第2の人生は若返ってから

マユリ

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第10章 暴走する人達

第123話 胸騒ぎ

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次にザイルさんの方を見ます。
安定した戦い方に安心して見ていられます。先に後衛の魔法を詠唱させないようにします。魔術師等は先ずは魔法詠唱の短縮が出来ないとランクBには上がれませんからね。そんな所がやはり彼達はCランクなんでしょう。ですが流石Cランクともなると魔法が出来ないとなると武器を取り出して構えます。戦闘中はなにがなんでも起こるのかわかりませんからね。魔力切れを起こしても最低限の自衛が出来るぐらい鍛えるのが普通です。

まぁ、最近はそんな事をしない方もいるそうですがそんな方は大抵Dランク止まり、何とかCランクに上がれたとしてもランクの底辺ですね。
そんな事を考えながらもザイルさんを見ていると、魔法で拘束した後相手に眠りの魔法を掛けて武器を取っていく。けして必要以上近付かないのがザイルさんの戦い方です。ザイルさんは後衛型ですからね。でも、接近戦に対しても強くジルさんと互角の戦いをするのを知っているので前衛として戦っていても安心して見ていられます。

まぁそのせいで、ジルさんに拐われるように争いの中に入り気がつくと戦いの中心に入っていて、武器と魔法を駆使して戦い、隣のジルさんの戦いでの返り血を浴びてしまい(因みにザイルさんは戦う中で、自身が倒した相手の血を浴びていませんでした。)「血濡れの魔術師」という二つ名を貰ったのでした。
本人としてはかなり不満らしいですけどね。
自分で傷つけた相手側の血ではなくて、あくまでジルさんが傷つけた相手がわの血を浴びた物ですからね。
因みに二つ名に関して不満があるのは私もそこは同感です。何故Sランクになると二つ名を付けなくてはいけないのか全く理解が出来ません。

所で残る一組ですが、それはジルさんの為にザイルさんがあえて置いているみたいですね。そこにジルさんが当たり前のように嬉しそうに向かって行きますし、ザイルさんは呆れ顔ですが、こうしてジルさんの為に残して置く辺りジルさんに対しては甘いですね。
だからジルさんが加減を知らなくなるんですけど、ジルさんはわかっているのでしょうか?……わかっていてやっていそうですね。良い関係ですね。

「‼️」

反対側家の後ろから微かに魔力の変動を感じます。本当に微かですが、為確認しておかないと。
私はザイルさんに離れる事を伝えると、その場を離れ家の反対側へと向かって移動するのでした。

「……何事もなければ良いのですが…。」

でも、胸騒ぎを覚えます。その胸騒ぎの原因を探るべく少しだけ足を早めるのでした。
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