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第7章 ゲカン
第87話 休息
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ザイルさん達はギルドに行きましたが、アルさんは大丈夫なのでしょうか?
「別に義務ではないですしね。それにこの町では報告すると大変な目に合いそうですからね。」
「大変な目ですか?」
「この町は、純粋に力を求める者が集まります。ギルドの方々もです。そしてその方々は強い者と出会うと手合わせしたくて堪らないと私は聞いていますからね。それを考えるとギルドに行くのは少しずつ躊躇われます。」
「…まさか、ギルドの方々も手合わせを願ったりしませんよね?」
「ギルド長自らザイルさん達に手合わせを願った話は聞いた事がありますね。」
「……。ザイルさん達大丈夫ですかね?」
「大丈夫だと思いますよ。夜までには帰ってきますよ。」
「…。」
それって大丈夫と言うのでしょうか?
今お昼を過ぎたばかりですよ。確かギルドは近いと聞いてますから夜までって……。
その後はジュエルと遊んだり、本を読んで過ごしましたがザイルさん達は本当に夜まで帰ってきませんでした。
そして外もすっかり暗くなった頃疲れた顔のザイルさんと笑顔の素敵なジルさんが帰ってきました。二人とも見事に対照的ですね。
ザイルさん達と合流すると皆が集まって夜ご飯にします。部屋は3部屋取っていますが1つの部屋にテント建ててご飯を食べている私達って……。
でも、テントの中がとても居心地良いんですよ。ベッドはフカフカですし、それにシャワーも有りますからね。
因みにこの宿屋も珍しく部屋にシャワーがついていますが海の近くの為か髪が痛むそうです。でも、些細な差らしいのですが慣れって怖いですね。ジルさんはそれが無理だそうです。
「私の実家はちゃんと魔道具を設置してあるから安心してね。」
そう言って嬉しそうですが、ザイルさんは何処か遠くを見ています。後からアルさんに聞いた話だと、ジルさんの実家の魔道具の設置を全部ザイルさん一人でしたそうです。
「かなり大変だったとザイルさんから聞きましたよ。」
明日は朝からジルさんの実家に向かう予定です。なので早々と皆が部屋に戻ろうとする所を捕まえると、私はアルさん達にプレゼントを渡しました。
「いつもお世話になっているお礼です。銀細工を施した物なんですが貰って下さい。」
そう言うと急に恥ずかしくなった私は部屋に逃げ込みました。後ろから聞こえるアルさん達のお礼の言葉と共に扉が閉じると、その場に座り込んでしまいました。
いつもながら、プレゼントって心臓に悪いですね。ドキドキします。
……こんなにドキドキして眠れるかしら?そう思っていましたが、気がついたら眠っている私でした。
~とあるヒトコマ~
宿屋を出た直後
ザイル
「……そう言えば、この男の事忘れてたな。」(ハッとした顔)
ジル
「ほっといて行きましょう。時間が勿体ないわ。」(真顔)
ザイル
「…そうだな。でも、ギルドかぁ……。」(暗い顔)
ジル
「どうかしたの?」(疑問顔)
ザイル
「前回の事を思い出してな…。」(暗い顔)
ジル
「前回?」(疑問顔)
ザイル
「ほら、囲まれて帰れなかっただろ。」(暗い顔)
ジル
「あぁ~、あの手合わせね。」(納得顔)
ザイル
「……それだよ。ギルドに顔出しただけなのになぁ。」(暗い顔)
ジル
「楽しかったわよね♪」(笑顔)
ザイル
「………。」(呆れた顔)
ジル
「何?どうかしたの?」(不思議顔)
ザイル
「……いや、何でもない。」(諦め顔)
ジル
「ギルド楽しみね♪」(笑顔)
ザイル
「………。そうだな。」(諦め顔)
ジル
「最初は私からね。」(笑顔)
ザイル
「…任せるよ。」(諦め顔)
ウキウキのジルの後をザイルはついて行く。
その後ギルドで二人がどうなったのかは後に語る……はず。……多分。
「別に義務ではないですしね。それにこの町では報告すると大変な目に合いそうですからね。」
「大変な目ですか?」
「この町は、純粋に力を求める者が集まります。ギルドの方々もです。そしてその方々は強い者と出会うと手合わせしたくて堪らないと私は聞いていますからね。それを考えるとギルドに行くのは少しずつ躊躇われます。」
「…まさか、ギルドの方々も手合わせを願ったりしませんよね?」
「ギルド長自らザイルさん達に手合わせを願った話は聞いた事がありますね。」
「……。ザイルさん達大丈夫ですかね?」
「大丈夫だと思いますよ。夜までには帰ってきますよ。」
「…。」
それって大丈夫と言うのでしょうか?
今お昼を過ぎたばかりですよ。確かギルドは近いと聞いてますから夜までって……。
その後はジュエルと遊んだり、本を読んで過ごしましたがザイルさん達は本当に夜まで帰ってきませんでした。
そして外もすっかり暗くなった頃疲れた顔のザイルさんと笑顔の素敵なジルさんが帰ってきました。二人とも見事に対照的ですね。
ザイルさん達と合流すると皆が集まって夜ご飯にします。部屋は3部屋取っていますが1つの部屋にテント建ててご飯を食べている私達って……。
でも、テントの中がとても居心地良いんですよ。ベッドはフカフカですし、それにシャワーも有りますからね。
因みにこの宿屋も珍しく部屋にシャワーがついていますが海の近くの為か髪が痛むそうです。でも、些細な差らしいのですが慣れって怖いですね。ジルさんはそれが無理だそうです。
「私の実家はちゃんと魔道具を設置してあるから安心してね。」
そう言って嬉しそうですが、ザイルさんは何処か遠くを見ています。後からアルさんに聞いた話だと、ジルさんの実家の魔道具の設置を全部ザイルさん一人でしたそうです。
「かなり大変だったとザイルさんから聞きましたよ。」
明日は朝からジルさんの実家に向かう予定です。なので早々と皆が部屋に戻ろうとする所を捕まえると、私はアルさん達にプレゼントを渡しました。
「いつもお世話になっているお礼です。銀細工を施した物なんですが貰って下さい。」
そう言うと急に恥ずかしくなった私は部屋に逃げ込みました。後ろから聞こえるアルさん達のお礼の言葉と共に扉が閉じると、その場に座り込んでしまいました。
いつもながら、プレゼントって心臓に悪いですね。ドキドキします。
……こんなにドキドキして眠れるかしら?そう思っていましたが、気がついたら眠っている私でした。
~とあるヒトコマ~
宿屋を出た直後
ザイル
「……そう言えば、この男の事忘れてたな。」(ハッとした顔)
ジル
「ほっといて行きましょう。時間が勿体ないわ。」(真顔)
ザイル
「…そうだな。でも、ギルドかぁ……。」(暗い顔)
ジル
「どうかしたの?」(疑問顔)
ザイル
「前回の事を思い出してな…。」(暗い顔)
ジル
「前回?」(疑問顔)
ザイル
「ほら、囲まれて帰れなかっただろ。」(暗い顔)
ジル
「あぁ~、あの手合わせね。」(納得顔)
ザイル
「……それだよ。ギルドに顔出しただけなのになぁ。」(暗い顔)
ジル
「楽しかったわよね♪」(笑顔)
ザイル
「………。」(呆れた顔)
ジル
「何?どうかしたの?」(不思議顔)
ザイル
「……いや、何でもない。」(諦め顔)
ジル
「ギルド楽しみね♪」(笑顔)
ザイル
「………。そうだな。」(諦め顔)
ジル
「最初は私からね。」(笑顔)
ザイル
「…任せるよ。」(諦め顔)
ウキウキのジルの後をザイルはついて行く。
その後ギルドで二人がどうなったのかは後に語る……はず。……多分。
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