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本当に守るべき者
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勇者/上村目線
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日、八神 碧斗を殺ったあと僕は姫様に呼ばれた。
コンコンッ
「どうぞ」
「失礼します。」
中に入ると姫様はソファーに座りながら紅茶を飲んでいた。
「よく来てくださいました。そしてあの人の事も…」
あの人とは八神 碧斗の事だろう
「いえ、姫様とクラスのみんなの為にやったまでです。」
あいつの噂などは酷いものだった。
曰く、露店でお金を払いもせずに食べ物を取っては食べていた。
曰く、自分は勇者だからと犯罪まがいのことをしていた。
曰く、気に入った娘を攫っていた。
曰く、━━━━━━━━━━━━━━━━
っといくつもの悪い噂があった。
「これで国の人たちも安心して暮らせますね!」
「そうですね。ほんとに救っていただきありがとうございます。」
ありがとう…なんていい言葉なんだ…それを言われるだけで嬉しくなる
「いえ、お気になさらないでください」
「はい…あ、そうです。これはお礼ですが」
そう言い姫様が差し出してきたのは
「なんですかこれは?」
箱に入っていた物は1つのクリスタルだった。
「これはこう…」
そう言いながら姫様は自分の手の甲にクリスタルを押し付けた。
「なっ!?」
するとどういうことだろうか?クリスタルが消え、手の甲に消えたクリスタルが現れた。
「これはステータス水晶です。これで何時でもご自身のステータスを見ることができるんですよ?」
「これを」姫様の隣にいたお付の人が同じクリスタルを渡してきた。
「なるほど…ありがとうございます。有難く受け取りますね。」
自分は姫様がしたように自分の手の甲にクリスタルを押し付け、手の甲にクリスタルが現れるのを確認してから改めてお礼を言った。
「ありがとうございます。」
「いえいえ」
「あの…」
僕は1つ疑問に思い姫様に聞いてみた。
「僕だけがこんなものを貰ってしまっていいのでしょうか?」
すると姫様は、
「大丈夫ですよ?"この国にいる全員"にこれをお渡ししますので」
「…そうですか…良かったです。」
ホッ…っと一息つく
「それで他に僕に用事はありますか?」
「いえ、このクリスタルの事だったのでもうないですね」
「わかりました。ではそろそろ僕は寝ますね。」
「はい、長い間お話して下さりありがとうございます。」
「いえいえ、では」
「はい、おやすみなさい。」
━━━僕はその会話を最後に姫様の部屋を出た。━━━
━━━僕は勇者だ!希望だ!そう考えながら僕はベットに横になる━━━
━━━ふと思った。もしかしなくても姫様は僕に好意があるのでは?っと━━━
━━━それが本当ならとても嬉しいな…━━━
━━━そうして僕は目を閉じ眠りについた。━━━
━━━明日に希望を持ち…
━━━身の安全と…
━━━自由を置き去りにして…
━━━……そして始まった…地獄という日が…━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その頃転生した人は、
「そういや僕の体のスペック…簡単に言うとどんな感じ?」
「女子ならそれを知った瞬間君を殺す勢い的な感じ?」
「……………それは…やばいね…」
軽く自分の体のスペックに引いていた。
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今日、八神 碧斗を殺ったあと僕は姫様に呼ばれた。
コンコンッ
「どうぞ」
「失礼します。」
中に入ると姫様はソファーに座りながら紅茶を飲んでいた。
「よく来てくださいました。そしてあの人の事も…」
あの人とは八神 碧斗の事だろう
「いえ、姫様とクラスのみんなの為にやったまでです。」
あいつの噂などは酷いものだった。
曰く、露店でお金を払いもせずに食べ物を取っては食べていた。
曰く、自分は勇者だからと犯罪まがいのことをしていた。
曰く、気に入った娘を攫っていた。
曰く、━━━━━━━━━━━━━━━━
っといくつもの悪い噂があった。
「これで国の人たちも安心して暮らせますね!」
「そうですね。ほんとに救っていただきありがとうございます。」
ありがとう…なんていい言葉なんだ…それを言われるだけで嬉しくなる
「いえ、お気になさらないでください」
「はい…あ、そうです。これはお礼ですが」
そう言い姫様が差し出してきたのは
「なんですかこれは?」
箱に入っていた物は1つのクリスタルだった。
「これはこう…」
そう言いながら姫様は自分の手の甲にクリスタルを押し付けた。
「なっ!?」
するとどういうことだろうか?クリスタルが消え、手の甲に消えたクリスタルが現れた。
「これはステータス水晶です。これで何時でもご自身のステータスを見ることができるんですよ?」
「これを」姫様の隣にいたお付の人が同じクリスタルを渡してきた。
「なるほど…ありがとうございます。有難く受け取りますね。」
自分は姫様がしたように自分の手の甲にクリスタルを押し付け、手の甲にクリスタルが現れるのを確認してから改めてお礼を言った。
「ありがとうございます。」
「いえいえ」
「あの…」
僕は1つ疑問に思い姫様に聞いてみた。
「僕だけがこんなものを貰ってしまっていいのでしょうか?」
すると姫様は、
「大丈夫ですよ?"この国にいる全員"にこれをお渡ししますので」
「…そうですか…良かったです。」
ホッ…っと一息つく
「それで他に僕に用事はありますか?」
「いえ、このクリスタルの事だったのでもうないですね」
「わかりました。ではそろそろ僕は寝ますね。」
「はい、長い間お話して下さりありがとうございます。」
「いえいえ、では」
「はい、おやすみなさい。」
━━━僕はその会話を最後に姫様の部屋を出た。━━━
━━━僕は勇者だ!希望だ!そう考えながら僕はベットに横になる━━━
━━━ふと思った。もしかしなくても姫様は僕に好意があるのでは?っと━━━
━━━それが本当ならとても嬉しいな…━━━
━━━そうして僕は目を閉じ眠りについた。━━━
━━━明日に希望を持ち…
━━━身の安全と…
━━━自由を置き去りにして…
━━━……そして始まった…地獄という日が…━━━
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その頃転生した人は、
「そういや僕の体のスペック…簡単に言うとどんな感じ?」
「女子ならそれを知った瞬間君を殺す勢い的な感じ?」
「……………それは…やばいね…」
軽く自分の体のスペックに引いていた。
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