婚約破棄されました。気分上々!

桜 晴樹

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序章

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白川初音しらかわはつねは、日本から異世界アーリアに転移した。
そこの王子に見染められた初音(男)は、王子の婚約者になった。
「いやいや俺、男だから!有り得ないから!」
王子の容姿は、それはそれはこの世の者とは思えない程に整っている。身長も190は有りそうだ。
その王子が、初音を見て開口一番にした言葉は、初音にとっては信じたくない言葉だった。
「気に入った。お前、俺様の嫁になれ。」
何様俺様な不遜な態度で言い切った。
「はあっ?!何なんだよ!なんで、アンタの嫁?!アンタの目は節穴かなんか!?」
思わず素で突っ込んでしまう初音に、本来であれば誰も文句は言えないであろう。
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