い続けているようだ。そして千秋の力になればと思ったハクが、最近春那の書庫で普段読まないような本を見つけ、そんなことを言ってきた。だが千秋はよくわからないまま、後で冬耶を抱きしめたいのを何やら堪えているところが見られた。
「な、なあ、ハク」
冬耶と『ブシ』とは、などと話をした後、知夏がハクに話しかけた。冬耶は今、千秋に懐きにいっている。
「何でしょうか、夏様」
ハクが静かに聞き返してきた。知夏は少し赤くなりながら言いにくそうにしていたが、意を決したのか続けてきた。
「その、ハルとアキって……その、えっと、どんな関係なのか、お前、知ってる……?」
「春様と秋様ですか? 恋人同士というのは存じ上げておりますが」
「ぶふぉ」
すこし怪訝そうに言ったハクに対し、知夏が急にふき出した。
「夏様? どうかされたんですか」
「……な、何でも、ない」
ハクは知夏を怪訝そうに見ている。
知夏はどうにも複雑だった。
でもそりゃそうか。あんな関係なんだし? いやでもあのハルとアキが? いやていうか、まず一緒に過ごしている時点で信じられ……いやでも見たし……! やっぱり、では、そうなのか……?
「夏様? 大丈夫ですか?」
「あ、ああ、ごめん聞いておいて、ハク。うん、大丈夫」
ちなみに決して春那と千秋は恋人ではない。ただ、家族としての思いしかお互い持っていない。
だがここに勘違いした人物があらたに加わった。
2
「ねぇねぇ、セツは前任の季節を知ってるんだよねえ?」
朝目覚めたばかりの冬耶が、ベッドの上でニッコリ言う。目が覚めた途端何を言い出すのかと、慣れていない人ならポカンとするかもしれないが、いつも傍にいる専属使用人であるセツは、ただ同じようにニッコリ笑って頷いた。
「ええ知っておりますよ」
「どんな人だったの?」
「貴方に似て、とても元気な方でしたよ」
「そうなんだ!」
「ええ。さあ、とりあえずお召し物を変えましょうね」
ベッドの上で座ってセツの話を聞いていた冬耶にまた笑いかけると、セツは軽々と冬耶を抱き上げてベッドから降ろし、立たせた。そして服を着替えさせる。冬耶はセツにされるがまま大人しくしている。そんな冬耶を、セツは優しげな眼差しで見降ろした。
セツも色素は薄い方だが、さらに薄い冬耶は、一見儚げにも見えないことはない。だがとても元気だ。そしてまだ成長過程に見える容貌と、子どものような中身が微笑ましい。
今いる季節の中で、冬耶は一番後に生まれた。
生まれたと言っても、季節として存在した時点で今の容貌ではある。だがどの季節であっても最初は色々知らないこともあり、今よりも皆、もしかしたら幼かったかもしれない。
その中でも冬耶は本当に文字通り幼かったし、今も幼い。なのでセツは今まで季節たちにしてきた奉仕の中でも性的なことに関しては、冬耶に一切していない。する必要ないと判断した。その分とても甘やかし、世話を焼く。それはセツにとって、義務ではなく楽しみ、喜びでもあった。
世話を焼く度、いつも冬耶はかわいらしい笑顔で嬉しそうに「ありがとう」と言ってくる。それがセツにとってのご褒美でもあった。
「こんばんは、春様。冬様いらっしゃいますか?」
夜、こうしてセツはよく春那の住まいへ訪れる。
「やぁ、セツ。いらっしゃい。フユならほら、そこで眠っているよ。一応タオルケットをかけたけれども風邪をひいてしまっては大変だからね。連れて帰ってちゃんと寝かせてあげて」
春那がニッコリ言ってくる。セツもニッコリ笑って頷いた。そして眠っている冬耶をヒョイ、と軽々抱える。
「あ、よかったらついでにナツも連れていってもらえないかな? さっきフユにつき合ったせいか疲れたみたいだし」
「お安いご用です」
「って、ちょっと待てぇぇぇ! 何で俺まで!」
二人の話をぼんやり聞いていた知夏が突っ込んでくる。
「おや、連れて帰ってもらえばいいじゃない。それともナツは俺と一緒にもっといたいの?」
春那がさらにニッコリ知夏を見た。
「っそ、そんなんじゃねぇよ! って、ちょ、待って、セツ! まじ、か、抱えるのはやめろよ……っ」
楽々と冬耶を抱えたまま、知夏まで抱えようとしてきたセツに、知夏が焦る。
ちなみに知夏はセツより五センチは高い。長身ではない普通の身長の、見た感じ決してガッチリしていない、むしろかわいらしい男の子のように見える大人を、知夏は微妙な顔で見た。
セツはとても力持ちだった。二人一緒にであろうが、自分よりもガタイある相手であろうが、セツは気合いすら必要なく易々と持つ。実際以前にも抱えられた知夏は複雑だった。
とはいえ春那だけは抱えられたことないらしい。そして千秋は抱えられたことが、ある。現に今も少し離れたところで、千秋は相変わらず無表情でありながらセツを警戒している。以前うとうとして油断していた時、抱きあげられ自分の屋敷まで連れていって貰ったようで、それ以来相当警戒していた。
そんな千秋を春那は内心いつも「……相当嫌だったんだな」と思いながら微笑み見ている。
「夏様よろしいんですか? 遠慮なさらず……」
「いやほんっといいし」
「そうですか。では、失礼しますね、皆様」
セツは丁寧に頭を下げた後、冬耶を抱えなおし、去って行った。
「あんなだけど……セツは本当に礼儀正しいし、専属使用人の中でも一番かわいらしく見えるのに、一番まとめ役というか落ち着いてる感じする」
自分の専属使用人がどうにもアレだからだろうか、去って行ったセツを見ながら知夏がボソリと呟いた。
「……一番怖くもありますけどね」
それを聞いていたケイが、春那にお茶を淹れなおしながら同じくボソリと呟いたのを、春那は楽しげに見ていた。
「……」
黙ったままの千秋がふと視線を動かした。
「……はい、秋様。筆をお持ちしました」
途端、千秋の専属使用人であるハクがいつのまにか筆を何やら箱のようなものの上に乗せ、千秋に差し出している。千秋はただコクリと頷くと、その筆を手に取った。
千秋のところへ遊びにきていた知夏と冬耶は、今のやり取りを見てポカンと首を傾げている。
「今の、何ー? ナツ」
「いや、俺もわかんねーよ。でもあれじゃね、以心伝心ってやつ。何かハクって『ブシ』みたいだよな、昔のニホンのさ」
「ブシー」
知夏は「武士」のようだと表現したが、けっしてハクの見た目は千秋と違ってニホン人ぽくない。背も専属使用人の中ではシュウの次に高い。
とはいえ少し長めでこげ茶色の髪をゆったり後ろでしばっている様子は、千秋のようにどこか儚げにも見え、そして知夏の中では専属使用人として一番格好よく見えていた。
ちなみに使用人皆それぞれ武器を持っているのだが、ハクの持つ武器は遠い昔のニホンの武士が持っていたような刀のようだった。それもあり、夏にしてみればハクは『ブシ』のように見えていた。
そんなハクは古風で真面目な性格をしている。千秋の専属使用人としてとても合っていると思われるが、ある意味似た者同士すぎて、周りからすればたまに大丈夫だろうかと思うこともあった。
初めて千秋が秋になった時、ハクは千秋の様子を暫く伺っていた。代々の秋に務めてきたハクは、いつも最初は新たに主人となった人の様子を側に仕えながら伺う。それは相手の性格などを把握した上で、主人に合わせるというハクなりの仕え方だった。
そしてその際、千秋が春那と夜を共にし出したのを知った。
「秋様」
とある夜、ハクは千秋の寝室を訪れた。
「私は代々の秋様にご奉仕して参りましたが、どうやら秋様は春様とご関係を持たれていらっしゃると失礼ながら知りました。ですので私めが出るべきではないと思った次第でございます」
「……?」
本来、専属使用人が季節の相手もしていた。あまり何もわかっていないであろう千秋も、もしハクがそういったことをしてきていれば、そのまま委ねていたと思われる。ハクも春那との関係を知らなければ、そのまま千秋の相手になっていただろう。
「秋様。愛しい方には、たまには引いてみるのも駆け引きらしいです」
そして最近、何かの本を読んでいたのかハクが千秋にそんなことを言ってきた。
「……引く?」
千秋は怪訝そうに首を傾げる。
古風で真面目なハクは、春那と千秋の関係を知り、どうやら恋人同士であると思い続けているようだ。そして千秋の力になればと思ったハクが、最近春那の書庫で普段読まないような本を見つけ、そんなことを言ってきた。だが千秋はよくわからないまま、後で冬耶を抱きしめたいのを何やら堪えているところが見られた。
「な、なあ、ハク」
冬耶と『ブシ』とは、などと話をした後、知夏がハクに話しかけた。冬耶は今、千秋に懐きにいっている。
「何でしょうか、夏様」
ハクが静かに聞き返してきた。知夏は少し赤くなりながら言いにくそうにしていたが、意を決したのか続けてきた。
「その、ハルとアキって……その、えっと、どんな関係なのか、お前、知ってる……?」
「春様と秋様ですか? 恋人同士というのは存じ上げておりますが」
「ぶふぉ」
すこし怪訝そうに言ったハクに対し、知夏が急にふき出した。
「夏様? どうかされたんですか」
「……な、何でも、ない」
ハクは知夏を怪訝そうに見ている。
知夏はどうにも複雑だった。
でもそりゃそうか。あんな関係なんだし? いやでもあのハルとアキが? いやていうか、まず一緒に過ごしている時点で信じられ……いやでも見たし……! やっぱり、では、そうなのか……?
「夏様? 大丈夫ですか?」
「あ、ああ、ごめん聞いておいて、ハク。うん、大丈夫」
ちなみに決して春那と千秋は恋人ではない。ただ、家族としての思いしかお互い持っていない。
だがここに勘違いした人物があらたに加わった。
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「ねぇねぇ、セツは前任の季節を知ってるんだよねえ?」
朝目覚めたばかりの冬耶が、ベッドの上でニッコリ言う。目が覚めた途端何を言い出すのかと、慣れていない人ならポカンとするかもしれないが、いつも傍にいる専属使用人であるセツは、ただ同じようにニッコリ笑って頷いた。
「ええ知っておりますよ」
「どんな人だったの?」
「貴方に似て、とても元気な方でしたよ」
「そうなんだ!」
「ええ。さあ、とりあえずお召し物を変えましょうね」
ベッドの上で座ってセツの話を聞いていた冬耶にまた笑いかけると、セツは軽々と冬耶を抱き上げてベッドから降ろし、立たせた。そして服を着替えさせる。冬耶はセツにされるがまま大人しくしている。そんな冬耶を、セツは優しげな眼差しで見降ろした。
セツも色素は薄い方だが、さらに薄い冬耶は、一見儚げにも見えないことはない。だがとても元気だ。そしてまだ成長過程に見える容貌と、子どものような中身が微笑ましい。
今いる季節の中で、冬耶は一番後に生まれた。
生まれたと言っても、季節として存在した時点で今の容貌ではある。だがどの季節であっても最初は色々知らないこともあり、今よりも皆、もしかしたら幼かったかもしれない。
その中でも冬耶は本当に文字通り幼かったし、今も幼い。なのでセツは今まで季節たちにしてきた奉仕の中でも性的なことに関しては、冬耶に一切していない。する必要ないと判断した。その分とても甘やかし、世話を焼く。それはセツにとって、義務ではなく楽しみ、喜びでもあった。
世話を焼く度、いつも冬耶はかわいらしい笑顔で嬉しそうに「ありがとう」と言ってくる。それがセツにとってのご褒美でもあった。
「こんばんは、春様。冬様いらっしゃいますか?」
夜、こうしてセツはよく春那の住まいへ訪れる。
「やぁ、セツ。いらっしゃい。フユならほら、そこで眠っているよ。一応タオルケットをかけたけれども風邪をひいてしまっては大変だからね。連れて帰ってちゃんと寝かせてあげて」
春那がニッコリ言ってくる。セツもニッコリ笑って頷いた。そして眠っている冬耶をヒョイ、と軽々抱える。
「あ、よかったらついでにナツも連れていってもらえないかな? さっきフユにつき合ったせいか疲れたみたいだし」
「お安いご用です」
「って、ちょっと待てぇぇぇ! 何で俺まで!」
二人の話をぼんやり聞いていた知夏が突っ込んでくる。
「おや、連れて帰ってもらえばいいじゃない。それともナツは俺と一緒にもっといたいの?」
春那がさらにニッコリ知夏を見た。
「っそ、そんなんじゃねぇよ! って、ちょ、待って、セツ! まじ、か、抱えるのはやめろよ……っ」
楽々と冬耶を抱えたまま、知夏まで抱えようとしてきたセツに、知夏が焦る。
ちなみに知夏はセツより五センチは高い。長身ではない普通の身長の、見た感じ決してガッチリしていない、むしろかわいらしい男の子のように見える大人を、知夏は微妙な顔で見た。
セツはとても力持ちだった。二人一緒にであろうが、自分よりもガタイある相手であろうが、セツは気合いすら必要なく易々と持つ。実際以前にも抱えられた知夏は複雑だった。
とはいえ春那だけは抱えられたことないらしい。そして千秋は抱えられたことが、ある。現に今も少し離れたところで、千秋は相変わらず無表情でありながらセツを警戒している。以前うとうとして油断していた時、抱きあげられ自分の屋敷まで連れていって貰ったようで、それ以来相当警戒していた。
そんな千秋を春那は内心いつも「……相当嫌だったんだな」と思いながら微笑み見ている。
「夏様よろしいんですか? 遠慮なさらず……」
「いやほんっといいし」
「そうですか。では、失礼しますね、皆様」
セツは丁寧に頭を下げた後、冬耶を抱えなおし、去って行った。
「あんなだけど……セツは本当に礼儀正しいし、専属使用人の中でも一番かわいらしく見えるのに、一番まとめ役というか落ち着いてる感じする」
自分の専属使用人がどうにもアレだからだろうか、去って行ったセツを見ながら知夏がボソリと呟いた。
「……一番怖くもありますけどね」
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