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市島 智―能力―
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「…ステータス」
っと唱えると直ぐにオーブは一瞬光りあっという間に砂と化した。
「あ」
砂になったオーブを一目見たあとステータスに目を移すとそこには運の下に《能力》っと新たな項目が現れており、その下には、
「…(【器用】【速読】【必要経験値1/50】【経験値五倍】)」
4個の能力があった。
「な、なぁお前は何個能力持ってるよ」
「ん?俺か?俺は8個だった。」
「へっ!俺なんて10だっての」
「わぁ…8個も能力あったよ!」
「あ!私も!」
そんな声が周りからした。
「…えぇ」
周りの声を聞き続けるとほとんどのみんなは8~12個の能力を持っていることがわかった。そして、
「あはは!おま!5個って!!」
「まじか!ってか他にもいるらしいじゃん?おら、少ないもの同士集まれよ」
そして能力が少ないものと多いものとで別れかけたその時、
「勇者様方!どうかそのようなことをなさらないでください!これから勇者様方は私たちでは手に負えななかった敵を相手にしてもらうのです。…そんな悲しい差別などで仲を壊さないでください…壊れては…壊れてしまっては最悪この星にいる勇者様、私たち共々殺られてしてしまいます!」
そうお姫様は言う、けど
「は?こいつら要らなくねぇか?力なら能力が多い者が集まって殺ればいいだろ?」
一人がそういうと多い者が頷き返していた。
「いえ!神様は皆様が力を合わせて倒せる様に能力を分けたと仰ていましたので…1人でもかけてはならないと信託があったのです!」
それを聞かされた彼らは渋々だが理解したようでそれ以上何も言わなかった。
「あぁ…そろそろ喋って良いだろうか?」
男の人もとい王様がそういった。
「えっと…すみません、熱くなってしまいました。」
赤面しながら姫様は俺たちの方に深くお辞儀をした後に王様に場を譲った。
どうでもいいことだがその姫様の恥じらった赤面姿に男性陣のほとんどが落ちてしまっていた。女性陣は憧れなどの眼差しを送っていたりする。
「……(なんか俺、場違い感がすごいんだが…)」
智は扉の近くの柱に座っていたのでその一場面を遠目で見ているだけだった。
「それでは今から、勇者様方の能力をこの場にいる皆に見せてもらいたい。我々はその能力に合わせて勇者様方の力になれるよう手助けをするつもりだ」
そう言い終わると王様は使いに大きな水晶玉を渡した。
「今使いに渡した水晶玉の名はステータス展開というものだ、これに触れたものの能力を自動的にその場で展開してくれる。」
その後は一人一人使いの人に誘導されながら水晶玉に触れていくその中には勇者はもちろん賢者などの能力を持ったやつも現れて場は盛り上がっていた。そして、能力の数が少ない奴らの中には少ない分、それ以上に強力なスキルを持った奴らだった。
「勇者に限っては能力数16個って…」
やはり勇者は特別なのか能力数がみんなより多かった。……だが、
「………(勇者でもステータスの能力、Lv以外が500~700ってどういうことだ…?)」
それに、
「薄々見ていくに連れてわかったけど全員能力で【経験値二倍】持っているんだな!」
「それなぁ…俺も自分だけかと思ってたんだがな」
「多分それここにいる全員思ったことだと思うぜ?」
そう、能力【経験値二倍】この能力は全員持っていた。勇者もだ。
「……(【経験値五倍】は…俺だけか!?)」
他にももう一つ【必要経験値1/50】も誰も持っていなかった。そして自分のステータスが異常なことを知った。
「す、素晴らしい…!!これ程の能力と力を持っているとは!」
そう王様は言う
「あ、あのこのステータスは一般的に強いんでしょうか?」
一人がそう問うた。答えは、
「強いぞ?そのステータスになるには長年の鍛錬などでの元たどりつける強さだ。だから勇者様方の年齢でこれほどのステータスは…それに強力な能力の数々も加わる!」
そう言い終わると王様はさっきまで興奮していた顔やオーラを消し、少し暗い表情になりながら
「これで…これでもう仲間や知人…部下達を失わずに済む確率が低くなるのか…」
「お父様…」
そっと姫様は王様の背中を優しく撫でた。
それを見たみんなはさっきまでの盛り上がりが嘘のように静かになっていた。
「あの…私たちはどうなるのですか…!」
1人の女子がそういった。声からしてさっきの王様の話を聞いて不安になったんだろう
「大丈夫です。もしやられてしまってもここでの全てが白紙に戻って元いた時、場所、場面に戻るだけです。」
「そして敵を倒してくだされば記憶だけそのままに元いた時、場所、場面へと女神様が導いてくださる。だから安心してくれ」
そう王様とお姫様は言った。
「では、各勇者様方はこれより師に会ってもらいます。そこで力をつけて貰えたら嬉しいです。私たちは最大限ご協力致します。何卒、この地を救って下さい。」
そう王様とお姫様が深々と頭を下げた。
「もちろん!救ってみせます!」
「元の世界に帰れるんだし…うん、やっちゃおっか!」
っと言う賛成の声が響き渡った。
それを遠目で見ていた俺は思った。
「……(やっぱり俺、場違い感あるわ…)」
っと唱えると直ぐにオーブは一瞬光りあっという間に砂と化した。
「あ」
砂になったオーブを一目見たあとステータスに目を移すとそこには運の下に《能力》っと新たな項目が現れており、その下には、
「…(【器用】【速読】【必要経験値1/50】【経験値五倍】)」
4個の能力があった。
「な、なぁお前は何個能力持ってるよ」
「ん?俺か?俺は8個だった。」
「へっ!俺なんて10だっての」
「わぁ…8個も能力あったよ!」
「あ!私も!」
そんな声が周りからした。
「…えぇ」
周りの声を聞き続けるとほとんどのみんなは8~12個の能力を持っていることがわかった。そして、
「あはは!おま!5個って!!」
「まじか!ってか他にもいるらしいじゃん?おら、少ないもの同士集まれよ」
そして能力が少ないものと多いものとで別れかけたその時、
「勇者様方!どうかそのようなことをなさらないでください!これから勇者様方は私たちでは手に負えななかった敵を相手にしてもらうのです。…そんな悲しい差別などで仲を壊さないでください…壊れては…壊れてしまっては最悪この星にいる勇者様、私たち共々殺られてしてしまいます!」
そうお姫様は言う、けど
「は?こいつら要らなくねぇか?力なら能力が多い者が集まって殺ればいいだろ?」
一人がそういうと多い者が頷き返していた。
「いえ!神様は皆様が力を合わせて倒せる様に能力を分けたと仰ていましたので…1人でもかけてはならないと信託があったのです!」
それを聞かされた彼らは渋々だが理解したようでそれ以上何も言わなかった。
「あぁ…そろそろ喋って良いだろうか?」
男の人もとい王様がそういった。
「えっと…すみません、熱くなってしまいました。」
赤面しながら姫様は俺たちの方に深くお辞儀をした後に王様に場を譲った。
どうでもいいことだがその姫様の恥じらった赤面姿に男性陣のほとんどが落ちてしまっていた。女性陣は憧れなどの眼差しを送っていたりする。
「……(なんか俺、場違い感がすごいんだが…)」
智は扉の近くの柱に座っていたのでその一場面を遠目で見ているだけだった。
「それでは今から、勇者様方の能力をこの場にいる皆に見せてもらいたい。我々はその能力に合わせて勇者様方の力になれるよう手助けをするつもりだ」
そう言い終わると王様は使いに大きな水晶玉を渡した。
「今使いに渡した水晶玉の名はステータス展開というものだ、これに触れたものの能力を自動的にその場で展開してくれる。」
その後は一人一人使いの人に誘導されながら水晶玉に触れていくその中には勇者はもちろん賢者などの能力を持ったやつも現れて場は盛り上がっていた。そして、能力の数が少ない奴らの中には少ない分、それ以上に強力なスキルを持った奴らだった。
「勇者に限っては能力数16個って…」
やはり勇者は特別なのか能力数がみんなより多かった。……だが、
「………(勇者でもステータスの能力、Lv以外が500~700ってどういうことだ…?)」
それに、
「薄々見ていくに連れてわかったけど全員能力で【経験値二倍】持っているんだな!」
「それなぁ…俺も自分だけかと思ってたんだがな」
「多分それここにいる全員思ったことだと思うぜ?」
そう、能力【経験値二倍】この能力は全員持っていた。勇者もだ。
「……(【経験値五倍】は…俺だけか!?)」
他にももう一つ【必要経験値1/50】も誰も持っていなかった。そして自分のステータスが異常なことを知った。
「す、素晴らしい…!!これ程の能力と力を持っているとは!」
そう王様は言う
「あ、あのこのステータスは一般的に強いんでしょうか?」
一人がそう問うた。答えは、
「強いぞ?そのステータスになるには長年の鍛錬などでの元たどりつける強さだ。だから勇者様方の年齢でこれほどのステータスは…それに強力な能力の数々も加わる!」
そう言い終わると王様はさっきまで興奮していた顔やオーラを消し、少し暗い表情になりながら
「これで…これでもう仲間や知人…部下達を失わずに済む確率が低くなるのか…」
「お父様…」
そっと姫様は王様の背中を優しく撫でた。
それを見たみんなはさっきまでの盛り上がりが嘘のように静かになっていた。
「あの…私たちはどうなるのですか…!」
1人の女子がそういった。声からしてさっきの王様の話を聞いて不安になったんだろう
「大丈夫です。もしやられてしまってもここでの全てが白紙に戻って元いた時、場所、場面に戻るだけです。」
「そして敵を倒してくだされば記憶だけそのままに元いた時、場所、場面へと女神様が導いてくださる。だから安心してくれ」
そう王様とお姫様は言った。
「では、各勇者様方はこれより師に会ってもらいます。そこで力をつけて貰えたら嬉しいです。私たちは最大限ご協力致します。何卒、この地を救って下さい。」
そう王様とお姫様が深々と頭を下げた。
「もちろん!救ってみせます!」
「元の世界に帰れるんだし…うん、やっちゃおっか!」
っと言う賛成の声が響き渡った。
それを遠目で見ていた俺は思った。
「……(やっぱり俺、場違い感あるわ…)」
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