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シキとミヒロ
9話
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「志生さん?」
海優くんは本当に驚いたといった風な表情で俺を見てきた。その表情も初めてだったので俺は少しだけ嬉しくなりながら「こんにちは」と二人の前に立つ。
見知らぬ誰かはそれなりに恰好はよかった。お洒落に気を使っている感じもするし、とてつもなく明るいオリーブ色の髪なのに痛んでいるようには見えない。顔は俺からしたらニヤついた感じもするが、人のことが言えないので流す。
その見知らぬ誰かが「誰っすか」と海優くんに聞いたので俺は内心「俺がお前に聞きたいよ」と思いつつも、大人なのでニッコリと見知らぬ誰かに笑いかける。
「はじめまして」
「知哉、えっと、志生さんっていって、俺を担当してくれてる美容師さん」
ちや。名前だろうか。名前で呼び合う仲なのだろうか。いやしかし俺だって名前で呼ばれている。うんうん、と思っていると知哉と呼ばれた見知らぬ誰かは「この人が」とニッコリ笑ってきた。その笑顔はにやついた顔を少し少年らしくしてくる。
「例のっすね。あの美容院、俺も気になってたんっすよね。いいなー。あの、俺、佐藤知哉っていいます。チヤだけどたまにチャーって呼ばれたりしてるんですよね。チャーはねえよなとか思うんっすけどね。志生さん、あの今度俺も担当してもらえたら俺、嬉しいです。先輩、いや東さんから話聞いてて、俺もやってもらいてーなーって思ってたんです」
彼はよく喋ってきた。海優くんが俺に紹介する前に自分から自己紹介をしてくる。でも見た目と違って、いや、俺の邪な偏見と違っていい子そうな気がしてきた。
「そういってくれるの嬉しいよ。ただちょっと予約が詰まってる日があるのと、ミヒロくんのようにシャンプーから全部こなすことはできないかもだけど」
別に嘘は言っていない。海優くんですら、俺がなんとか調整してシャンプーなどの時間を作っているだけだ。
「あ、それは全然。カットとかしてもらえるだけでも。やった。じゃあどうしよ。店に予約電話いれたらいけます?」
「そうだね、わかるようにしておくよ」
俺はニッコリと微笑むと「じゃあね」と二人に手を上げてその場から立ち去った。海優くんは「はい」と静かに頷き、知哉くんは「今度よろしくお願いしまーっす」と元気そうに手を振ってきていた。
俺は颯爽と歩く。背筋を伸ばしスタスタ、と。周りからの視線を感じつつも気にも留めないように。
歩き続けながら、暫くして俺はふ、と唇を少し歪めながら皮肉そうにそっと笑った。
結局あの二人がなんの関係なのかなに一つわかってないよね。
ああいや、違う、なに一つではないな、たしか先輩と後輩ではあるようだ。知哉くんは「先輩」と口にしていた。まあそれがわかったところでだからなに、としか自分に言いようがないのだけれども。
俺が近づいた時にはわけあっていたソフトクリームは知哉くんの手にあり、最後の一口といった状態だった。甘いものはあまり食べないが、海優くんと食べ合えるなら俺は多分あんみつにメイプルシロップと練乳、そして生クリームをかけたものでもきっと食べられる。
……想像しなくても気持ち悪いが。
気持ちの問題だ。実際そんなものを食べることはないが、海優くんとならできるよ、という。
いやでも一緒に食べるよりは海優くんにかけてじっくり舐めるほうが……。
いやいや。すぐそういう方向にいくのは俺もおっさんだからなの? でも二十五っておっさんじゃないよね?
もしくは欲求不満なのだろうか。あの二人のことで心を痛めるよりもそっちに思考がいってしまう自分がかわいくない。そして恰好つけてなにも聞かないまま立ち去ってしまっている自分もかわいくない。
「なんていうか、痛いね、ほんと痛いわ、俺」
俺は自分に呆れたようにため息をついた。
翌日はとりあえず卓也さんにプリンを買っていったら気持ち悪がられた。
「なんだよ、これ」
「いらないなら女の子にあげます」
「いるわ! いやいるけどなんでお前が俺にプリンなんてくれるんだよ」
「……アンタなら俺がもしアイス食ってたら横から遠慮なく奪ってきそうだからですかね」
「ますます意味わからねえよ……!」
卓也さんはドン引きしたように俺を見てきた。だが手にはしっかりプリンを持っている。
「意味わからないのにプリン手放さないところはさすがですね」
俺はただニッコリと笑うだけに留めた。
俺が海優くんを好きになろうが、海優くんと知哉くんの間を不審に思おうが、毎日は過ぎていくし、なにも変わらない。俺の内心が色々落ち着かないだけで、周りはまったく変わらない。
滅多に即席でない恋をしないからか、俺はそんな風に珍しく感傷的になっていた。
「マサに付き合ってくれっていったらオッケーでたんだけど」
だが後日、卓也さんに飲みに誘われた俺はいつもの場所でとてつもなく変な顔で卓也さんを見ていた。
違った。変わらなくはなかった。それどころか空に海ができたくらい大きく変わっていた。
「んだよその顔。イケメン台無しになってんぞ」
「……それくらい驚いたんですよ。なにが起こったんですか。もしや世紀末ですか」
「ほんと失礼なヤツだよな」
「仕方ないでしょう? アンタにそして近藤ちゃんですよ?」
ショートドリンクだと自分の気分的に飲み過ぎそうだと思い、アルコールに負けないよう今日はロングドリンクを頼んでいる。それをちびちびと飲みながら俺は微妙な顔を卓也さんに向けた。
「どういう意味だよ。マサはともかく」
「もう付き合ってんでしょ? なのにマサはともかくってなんです。自分の恋人に対して」
「仕方ねえだろ、アイツだぞ。……付き合ってもぜんっぜん変わらねえわ、アイツ」
「あー……」
そもそも「付き合う」という意味を把握した上で承諾したのだろうかと俺はマネキンのように美形でそして無表情な近藤ちゃんを思い浮かべる。海優くんもあまり表情を出さない子だけれども、だからこそたまにふと垣間見える反応が楽しいしかわいい。近藤ちゃんはいい子だけれども髪のこと以外では多分本当にマネキンか彫刻なのかもしれないと思っている。
「ほんとアンタの趣味よくわからないな。近藤ちゃん、俺も好きだけど恋愛は無理」
「るせーな。好きになんのにいちいちこまけぇ理由なんてねえっつってんだろ」
気づいたらそういう対象だったんだよ、と卓也さんは舌打ちしながらつまみ用のチーズとナッツのディップをクラッカーに付けて口に放り込んでいる。
「でもまあ、アンタ、結構やりますね」
「あ? だろ?」
ムッとしていた卓也さんは今度はニヤリと俺を見てきた。
近藤ちゃんも別にゲイじゃなかったはずだ。おまけにあんな子だ。それをどういう流れであろうが落としたというなら卓也さんは実際凄いと俺は思った。
感傷的な俺とか自分で考えてもちょっと微妙だしなと思う。次、海優くんが来店したら、思いきって食事か何かに誘ってみようか。とりあえず知哉くんの話題を振ってから。
自分の中でちょっとした方向性ができたことでなんとなくすっきりとした。
「そいや卓也さん、じゃあもうデートとかもしてるんです?」
俺がニッコリと卓也さんを見ると微妙な顔を返してきた。
「……あー。飲みに行ったりは、してる」
「行ったり、は?」
なんとなく言いかたがすっきりとしていない。
「なんでさらにニコニコ聞いてくんの? お前ほんといい性格してんよ?」
「なに言ってんですか。アンタのことおめでたいと思ってるから笑顔なんですよ、失礼な」
「嘘しか感じねえよ! ったく。ああ、そうだよ、飲みとかにしか、行ってねえよ! なあ、だってさ、そういう雰囲気に持ち込もうって思ってもアイツ、あの無表情のまま俺を見てくんだぞ? 超やりにくいだろうが……!」
「知りませんよそんなこと。ああでも近藤ちゃんなら押し倒してもあのままっぽい。楽しいですね」
「楽しくねえよ……!」
少々すっきりした俺がニコニコとしているとムッとしたように言い返してきた後で、卓也さんはまたニヤリと笑ってきた。
「んだよ、もういつもの調子取り戻してきたってわけかよ。まあ落ち込んでるっぽいお前はキモいからいいけどな」
「すげー歳下の近藤ちゃん相手に『超やりにくい』とか言ってるアンタのがキモいですよ」
少し落ち込んでた俺がバレてたのかとそっと思い、少し居たたまれないながらもさすが卓也さんとも思う。思いつつも俺はニッコリと倍にして言い返すんだけれども。
海優くんは本当に驚いたといった風な表情で俺を見てきた。その表情も初めてだったので俺は少しだけ嬉しくなりながら「こんにちは」と二人の前に立つ。
見知らぬ誰かはそれなりに恰好はよかった。お洒落に気を使っている感じもするし、とてつもなく明るいオリーブ色の髪なのに痛んでいるようには見えない。顔は俺からしたらニヤついた感じもするが、人のことが言えないので流す。
その見知らぬ誰かが「誰っすか」と海優くんに聞いたので俺は内心「俺がお前に聞きたいよ」と思いつつも、大人なのでニッコリと見知らぬ誰かに笑いかける。
「はじめまして」
「知哉、えっと、志生さんっていって、俺を担当してくれてる美容師さん」
ちや。名前だろうか。名前で呼び合う仲なのだろうか。いやしかし俺だって名前で呼ばれている。うんうん、と思っていると知哉と呼ばれた見知らぬ誰かは「この人が」とニッコリ笑ってきた。その笑顔はにやついた顔を少し少年らしくしてくる。
「例のっすね。あの美容院、俺も気になってたんっすよね。いいなー。あの、俺、佐藤知哉っていいます。チヤだけどたまにチャーって呼ばれたりしてるんですよね。チャーはねえよなとか思うんっすけどね。志生さん、あの今度俺も担当してもらえたら俺、嬉しいです。先輩、いや東さんから話聞いてて、俺もやってもらいてーなーって思ってたんです」
彼はよく喋ってきた。海優くんが俺に紹介する前に自分から自己紹介をしてくる。でも見た目と違って、いや、俺の邪な偏見と違っていい子そうな気がしてきた。
「そういってくれるの嬉しいよ。ただちょっと予約が詰まってる日があるのと、ミヒロくんのようにシャンプーから全部こなすことはできないかもだけど」
別に嘘は言っていない。海優くんですら、俺がなんとか調整してシャンプーなどの時間を作っているだけだ。
「あ、それは全然。カットとかしてもらえるだけでも。やった。じゃあどうしよ。店に予約電話いれたらいけます?」
「そうだね、わかるようにしておくよ」
俺はニッコリと微笑むと「じゃあね」と二人に手を上げてその場から立ち去った。海優くんは「はい」と静かに頷き、知哉くんは「今度よろしくお願いしまーっす」と元気そうに手を振ってきていた。
俺は颯爽と歩く。背筋を伸ばしスタスタ、と。周りからの視線を感じつつも気にも留めないように。
歩き続けながら、暫くして俺はふ、と唇を少し歪めながら皮肉そうにそっと笑った。
結局あの二人がなんの関係なのかなに一つわかってないよね。
ああいや、違う、なに一つではないな、たしか先輩と後輩ではあるようだ。知哉くんは「先輩」と口にしていた。まあそれがわかったところでだからなに、としか自分に言いようがないのだけれども。
俺が近づいた時にはわけあっていたソフトクリームは知哉くんの手にあり、最後の一口といった状態だった。甘いものはあまり食べないが、海優くんと食べ合えるなら俺は多分あんみつにメイプルシロップと練乳、そして生クリームをかけたものでもきっと食べられる。
……想像しなくても気持ち悪いが。
気持ちの問題だ。実際そんなものを食べることはないが、海優くんとならできるよ、という。
いやでも一緒に食べるよりは海優くんにかけてじっくり舐めるほうが……。
いやいや。すぐそういう方向にいくのは俺もおっさんだからなの? でも二十五っておっさんじゃないよね?
もしくは欲求不満なのだろうか。あの二人のことで心を痛めるよりもそっちに思考がいってしまう自分がかわいくない。そして恰好つけてなにも聞かないまま立ち去ってしまっている自分もかわいくない。
「なんていうか、痛いね、ほんと痛いわ、俺」
俺は自分に呆れたようにため息をついた。
翌日はとりあえず卓也さんにプリンを買っていったら気持ち悪がられた。
「なんだよ、これ」
「いらないなら女の子にあげます」
「いるわ! いやいるけどなんでお前が俺にプリンなんてくれるんだよ」
「……アンタなら俺がもしアイス食ってたら横から遠慮なく奪ってきそうだからですかね」
「ますます意味わからねえよ……!」
卓也さんはドン引きしたように俺を見てきた。だが手にはしっかりプリンを持っている。
「意味わからないのにプリン手放さないところはさすがですね」
俺はただニッコリと笑うだけに留めた。
俺が海優くんを好きになろうが、海優くんと知哉くんの間を不審に思おうが、毎日は過ぎていくし、なにも変わらない。俺の内心が色々落ち着かないだけで、周りはまったく変わらない。
滅多に即席でない恋をしないからか、俺はそんな風に珍しく感傷的になっていた。
「マサに付き合ってくれっていったらオッケーでたんだけど」
だが後日、卓也さんに飲みに誘われた俺はいつもの場所でとてつもなく変な顔で卓也さんを見ていた。
違った。変わらなくはなかった。それどころか空に海ができたくらい大きく変わっていた。
「んだよその顔。イケメン台無しになってんぞ」
「……それくらい驚いたんですよ。なにが起こったんですか。もしや世紀末ですか」
「ほんと失礼なヤツだよな」
「仕方ないでしょう? アンタにそして近藤ちゃんですよ?」
ショートドリンクだと自分の気分的に飲み過ぎそうだと思い、アルコールに負けないよう今日はロングドリンクを頼んでいる。それをちびちびと飲みながら俺は微妙な顔を卓也さんに向けた。
「どういう意味だよ。マサはともかく」
「もう付き合ってんでしょ? なのにマサはともかくってなんです。自分の恋人に対して」
「仕方ねえだろ、アイツだぞ。……付き合ってもぜんっぜん変わらねえわ、アイツ」
「あー……」
そもそも「付き合う」という意味を把握した上で承諾したのだろうかと俺はマネキンのように美形でそして無表情な近藤ちゃんを思い浮かべる。海優くんもあまり表情を出さない子だけれども、だからこそたまにふと垣間見える反応が楽しいしかわいい。近藤ちゃんはいい子だけれども髪のこと以外では多分本当にマネキンか彫刻なのかもしれないと思っている。
「ほんとアンタの趣味よくわからないな。近藤ちゃん、俺も好きだけど恋愛は無理」
「るせーな。好きになんのにいちいちこまけぇ理由なんてねえっつってんだろ」
気づいたらそういう対象だったんだよ、と卓也さんは舌打ちしながらつまみ用のチーズとナッツのディップをクラッカーに付けて口に放り込んでいる。
「でもまあ、アンタ、結構やりますね」
「あ? だろ?」
ムッとしていた卓也さんは今度はニヤリと俺を見てきた。
近藤ちゃんも別にゲイじゃなかったはずだ。おまけにあんな子だ。それをどういう流れであろうが落としたというなら卓也さんは実際凄いと俺は思った。
感傷的な俺とか自分で考えてもちょっと微妙だしなと思う。次、海優くんが来店したら、思いきって食事か何かに誘ってみようか。とりあえず知哉くんの話題を振ってから。
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「そいや卓也さん、じゃあもうデートとかもしてるんです?」
俺がニッコリと卓也さんを見ると微妙な顔を返してきた。
「……あー。飲みに行ったりは、してる」
「行ったり、は?」
なんとなく言いかたがすっきりとしていない。
「なんでさらにニコニコ聞いてくんの? お前ほんといい性格してんよ?」
「なに言ってんですか。アンタのことおめでたいと思ってるから笑顔なんですよ、失礼な」
「嘘しか感じねえよ! ったく。ああ、そうだよ、飲みとかにしか、行ってねえよ! なあ、だってさ、そういう雰囲気に持ち込もうって思ってもアイツ、あの無表情のまま俺を見てくんだぞ? 超やりにくいだろうが……!」
「知りませんよそんなこと。ああでも近藤ちゃんなら押し倒してもあのままっぽい。楽しいですね」
「楽しくねえよ……!」
少々すっきりした俺がニコニコとしているとムッとしたように言い返してきた後で、卓也さんはまたニヤリと笑ってきた。
「んだよ、もういつもの調子取り戻してきたってわけかよ。まあ落ち込んでるっぽいお前はキモいからいいけどな」
「すげー歳下の近藤ちゃん相手に『超やりにくい』とか言ってるアンタのがキモいですよ」
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