Way‐World‐Online〜のんびりするつもりが気づいたら有名人になってた。〜

白くまきゅん

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メラ、リアルへ?

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「時雨お兄ちゃんおかえり!」

「ただいま」

次の日僕たちは帰宅し、そこで何があったのかの説明などをした。

「時雨お兄ちゃん凄い!あれは時雨お兄ちゃんのことを言ってたんだね!」

っと椛はいつもよりテンションが高く言った。

「なぁ椛、なんでそんなにテンションが高いんだ?」

「俺も気になってた。なんでかな?」

あ、僕だけじゃなかった。

「それはね!なんとWWOでの配信ができるようになるかもなんだよ!」

「えぇ!?そうなの?」

「そうなの!」

「どこで知ったんだ?」

「あ、WWOの公式サイトに動画があるね」

「見てみたい!」

そういうと晶兄はその動画を見せてくれた。

『どうも、荒木 裕也こと社長さんだ!今回はいくつかの告知などをしにこの動画を送る、
まずは1つ目、新たに村を実装する!これで国と国を行き来する道中でも楽しめるし宿を取れば安心してログアウトもできるぞ?
2つ目はモンスターにも好感度を付けた。テイムしなくてもモンスターと仲良くなれることが…あるかもだね?
そして3つ目!新しいエリアの追加だ!これに関しては黙秘しよう!なんでかは…分かるよね?
さて!次で最後だ!それは配信についてだ!今回一人、私たちはWWOの配信を許可したのだ、その配信が上手く宣伝になってくれたのなら!これを機に設定に配信、録画、写真の三つを導入しようと考えている!!という訳で、さぁこれで告知は以上だ!では!良いWWOライフを!!』

その後、注意文がいくつかスライド式で流れて行った。

「ね?ね!?」

「テンションが高かった理由わかったよ。」

これはテンションが高くならないわけがないよね

「うぅー…これみたらゲームしたくなっちゃった。」

「まだ晩ご飯までいっぱい時間があるし、遊んできたら?」

「うん!そうする!」

「私も続きしてくる。」

「こうして二人を見ると俺らもしたくなってくるな?」

「買ってもやる時間が少ないよ?」

「そりゃそうだな…」

さて、階段を上がり自室へ帰ってきた。

「さて、行きますか」

━━━━…

〈プレイヤー:ユナにサブ職業【配信者LvMax】が送られました。称号〖最初の配信者〗を獲得しました。営業からアイテムをいくつか送られました。〉

ログインするといきなりそんな通知が来た。

「おかえりなさいませユナ様」

「ん、ただいま」

隣を向くとメラがそこで立っていた。とりあえず椅子に座らせる。

「さて、送られたものなどを見ていこうかな」

「あのすみませんがユナ様。少しお時間を頂けませんか?」

どうしたのだろうか?

「良いよ?何かな?」

「すみません。コールで管理AIを呼んでもらいたいのですが…」

なんかあるのかな?とりあえずコールで管理AIさんを呼ぶ

「こちら管理AIです。あ、ユナさん許可は…無事下りたみたいですね?おめでとうございます。」

「えへへ、ありがとうございます。管理AIさんのおかげです。」

「いえいえ、それで?何かあったんですか?」

「えっと僕ではなくメラがですね」

「仕事中にすみません。少しお話しをするお時間を頂けませんでしょうか?」

「メラさんですね。えっと…はい、良いですよ」

「ありがとうございます。では少しこちらへ来ていただけますでしょうか?」

「ほいほい」

そして部屋の端っこに二人で話し込む、なんの話しだろう?いやいや!聞き耳を立てるなんて悪いことだよね!

「はい、それで大丈夫です。ありがとうございます。」

「いえいえ、それでは」

あ、話終わったみたい?

「ユナ様、お話が終わりまし…た?…何をなされているんですか?」

「え?あぇっと…話聞いたらだめかなぁって…その思って、聞こえないようにしてた。」

少し恥ずかしくそう言いながらメラの方を見るとメラは

「……。」

「ちょ!?メラ!?」

祈りのポーズを取りなんか昇天しかけてた。なんか抜けてませんか!?

「はっ!…すみません。コホン…大丈夫ですよユナ様、別に聞かれたらまずいことではありません。」

あれ?そうなの?

「えっと…じゃあどんな話してたの?」

「それはですね?私を個体AIにして下さいとお願いをしただけです。」

ん?個体AI?

「個体AIって?」

「個体AI、通称自立思考型AIと言います。今の私はこのゲームの中だけでしか行動ができないのですが、個体AIになればゲームじゃなくリアルでもユナ様のことを支えることができるようになります。」

「ん~、つまりリアルでもメラと一緒?」

「まぁ簡単に言うとそうですね」

リアルでも一緒…一緒に色んな所へ…凄く良いと思う!

「っ!えへへ、メラとリアルでも一緒…嬉しいなぁ…」

「ふふ…ユナ様、まだなってませんよ?」

「はっ!そうだった!」

うぅ~早くリアルでもメラが個体AIになれますように…!

「っと、ただいま戻りました。メラさん、良いよだそうです。はい、この飴を食べてください。そうすれば専門管理AIになれます。」

…ん?

「個体AIじゃない?…リアル…むり?」

さっきまでワクワクしてた気持ちが…なんかチクチク…

「ぁゎゎ!?ユナさん大丈夫です!リアルでも会えますよ!?大丈夫ですから泣かないでください!!」

「ユナ様…失礼します。」

そっとメラが僕の涙をハンカチ?で拭き取ってくれた。

「ん、ありとう。で、専門管理AIってなんですか?」

「私もわからないです。すみませんが個体AIとは違うのでしょうか?」

そうして違いを教えてもらうことになりました。
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