第2の人生は若返ってから

マユリ

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第5章 エルセバード再び

第72話 反省会

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…この世界にきて何度めの反省でしょうか?
でも今回は本当に駄目なやつですね…。

只今私は椅子に座らされ、目の前にアルさん、ザイルさん、ジルさんが立って私を見ながら説教タイムです。
理由は先程の猫、じゃなくてキャットルです。あの不思議なネックレスを運んだキャットルに近づいていったのを怒られています。それもそうですよね…。この誰も通れない筈の結界に入り込んだのもそうですが、あのキャットルは何が目的かもわからないのですから。
…危機感が無さ酷すぎですよね。私は下げていた頭を上げてアルさん達をみるとまた頭を下げてしまいました。

…笑顔のアルさんが少し怖いですし、泣いているジルさんに胸が痛くなります。ザイルさんの心配した顔に反省の気持ちが強くなっていきます。うぅ~、自分が悪い事がわかるだけにどうしようもありません。そうして暫く時間が過ぎた頃、

「……少しこの街を離れてみるのも、よい手なのかも知れないなぁ…。」

「でも、スーちゃんがいい顔しないと思うわよ?」

「ですが、このままこの場所にいるのは危険では?…ですが問題は移動場所ですね。」

説教タイムが終わったと思ったら、三人で話し合いを初めてしまいました。

…どうしましょう……。
暫く様子をみていたらザイルさんが振り向いて、

「暫く寝るときはジルといてくれ、それ以外では俺かアルやジルと一緒にいる事!……あのキャットルについて何もわかってないからな…。」

ザイルさんの言葉に私は頷きました。

「…すまんな。出来るだけ早く解決できるようにするからな。」

そう言って私の頭に手を伸ばそうとした瞬間アルがザイルさんの手を叩くと代わりとばかりにアルさんの手を乗せました。

「早く解決しますので、少しだけの我慢ですからね。」

「……お前も少しは我慢しろよ………。(小声)」

「ザイルさん何か?」

「…ハァ~、何でもないよ。じゃあ、早速裏庭を調べてくるか!ジルは、マリを宜しくな。アルは俺と一緒に行くぞ。」

そう言って、ザイルさんは少し嫌そうな顔のアルさんを連れて裏庭へと消えて行きました。私はその場でジルさんと少しだけ話をしていましたが、ジルさんに連れられて部屋に戻る事にしました。
それが元の部屋ではなく違う部屋だったので驚きましたが、ジルさんに「念のため。」と言われたので仕方ないですね。

……でも、この部屋は…。
ジルさんの趣味の可愛いものだらけの部屋です。

「……ジルさんこれは?」

「可愛いでしょ♪マリちゃんに見せたくて前から少しずつ準備していたのよ。」

その言葉に思わず乾いた笑いが出てしまうのはしょうがないと思います。
……ジルさん、この可愛らしい物の量はいつから溜め込んでいたのでしょうか?






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