第2の人生は若返ってから

マユリ

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第10章 暴走する人達

第122話 襲撃

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マリさんが眠りにつくと、私は立ち上がりもう一度マリさんの顔をみた後静かに部屋を出ました。
側を離れるのは正直嫌なのですが、今はそんな事を言っていられませんからね。
その際、朝までは目覚めないように眠りの魔法を掛けていきます。
途中で起きてこられたら大変ですからね。
そうして地下の部屋から出ると更に結界魔法を施します。そしてザイルさん達の位置をを把握する。

「……ザイルさん達は玄関側の方ですか…。」

そして私は部屋から出ると、家自体にも結界魔法を重ね掛けしてから家から出る事にします。家から出るとザイルさん達は家の周りを覆う結界の外で倒れた人達を縄で結んでいる所でした。

「お、思ったより此方にくるのが早かったな。もう少しマリと話でもしてからくると思ったぞ。」

「そうね。…もしかしてアル。あなた熱でもあるの?」

3人積み重なって倒れたら人の上に座りながら問いかけるジルさんは、たまに座った人達のほっぺをつついています。

「……マリさんの顔色が悪そうだったので、少し早めに寝てもらったんです。それにマリさんには対人戦は、あまり見せたくありませんからね。」

「……そうか。所でアル。向こうから此方を窺う視線があるんだが、……アイツらは、強いぞ。」

「…そうね。だからアルがくるのを待っていたんだけどね。」

「数が多いからな、出来る限り取りこぼしなんてしたくないしな。」

そう言いながら向こう側の相手全員に逃げられないように。魔力の蔓で相手の後ろに壁を造っている人が何を言うのでしょうか?正直私がいなくても大丈夫なのでは?
そう思った時、彼方から動きがありました。
まぁ、逃げ場が無くなったので攻めるしかないですからね。
私はそれを家から少し出た所で様子を見守ります。

三手に別れましたね。それを更に前衛と後衛で攻めますか。まぁ、後ろを塞がれて中衛迄広げる幅はないですからね。それにレベル的にもCランクの冒険者と同じくらいですかね…。見た感じだと彼らも操られていますか……。

……厄介ですね。

相手が死なないように加減をしないといけませんからね。…取り敢えず、ザイルさんに任せましょう。
あっ、ジルさんが飛び出して行きました。それを見たザイルさんが項垂れてますよ。ジルさんは、感覚的に戦う方ですからしょうがないです。戦い方としてはザイルさんと全く正反対ですからね。見ていて楽しいです。ザイルさんはそれを見て三手の一つを覆い隔離して、ジルさんとは反対の方の相手へと向かいます。

その間ジルさんは前衛の攻撃を交わしつつ後衛からの魔法を切り捨てます。普通は魔法を切るなんてせず相殺するか、シールドで防御です。なので大抵の方は魔法を切る。それを見て戦意を喪失するのですが操られている彼らはそれもないです。
でも流石ジルさん、ちゃんと理解していて殺しはせず生かしています。

但し、言葉に出来ない状態ですけどね。絶対にマリさんには見せれません。

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