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17話
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携帯でのやりとりをしてもいいと言われ、生智はひたすらポカンとしていた。今、自分がこの目の前の人を犯していたのは幻だったのかとさえ一瞬思いそうになる。
「な、んで」
「正条。俺もな、お前のこと、本当に好きだ。だからお前がずっと好きでいてくれるかどうか不安にもなる」
「せ、んせいが……?」
生智は相変わらずポカンとした顔で衛二をマジマジと見た。あれ程なんでもないように見えていたのに、と思う。
「うん。でも出せないし、それこそ俺は先生だからな。隠してる」
「……」
「悪い、正条。無視をしたい訳でもなかったことにしたい訳でもないんだ。前にお前が言ったように、俺は臆病なだけだよ」
優しい声で言われ、生智は情けないことに泣きそうになった。先ほど自分がしでかしたことで既に相当感情は安定していなかった。
それを堪えようとしていると、衛二が軽くそっとではあるが掠めるだけのキスをしてきた。衛二からされたことがなかったのもあり、とたんに生智は頭が真っ白になる。
「ごめんな。俺、臆病で。でもお前にとっても三年のこの時期は大事な時期だから……間違いのないよう過ごして欲しい。衝動でお前の何もかもを台無しにするようなことはしないで欲しい」
「……既に、俺、衝動でやらかした……」
「ああ。でもすぐに反省したんだろ。もう、二度とこういうこと、するな」
「うん……」
「今回だけは大目にみてやる。だから正条、お前も俺のこと、大目に見てくれ」
「え?」
何を大目に見るのだ、と徐々に俯き加減になっていた生智はまたポカンと衛二を見た。
「大人として、先生として至らない俺を、だな。大人ぶってるけどな、俺も色々駄目なとこあるから。……これからも正条とはただの教師と生徒という関係を続けるし、それを意識するあまり、素っ気なくなるかもしれない」
「う、ん」
こんなに大人にしか見えない衛二が? と思いつつも生智はコクリと頷いた。
「わかった。……素っ気なくても、先生は俺のこと、好き、でいいんだよな」
「ああ。……好きだよ」
先ほどは諫めるためか真剣な様子で「本当に好きだ」と言ったくせに、改めて言った今はどこか言いにくそうに顔をそむける衛二に、生智はようやくホッとして笑顔を向けた。それを見た衛二も静かに微笑んでくる。
「本当に、ごめん先生……」
改めて体を起こし合い、立ち上がると衛二が顔を恐らく痛みであろう、少し歪めてきた。またシュンとして生智が謝ると頭をくしゃりとつかまれる。
「ったく。無茶しやがって。覚えてろよ。お前だけ嫌って程課題出してやるからな」
「マジで。職権乱用だろ」
衛二が軽く返してくれたことに嬉しく思い、生智もまだ申し訳なさを心に残しつつもようやくいつもの調子に戻った。
「先生だからな」
「んだよそれ」
「にしても」
生智がカバンを手にとると、それを見ていた衛二が怪訝な顔をしてくる。
「何」
「……お前、ハンドクリーム使っただろ」
「え、あ、えっ、だ、だってその、ちゃ、ちゃんとしたローションとか持ち歩く訳ねーし、その」
「いや、咎めてるんじゃなくてな」
動揺した生智に衛二は首を振ってきた。
「ハンドクリームなんて何で持ってるんだ?」
「え? 手に塗るためだろ?」
何でそんな当たり前のことを聞くのかと生智が今度は怪訝な顔で衛二を見る。
「そうじゃなくて、そういうの、男子が使うものなのか」
「むしろ先生使わねーの? ガサガサの手とかヤだろ」
「何か地味にジェネレーションギャップ感じる」
「は? つか先生がそーゆの気にしなさ過ぎなだけだろ。……にしては手、綺麗よな」
生智が衛二の手を取ってしげしげと見るも、実際衛二の手はつやつやとしている。ついでに筋ばってはいるものの指が長くて生智の目には手や指すらとても色っぽく見えた。
「どさくさに紛れて人の手握ったり撫でてくんな。まぁ、俺は家事、あまりしないからな……」
「あー。そいや一人暮らしの癖に料理しねーもんな」
あはは、と生智が笑うと衛二もまた微笑んでくる。
「で、正条。アドレスとか、どうする?」
「あー……」
教えて欲しい、と思った。だが連絡がすぐに取れる状態だと、自分は絶対に調子に乗るだろう。
「……いや、やっぱいーや」
「いいのか? 本当に?」
「うん。正直いつでも連絡取りたいけどさ、それじゃダメだもんな。大丈夫。俺、今度こそ大丈夫。俺、やっぱ子どもだった、けどがんばるから……」
「正条……」
「そんでさ、卒業したらすぐにでも先生守れるくらいの大人になってたい。あ、突っ込むなよ! 甘いのわかった上で言ったから!」
ハッとなり、少し顔が熱くなるのを感じつつ生智が慌てて言うと、ふに、っと優しく頬をつままれる。
「ああ。大人になる正条を楽しみにしてる」
……どうしよう、本当に俺、先生が好きだ。
改めて気持ちが溢れた。
でも、だからこそ、今度こそ、大切にしねーとな……。
結局、衛二は生智のしでかしたことを本当に許してくれた。ある意味なかったことにしてきた勢いで。
だがもう、生智は悩まない。
卒業まで数か月。生智は気合いを入れた。三年になった当初では考えられなかったレベルの大学への合格判定はそれでもずっとC判定だったが、その後とうとうBになった。その時は衛二も副担任として、とても喜んでくれた。
冬休みはさすがに辛かった。学校があればせめて衛二に会うことはできるのに、長期休暇だとそれすらもできない。
思わず連絡先を聞いておけばよかったと思ってしまい、意思の弱い自分に生智は苦笑した。
前はひたすら遊んでいた生智がまるで禁欲生活に入ったかのような様子になり、将や他の友だちは「多分未知の物体がいっちゃんに乗り移った」などと言い合っていた。
その後、衛二に酷いことをしてしまった日から生智は一度たりとも衛二に触れないまま、気づけば卒業式を明日に控えていた。大学の合否は卒業式の後になるが、受かっている自信はある。
「先生……明日は覚悟しろよ」
生智は噛みしめるように呟き、顔を綻ばせた。
「な、んで」
「正条。俺もな、お前のこと、本当に好きだ。だからお前がずっと好きでいてくれるかどうか不安にもなる」
「せ、んせいが……?」
生智は相変わらずポカンとした顔で衛二をマジマジと見た。あれ程なんでもないように見えていたのに、と思う。
「うん。でも出せないし、それこそ俺は先生だからな。隠してる」
「……」
「悪い、正条。無視をしたい訳でもなかったことにしたい訳でもないんだ。前にお前が言ったように、俺は臆病なだけだよ」
優しい声で言われ、生智は情けないことに泣きそうになった。先ほど自分がしでかしたことで既に相当感情は安定していなかった。
それを堪えようとしていると、衛二が軽くそっとではあるが掠めるだけのキスをしてきた。衛二からされたことがなかったのもあり、とたんに生智は頭が真っ白になる。
「ごめんな。俺、臆病で。でもお前にとっても三年のこの時期は大事な時期だから……間違いのないよう過ごして欲しい。衝動でお前の何もかもを台無しにするようなことはしないで欲しい」
「……既に、俺、衝動でやらかした……」
「ああ。でもすぐに反省したんだろ。もう、二度とこういうこと、するな」
「うん……」
「今回だけは大目にみてやる。だから正条、お前も俺のこと、大目に見てくれ」
「え?」
何を大目に見るのだ、と徐々に俯き加減になっていた生智はまたポカンと衛二を見た。
「大人として、先生として至らない俺を、だな。大人ぶってるけどな、俺も色々駄目なとこあるから。……これからも正条とはただの教師と生徒という関係を続けるし、それを意識するあまり、素っ気なくなるかもしれない」
「う、ん」
こんなに大人にしか見えない衛二が? と思いつつも生智はコクリと頷いた。
「わかった。……素っ気なくても、先生は俺のこと、好き、でいいんだよな」
「ああ。……好きだよ」
先ほどは諫めるためか真剣な様子で「本当に好きだ」と言ったくせに、改めて言った今はどこか言いにくそうに顔をそむける衛二に、生智はようやくホッとして笑顔を向けた。それを見た衛二も静かに微笑んでくる。
「本当に、ごめん先生……」
改めて体を起こし合い、立ち上がると衛二が顔を恐らく痛みであろう、少し歪めてきた。またシュンとして生智が謝ると頭をくしゃりとつかまれる。
「ったく。無茶しやがって。覚えてろよ。お前だけ嫌って程課題出してやるからな」
「マジで。職権乱用だろ」
衛二が軽く返してくれたことに嬉しく思い、生智もまだ申し訳なさを心に残しつつもようやくいつもの調子に戻った。
「先生だからな」
「んだよそれ」
「にしても」
生智がカバンを手にとると、それを見ていた衛二が怪訝な顔をしてくる。
「何」
「……お前、ハンドクリーム使っただろ」
「え、あ、えっ、だ、だってその、ちゃ、ちゃんとしたローションとか持ち歩く訳ねーし、その」
「いや、咎めてるんじゃなくてな」
動揺した生智に衛二は首を振ってきた。
「ハンドクリームなんて何で持ってるんだ?」
「え? 手に塗るためだろ?」
何でそんな当たり前のことを聞くのかと生智が今度は怪訝な顔で衛二を見る。
「そうじゃなくて、そういうの、男子が使うものなのか」
「むしろ先生使わねーの? ガサガサの手とかヤだろ」
「何か地味にジェネレーションギャップ感じる」
「は? つか先生がそーゆの気にしなさ過ぎなだけだろ。……にしては手、綺麗よな」
生智が衛二の手を取ってしげしげと見るも、実際衛二の手はつやつやとしている。ついでに筋ばってはいるものの指が長くて生智の目には手や指すらとても色っぽく見えた。
「どさくさに紛れて人の手握ったり撫でてくんな。まぁ、俺は家事、あまりしないからな……」
「あー。そいや一人暮らしの癖に料理しねーもんな」
あはは、と生智が笑うと衛二もまた微笑んでくる。
「で、正条。アドレスとか、どうする?」
「あー……」
教えて欲しい、と思った。だが連絡がすぐに取れる状態だと、自分は絶対に調子に乗るだろう。
「……いや、やっぱいーや」
「いいのか? 本当に?」
「うん。正直いつでも連絡取りたいけどさ、それじゃダメだもんな。大丈夫。俺、今度こそ大丈夫。俺、やっぱ子どもだった、けどがんばるから……」
「正条……」
「そんでさ、卒業したらすぐにでも先生守れるくらいの大人になってたい。あ、突っ込むなよ! 甘いのわかった上で言ったから!」
ハッとなり、少し顔が熱くなるのを感じつつ生智が慌てて言うと、ふに、っと優しく頬をつままれる。
「ああ。大人になる正条を楽しみにしてる」
……どうしよう、本当に俺、先生が好きだ。
改めて気持ちが溢れた。
でも、だからこそ、今度こそ、大切にしねーとな……。
結局、衛二は生智のしでかしたことを本当に許してくれた。ある意味なかったことにしてきた勢いで。
だがもう、生智は悩まない。
卒業まで数か月。生智は気合いを入れた。三年になった当初では考えられなかったレベルの大学への合格判定はそれでもずっとC判定だったが、その後とうとうBになった。その時は衛二も副担任として、とても喜んでくれた。
冬休みはさすがに辛かった。学校があればせめて衛二に会うことはできるのに、長期休暇だとそれすらもできない。
思わず連絡先を聞いておけばよかったと思ってしまい、意思の弱い自分に生智は苦笑した。
前はひたすら遊んでいた生智がまるで禁欲生活に入ったかのような様子になり、将や他の友だちは「多分未知の物体がいっちゃんに乗り移った」などと言い合っていた。
その後、衛二に酷いことをしてしまった日から生智は一度たりとも衛二に触れないまま、気づけば卒業式を明日に控えていた。大学の合否は卒業式の後になるが、受かっている自信はある。
「先生……明日は覚悟しろよ」
生智は噛みしめるように呟き、顔を綻ばせた。
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