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第2章 辺境地エルセバードの街
閑話 アルフィード サイド
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マリさんと(私は又戻る事になりますが)エルセバードまでの旅を始める事になりました。
人と一緒に行動するのはザイルさん達以来ですかね。人の嘘を見抜く私にとって他人と旅をするのは苦痛以外ありません。
それでなくても貴族社会のやりとりで人が嫌いと言えるほどになった私にとって、人などどうでもいい存在でした。
だから、正直マリさんと旅をすることは嬉しい反面 不安でした。
ちゃんと話が出来るのか?相手に不快感を与えていないのか?
……嫌われる事が、こんなにも怖いと思ったのは初めてでした。
その為、話はザイルさん達の話ばかりで、自分の話が出来なかった。
……ただ嫌われたくない。
それだけで、自分が自分でいられない。
マリさんは、私の話に目を輝かせて聞いてくれています。それに、まだ幼いはずの彼女は相手を気遣い行動しようとする。だから尚更守りたくなる。
私が絶対に彼女を守りぬく!そう思わせる。
彼女に負担を掛けないように旅をして、エルセバードに近着くと門番の1人が寄ってくる。私は彼女から離れ、更にサイレントの魔法を掛ける。彼は私の事を知っているらしく興奮気味に挨拶をしてくる。そんな彼の話を聞き流し、彼女が転移トラップでここに跳ばされた事。なので色々問い詰めるのは止めてほしい事を伝えた。彼は了解し最後には握手を求めて戻って行った。
戻るとマリさんの不思議そうな顔を見つめつつ門の中に入って行く。説明すると納得している。
そんなマリさんは、街に入ると目を輝かせ街並みを見つめ固まってしまっていた。そんな可愛らしい姿につい笑みが零れる。
それから宿屋に向かう。この街には、ザイルさん達の宿屋があるので、そちらに向かうつもりだ。元Sランクの小さいが拘りの宿屋は 普通の宿屋にしては珍しく部屋にお風呂やトイレもついてあり ザイルさん本人が直接採ってくる。採算度外視の高ランクの食材は絶賛ものだ。お但し客を選ぶクセがあるが……。だが風呂好きなマリさんなら喜んでくれるはず。
宿屋の前で、ザイルさんに偶然出会うと、話の最中余計な事を言おうとしていたので止めるためつい声が強くなってしまった。その瞬間マリさんに怖がられたらと、恐怖感に教われる。
そんな事にはならなかったのだが。本当にこんな間も無い時間の中で彼女中心になっている自分に改めて驚く。
中に入りジルさんと話をしていると、なんとマリさんは16歳だと言う事がわかりました。
思わず驚いてしまった。8歳ぐらいだと思っていた それが私と1歳しか変わらない?……成人している?
……何故か胸の鼓動が速くなった。
さっきまでは彼女に触れるのが手を繋ぐ事だけでいいと思っていたのに、今は……。
……今は抱きしめたいと思ってしまう。
……なんなんだ?この気持ちは?……良くわからない。
知ることが怖い。このままでは私は弱くなる。だから離れなくては!という気持ちと少しでも離れたくないという気持ちが絡み合っている。
夜遅く仕事も落ち着いたザイルさんと話をしている。ザイルさん達は、私にとって親みたいな存在だった。裏表なく私自身だけを見てくれた人そして導いてくれた。
「お前が笑ってるの始めての見たわ。……いい兆候だな。…大事な人なんだな。」
「笑ってますか?……最初はただ大切にも守りたいだけだったんですけど、今は良くわかりません。触れたいのに、触れるのが……怖いんです。」
「……そうか。自分で気がつく方がいいんだが……。
お前の場合 ……一生気がつかない可能性の方が高いなぁ……。だが、自分で気がついた方が……。」
「なんなんですか。知っているなら教えて下さい。」
思わずザイルさんを睨む。
「はぁ~、頭柔らかくしてここまでの気持ちを整理してみろ!無駄に沢山本読んでいて、頭はいいだろうが。」
そう言うと、ザイルさんは部屋に戻って行く。
私も部屋に戻りベットに横になりながら1人考えてみた。
マリさんを思うとおきるこの胸のザワメキ。色んな感情……。ゆっくりと考え頭の中を纏めていく……。
……そして導かれる答え。
思わず動揺して起き上がる。……まさか?イヤ、しかし この気持ちの答えは!
とりあえず、落ち着こう、人に興味が持てなかった自分が初めてのこの気持ちと、この感情のまま動く事は駄目だと言う事だけはわかる。正直自分でも何をするのかわからない。
ゆっくり、そうゆっくりでいい……。
自分に始めての芽生えた感情。
それにまだ、彼女とは出会ったばかりなのだから。
人と一緒に行動するのはザイルさん達以来ですかね。人の嘘を見抜く私にとって他人と旅をするのは苦痛以外ありません。
それでなくても貴族社会のやりとりで人が嫌いと言えるほどになった私にとって、人などどうでもいい存在でした。
だから、正直マリさんと旅をすることは嬉しい反面 不安でした。
ちゃんと話が出来るのか?相手に不快感を与えていないのか?
……嫌われる事が、こんなにも怖いと思ったのは初めてでした。
その為、話はザイルさん達の話ばかりで、自分の話が出来なかった。
……ただ嫌われたくない。
それだけで、自分が自分でいられない。
マリさんは、私の話に目を輝かせて聞いてくれています。それに、まだ幼いはずの彼女は相手を気遣い行動しようとする。だから尚更守りたくなる。
私が絶対に彼女を守りぬく!そう思わせる。
彼女に負担を掛けないように旅をして、エルセバードに近着くと門番の1人が寄ってくる。私は彼女から離れ、更にサイレントの魔法を掛ける。彼は私の事を知っているらしく興奮気味に挨拶をしてくる。そんな彼の話を聞き流し、彼女が転移トラップでここに跳ばされた事。なので色々問い詰めるのは止めてほしい事を伝えた。彼は了解し最後には握手を求めて戻って行った。
戻るとマリさんの不思議そうな顔を見つめつつ門の中に入って行く。説明すると納得している。
そんなマリさんは、街に入ると目を輝かせ街並みを見つめ固まってしまっていた。そんな可愛らしい姿につい笑みが零れる。
それから宿屋に向かう。この街には、ザイルさん達の宿屋があるので、そちらに向かうつもりだ。元Sランクの小さいが拘りの宿屋は 普通の宿屋にしては珍しく部屋にお風呂やトイレもついてあり ザイルさん本人が直接採ってくる。採算度外視の高ランクの食材は絶賛ものだ。お但し客を選ぶクセがあるが……。だが風呂好きなマリさんなら喜んでくれるはず。
宿屋の前で、ザイルさんに偶然出会うと、話の最中余計な事を言おうとしていたので止めるためつい声が強くなってしまった。その瞬間マリさんに怖がられたらと、恐怖感に教われる。
そんな事にはならなかったのだが。本当にこんな間も無い時間の中で彼女中心になっている自分に改めて驚く。
中に入りジルさんと話をしていると、なんとマリさんは16歳だと言う事がわかりました。
思わず驚いてしまった。8歳ぐらいだと思っていた それが私と1歳しか変わらない?……成人している?
……何故か胸の鼓動が速くなった。
さっきまでは彼女に触れるのが手を繋ぐ事だけでいいと思っていたのに、今は……。
……今は抱きしめたいと思ってしまう。
……なんなんだ?この気持ちは?……良くわからない。
知ることが怖い。このままでは私は弱くなる。だから離れなくては!という気持ちと少しでも離れたくないという気持ちが絡み合っている。
夜遅く仕事も落ち着いたザイルさんと話をしている。ザイルさん達は、私にとって親みたいな存在だった。裏表なく私自身だけを見てくれた人そして導いてくれた。
「お前が笑ってるの始めての見たわ。……いい兆候だな。…大事な人なんだな。」
「笑ってますか?……最初はただ大切にも守りたいだけだったんですけど、今は良くわかりません。触れたいのに、触れるのが……怖いんです。」
「……そうか。自分で気がつく方がいいんだが……。
お前の場合 ……一生気がつかない可能性の方が高いなぁ……。だが、自分で気がついた方が……。」
「なんなんですか。知っているなら教えて下さい。」
思わずザイルさんを睨む。
「はぁ~、頭柔らかくしてここまでの気持ちを整理してみろ!無駄に沢山本読んでいて、頭はいいだろうが。」
そう言うと、ザイルさんは部屋に戻って行く。
私も部屋に戻りベットに横になりながら1人考えてみた。
マリさんを思うとおきるこの胸のザワメキ。色んな感情……。ゆっくりと考え頭の中を纏めていく……。
……そして導かれる答え。
思わず動揺して起き上がる。……まさか?イヤ、しかし この気持ちの答えは!
とりあえず、落ち着こう、人に興味が持てなかった自分が初めてのこの気持ちと、この感情のまま動く事は駄目だと言う事だけはわかる。正直自分でも何をするのかわからない。
ゆっくり、そうゆっくりでいい……。
自分に始めての芽生えた感情。
それにまだ、彼女とは出会ったばかりなのだから。
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