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第2章 辺境地エルセバードの街
第16話 宿屋を見つけます。
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アルさんに導かれて着いたのは、門に近い宿屋等を通りすぎた1軒の宿屋でした。
「ここの宿屋は、他の宿屋より料理が美味しいんですよ。」
「それは楽しみです。」
「おー、楽しみにしてくれ!なんたって仕入れから料理まで俺がやっているからな。」
突然、後ろから聞こえた声に驚いていると、
「ザイルさん……。マリさんを驚かせないで下さい。」
「い~や、すまん、すまん!おまえが人を連れて歩いているから驚いちまって、つい声かけちまった。」
アルさんとザイルさんと言われる、日に焼けた筋肉粒々の大柄な男の人が話をはじめました。
「でも、嬉しいないつも無表情で食べているお前から 美味しいと言われるなんてなぁ。まさか、明日は槍でも降るんじゃないのか?」
「失礼ですね。美味しいぐらいいってますよ。ジルさんに。」
「あいつにだけかよ‼でも、まぁ珍しいな!あの無表情で人き」
「ザイルさん‼」
突如、強い口調でザイルさんの言葉を遮るアルさんに私が驚いてしまう。そんな中、真っ先に反応したのはザイルさんだった。
「いや~、すまん、すまん‼まっ、お詫びにサービスしといてやるよ。」
「当たり前です。」
さっきの口調が嘘のようにお互いにまた話だす。なんか驚いたけど、仲が良いはわかります。
「ところで、えっと、マリさんだっけ?」
「あ、はいマリです。よろしくお願いします。」
お辞儀をしながら自己紹介をすると
「小さいのに偉いなぁ~‼」
そう言いながら、頭を撫でられます。
いえ、これは本人は撫でているつもりですが、地面に押し付けられているように感じるのは私だけでしょうか?
「勝手にマリさんに触らないで下さい。」
そう考えていると、アルさんが、私の頭からザイルさんの手を払うとハンカチで頭を拭かれました。
「おいおい!俺は汚くない‼失礼だぞ」
それを無視して、今度は頭をアルさんに撫でられている私……。
どうしたら良いのでしょうか……。この空気、カオスです。
こんな空気を変えたのはまたザイルさんでした。
「それより!こんなところに突っ立ってないで、って呼び止めたのは俺か!まぁ、いいや『宿屋木漏れび』へようこそ!」
そう言うと宿屋のドアを開けてくれました。
中は入ってすぐにカウンターがあります。右側に食事処が広がっており、カウンターすぐ左側には2階への階段があります。2階が宿屋になっているみたいです。雰囲気は煉瓦と木造の素敵な造りです♪もう一度言います。素敵です♪
「いらっしゃい。って、ザイルにアルじゃない!それと……どなた?」
感動していると、カウンターの奥から1人の女性が出てきました。赤い長い髪を後ろに1つ結びにし、髪と同じ赤い瞳は小動物を思わせる可愛らしさです。身長は私より頭1つ分高いですが。それでも可愛らしいです。
「アルの連れのマリだ。で、泊まりもするんだろ?」
「ザイル、、、、。勝手にスミマセン。私はジルといいます。アルにマリさんね。お食事ですか?お泊まりですか?お泊まりですと食事がっ、、、、て、アルは知っていますよね。」
「泊まりの食事付きでとりあえず10日程お願いします。もしかしたら延長もあるかもしれません。部屋は1人部屋を2つお願いします。」
「わかりました。ですが此方の方は、まだ小さいのに一人部屋で大丈夫ですか?でも女の子か……。だけどまだ小さいし……。」
そう言うと此方に視線を向けられました。ザイルさんとアルさんも此方を見ています。
ちょっと待って下さい。先程のザイルさんといいジルさんといい私もしかして16歳より下に見られてます?……まさかですよね?……聞いてみましょう。
「あの~、ジルさん失礼ですが、私何歳に見えてますか。?」
「う~ん、7~10歳位かしら?」
その言葉に肩を落としてしまいました。待って下さい、確かに日本人の顔は童顔で若く見られると良く聞きますが、それはないと思います!
「……ジルさん、私16歳です。」
そう告げるとジルさんとザイルは物凄く驚いていました。ちょっと待って下さい。アルさん貴方も何故驚いているんですか?……貴方もそう思っていたんですね。
「ごめんなさい。身長も低いし、顔も少し幼かったのでって、失礼。失言だったわね。」
「……いえ、皆さんにどう見られているのか早めに知れて良かったです。」
ジルさん真剣に謝ってくれます。ザイルさん「まじかよ!」って、言い過ぎですよ!アルさんまだ固まってますけど……。どうしましょう?
「じゃあ、とりあえずお部屋に案内するわね。料金はアルさんに請求するとして、男達は……、ほっときましょう!マリさん、ついてきてね。」
その空気を割るようにジルさんが私を連れ出します。確かにあのなかにいてもすることないですからいいですよね。
部屋は2階の奥部屋でした。隣はアルさんです。
「鍵は出掛ける際には、カウンターにいる私達に預けてね。食事は今からだと…夜になるわね。夜は18時から22時までなので気を付けてちょうだい。でも他と違って遅くまで対応してるほうよ。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「何かあったら、遠慮なく聞いてね。」
笑顔でそう言うとジルさんは、鍵を渡し下に降りて行きました。私は一旦部屋に入ってアルさんを待つことにします。
部屋はベットに荷物や服が置ける棚が1つ奥にトイレとお風呂(此方もシャワータイプ)があります。異世界では、お風呂は濡れたタオルで拭くってイメージなんですが違うんですね。トイレも離れにあるイメージでした。
私的には嬉しいんですけどね♪とりあえず、3日分のワンピースを洗いたいです。
……ワンピース、そうアイテムボックスの中の服は全部ワンピースでした。薄いピンクや薄い黄色等、色やデザインは多少違いますが、そう全部ワンピースです。正直、元お婆ちゃんの私には厳しいです。
まっ、服があるだけいいですよね。後でジルさんに洗濯が出来る場所を聞きましょう!じゃないと着替えがなくなってしまいます。それに仕事も探さなくては!あっ、身分証も作りたいですね、やっぱり冒険者が手っ取り早いですかね?……やりたいことが沢山です。もう昼過ぎとりあえず服を先に洗いましょう!
アイテムボックスから服や下着を取り出すと1つに纏めておく。そしてジルさんに聞きに行く為部屋から出ると、私の部屋の前に立つアルさんに会いました。
「あ、アルさん。」
「マリさん、今日の予定を聞こうと思って訪ねたんですが大丈夫ですか?」
「その、服を洗いたくて、そんなに持っていないので。」
「そうだったんですか。では、その後から考えましょうか。私はザイルさんの手伝いでもしているので何かあったらよんで下さいね。」
「ザイルさんの手伝いですか?」
不思議に思い首を傾げる。
「たまに料理のアレンジや味付けの感想等のお手伝いをしているんてすよ。」
そう言った後、下からアルさんを呼ぶザイルさんの声が聞こえてきます。苦笑しながらアルさんは私の頭を撫で下に降りて行きました。
その後、私も下に降りてジルさんに洗濯物について訪ねると、ジルさんがついでに洗ってくれると言います。
私が断ろうとしても、アルさんから知らぬ間にこの場所に跳ばされ、大変な思いをしていると聞いたらしく。有無を言わさず洗濯物を持っていかれました。
皆さん、私に甘すぎですよ。
……どうしましょう。やる事がありません。正直暇です。散歩は迷子が怖いので行けません。
……決して、方向音痴なんかじゃあないですからね!
しょうがないので、部屋に戻りベットに横になっているといつのまにか寝ていたみたいで、ドアのノックの音と共に起きました。ノックをしたのはアルさんで もう夕御飯の時間帯らしく、少し待っても降りてこないので呼びにきてくれたみたいです。
2人で下に降りると、そこそこ人が入ってきています。アルさん曰く、もう少しすると冒険者等が帰ってくる時間帯と重なりもう少し込むそうです。
ご飯も食べ、明日の朝は冒険者ギルドに行く話をしてから、今日の所はお互いの部屋に戻りました。
部屋に戻るも、お昼時に寝てしまったので眠れないと思っていた私ですが。ベット横になるとぐっすり寝ていました……。
私、寝すぎじゃないですか?
寝るの嫌いじゃないですけどね。
ちなみに食事はアルさんの言っていた通り美味しかったです。ただ、この食事に慣れたら他では食べれなくなりそうで怖いんですけど……。
「ここの宿屋は、他の宿屋より料理が美味しいんですよ。」
「それは楽しみです。」
「おー、楽しみにしてくれ!なんたって仕入れから料理まで俺がやっているからな。」
突然、後ろから聞こえた声に驚いていると、
「ザイルさん……。マリさんを驚かせないで下さい。」
「い~や、すまん、すまん!おまえが人を連れて歩いているから驚いちまって、つい声かけちまった。」
アルさんとザイルさんと言われる、日に焼けた筋肉粒々の大柄な男の人が話をはじめました。
「でも、嬉しいないつも無表情で食べているお前から 美味しいと言われるなんてなぁ。まさか、明日は槍でも降るんじゃないのか?」
「失礼ですね。美味しいぐらいいってますよ。ジルさんに。」
「あいつにだけかよ‼でも、まぁ珍しいな!あの無表情で人き」
「ザイルさん‼」
突如、強い口調でザイルさんの言葉を遮るアルさんに私が驚いてしまう。そんな中、真っ先に反応したのはザイルさんだった。
「いや~、すまん、すまん‼まっ、お詫びにサービスしといてやるよ。」
「当たり前です。」
さっきの口調が嘘のようにお互いにまた話だす。なんか驚いたけど、仲が良いはわかります。
「ところで、えっと、マリさんだっけ?」
「あ、はいマリです。よろしくお願いします。」
お辞儀をしながら自己紹介をすると
「小さいのに偉いなぁ~‼」
そう言いながら、頭を撫でられます。
いえ、これは本人は撫でているつもりですが、地面に押し付けられているように感じるのは私だけでしょうか?
「勝手にマリさんに触らないで下さい。」
そう考えていると、アルさんが、私の頭からザイルさんの手を払うとハンカチで頭を拭かれました。
「おいおい!俺は汚くない‼失礼だぞ」
それを無視して、今度は頭をアルさんに撫でられている私……。
どうしたら良いのでしょうか……。この空気、カオスです。
こんな空気を変えたのはまたザイルさんでした。
「それより!こんなところに突っ立ってないで、って呼び止めたのは俺か!まぁ、いいや『宿屋木漏れび』へようこそ!」
そう言うと宿屋のドアを開けてくれました。
中は入ってすぐにカウンターがあります。右側に食事処が広がっており、カウンターすぐ左側には2階への階段があります。2階が宿屋になっているみたいです。雰囲気は煉瓦と木造の素敵な造りです♪もう一度言います。素敵です♪
「いらっしゃい。って、ザイルにアルじゃない!それと……どなた?」
感動していると、カウンターの奥から1人の女性が出てきました。赤い長い髪を後ろに1つ結びにし、髪と同じ赤い瞳は小動物を思わせる可愛らしさです。身長は私より頭1つ分高いですが。それでも可愛らしいです。
「アルの連れのマリだ。で、泊まりもするんだろ?」
「ザイル、、、、。勝手にスミマセン。私はジルといいます。アルにマリさんね。お食事ですか?お泊まりですか?お泊まりですと食事がっ、、、、て、アルは知っていますよね。」
「泊まりの食事付きでとりあえず10日程お願いします。もしかしたら延長もあるかもしれません。部屋は1人部屋を2つお願いします。」
「わかりました。ですが此方の方は、まだ小さいのに一人部屋で大丈夫ですか?でも女の子か……。だけどまだ小さいし……。」
そう言うと此方に視線を向けられました。ザイルさんとアルさんも此方を見ています。
ちょっと待って下さい。先程のザイルさんといいジルさんといい私もしかして16歳より下に見られてます?……まさかですよね?……聞いてみましょう。
「あの~、ジルさん失礼ですが、私何歳に見えてますか。?」
「う~ん、7~10歳位かしら?」
その言葉に肩を落としてしまいました。待って下さい、確かに日本人の顔は童顔で若く見られると良く聞きますが、それはないと思います!
「……ジルさん、私16歳です。」
そう告げるとジルさんとザイルは物凄く驚いていました。ちょっと待って下さい。アルさん貴方も何故驚いているんですか?……貴方もそう思っていたんですね。
「ごめんなさい。身長も低いし、顔も少し幼かったのでって、失礼。失言だったわね。」
「……いえ、皆さんにどう見られているのか早めに知れて良かったです。」
ジルさん真剣に謝ってくれます。ザイルさん「まじかよ!」って、言い過ぎですよ!アルさんまだ固まってますけど……。どうしましょう?
「じゃあ、とりあえずお部屋に案内するわね。料金はアルさんに請求するとして、男達は……、ほっときましょう!マリさん、ついてきてね。」
その空気を割るようにジルさんが私を連れ出します。確かにあのなかにいてもすることないですからいいですよね。
部屋は2階の奥部屋でした。隣はアルさんです。
「鍵は出掛ける際には、カウンターにいる私達に預けてね。食事は今からだと…夜になるわね。夜は18時から22時までなので気を付けてちょうだい。でも他と違って遅くまで対応してるほうよ。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「何かあったら、遠慮なく聞いてね。」
笑顔でそう言うとジルさんは、鍵を渡し下に降りて行きました。私は一旦部屋に入ってアルさんを待つことにします。
部屋はベットに荷物や服が置ける棚が1つ奥にトイレとお風呂(此方もシャワータイプ)があります。異世界では、お風呂は濡れたタオルで拭くってイメージなんですが違うんですね。トイレも離れにあるイメージでした。
私的には嬉しいんですけどね♪とりあえず、3日分のワンピースを洗いたいです。
……ワンピース、そうアイテムボックスの中の服は全部ワンピースでした。薄いピンクや薄い黄色等、色やデザインは多少違いますが、そう全部ワンピースです。正直、元お婆ちゃんの私には厳しいです。
まっ、服があるだけいいですよね。後でジルさんに洗濯が出来る場所を聞きましょう!じゃないと着替えがなくなってしまいます。それに仕事も探さなくては!あっ、身分証も作りたいですね、やっぱり冒険者が手っ取り早いですかね?……やりたいことが沢山です。もう昼過ぎとりあえず服を先に洗いましょう!
アイテムボックスから服や下着を取り出すと1つに纏めておく。そしてジルさんに聞きに行く為部屋から出ると、私の部屋の前に立つアルさんに会いました。
「あ、アルさん。」
「マリさん、今日の予定を聞こうと思って訪ねたんですが大丈夫ですか?」
「その、服を洗いたくて、そんなに持っていないので。」
「そうだったんですか。では、その後から考えましょうか。私はザイルさんの手伝いでもしているので何かあったらよんで下さいね。」
「ザイルさんの手伝いですか?」
不思議に思い首を傾げる。
「たまに料理のアレンジや味付けの感想等のお手伝いをしているんてすよ。」
そう言った後、下からアルさんを呼ぶザイルさんの声が聞こえてきます。苦笑しながらアルさんは私の頭を撫で下に降りて行きました。
その後、私も下に降りてジルさんに洗濯物について訪ねると、ジルさんがついでに洗ってくれると言います。
私が断ろうとしても、アルさんから知らぬ間にこの場所に跳ばされ、大変な思いをしていると聞いたらしく。有無を言わさず洗濯物を持っていかれました。
皆さん、私に甘すぎですよ。
……どうしましょう。やる事がありません。正直暇です。散歩は迷子が怖いので行けません。
……決して、方向音痴なんかじゃあないですからね!
しょうがないので、部屋に戻りベットに横になっているといつのまにか寝ていたみたいで、ドアのノックの音と共に起きました。ノックをしたのはアルさんで もう夕御飯の時間帯らしく、少し待っても降りてこないので呼びにきてくれたみたいです。
2人で下に降りると、そこそこ人が入ってきています。アルさん曰く、もう少しすると冒険者等が帰ってくる時間帯と重なりもう少し込むそうです。
ご飯も食べ、明日の朝は冒険者ギルドに行く話をしてから、今日の所はお互いの部屋に戻りました。
部屋に戻るも、お昼時に寝てしまったので眠れないと思っていた私ですが。ベット横になるとぐっすり寝ていました……。
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