Way‐World‐Online〜のんびりするつもりが気づいたら有名人になってた。〜

ユニーク種族

カラン…カシャン…

薬品みたいな匂いがする…

カララララ…カシャン…

薄暗い中、僕は目を覚ます…

「っ……す…ー……？」

上手く声が出ない？
目を覚ましランダムで選んだ種族が気になりステータスを開くため声を出そうとしたが何故か出なかった。

ブゥン…

「っ！？」

悩み、頭の中でステータスと念じてみるとステータスが開けた。

名前-ユナ
種族-混沌
Lv-1
HP-100/100
MP-200/200

STR-100
INT-100
AGI-400
LUK-300

スキル
【短剣Lv1】
固有スキル
【融合Lv1】【分解Lv1】
称号
〖無口無表情〗

「…」

一つ一つ見ていくことにする。

種族‐混沌
ユニーク種族でありこの世界で唯一の種族
AGI+100LUK+50

固有スキル
【融合】
様々なものなどを1つにする。ものだけとは限らない

【分解】
一つのものを多様なものへと離す。ものだけとは限らない

称号
〖無口無表情〗
相手とのコミュニケーションが取れなくなる。また、相手と話そうにも下が回らなくならなくなる。
スキル【暗殺術】を備えている。

「…………ふぅ…」

うん、唯一の存在になったことに素直に喜ぶことにしよう…それでも色々とツッコミきれないよ！

「あれ………？」

そこで視界がやけに低いことに知った。それに…、

「……あぁ～……うん、」

うん、とりあえず近くの水溜まりで今の自身のを見る

「……………」

映ったのはいつぞやの美少女だった。

「な、な、な…」

わなわなとしながら

「なんでこの姿になるんだよぉぉ！」 

=ワールドアナウンス=
―ユニーク種族‐混沌が現れました。これにより新天地‐混沌の地があることが証明されました。―

「え…？」

体が少女になっていることに嘆いているとそんなアナウンスが流れた。

「これ絶対に僕関係だよね…？だって種族混沌だし…」

そこまで言って僕は思った。

これ絶対に公開したら騒がれて注目されてのんびり楽しめなくなるやつだよ…っと

「えっと…とりあえずここから出よ…」

そうして僕は出口を探すことにした。

━━━━━…

「鑑定」

╏魔石╏

「ふむ…」

これで12個目と思いながらストレージに魔石を放り込む

最初は出口を探してあちこちさまよったが何故が出口が見つからず、ただ歩くだけも飽きてきたので暇つぶしついでに落ちているものを採取していた。

ちなみにスキル【鑑定Lv】は最初に採取した物を鑑定したら取れた。

あれからまだ何分？何時間？経って

「あ、これはなんだろ…鑑定」

╏古代樹の枝╏

「ん…」

そしてストレージへぽいする。

―スキル【鑑定Lv5】になりました。これにより名前だけでなく詳細もある程度見る事ができるようになりました。―

「？おぉー…」

これは嬉しい、

「あ、鑑定…」

丁度足元にひとつの石が落ちてたので拾って鑑定してみる

╏コアの魔石╏

機械魔獣‐コアの魔石

「おぉー」

さっきより詳しくなってる！

「わくわく…」

これでもっと採取が楽しくなりそうな予感でいっぱいになった。

「ん…多い…」

それにしてもここには何故こんなにも魔石が多いのか気になった。が、気にしたところで分からないので、

「良い…」

ひとまず頭の端に置いて採取を続けることにした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ストレージに入っている物

魔石
機械魔獣‐コアの魔石×13
天使‐フルの魔石×4
天空魔獣‐キギーの魔石×8
樹木魔獣‐トレントの魔石×10
計35個

機械の歯車×21

樹木魔獣‐トレントの枝×6

ガラス瓶×8

謎の黒い液体×6

謎の赤い液体×62

謎のコイン×20万枚(宝箱があったので開けたら…)

なんか凄い…