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6.かおりの過去2
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私が14歳の時、自分のパソコンが壊れたので情報収集に父親のを借りることにした。
その時、日付が約8年前の“あいら”というファイルに目が止まった。
「それが私のほんとの名前。私は、清水あいらっていうの。」
「え?でも宮野かおりって...」
「かおりは仮の名前なの。訳は...あとで話すね。」
その時の私は純粋に、
もしかしたら思いだせてない小さい頃の写真があるのかも!
ってと思った。
でも興味本位でみたそのファイルは想像していたものとは全く違った。
そこにはベットに寝かされて、様々な機械に繋がれている幼い子供、傷だらけの子供、見たこともない薬の写真でいっぱいだった。
その子供が自分であることも記憶がなくともわかった。
その時私は全てを悟った。
父親は産まれてすぐに研究所に送り、私をこんな人間離れした体にした。
私はあの人を、育ててくれた大切な父親だと思っていたが、あの人は私を娘なんて思っていない。
怒りを抑えながら私はデータを読み進めた。
一番最後の文を見たとき、私は思考が止まってしまった。
『私達が作りあげたモルモットは完璧な能力をもっている。
しかし奴が18歳になる頃には手におえない力を持つようになるだ ろう。
そいつが18歳になるまでに処分しなくてはならない。』
その時、日付が約8年前の“あいら”というファイルに目が止まった。
「それが私のほんとの名前。私は、清水あいらっていうの。」
「え?でも宮野かおりって...」
「かおりは仮の名前なの。訳は...あとで話すね。」
その時の私は純粋に、
もしかしたら思いだせてない小さい頃の写真があるのかも!
ってと思った。
でも興味本位でみたそのファイルは想像していたものとは全く違った。
そこにはベットに寝かされて、様々な機械に繋がれている幼い子供、傷だらけの子供、見たこともない薬の写真でいっぱいだった。
その子供が自分であることも記憶がなくともわかった。
その時私は全てを悟った。
父親は産まれてすぐに研究所に送り、私をこんな人間離れした体にした。
私はあの人を、育ててくれた大切な父親だと思っていたが、あの人は私を娘なんて思っていない。
怒りを抑えながら私はデータを読み進めた。
一番最後の文を見たとき、私は思考が止まってしまった。
『私達が作りあげたモルモットは完璧な能力をもっている。
しかし奴が18歳になる頃には手におえない力を持つようになるだ ろう。
そいつが18歳になるまでに処分しなくてはならない。』
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