第2の人生は若返ってから

マユリ

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第1章 新たな旅立ちですか?

第8話 初めての野宿?

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今日は色々疲れただろう。と言うことで(主に私が)
アルさんが気をつかってもらい、この辺りで早々と野宿をすることにしました。もう夕方近くだったのも関係しますが。
それからなんとアルさん、アイテムボックスの持ち主でした。
何も持ってないと思ったら魔法だったんですね♪ってことは、魔法があるんですかね?ワクワクしてきました。
孫達から借りて読んだ小説はファンタジー系等でしたからね。
……でも、魔法ですか。そういうのって適正がないと駄目なんですよね。適正があるといいんですが……。
って考え込んでる場合じゃないですよ‼
アルさんが1人で、テントや夕飯の準備をしてくれているので何かお手伝いしないと。

「アルさん、何かお手伝いすることありますか?」

黙々と作業しているので、邪魔はしたくないのですが、人として人様にだけ働かすのは気が引けます。

「大丈夫ですよ。もう終わりますから。」

……確かに。アイテムボックスから、広がったテントを出して固定し、椅子やテーブルを出してその上にランプや食事を出すまでを、ものの1~2分で準備を終わらせていました。
……確かに私必要ないですね。

「マリさん、疲れているでしょうから早めにご飯にして休みましょう。」

手招きするアルさんに近づくと、美味しそうな香りがしてきました。
テーブルの上にはドリンク、パンとスープにそれから見たことがないフルーツが乗っています。
傍らでは肉を焼く為の場所までセッティング済みです。

「此方にどうぞ。」

アルさんが、笑顔で椅子を引いて待ってくれています。最初は椅子を引いてもらう事に遠慮をしていたのですが、結局アルさんに促されるがまま椅子に座りました。
それからアルさんが反対側に座るまで待ちます。

「マリさん、食事にしましょうか。」

「そうですね。いただきます。」

食事をしながら、お互いに話し合います。と言っても、私が質問してアルさんが答えてくれているだけですが。
私の国には魔物や魔法がいない事、なので魔物や魔法についてや今いる国の事を尋ねます。貨幣の違いについて等もアルさんは、嫌な顔一つせず笑顔で教えてくれました。
何だかだんだんアルさんが、神様に見えてきました。
よく見ると、1つ1つの仕草がとても綺麗で何処かの王子様と言われても信じてしまいそうです。それに160㎝の私より、頭1つ分以上高い身長は一体なん㎝あるんでしょうかね?まっ、それはそうと

「始めて会った人がアルさんで本当に良かったです。」

初めは苦手だと思った事は内緒ですが……。

「私も、マリさんに会えて良かったです。」

お互いに笑いあう。

話をしながら食事をしていたので、結構時間が経っていたのか気がついたら夜になっていました。夕食の片付けを手伝おうとしましたが、そのままアイテムボックスに収納していたので、またお手伝いの機会はなかったです。

その後テントを貸してもらったのですが、入ってみて驚きました。見た目は2~3人が眠れそうなテントなのですが、中がとても広かったのです。これって、空間拡張魔法ですかね?
一軒家が悠々と2~3軒は入る広さがありますけど?
広い空間があり、向かって右端には二階へと続く階段が、左側にはキッチンとカウンターがあります。手前にはドアが3つあり。2階は4つドアが有りました。
1番近くのドアを開けると、そこには大きめのベットその反対側にまるで勉強机のようですが、シックでお洒落なデザインですが落ち着いた色のテーブルに椅子があり、傍には服を収納するための収納棚、奥にはトイレとお風呂場までありました。(シャワータイプです。)
意外とそこは近代的なのに驚きます。でも流石異世界動かすには魔力が必要だそうです。
これって、魔力がない人はどうするのでしょうか?

えっ、皆さん少なからず魔力を持っているんですか。

……私、魔力ありますよね?
……あると信じてます。

ところで、こんなテント皆さん持ってるの?と疑問に思ったら、アルさん曰くダンジョンから出た特別仕様らしいです。普通、テントは見た目と同じ大きさが当たり前だそうです。
……そりゃ、そうですよね。
ちなみにこのテント登録者の魔力によって、中が自在に変化可能らしくとても珍しいものだとか。

「私は運が良かったんです。」

笑顔で答えていますが、もしかしてアルさんって凄い人なのでしょうか?そんな凄い物を持っているなんて……。それも、ある程度のランクまで敵意がある人や魔物は近づく事ができないそうです。
本の中の主人公でも、これ程のテントなかなか出てこないですよ!
チートの方とかは別ですが、それもこの広さって魔力どのくらい必要なんでしょうか?

……とりあえず、夜も遅いので私は1階の真ん中の部屋をお借りすることにしました。アルさんは右隣です。

「マリさん、おやすみなさい。」

「おやすみなさい。アルさん」

挨拶をして、部屋に入ると私はブーツを脱いでベットへとダイブしました。(はしたなくてスミマセン。)
気分が高揚していた為、先程まで疲れを感じませんでしたが身体は正直者ですね。
ベットに入った瞬間眠気が襲ってきました。
色々頭の中も整理したいですし、お風呂にも入りたい 
ですが、気がついたら私は眠りについていました。

……これはいけませんね。このベット最高です。
……おやすみなさい。














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