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初めての旅 〜ダグスク〜
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「さぁ、ここよ。リンファ!いる?」
「はぁーい!」
奥から頭をお団子に結い上げて眼鏡をかけた少女が走ってきた。
「ギルマス!なんですか?」
「こちら、Sランク冒険者のイオリよ。彼の仲間が旅の道中、魔物を狩ってきたらしいの。
見てくれる?」
「承知しました。
初めまして。解体場で働いているリンファと言います。
解体自体は父と兄が担当しますね。
まずは、私が見せてもらっていいですか?」
「イオリです。どうぞよろしく。
ここでいいですか?ちょっと大きいのがあるんですけど?」
リンファは考えると指をさした。
「じゃあ、あちらにお願いします。そのまま置いていただいて良いですよ。」
「了解です。食べれる肉は持ち帰るんで、よろしくお願いします。」
「承知しました。お肉は持ち帰りですね。塊で良いです?」
「はい。あっ、ギガバイソンの一体は俺が狩りました。
途中で解体してきたんで部位だけ売ります。」
明快なリンファにイオリは好印象だった。
ギガバイソンの部位を出すとリンファは手慣れた手つきで大きさを測っていった。
「なるほど・・・。良い状態ですね。解体も見事です。
ご自分達で?良い腕です。」
大きさや買取査定額を記入しながらリンファは作業を続けた。
「途中で、ゴブリンの集落がありましてヒューゴさんと双子が殲滅しました。
ゴブリンは売り物にはならないので、証明の為に耳を切り取ってきました。」
「はい。確認します・・・結構大きな集落だったんですね。
被害が報告されてないとはいえ、いつ人が襲われてても不思議じゃない数です。」
眼鏡をずらしながら耳を数えるリンファ。
「じゃあ、これがメインのヒュドラです。」
ヨイショっとイオリが腰バックから引き上げると床を埋め尽くすほど大きなヒュドラが現れた。
「!!!これは・・・。ちょっと失礼します。父達を呼んできます。」
足早に奥へ行くリンファを見送っているとソフィアンヌが驚いたように言った。
「なんなのこれは・・・。これがアンティティラからダグスクの間にいたって事?」
「はい。流石に俺達も驚いたんですけど、3人が手を出すなっていうから、その間に料理して待ってました。
疲れていたけど、危なげなく終わらせていたんで安心しました。」
説明するイオリにソフィアンヌはボー然としブルックは爆笑していた。
「ちょっと、後で話を聞かせてもらうわよ!どんなふうに現れて、どう倒したのか?
全く、なぜ先に言ってくれなかったの!?」
「うるせーよ。ソフィ!
こいつらには当たり前の処理だったんだろうよ。こりゃ、レベル上げ確実だな。」
「分かってるわよ!それで、チームリーダーの貴方は安心して料理って・・・。
はぁー。わかったわ。ヨルマさんの言う通り、規格外って事ね。」
ソフィアンヌの溜息の後に奥から男性2人が急いでやってきた。
「ギルマス!ヒュドラだって?おぉぉ!本物だ!」
「イオリさん。父のハンランと兄のコージュンです。」
2人はイオリ達に目をやると驚いたように会釈した。
「他に変わった魔獣がいませんでした?
ギルマスこの前報告しましたけど最近、ここいらじゃ見ない魔獣を持ち込む冒険者が増えてきたんです。
それで今回はヒュドラだ。何かおかしいよ。」
コージュンが心配そうにソフィアンヌに言った。
「ええ、そうね。調査隊を向かわせるわ。
王都にある本部にも報告しておきましょうね。」
気が張った雰囲気の中、ブルックがハンランに声をかけた。
「どうだい?ハンラン。良いものかい?」
「当たり前だろ!このヒュドラで、どれくらいの防具や武器ができると思っている。
イオリさんだったか、すぐに解体するよ。でも、金額は査定に時間がかかりそうだ。」
「大丈夫ですよ。少しの間ダグスクでお世話になるので、査定が終わり次第ご連絡ください。」
イオリの笑顔にホッとするハンランはコージュンとリンファに指示を出しヒュドラを運ばせた。
「私達は一度部屋に戻りましょう。」
ソフィアンヌはイオリ達の背中を押し解体場から部屋に移動させた。
「で?ヒュドラの出現はどの辺だったのかしら?」
それらの質問には全てヒューゴが答えた。
なんせ、イオリはナギとニナと共にプリンを作っていたのだから。
ヒューゴの報告は完璧だった。いつどこで現れ、どのように攻撃しヒュドラを絶滅させたか・・・。
ソフィアンヌだけでなくブルックも真剣に話を聞いた。
「驚いた。子供達はお飾りじゃなくて立派に戦闘をこなしているって事なのね・・・。
うん。これはレベルを上げなければいけないわね。どう思う?」
ソフィアンヌはブルックに顔を向けた。
ブルックは顔を顰めて考えると唸るように言った。
「1つのパーティーが単独でヒュドラを討伐したんだ。しかもリーダーなしで・・・。
普通に考えたらAランクだろ・・・。」
「そうよね・・・。
よしっ!決めた!
どちらにせよ、アナタ達はAランクまでいくでしょうから、ダグスクで昇格しても変わりはしないわね。
全員Aランクにレベル上げよ!
それと・・・。」
少し寂しそうにしているナギの顔を見てソフィアンヌは顔を近づけた。
「アナタは何をしたの?」
「・・・。
ゴブリンが荒らした野原を元に戻した・・・。」
ビクッとしたナギはイオリの懐に隠れると小さい声で呟いた。
「そんな事が出来るの?!凄いわね!ナギだったかしら?
今はDランク?Cランクにレベル上げね。
これ以上は直接、魔獣討伐に参加する必要があるわ。
でも忘れないで、アナタみたいな後方支援のメンバーも重要なのよ。
ここには高ランクの冒険者が集まりやすいけど、多くの人間がそれを忘れてしまっているの。
戦いで荒らした場を誰が片付けるの?
自然の力が補えない時、アナタの力が必要になるのよ。」
嬉しそうに高揚するナギは目をキラキラさせてソフィアンヌを見た。
「良いパーティーをお持ちね。」
ソフィアンヌは顎を上げイオリに笑いかけた。
「はぁーい!」
奥から頭をお団子に結い上げて眼鏡をかけた少女が走ってきた。
「ギルマス!なんですか?」
「こちら、Sランク冒険者のイオリよ。彼の仲間が旅の道中、魔物を狩ってきたらしいの。
見てくれる?」
「承知しました。
初めまして。解体場で働いているリンファと言います。
解体自体は父と兄が担当しますね。
まずは、私が見せてもらっていいですか?」
「イオリです。どうぞよろしく。
ここでいいですか?ちょっと大きいのがあるんですけど?」
リンファは考えると指をさした。
「じゃあ、あちらにお願いします。そのまま置いていただいて良いですよ。」
「了解です。食べれる肉は持ち帰るんで、よろしくお願いします。」
「承知しました。お肉は持ち帰りですね。塊で良いです?」
「はい。あっ、ギガバイソンの一体は俺が狩りました。
途中で解体してきたんで部位だけ売ります。」
明快なリンファにイオリは好印象だった。
ギガバイソンの部位を出すとリンファは手慣れた手つきで大きさを測っていった。
「なるほど・・・。良い状態ですね。解体も見事です。
ご自分達で?良い腕です。」
大きさや買取査定額を記入しながらリンファは作業を続けた。
「途中で、ゴブリンの集落がありましてヒューゴさんと双子が殲滅しました。
ゴブリンは売り物にはならないので、証明の為に耳を切り取ってきました。」
「はい。確認します・・・結構大きな集落だったんですね。
被害が報告されてないとはいえ、いつ人が襲われてても不思議じゃない数です。」
眼鏡をずらしながら耳を数えるリンファ。
「じゃあ、これがメインのヒュドラです。」
ヨイショっとイオリが腰バックから引き上げると床を埋め尽くすほど大きなヒュドラが現れた。
「!!!これは・・・。ちょっと失礼します。父達を呼んできます。」
足早に奥へ行くリンファを見送っているとソフィアンヌが驚いたように言った。
「なんなのこれは・・・。これがアンティティラからダグスクの間にいたって事?」
「はい。流石に俺達も驚いたんですけど、3人が手を出すなっていうから、その間に料理して待ってました。
疲れていたけど、危なげなく終わらせていたんで安心しました。」
説明するイオリにソフィアンヌはボー然としブルックは爆笑していた。
「ちょっと、後で話を聞かせてもらうわよ!どんなふうに現れて、どう倒したのか?
全く、なぜ先に言ってくれなかったの!?」
「うるせーよ。ソフィ!
こいつらには当たり前の処理だったんだろうよ。こりゃ、レベル上げ確実だな。」
「分かってるわよ!それで、チームリーダーの貴方は安心して料理って・・・。
はぁー。わかったわ。ヨルマさんの言う通り、規格外って事ね。」
ソフィアンヌの溜息の後に奥から男性2人が急いでやってきた。
「ギルマス!ヒュドラだって?おぉぉ!本物だ!」
「イオリさん。父のハンランと兄のコージュンです。」
2人はイオリ達に目をやると驚いたように会釈した。
「他に変わった魔獣がいませんでした?
ギルマスこの前報告しましたけど最近、ここいらじゃ見ない魔獣を持ち込む冒険者が増えてきたんです。
それで今回はヒュドラだ。何かおかしいよ。」
コージュンが心配そうにソフィアンヌに言った。
「ええ、そうね。調査隊を向かわせるわ。
王都にある本部にも報告しておきましょうね。」
気が張った雰囲気の中、ブルックがハンランに声をかけた。
「どうだい?ハンラン。良いものかい?」
「当たり前だろ!このヒュドラで、どれくらいの防具や武器ができると思っている。
イオリさんだったか、すぐに解体するよ。でも、金額は査定に時間がかかりそうだ。」
「大丈夫ですよ。少しの間ダグスクでお世話になるので、査定が終わり次第ご連絡ください。」
イオリの笑顔にホッとするハンランはコージュンとリンファに指示を出しヒュドラを運ばせた。
「私達は一度部屋に戻りましょう。」
ソフィアンヌはイオリ達の背中を押し解体場から部屋に移動させた。
「で?ヒュドラの出現はどの辺だったのかしら?」
それらの質問には全てヒューゴが答えた。
なんせ、イオリはナギとニナと共にプリンを作っていたのだから。
ヒューゴの報告は完璧だった。いつどこで現れ、どのように攻撃しヒュドラを絶滅させたか・・・。
ソフィアンヌだけでなくブルックも真剣に話を聞いた。
「驚いた。子供達はお飾りじゃなくて立派に戦闘をこなしているって事なのね・・・。
うん。これはレベルを上げなければいけないわね。どう思う?」
ソフィアンヌはブルックに顔を向けた。
ブルックは顔を顰めて考えると唸るように言った。
「1つのパーティーが単独でヒュドラを討伐したんだ。しかもリーダーなしで・・・。
普通に考えたらAランクだろ・・・。」
「そうよね・・・。
よしっ!決めた!
どちらにせよ、アナタ達はAランクまでいくでしょうから、ダグスクで昇格しても変わりはしないわね。
全員Aランクにレベル上げよ!
それと・・・。」
少し寂しそうにしているナギの顔を見てソフィアンヌは顔を近づけた。
「アナタは何をしたの?」
「・・・。
ゴブリンが荒らした野原を元に戻した・・・。」
ビクッとしたナギはイオリの懐に隠れると小さい声で呟いた。
「そんな事が出来るの?!凄いわね!ナギだったかしら?
今はDランク?Cランクにレベル上げね。
これ以上は直接、魔獣討伐に参加する必要があるわ。
でも忘れないで、アナタみたいな後方支援のメンバーも重要なのよ。
ここには高ランクの冒険者が集まりやすいけど、多くの人間がそれを忘れてしまっているの。
戦いで荒らした場を誰が片付けるの?
自然の力が補えない時、アナタの力が必要になるのよ。」
嬉しそうに高揚するナギは目をキラキラさせてソフィアンヌを見た。
「良いパーティーをお持ちね。」
ソフィアンヌは顎を上げイオリに笑いかけた。
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