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第4章 イトルア村
第47話 初日
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…おはようございます。
見慣れない天井に少しだけ驚いたのは秘密です。
「そうでした。お部屋をお借りしてましたね。」
部屋を出ると昨日の門番のお兄さんに会いました。確かリックさんでしたよね。まっ、リックお兄さんと呼ばないと返事をしてくれませんが…。どうも妹が欲しかったみたいで私は妹扱いです。
「リックお兄さん、おはようございます。」
「おはよう、マリ.起きるのが早いな!」
リックお兄さんは朝から元気ですね。手を繋がれ隣の席に座らされると朝御飯を食べ、空き家まで案内してもらいます。
その際「やっぱり一緒に暮らした方がいいんじゃないか?」等ずっと話し掛けられました。話をかわすのが大変で、空き家に着く頃には疲れてしまいましたよ。
空き家に着くとそこは小さな裏庭付きの一軒家で、ドアを開けるとリビングとキッチンがあり奥には部屋が2つあり、なんと屋根裏部屋があるそうなんです。ドキドキしますね。ってそんな事を思っていたらリックお兄さんが部屋の一つを自分の部屋にしようとしたので丁寧にお断りしました。
…これは早めに1つの部屋の利用方法を考えないと引っ越してきそうですね。悪い方ではないのですが、少しだけ思い込みがあり人の話を聞かない所があるので毎日一緒はキツイです。
「マリ本当に一人で大丈夫なのか?」
「大丈夫ですよ。何かあればリックお兄さんの所にいきますね。その時は宜しくお願いします。」
そうして心配そうなリックお兄さんを帰します。そのままだとずっと居そうな雰囲気でしたしね。お昼は村長さん(エドルフさん)の所に呼ばれているのでそれまでに少しでも掃除をしようと思っていたのですが、昨日の内で村のお母さん達が皆で掃除を終わらせてくれていたみたいです。
…有難いですね。ですが、これって明らかに見た目の影響もですが、…リックお兄さんが皆に説明した話の内容も関係してますね。
とりあえず、一つは私の部屋でもう一つは元々あるベッドを片付けて棚をスキルで作り並べていくと衣装部屋にしました。
次に裏庭に行くと木や花やが咲いており、小さな畑もありました。少し鑑定で見た結果雑草らしきものがあったので抜いて手入れしていきます。
「おーい、マリお昼だぞ!って何処だ?」
玄関からリックお兄さんの声が聞こえてきます。そこには鞄を持ったリックお兄さんが……。
「…リックお兄さんその鞄は?」
「部屋が空いていただろ?そこに泊まろうと思ってな!やっぱり一人だと心細いだろ。」
……予想通りですね。
「…すみません。もう荷物を置いてしまったんです。」
「寝れる場所があれば大丈夫だ。」
これは言ってもわからないので見て貰いましょう。リックお兄さんに部屋を実際に見てもらうと固まってますね。…確かに突然部屋がこんなに模様替えしたら驚きますよね。
「しょうがない!マリの部屋で寝るか。」
「…それは流石にお断りします。」
その後も「泊まる」「泊まらない」でやり取りをしていると村長さんの娘さん、つまりリックお兄さんのお母さん(ミラン)が現れてリックお兄さんの頭を思い切り叩きました。
「何勝手な事を言ってるんだい!マリちゃんは女の子なんだから、男と一緒の部屋は嫌に決まってるだろ。」
「でも、マリは俺の妹みたいなもん…」
「そんなの関係ないんだよ。馬鹿だね本当に!マリちゃんごめんね。何かあったら私に言いなさい。それにこの子には私から言っとくから心配しないでね。」
その後も二人のやり取りに苦笑いをしながら村長さん宅でご飯を食べ、その後少しお喋りをしてお礼を言ってお別れをしました。
夕御飯もお誘いされたのですが、自分でやってみたいとお断りしました。…そばでリックお兄さんがうるさ…、少しだけ声が大きかったですが気にしない事にします。
その後も、私の家で泊まる事を諦めないリックお兄さんの突撃と、それを捕まえにきたミランお母さんの攻防が結局夜まで続きました。
…疲れましたし。少し早いですが眠ろうかしら?今日はご飯を作るつもりが無理でしたし、それを見越したミランお母さんからの差し入れでも食べて横になります。
明日こそはエルセバードの事を調べましょう。
……おやすみなさい。
~とあるヒトコマ~
リック
「何で邪魔するんだ?マリが心配じゃないのかよ!」
ミラン
「…あのね、あの年頃は男が側で寝るのは嫌なものなのよ。さっきも言ったでしょ。たとえ仮に兄だとしても嫌なものなのよ!」
リック
「…でも、一人だと危ないだろ!ほら魔物とか!」
ミラン
「村の中央で?」
リック
「……うっ、変な奴とか!」
ミラン
「あんたみたいな?」
リック
「俺は変じゃないぞ!」
ミラン
「断られても何度も押し掛ける奴は変じゃないのかい?」
リック
「と、とりあえず行ってくる!」
リックが家から飛び出す。
村長
「この馬鹿者が‼」
村長がリックの足を杖で引っ掛け転ばせる。
リック
「!!!!」
村長
「これで縛って置けばいいだろう。こやつは普通の物だと逃げられるからな。ついでに口もな」
呪符付きの縄で身体を縛られ布で口を塞がれるリック
ミラン
「……はぁ~、この落ち着かない性格はどうしたものかしら。」
村長
「…これさえなければランクAの冒険者か騎士でもなれたものを」
ミラン
「………。」
村長
「………。」
村長&ミラン
「「…はぁ~。」」
見慣れない天井に少しだけ驚いたのは秘密です。
「そうでした。お部屋をお借りしてましたね。」
部屋を出ると昨日の門番のお兄さんに会いました。確かリックさんでしたよね。まっ、リックお兄さんと呼ばないと返事をしてくれませんが…。どうも妹が欲しかったみたいで私は妹扱いです。
「リックお兄さん、おはようございます。」
「おはよう、マリ.起きるのが早いな!」
リックお兄さんは朝から元気ですね。手を繋がれ隣の席に座らされると朝御飯を食べ、空き家まで案内してもらいます。
その際「やっぱり一緒に暮らした方がいいんじゃないか?」等ずっと話し掛けられました。話をかわすのが大変で、空き家に着く頃には疲れてしまいましたよ。
空き家に着くとそこは小さな裏庭付きの一軒家で、ドアを開けるとリビングとキッチンがあり奥には部屋が2つあり、なんと屋根裏部屋があるそうなんです。ドキドキしますね。ってそんな事を思っていたらリックお兄さんが部屋の一つを自分の部屋にしようとしたので丁寧にお断りしました。
…これは早めに1つの部屋の利用方法を考えないと引っ越してきそうですね。悪い方ではないのですが、少しだけ思い込みがあり人の話を聞かない所があるので毎日一緒はキツイです。
「マリ本当に一人で大丈夫なのか?」
「大丈夫ですよ。何かあればリックお兄さんの所にいきますね。その時は宜しくお願いします。」
そうして心配そうなリックお兄さんを帰します。そのままだとずっと居そうな雰囲気でしたしね。お昼は村長さん(エドルフさん)の所に呼ばれているのでそれまでに少しでも掃除をしようと思っていたのですが、昨日の内で村のお母さん達が皆で掃除を終わらせてくれていたみたいです。
…有難いですね。ですが、これって明らかに見た目の影響もですが、…リックお兄さんが皆に説明した話の内容も関係してますね。
とりあえず、一つは私の部屋でもう一つは元々あるベッドを片付けて棚をスキルで作り並べていくと衣装部屋にしました。
次に裏庭に行くと木や花やが咲いており、小さな畑もありました。少し鑑定で見た結果雑草らしきものがあったので抜いて手入れしていきます。
「おーい、マリお昼だぞ!って何処だ?」
玄関からリックお兄さんの声が聞こえてきます。そこには鞄を持ったリックお兄さんが……。
「…リックお兄さんその鞄は?」
「部屋が空いていただろ?そこに泊まろうと思ってな!やっぱり一人だと心細いだろ。」
……予想通りですね。
「…すみません。もう荷物を置いてしまったんです。」
「寝れる場所があれば大丈夫だ。」
これは言ってもわからないので見て貰いましょう。リックお兄さんに部屋を実際に見てもらうと固まってますね。…確かに突然部屋がこんなに模様替えしたら驚きますよね。
「しょうがない!マリの部屋で寝るか。」
「…それは流石にお断りします。」
その後も「泊まる」「泊まらない」でやり取りをしていると村長さんの娘さん、つまりリックお兄さんのお母さん(ミラン)が現れてリックお兄さんの頭を思い切り叩きました。
「何勝手な事を言ってるんだい!マリちゃんは女の子なんだから、男と一緒の部屋は嫌に決まってるだろ。」
「でも、マリは俺の妹みたいなもん…」
「そんなの関係ないんだよ。馬鹿だね本当に!マリちゃんごめんね。何かあったら私に言いなさい。それにこの子には私から言っとくから心配しないでね。」
その後も二人のやり取りに苦笑いをしながら村長さん宅でご飯を食べ、その後少しお喋りをしてお礼を言ってお別れをしました。
夕御飯もお誘いされたのですが、自分でやってみたいとお断りしました。…そばでリックお兄さんがうるさ…、少しだけ声が大きかったですが気にしない事にします。
その後も、私の家で泊まる事を諦めないリックお兄さんの突撃と、それを捕まえにきたミランお母さんの攻防が結局夜まで続きました。
…疲れましたし。少し早いですが眠ろうかしら?今日はご飯を作るつもりが無理でしたし、それを見越したミランお母さんからの差し入れでも食べて横になります。
明日こそはエルセバードの事を調べましょう。
……おやすみなさい。
~とあるヒトコマ~
リック
「何で邪魔するんだ?マリが心配じゃないのかよ!」
ミラン
「…あのね、あの年頃は男が側で寝るのは嫌なものなのよ。さっきも言ったでしょ。たとえ仮に兄だとしても嫌なものなのよ!」
リック
「…でも、一人だと危ないだろ!ほら魔物とか!」
ミラン
「村の中央で?」
リック
「……うっ、変な奴とか!」
ミラン
「あんたみたいな?」
リック
「俺は変じゃないぞ!」
ミラン
「断られても何度も押し掛ける奴は変じゃないのかい?」
リック
「と、とりあえず行ってくる!」
リックが家から飛び出す。
村長
「この馬鹿者が‼」
村長がリックの足を杖で引っ掛け転ばせる。
リック
「!!!!」
村長
「これで縛って置けばいいだろう。こやつは普通の物だと逃げられるからな。ついでに口もな」
呪符付きの縄で身体を縛られ布で口を塞がれるリック
ミラン
「……はぁ~、この落ち着かない性格はどうしたものかしら。」
村長
「…これさえなければランクAの冒険者か騎士でもなれたものを」
ミラン
「………。」
村長
「………。」
村長&ミラン
「「…はぁ~。」」
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