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おじさん視点
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俺は毎日のように門番をしていた。
本来こういうのは部下の兵達にやらせればいいんだが…これも一つの暇つぶしみたいなものだ。
「次!」
いつもどうり犯罪者履歴がないか犯罪鑑定玉を使って一人一人検査していく
「次!ん?君は?」
フードを深く被ったその人物はパッと見て怪しい者だろうと俺は思った。
「村が魔物たちにやられてしまって…ここまで来ました…ママと…パパ…は…」
なるほど…
「そうか…そういえば最近村が襲われたと聞いた…多分そこから来た子だろう、声からして嬢ちゃんか…親…じゃ分からないか、パパとママ以外は一緒じゃなかったのかい?」
これくらいの身長なら8から9歳ってとこか…にしても言葉使いがなっている…育てた親が良かったのか?まぁいいか…親とこの子で来たと言ったが…親がいないところを見ると親は……残酷なもんだな、他にもこっちに向けて逃げてくる人達がいるのだとしたら早めに動かないとだな…
「ママとパパ…と逃げてたから…」
「そうか…」
やはり有力な情報はなしか…とりあえず兵を送って他にも人は居ないか確認しとくかおっとその前に、嬢ちゃんには少し移動してもらおう、ここじゃ通行者の邪魔になる。
「ちょっとこっちで待ってろ」
よし、ここなら邪魔にならないだろう
「………」
嬢ちゃんはまだフードを深く被っている、なにかに怯えているようにも見える…そりゃあそうか、村がやられ心の拠り所となる親は居ない状況じゃあな…
歩きながらそう考え俺は一度門に戻った。
「副隊長!」
「ん?どうした」
「いえ、何やら副隊長が女の子を連れていたと聞きまして」
「おい!誰だそんなこと言ったやつ!!」
周りを見待たすと皆顔を背けた。
「で?その子は今どちらに?」
いや待てなぜ俺を睨む?おかしいだろ!?
「先に言っとくが俺は無実だ!」
そう言った後、さっきの出来事を説明した。
「なるほど…副隊長が卑猥な行為をしていない事は分かりました。……ですがあの子も可哀想なもんですね…」
「おい待て卑猥な行為って俺がそんな奴に見えるのか?」
「はい見えます。」
「即答かよ!?」
「私達が今できることはこの国に入れることぐらいですか…副隊長」
「見える……見えるのか……」
「ふ・く・た・い・ちょ・う!!」
「うぉ!?顔が近い!」
「おっとすみません…副隊長、私は少し持ってくるものがあるので少し待っていてください。」
「ん?あぁわかった…で、なにをするんだ?」
「いつもどうりと変わりませんよ、あの子に犯罪鑑定玉を使って青だったら通す…ただそれだけですよ。
多分あの子はここにはいるためのカードなどを持っていないと思いますので…仮の身分証、副隊長が持ってきてください、私は玉を持ってきます。」
「お、おい!」
そう言い部下は玉を取りに行ってしまった。
それから数分後
「待たせたな嬢ちゃん」
部下は犯罪鑑定玉を手に持ち俺の横で歩く
「そして、それから嬢ちゃんにはこれに手をかざしてもらう」
部下が持っている玉を指す…いや誰もお前の胸は指してねぇよ…だからそんなに睨むな!怖ぇわ!
っと…気を取り直して…俺は嬢ちゃんにこの玉を説明した。
「わ、わかりました。」
嬢ちゃんは恐る恐るだが玉に手をかざす
「…」
犯罪鑑定玉が光った。
色は…青
「まぁわかってたことだな」
嬢ちゃんが犯罪に手を染めるにはまだ早すぎるし村の子ならまずそういうものに縁はないからな…いやあるかも知らんが少なくとも俺はないと思っている。とにかくこれでこの子は安全っと言うことが判明した。
「これは仮の身分証だ、だから他の国では使えない。だから中できちんとした身分証を発行してもらえ」
嬢ちゃんは仮の身分証を受け取った
「ありがとうございます!」
「それと嬢ちゃんは住人になるためにここに来たってとこだろ?」
嬢ちゃんは首を振った。あれ?違うのか?
「えっと…出来ればパパみたいなもの冒険者になってみたいです。」
……良い子や!確か嬢ちゃんくらいの子はママっ子だからパパみたいにっとか、ないんだよなぁ…そんな事を聞いたことがある!
「おぉ冒険者か…普通は冒険者を目指す子は大抵男性なんだがな…」
「まぁ良いか(いや良くないが…)、じゃあそこのもんを潜りな」
そう言いながら門まで戻る…ひっ!後ろから殺気が!?
「さて…じゃ、ようこそ!ジャガン国へ!」
次の日、
俺は今回もやることがなくなりまた門に来た。
「ん?あれは…」
目の前には後ろ姿だが見覚えがあった。…にしても何してんだ?嬢ちゃん?はあっちへちょこちょここっちへちょこちょことフラフラしていた。何かを探しているようにも見える…よし
「ん?そこにいるのは…」
「え?」
嬢ちゃんはこっちを向いて少しびっくりしたようだった…
「やっぱり嬢ちゃんだったか」
「はい、こんにちは…あ、あと!宿を紹介してくれてありがとうございました!凄くいい所でした。」
あの後、俺は宿を紹介した。あそこなら女の子一人でも安心だろう
「それは良かった。そう言ってもらえると紹介した甲斐があったってもんだ。んで?どうしてここに?」
「えっと私無事冒険者に成れまして…」
そう言いながら嬢ちゃんは俺に冒険者カードを見せてきた。
「なるほどな、その仮のやつを返しに来たと…」
「はい」
正式なのを持てば仮は要らなくなる…だが、
「そうか…本来その仮のやつは宿の人に渡してくれればそれで良かったんだがな…」
「え…」
「あ」
嬢ちゃんが目で分かる程に落ち込んでる!あ、しかもチラッと見える顔の肌が赤くなってきているのが分かった…
「…ぅぅ……」
うわぁ!声がもう泣きそうな声じゃないか!……こんな所を見られたりしたら…や・ば・い!
「そ、そうだ!少し待ってろ!」
俺は門の中にある何室があるうちの一つを使うと部下に言った。
「お待たせ!嬢ちゃんちょっとこっちおいで」
「ぅぇ?」
いきなりでびっくりしているだろうがここは我慢してくれ!俺の威厳がかかってるんだ!!
「ここだ」
用意した一室の中に嬢ちゃんを招く、
「…?」
嬢ちゃんは頭にハテナを浮かべていた。まぁ当たり前か…ん?
いきなり嬢ちゃんがプルプルしだした?何故だ?
僕は考えてみる
確か俺が宿に渡せば良かったって言って
↓
嬢ちゃんが泣きそうになって
↓
部屋に入れられる…と…
あ、これ傍から見たら俺危ない人?
いや、今の雰囲気は俺に対する恐怖とかじゃないからそれはないか…っとなるとあれか
「あぁ悪い悪いそんな悲しそうな顔するなただここまでそれを渡す為に来てくれたお礼みたいなものだ」
「そ、そうなんですか…」
良かった…予想は当たってたみたいだな
「…お礼?」
「そ、お礼だ…んじゃそれ返してくれるか?」
「えっとど、どうぞ…」
そう言い嬢ちゃんは仮の身分証をくれた。
「ここまで届けてくれてありがとうな?足疲れたろ?ここで休んどけ」
嬢ちゃんくらいの子はまだ筋肉が弱い、多分疲れてるだろう
「ぇ…良いの?」
「あぁ!お礼って言ったろ?」
「う、うん…」
さて、ここで休むことがお礼じゃダメだよな…よし!ちょっとあいつに女の子が好きそうなものを聞くとするか!…っとなると辻褄合わせで犯罪鑑定玉を持ってくか…確かここら辺にあったよな?……おぉあったあった。
「ぁ…それ」
嬢ちゃんがこっちを見ていた。
「ん?あぁこれか?」
「…」(。。(º º(。。(º ºうんうん
そういやぁ嬢ちゃんにはこれがなんかのかは言ってなかったな
「これは犯罪鑑定玉って言うやつだ、嬢ちゃんに最初使った玉もこれと同じやつだな…使い方は説明したよな?」
あれしたっけな?したよな…
「…うん…確か犯罪者かを調べるものでしょ?」
良かった説明してた…
「それもあるんだが、その他に、そうだな…例へば異界者つまり勇者だなとかを判別するのにも使われるな」
あ、これは言っちゃまずいやつだっけか?まぁ嬢ちゃんに言っても問題ないだろ
「勇者…!」
おぉ、びっくりした。いきなり大きなお声が出たな…にしてもこんなに声可愛いらしかったか?……あぁ分かった、さっきまでは声が小さくて声の質が聞き取れなかったのか
「はは、勇者は好きか?」
この子の年なら絵本など読み聞かせてもらってたんだろうな…俺も小さい頃よく寝る時に読んでもらったっけか…そして憧れたな、この子もそんな感じか…可愛らしいもんだな…
「好きです!」
「そうかそうか!勇者はほんとに居るんだぞ?」
「ほぇ~…」
なんだそのほぇ~…っは…可愛いじゃないか!…はっ!いかんいかん…これじゃあ俺は変態みたいじゃないか!
「ははは…んじゃ少し話戻すか」
「…ゆうしゃ…」
……確か嬢ちゃんは……なるほどな…嬢ちゃんはもうここには親が居ないことを理解しているのか…強いものだ、魔物に対して復讐の念を持つ訳でもなくて自分の弱さに落ち込んで行くわけでもない……そして次を見て強くなろうと進む強さ…立派なもんだな…
「ん…うゃぁ~…」
「…………」
気づいたら俺は嬢ちゃんの頭を撫でていた。……なんだこれ、凄い柔らかい手触りだな嬢ちゃんの髪の毛は…これじゃあ寝て起きた時寝癖が酷いと思うぞ?あ、どうやって撫でたかは、フードの中に手を入れて頭を撫でただけだ。…て俺は誰に言ってんだか
「「………」」
にしてもほんと触り心地いいな…
「……副隊長…何なってんですか?」
「ひゃぁ!?」
「うぉ!?お前いたのか」
「いえ今来たところです。」
いや嘘だろ!…めっちゃ俺を睨んでるじゃないか!ってか俺扉閉めたよな!?なんで空いてるんだよ!しかもなんでお前中に入ってんだよ!!お前は暗殺者か!?怖いわ!ってか心臓に悪いわ!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《二話に分けようかと思ったのですが、いろいろあって一話で出しました。
長ったらしくなりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます。》
本来こういうのは部下の兵達にやらせればいいんだが…これも一つの暇つぶしみたいなものだ。
「次!」
いつもどうり犯罪者履歴がないか犯罪鑑定玉を使って一人一人検査していく
「次!ん?君は?」
フードを深く被ったその人物はパッと見て怪しい者だろうと俺は思った。
「村が魔物たちにやられてしまって…ここまで来ました…ママと…パパ…は…」
なるほど…
「そうか…そういえば最近村が襲われたと聞いた…多分そこから来た子だろう、声からして嬢ちゃんか…親…じゃ分からないか、パパとママ以外は一緒じゃなかったのかい?」
これくらいの身長なら8から9歳ってとこか…にしても言葉使いがなっている…育てた親が良かったのか?まぁいいか…親とこの子で来たと言ったが…親がいないところを見ると親は……残酷なもんだな、他にもこっちに向けて逃げてくる人達がいるのだとしたら早めに動かないとだな…
「ママとパパ…と逃げてたから…」
「そうか…」
やはり有力な情報はなしか…とりあえず兵を送って他にも人は居ないか確認しとくかおっとその前に、嬢ちゃんには少し移動してもらおう、ここじゃ通行者の邪魔になる。
「ちょっとこっちで待ってろ」
よし、ここなら邪魔にならないだろう
「………」
嬢ちゃんはまだフードを深く被っている、なにかに怯えているようにも見える…そりゃあそうか、村がやられ心の拠り所となる親は居ない状況じゃあな…
歩きながらそう考え俺は一度門に戻った。
「副隊長!」
「ん?どうした」
「いえ、何やら副隊長が女の子を連れていたと聞きまして」
「おい!誰だそんなこと言ったやつ!!」
周りを見待たすと皆顔を背けた。
「で?その子は今どちらに?」
いや待てなぜ俺を睨む?おかしいだろ!?
「先に言っとくが俺は無実だ!」
そう言った後、さっきの出来事を説明した。
「なるほど…副隊長が卑猥な行為をしていない事は分かりました。……ですがあの子も可哀想なもんですね…」
「おい待て卑猥な行為って俺がそんな奴に見えるのか?」
「はい見えます。」
「即答かよ!?」
「私達が今できることはこの国に入れることぐらいですか…副隊長」
「見える……見えるのか……」
「ふ・く・た・い・ちょ・う!!」
「うぉ!?顔が近い!」
「おっとすみません…副隊長、私は少し持ってくるものがあるので少し待っていてください。」
「ん?あぁわかった…で、なにをするんだ?」
「いつもどうりと変わりませんよ、あの子に犯罪鑑定玉を使って青だったら通す…ただそれだけですよ。
多分あの子はここにはいるためのカードなどを持っていないと思いますので…仮の身分証、副隊長が持ってきてください、私は玉を持ってきます。」
「お、おい!」
そう言い部下は玉を取りに行ってしまった。
それから数分後
「待たせたな嬢ちゃん」
部下は犯罪鑑定玉を手に持ち俺の横で歩く
「そして、それから嬢ちゃんにはこれに手をかざしてもらう」
部下が持っている玉を指す…いや誰もお前の胸は指してねぇよ…だからそんなに睨むな!怖ぇわ!
っと…気を取り直して…俺は嬢ちゃんにこの玉を説明した。
「わ、わかりました。」
嬢ちゃんは恐る恐るだが玉に手をかざす
「…」
犯罪鑑定玉が光った。
色は…青
「まぁわかってたことだな」
嬢ちゃんが犯罪に手を染めるにはまだ早すぎるし村の子ならまずそういうものに縁はないからな…いやあるかも知らんが少なくとも俺はないと思っている。とにかくこれでこの子は安全っと言うことが判明した。
「これは仮の身分証だ、だから他の国では使えない。だから中できちんとした身分証を発行してもらえ」
嬢ちゃんは仮の身分証を受け取った
「ありがとうございます!」
「それと嬢ちゃんは住人になるためにここに来たってとこだろ?」
嬢ちゃんは首を振った。あれ?違うのか?
「えっと…出来ればパパみたいなもの冒険者になってみたいです。」
……良い子や!確か嬢ちゃんくらいの子はママっ子だからパパみたいにっとか、ないんだよなぁ…そんな事を聞いたことがある!
「おぉ冒険者か…普通は冒険者を目指す子は大抵男性なんだがな…」
「まぁ良いか(いや良くないが…)、じゃあそこのもんを潜りな」
そう言いながら門まで戻る…ひっ!後ろから殺気が!?
「さて…じゃ、ようこそ!ジャガン国へ!」
次の日、
俺は今回もやることがなくなりまた門に来た。
「ん?あれは…」
目の前には後ろ姿だが見覚えがあった。…にしても何してんだ?嬢ちゃん?はあっちへちょこちょここっちへちょこちょことフラフラしていた。何かを探しているようにも見える…よし
「ん?そこにいるのは…」
「え?」
嬢ちゃんはこっちを向いて少しびっくりしたようだった…
「やっぱり嬢ちゃんだったか」
「はい、こんにちは…あ、あと!宿を紹介してくれてありがとうございました!凄くいい所でした。」
あの後、俺は宿を紹介した。あそこなら女の子一人でも安心だろう
「それは良かった。そう言ってもらえると紹介した甲斐があったってもんだ。んで?どうしてここに?」
「えっと私無事冒険者に成れまして…」
そう言いながら嬢ちゃんは俺に冒険者カードを見せてきた。
「なるほどな、その仮のやつを返しに来たと…」
「はい」
正式なのを持てば仮は要らなくなる…だが、
「そうか…本来その仮のやつは宿の人に渡してくれればそれで良かったんだがな…」
「え…」
「あ」
嬢ちゃんが目で分かる程に落ち込んでる!あ、しかもチラッと見える顔の肌が赤くなってきているのが分かった…
「…ぅぅ……」
うわぁ!声がもう泣きそうな声じゃないか!……こんな所を見られたりしたら…や・ば・い!
「そ、そうだ!少し待ってろ!」
俺は門の中にある何室があるうちの一つを使うと部下に言った。
「お待たせ!嬢ちゃんちょっとこっちおいで」
「ぅぇ?」
いきなりでびっくりしているだろうがここは我慢してくれ!俺の威厳がかかってるんだ!!
「ここだ」
用意した一室の中に嬢ちゃんを招く、
「…?」
嬢ちゃんは頭にハテナを浮かべていた。まぁ当たり前か…ん?
いきなり嬢ちゃんがプルプルしだした?何故だ?
僕は考えてみる
確か俺が宿に渡せば良かったって言って
↓
嬢ちゃんが泣きそうになって
↓
部屋に入れられる…と…
あ、これ傍から見たら俺危ない人?
いや、今の雰囲気は俺に対する恐怖とかじゃないからそれはないか…っとなるとあれか
「あぁ悪い悪いそんな悲しそうな顔するなただここまでそれを渡す為に来てくれたお礼みたいなものだ」
「そ、そうなんですか…」
良かった…予想は当たってたみたいだな
「…お礼?」
「そ、お礼だ…んじゃそれ返してくれるか?」
「えっとど、どうぞ…」
そう言い嬢ちゃんは仮の身分証をくれた。
「ここまで届けてくれてありがとうな?足疲れたろ?ここで休んどけ」
嬢ちゃんくらいの子はまだ筋肉が弱い、多分疲れてるだろう
「ぇ…良いの?」
「あぁ!お礼って言ったろ?」
「う、うん…」
さて、ここで休むことがお礼じゃダメだよな…よし!ちょっとあいつに女の子が好きそうなものを聞くとするか!…っとなると辻褄合わせで犯罪鑑定玉を持ってくか…確かここら辺にあったよな?……おぉあったあった。
「ぁ…それ」
嬢ちゃんがこっちを見ていた。
「ん?あぁこれか?」
「…」(。。(º º(。。(º ºうんうん
そういやぁ嬢ちゃんにはこれがなんかのかは言ってなかったな
「これは犯罪鑑定玉って言うやつだ、嬢ちゃんに最初使った玉もこれと同じやつだな…使い方は説明したよな?」
あれしたっけな?したよな…
「…うん…確か犯罪者かを調べるものでしょ?」
良かった説明してた…
「それもあるんだが、その他に、そうだな…例へば異界者つまり勇者だなとかを判別するのにも使われるな」
あ、これは言っちゃまずいやつだっけか?まぁ嬢ちゃんに言っても問題ないだろ
「勇者…!」
おぉ、びっくりした。いきなり大きなお声が出たな…にしてもこんなに声可愛いらしかったか?……あぁ分かった、さっきまでは声が小さくて声の質が聞き取れなかったのか
「はは、勇者は好きか?」
この子の年なら絵本など読み聞かせてもらってたんだろうな…俺も小さい頃よく寝る時に読んでもらったっけか…そして憧れたな、この子もそんな感じか…可愛らしいもんだな…
「好きです!」
「そうかそうか!勇者はほんとに居るんだぞ?」
「ほぇ~…」
なんだそのほぇ~…っは…可愛いじゃないか!…はっ!いかんいかん…これじゃあ俺は変態みたいじゃないか!
「ははは…んじゃ少し話戻すか」
「…ゆうしゃ…」
……確か嬢ちゃんは……なるほどな…嬢ちゃんはもうここには親が居ないことを理解しているのか…強いものだ、魔物に対して復讐の念を持つ訳でもなくて自分の弱さに落ち込んで行くわけでもない……そして次を見て強くなろうと進む強さ…立派なもんだな…
「ん…うゃぁ~…」
「…………」
気づいたら俺は嬢ちゃんの頭を撫でていた。……なんだこれ、凄い柔らかい手触りだな嬢ちゃんの髪の毛は…これじゃあ寝て起きた時寝癖が酷いと思うぞ?あ、どうやって撫でたかは、フードの中に手を入れて頭を撫でただけだ。…て俺は誰に言ってんだか
「「………」」
にしてもほんと触り心地いいな…
「……副隊長…何なってんですか?」
「ひゃぁ!?」
「うぉ!?お前いたのか」
「いえ今来たところです。」
いや嘘だろ!…めっちゃ俺を睨んでるじゃないか!ってか俺扉閉めたよな!?なんで空いてるんだよ!しかもなんでお前中に入ってんだよ!!お前は暗殺者か!?怖いわ!ってか心臓に悪いわ!!
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《二話に分けようかと思ったのですが、いろいろあって一話で出しました。
長ったらしくなりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます。》
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