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第10章 暴走する人達
第120話 秘密の部屋
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「あら、この茶色のスープ美味しいわね♪確かオミソシルだったかしら?」
「…色に驚いたが上手いな。」
「マリさん、料理がお上手なんですね。」
「……ありがとうございます。」
「この黄色いのも、フワってしていて美味しいな。」
「この野菜のも、優しい味がするわね。」
「マリさんは、料理の才能もあるのですね。」
……この調子で先程から誉められていますが、照れます。簡単にご飯とお味噌汁、だし巻き玉子に和え物だけですしね。本当は煮物など色々チャレンジもしたいですがなんせ時間がありませんでしたからね。ご飯だって炊いたものではないですし…。(お米はボックスに片付けました。ご飯を炊く道具の事考えないといけませんね。)
銀細工に料理、出来ればお花弄り等やりたいことが増えていきますね。お花を植える場所もありませんが…。でも、アルさんに言ったら準備してしまいそうなので言えません。そこまでご迷惑を御掛けするわけにはいきませんからね。
それに、そんな場合ではないんですよね。訳がわかりませんが、私の事を探している人がいるみたいですしね。わたしを探しても何の意味も無いでしょうに、その前に私を探す意味がわかりません。
そんな事を考えていると突然アルさん達が立ち上がりました。
「……アル、俺が様子を見てくる。マリを頼むぞ。」
「はい。」
「ザイル、私も行くわ。」
「…わかった。行くぞ。」
そう言うと、ザイルさんとジルさんは席から離れ外に出て行きました。
「…アルさん、どうかしたのですか?ザイルさん達は…?」
「ザイルさん達は大丈夫ですよ。マリさん、丁度食事も終わった事ですし見せたいお部屋があるんですよ。そちらの部屋に行ってみませんか?」
「あ、片付け…」
そう言い終わるより先にアルさんがテーブルの上の物を自身のボックスに仕舞ってしまいます。
そして私をみました。…何か起こっていることは確かにですね。ここで、なんの手助けも出来ない私が話を聞き度しても仕方ないですし、ここは大人しくしておきましょう。
「お片付けありがとうございます。そのお部屋、見るの楽しみです。」
「つくまで秘密です。ですが、マリさんに喜んで頂けると思いますよ。」
そう言うとわたしの手を引いて案内してくれました。そこは誰も使用していない部屋の中にある1つの扉で、そこは地下へと続く階段でした。地下へと続く階段ですが、暗いどころかとても明るく地下とは感じさせない作りで、木をふんだんに使用した図書館みたいな部屋でした。本も壁一杯にぎっしりと並べてあり、部屋2階分の高さのある本棚には梯子が掛けられていました。(…これ、ミニ図書館ですよね?)
私が下に降りると、部屋の中央には3人が悠々と座れるのではと思われるソファーとテーブルがあり、壁の本棚の間には3つの扉があります。一つのはキッチンと小さな食事をするスペース、そしてもう一つのは寝室にお風呂場とトイレで、もう一つは何処までも草原が続く外でした。………これは何?
……あれって太陽ですよね?肌を撫でる風と土と草の香りが外にいることを私に教えてくれます。
振り返ってアルさんを見ると。
「マリさんが、花を弄る事がお好きだと聞いたので、此方なら好きにお花を植える事が出来ますし、疲れたのなら隣のお部屋で休むことも出来ますよ。本物お好きでしたよね。好きに読めるように本棚を準備しました。彼方のソファーで座って読んで下さいね。勿論このまま地下の部屋は持ち運べるので、お花の心配は大丈夫ですよ。」
「……。」
思わず無言にはなってしまった私です。でも、誰だって、予想を上回る物をみたら声が出ないと思います。
………アルさん、やりすぎです。
その後何とか我に帰った私は「ありがとうございます。」と言えたのでした。
「…色に驚いたが上手いな。」
「マリさん、料理がお上手なんですね。」
「……ありがとうございます。」
「この黄色いのも、フワってしていて美味しいな。」
「この野菜のも、優しい味がするわね。」
「マリさんは、料理の才能もあるのですね。」
……この調子で先程から誉められていますが、照れます。簡単にご飯とお味噌汁、だし巻き玉子に和え物だけですしね。本当は煮物など色々チャレンジもしたいですがなんせ時間がありませんでしたからね。ご飯だって炊いたものではないですし…。(お米はボックスに片付けました。ご飯を炊く道具の事考えないといけませんね。)
銀細工に料理、出来ればお花弄り等やりたいことが増えていきますね。お花を植える場所もありませんが…。でも、アルさんに言ったら準備してしまいそうなので言えません。そこまでご迷惑を御掛けするわけにはいきませんからね。
それに、そんな場合ではないんですよね。訳がわかりませんが、私の事を探している人がいるみたいですしね。わたしを探しても何の意味も無いでしょうに、その前に私を探す意味がわかりません。
そんな事を考えていると突然アルさん達が立ち上がりました。
「……アル、俺が様子を見てくる。マリを頼むぞ。」
「はい。」
「ザイル、私も行くわ。」
「…わかった。行くぞ。」
そう言うと、ザイルさんとジルさんは席から離れ外に出て行きました。
「…アルさん、どうかしたのですか?ザイルさん達は…?」
「ザイルさん達は大丈夫ですよ。マリさん、丁度食事も終わった事ですし見せたいお部屋があるんですよ。そちらの部屋に行ってみませんか?」
「あ、片付け…」
そう言い終わるより先にアルさんがテーブルの上の物を自身のボックスに仕舞ってしまいます。
そして私をみました。…何か起こっていることは確かにですね。ここで、なんの手助けも出来ない私が話を聞き度しても仕方ないですし、ここは大人しくしておきましょう。
「お片付けありがとうございます。そのお部屋、見るの楽しみです。」
「つくまで秘密です。ですが、マリさんに喜んで頂けると思いますよ。」
そう言うとわたしの手を引いて案内してくれました。そこは誰も使用していない部屋の中にある1つの扉で、そこは地下へと続く階段でした。地下へと続く階段ですが、暗いどころかとても明るく地下とは感じさせない作りで、木をふんだんに使用した図書館みたいな部屋でした。本も壁一杯にぎっしりと並べてあり、部屋2階分の高さのある本棚には梯子が掛けられていました。(…これ、ミニ図書館ですよね?)
私が下に降りると、部屋の中央には3人が悠々と座れるのではと思われるソファーとテーブルがあり、壁の本棚の間には3つの扉があります。一つのはキッチンと小さな食事をするスペース、そしてもう一つのは寝室にお風呂場とトイレで、もう一つは何処までも草原が続く外でした。………これは何?
……あれって太陽ですよね?肌を撫でる風と土と草の香りが外にいることを私に教えてくれます。
振り返ってアルさんを見ると。
「マリさんが、花を弄る事がお好きだと聞いたので、此方なら好きにお花を植える事が出来ますし、疲れたのなら隣のお部屋で休むことも出来ますよ。本物お好きでしたよね。好きに読めるように本棚を準備しました。彼方のソファーで座って読んで下さいね。勿論このまま地下の部屋は持ち運べるので、お花の心配は大丈夫ですよ。」
「……。」
思わず無言にはなってしまった私です。でも、誰だって、予想を上回る物をみたら声が出ないと思います。
………アルさん、やりすぎです。
その後何とか我に帰った私は「ありがとうございます。」と言えたのでした。
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