番なんて要らない

桜 晴樹

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気になるあいつ

気になるアイツとオレ1

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「やあ~ん!お肌もちもち~っ!」

つんつん、ぷにぷに。
俺は、何故か美人なお姉様方に、頬をもにもにと揉まれていた。

今から30分前、俺は拓人の実家に足を運び、普通の家より大きな邸宅を前に尻込みしていた。
そこに、通り掛かったのが、ミキちゃんだった。

「あおい!迎えに来たよーん!」

何故か、普段より異様にテンションが高いミキちゃんが現れた。何故か、ミキちゃん家に連れて行かれた。そして、何故かそこに居た美女三人組に、俺はオモチャにされていた。
このお姉様方は何なのかと疑問が湧き上がる。

「僕のお姉ちゃん達だから気にしないでゆっくりしていってねー!あ、僕は直ぐに行くから!またねー」

ミキちゃんは、嵐の様に去っていった。
置いてかないで‥。

「あの‥。」

もにもにむにむに。お餅の様に、頬をぐにぐにされて、言葉を発する事も出来なかった。
少し、攻撃が弱まった頃合いに、聞きたい事を聞こうと口を漸く開いた。

「んー、何ー?」

次は、何故か1人は俺の髪を弄り出し、1人は化粧を施し出し、最後の1人は、俺に合う服を探しに行き出した。

いやまてまて。何で、どうして俺の服を探しに行き出すの‥。

「うふふっ!とっても可愛く仕上げてあげるわね!」

お姉様方に、俺はこれからどんなふうにされるのか‥不安しかない。

ミキちゃんは、俺を1人残して何処かへ行ってしまったし、本当これからどうなるの?!
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