23 / 30
五日目(四)
しおりを挟む
「……で?副隊長殿?何をなさっているのですか?」
ひぇ!凄い睨んでるよこの人!……あれ?よく見たら
「…あの時の女性の人?」
「え?…あ、えぇそうですよ。そういえば名前言ってませんでしたね?」
「お、そいやぁ俺もだな?」
女の人とおじさん…もとい副隊長さんがそう言った。
「私はこのバカ副隊長の部下件パートナーみたいなもので、名はアシナと言います。」
「おい誰がバカだ!…コホン、俺はこの国の副隊長をしているバッカスって言う、ちっと名乗るのが遅れたがよろしくな」
「少しって言うより結構ですけどね?」
「こまけぇこたぁいいんだよ!」
「ぁぇ…と…わ、私は冒険者でシルって言います。」
「シルか…良い名前だな!」
「あの…」
ん?なんかアシナさんこっちを見ながらそう言って来た?なんだろう…?
「なぜそこまで人見知り何ですか?…それにフードを深く被る理由ってあるのでしょうか……?」
「ぇ?」
「おまバッ!」
「いや、少し気になりまし――」
「ちょっとお前こっち行こうなぁ!?」
あれ?なんかアシナさんとバッカスさんか2人して廊下に出ていった。何を話すか…私!気になります!!…っと言うことで耳を扉にくっつけてみる。
「――だからな?シルの嬢ちゃんは…」
あ、すぐそこで話し合ってるみたい。なになに?………あぁなるほど…
〈シファナが人見知りなのは村で何かあったから、フードを深く被っている理由もそれにあるかもしくは村が魔物たちに襲われた時のトラウマみたいなものかもって感じに副隊長さんは捉えてるみたいだね?〉
「ん~…変な考えを持たれないうちになんか言っといた方が良いかな?」
〈そうだね…うん、それが一番だと僕も思うよ〉
ガチャ…
あ、2人ともが帰ってきた。
「シルさん、さっきの話しはなか――」
「ぇ…と…別に話しても良い…ですよ?」
「え?良いのか?」
「良いのですか?」
「はい」
「そうか…ならお言葉に甘えさせてもらおう…で、どうしてなんだ?」
「えと…まずフードを取った方がわかりやすいです…よね…?」
そう言い僕はフードを脱ぐ
「「っ!?」」
2人は目を開き凄く驚いてた。
「えっと…私はエルフって言うやつでして…それで」
「待ってくれ…まずエルフって事は置いとこう」
え?エルフって事置いとかれるの?
〈エルフはそれほど珍しくないからね?シファナだって国で何回か他のエルフに会ってると思うけど?〉
……あ、確かに思い返してみれば…え?じゃあ何で驚いたの?
「なぜ左右の目の色が違うんだ?」
「確かに…右が金色でしょうか?そして左は水色?ですね」
え?僕ってオッドアイなの?
〈オッドアイ…かっこいいよね〉
かっこいいですよね!って神様!?
〈何かな?〉
僕目のこと知らなかったんですけど!?
〈いや、シファナ?なんでいつも自分の顔を水面上で見てるのに気が付かないの?〉
…あ、
〈とりあえず目に関しては遺伝って事にしたら良いと思うよ?〉
なるほど!助かったよ神様!
〈うんうん、どういたしまして〉
「えっと…これはその…遺伝で…」
「なるほどな」
「それで人見知り?なのは多分家にずっと居たからで…」
「「え?」」
「…?」
なんか僕変なこと言ったかな?
〈普通の子はずっと家に居るってことはありえないよ〉
なるほど…
「そうか…」
「そうだったんですね…」
え?いきなりどうしたんですか二人して…な、なんでこっちに寄ってくるんですか!?なんか目が優しいのはなんでですか!?そんな顔でせめられても怖いんですけど!?
「ひっ…ゃぁ…」
ビックビクですよ?怖いよ?身長差が凄いんだよ?2人が近くに来ると山みたいにズーン!っで、ドーンってかんじなんですよ?
少し怖くなり縮こまってしまった…すると何故か頭を撫でられるような感覚がした。…いや、したではなくされている…なんで?
「ごめんな?何も怖がらせるつもりはなかったんだが…」
「…ど…どうしましょう…この子…可愛すぎる…」はぁはぁ…
…なんか若干一名危ない人居ません!?
〈シファナの魅了スキルが効いてしまったんだろうな…〉
え!?あれって異性にしか効かないんじゃないの?
〈確かにそのはずなんだが…シファナは例外でしょ?〉
例外?
〈心は男で体は女の子っていうか少女〉
…待って?なんか嫌な予感が…
〈つまり心が男だから女性の人にスキルが効くし姿は女の子なんだからもちろん男性にも効くって事さ!〉
知りたくもなかった真実…
〈強く…生きて…〉
わぁ…笑いを堪えてプルプルしてる神様が目に浮かぶのはどうしてだろう
〈頑張って〉
それ言うぐらいならこの魅了スキルの消し方を探してくださいよ!!
〈ん~…明日やっとくよ〉
それ絶対やんないやつですよね!?先延ばしにしまくるやつですよね!?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
神様の話の時「」これだと分かりにくいと思いますので〈〉こっちに変えてみました。
ひぇ!凄い睨んでるよこの人!……あれ?よく見たら
「…あの時の女性の人?」
「え?…あ、えぇそうですよ。そういえば名前言ってませんでしたね?」
「お、そいやぁ俺もだな?」
女の人とおじさん…もとい副隊長さんがそう言った。
「私はこのバカ副隊長の部下件パートナーみたいなもので、名はアシナと言います。」
「おい誰がバカだ!…コホン、俺はこの国の副隊長をしているバッカスって言う、ちっと名乗るのが遅れたがよろしくな」
「少しって言うより結構ですけどね?」
「こまけぇこたぁいいんだよ!」
「ぁぇ…と…わ、私は冒険者でシルって言います。」
「シルか…良い名前だな!」
「あの…」
ん?なんかアシナさんこっちを見ながらそう言って来た?なんだろう…?
「なぜそこまで人見知り何ですか?…それにフードを深く被る理由ってあるのでしょうか……?」
「ぇ?」
「おまバッ!」
「いや、少し気になりまし――」
「ちょっとお前こっち行こうなぁ!?」
あれ?なんかアシナさんとバッカスさんか2人して廊下に出ていった。何を話すか…私!気になります!!…っと言うことで耳を扉にくっつけてみる。
「――だからな?シルの嬢ちゃんは…」
あ、すぐそこで話し合ってるみたい。なになに?………あぁなるほど…
〈シファナが人見知りなのは村で何かあったから、フードを深く被っている理由もそれにあるかもしくは村が魔物たちに襲われた時のトラウマみたいなものかもって感じに副隊長さんは捉えてるみたいだね?〉
「ん~…変な考えを持たれないうちになんか言っといた方が良いかな?」
〈そうだね…うん、それが一番だと僕も思うよ〉
ガチャ…
あ、2人ともが帰ってきた。
「シルさん、さっきの話しはなか――」
「ぇ…と…別に話しても良い…ですよ?」
「え?良いのか?」
「良いのですか?」
「はい」
「そうか…ならお言葉に甘えさせてもらおう…で、どうしてなんだ?」
「えと…まずフードを取った方がわかりやすいです…よね…?」
そう言い僕はフードを脱ぐ
「「っ!?」」
2人は目を開き凄く驚いてた。
「えっと…私はエルフって言うやつでして…それで」
「待ってくれ…まずエルフって事は置いとこう」
え?エルフって事置いとかれるの?
〈エルフはそれほど珍しくないからね?シファナだって国で何回か他のエルフに会ってると思うけど?〉
……あ、確かに思い返してみれば…え?じゃあ何で驚いたの?
「なぜ左右の目の色が違うんだ?」
「確かに…右が金色でしょうか?そして左は水色?ですね」
え?僕ってオッドアイなの?
〈オッドアイ…かっこいいよね〉
かっこいいですよね!って神様!?
〈何かな?〉
僕目のこと知らなかったんですけど!?
〈いや、シファナ?なんでいつも自分の顔を水面上で見てるのに気が付かないの?〉
…あ、
〈とりあえず目に関しては遺伝って事にしたら良いと思うよ?〉
なるほど!助かったよ神様!
〈うんうん、どういたしまして〉
「えっと…これはその…遺伝で…」
「なるほどな」
「それで人見知り?なのは多分家にずっと居たからで…」
「「え?」」
「…?」
なんか僕変なこと言ったかな?
〈普通の子はずっと家に居るってことはありえないよ〉
なるほど…
「そうか…」
「そうだったんですね…」
え?いきなりどうしたんですか二人して…な、なんでこっちに寄ってくるんですか!?なんか目が優しいのはなんでですか!?そんな顔でせめられても怖いんですけど!?
「ひっ…ゃぁ…」
ビックビクですよ?怖いよ?身長差が凄いんだよ?2人が近くに来ると山みたいにズーン!っで、ドーンってかんじなんですよ?
少し怖くなり縮こまってしまった…すると何故か頭を撫でられるような感覚がした。…いや、したではなくされている…なんで?
「ごめんな?何も怖がらせるつもりはなかったんだが…」
「…ど…どうしましょう…この子…可愛すぎる…」はぁはぁ…
…なんか若干一名危ない人居ません!?
〈シファナの魅了スキルが効いてしまったんだろうな…〉
え!?あれって異性にしか効かないんじゃないの?
〈確かにそのはずなんだが…シファナは例外でしょ?〉
例外?
〈心は男で体は女の子っていうか少女〉
…待って?なんか嫌な予感が…
〈つまり心が男だから女性の人にスキルが効くし姿は女の子なんだからもちろん男性にも効くって事さ!〉
知りたくもなかった真実…
〈強く…生きて…〉
わぁ…笑いを堪えてプルプルしてる神様が目に浮かぶのはどうしてだろう
〈頑張って〉
それ言うぐらいならこの魅了スキルの消し方を探してくださいよ!!
〈ん~…明日やっとくよ〉
それ絶対やんないやつですよね!?先延ばしにしまくるやつですよね!?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
神様の話の時「」これだと分かりにくいと思いますので〈〉こっちに変えてみました。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる